「え、いや俺…ナマポなんだ」
「そ、そうなんだ」
「……」
「……」
「で、でも別にさ、人に迷惑かけてるとか、そんなんじゃ」
「もういいよ」
「え、いや別に蔑んでるとかそういうんじゃなくてさ」
「もういいって!!!!!」
「……」
「俺も…俺も好きでクーポン始めた訳じゃないんだ」
「う、うん」
「夢が…あるんだ」
「ど、どんな夢なの」
「いつか、いつの日かクーポンで…いや、やっぱいいよ」
「なんだよ、そこまで言ったら言えよ!」
「クーポンで…自分の店を持つんだ」
「……」
「な、おかしいだろ?笑っちゃうだろ」
「ううん、そんなことないさ。立派な夢じゃん」
「本当?」
「うん、俺応援するよ。お前の店のクーポン、応援するよ!」
「ありがとう!」


こうしてナマポクーポン株式会社設立の夢が動き出す
次回、待望の、待望のシーズン2をご期待ください