三越伊勢丹だけではなく、百貨店業界の改革の旗手であった大西社長を辞任に追い込んだ三越伊勢丹労働組合。
辞任に追い込んだ理由は、大西社長が、労使の合意がなく具体的な店舗名をあげ、構造改革を発表したことが原因と言われる。
ただ、大西社長は、店舗継続を前提に、業態変更の構造改革を目指しており、労働組合よりの誠実な経営者であった。
それは、杉江社長に代わり、千葉・多摩・松戸など立て続けに閉店を決め、関連会社を売却するなどの横暴振りが証明するものである。
単なる、社内の内輪揉めに付き合わされた労働組合の浅はかさが際立つばかりである。