0001氏名黙秘
2017/06/22(木) 12:26:38.04ID:9aRU/beEしかし、日本が、兵站-補給という近代戦争の本質を見せつけられたのは、南太平洋の小島ガダルカナルの争奪戦であった。
東京から6000km以上離れた千葉県ほどの大きさの島に争奪戦にムキになり、
国力の劣る日本は、補給が続かないまま戦死者の数倍の餓死・病死者を出したのみならず、
多くのベテランパイロットや輸送船を失って敗戦へ急加速していった。
そして、ドイツにとってのスターリングラード。
泥沼の攻防戦の末、電撃戦の主役だった第6軍が全滅したのみならず、
空輸作戦で、多くの航空機や燃料、動員された教官パイロットまで失い、
もう二度と戦いの主導権を握ることはなかった。
ガダルカナルとスターリングラードの攻防戦、
どちらも、予備試験に賭けるベテを見ているよう。