法律の勉強の骨子を単純に言えば

(1)金融、取引、裁判手続など、このご時世、社会的に最もどうでもいい事項について

(2)六法、判例を含めて膨大な意見があることをひたすら暗記するだけ

有用で美しい学問上の真理を探究するとか、魅惑に満ちた世界の歴史を整理
すると言った知性は何も必要ない。ただひたすら「意見」を暗記するだけ。それが
法律だ。

誰も指摘しないが、法律界の最悪さはこの世のものではない。大学入試で
文系で最も偏差値が高い満天下の秀才が一流大学の法学部に入り、法曹
界を目指すなど、異常現象としか思われない。知的資源の無駄遣いだろう