アーケードの場合、ベースがもし「ド」だとすると主旋律は「ミ」で始まって
すぐ音程が跳ね上がり、そのあと「ファ」と「ミ」を繰り返して終わることになる。
でも二次作品は皆、「ド」のベースに対して主旋律(と化した対旋律)も、
「ド」に始まり「ド」に終わることになる。

作曲をやる人は、前者と比べて後者の方がハーモニー的に味気ない
と感じる人が多いんじゃないかと思うけど、どうだろう?
最後の不協和音になるとこも、プラスの効果が生じてるとは思えないし。

もしこれから、アレンジ曲を作ろうとしてる人がいたら、
アーケードと二次作品の音楽的差異を、まず明確に意識してほしいんだ。
その上で後者がより良いと感じるなら、仕方ないけどさ。
昔からずっとファミコン版等を聞いてて、慣れちゃってるのかもしれないしね。