エリートのジャイアント馬場と雑草の猪木という対比が
徹底的に描かれた梶原一騎原作の「プロレス・スーパースター列伝」の影響で、
猪木ばかりが集中して力道山に殴られていたという印象が後世に伝わっているが、
これが弟弟子の星野勘太郎の証言によると
「猪木さんは馬場さんと並んで、バリバリのエリート候補生。
オヤジの付け人をやっていたから、より近い関係でもあったし、
殴られることもあったが、決して馬場さんと比べて雑草扱いはされていない。
あれは絶対オヤジの英才教育だった」とのことだったようです。
確かに猪木は10代で世界の強豪が参戦するワールドリーグに
日本代表の一員として参加できています。
力道山も猪木の事を評価はしていたのでしょう。