0435氏名黙秘
2021/05/30(日) 17:42:45.49ID:Vxta+GTP設問1は、事例問題と判例学説対立問題のハイブリッドになっていて、とても良問なんだとさ。
よって立つ見解次第で論述ルートが大きく変わるところが本年度の特徴。
刑法の試験委員は、受験生の「コレが正解」的な論述を嫌うらしく、そのため短答のみならず、論文でも近年は学説問題を必ず問うてくるようになったとか。
学説問題を出題し始めたのは、見解対立の激しい刑法学において、考え方の多様性を学んでほしいという趣旨だったらしい。
ただ、結局受験生が「見解対立問題対策」みたいな暗記的対策を始めてきたから、考え方の多様性を学ばせる趣旨が没却されないよう、メインの事例問題の設問の方にも、見解対立の要素を打ち込んで来たのではないかと。