白土三平総合スレ part 18
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「漫画読んでも理解出来なかったが面白かった」まで読んだ。 >>222
伊藤潤二あたりが妖蕈譚をコミカライズしたら面白くなるかもしれんが
手塚先生自身の漫画で読みたいとは思わんなあ 犬丸半蔵も「赤い竹」の頃はかわいらしいショタキャラだった
ただ犬丸半蔵は何人もいるようなので「赤い竹」と「風魔」のが同一人物かは不明 >>224
またピント外れな手塚ageを書こうとしている>>222の馬鹿さ加減には呆れるねw 白土先生は犬丸半蔵をヒーローとして活躍させる予定があり
赤い竹はその少年時代のエピソードとして描かれたものだろうか
と思いきや1962年の作品なので犬丸半蔵は忍者旋風やサスケに登場済だわ 風魔のは悪い犬丸半蔵だったんだろうなあ
影丸伝の主膳に匹敵する悪キャラだなあ 「風魔」の犬丸半蔵の狙いとしては
・風魔を私兵として抱えることで幕府の上層部が自分を更迭できないようにしつつ
・公儀隠密に対する指揮権を独占する
といったところか
なお実際にこれをやっていたのが子連れ狼の柳生烈堂 もっとも烈堂が拝一刀との死闘で隠密を蕩尽したせいで
幕府は島津など有力外様に対する監視もままならなくなったはず
諜報機関を一個人に独占させる弊害がでかいことの漫画における例であり
そういう意味では白土作品のほうがリアルだ 梶原一騎&小島剛夕の斬殺者に出てくる宮本武蔵は白土三平がモデルだったのか…何か見たことある風貌だとは思ってたけどw >>231
マジかよ知らなかったわ
水木さんの描く白土先生は神仙っぽいけど、小島剛夕だと剣聖になるのか 時代劇チャンネルでサスケをやってて少し話題になってるのが嬉しい
少しでも… 白土先生亡くなってテレビで特集あるかなーとちらりと期待したけど
やはり無いね
MXでマジンガーZ始まったけど
サスケかカムイ伝も放映してくれないかなー その文脈でマジンガーZに言及するってことは永井豪死去か
と思ったが、そんなことはなかったぜ
ところで、かざま鋭二が亡くなったってね
貸本出身の漫画家がまた一人…… >>238
話の流れを見てないのかい。終わった話だろ。話題についていけないなら書くのやめてくれないか。 かざま鋭二って人は初め佐藤まさあきのアシスタントだった人で
白土先生との絡みがあったとは聞かないが、水木プロから佐藤プロに来たアシが
仕事のきつさに音を上げて逃げ帰った事件を佐藤まさあきが回想したとき
近藤(かざま鋭二の本名)なんかは文句も言わずに平気でやってるのに
それに引き換え根性のないやつだと名前を挙げている
なお、その事件を水木さんの側から振り返ったのが「ドブ川に死す」 >>238
どう面白くなりそうなのか書けないくせにwww 貸本漫画やマガジン創刊メンバーとして活躍した遠藤政治ってズイヨーで監督やってたんだなあ
若木書房で白土先生やつげ義春と描いてた人だなあ >>239
妖蕈譚は手塚スレに任すとして『キノコの不思議』に話を戻すと
この本に白土先生や手塚先生と同じく寄稿した清水大典は「冬虫夏草」を
生きている昆虫に寄生して電撃的に殺害しキノコを出すものだと解説している
つまり死んだ後で菌類が繁殖してキノコになる場合は冬虫夏草ではないのだが
白土先生はその辺を意図的に混同しているように思われる >>243
そうなの?想像以上に攻撃的なんだ
その設定だと母親の薬を探す少年の死に対する印象が変わりそうだよな
昆虫を殺せる電撃的ショックも人間の大きさには通用しないだろうし 時代劇チャンネルは今日がラスト2回で
「おぼろ影」と「走れ!サスケ」 アニメでは無念が半蔵だとは明かされずに終わるのが衝撃よな あの最終回で歴史が分岐し、アニメのサスケは家族と一緒に隠れ里で幸福に暮らせたと思いたい 子供向けじゃないと内容が理解出来ないとは気の毒ですねw >>248
サスケにしろカムイ外伝にしろアニメは子供向けだろ…… アニメの内容が理解出来ないので意味不明の文句を言っている模様w 時代劇チャンネルは今日から25日までカムイ外伝
(深夜放送なので実際には明日からだが番組表の上では今日から) > 子供向けじゃないのがねえ。
wwwwwwwww アニメのサスケは家族と一緒に幸せに暮らし、もちろん大猿大助も健在
すなわち風魔の大団円で登場した大猿はサスケの原作ではなくアニメの世界線から来たという説 白土三平先生の命日に書き込みができるようになって良かった
とことん語るぜい! 時代劇チャンネルのカムイ外伝は土日はお休み
次回は月曜日の「月影」「むささび」になります
原作以上に荒涼とした結末と評判のエピソードやね カムイとしては、むささび姉弟に格の違いを見せつけた上で
自分と戦って死ぬか抜忍になるかを選ばせるつもりだったんだろうけど
四郎がおかしくなったのは想定外というか失敗しちゃったってことなのかねえ 変形飯綱落とし炸裂!
でも頭部への打撃技でそこまで微妙なコントロールってできるの?
→カムイにも無理でした
主人公が勝利した場面なのに、この絶望感よ 空中から地面に体重加えて落下するよりは、
ジャーマンで引っこ抜いて延髄を枯れ木にぶつけた方がまだ……
でもダメだった……ばかに…… しかし、むささび姉弟レベルの忍者だとカムイと戦わずに抜ける道を選んでも
その先は過酷な運命が待っていそう
手風とか五ツが抜忍になることを即断できるのってトップクラスの実力だからよね なお小池一夫の作品だと四郎を無傷で意識だけ失わせた後
お姉ちゃんは後ろ手に縛って男根で調教することになります
原作のむささび姉弟はまだ子供だって?
小池せンせいは数え年で14のヒロインとかも平気で犯すンだ できるだけ殺したくはないけど見逃した敵の行く末まで責任を持てるわけじゃ無いから辛いよね
本伝のカムイはそこはある程度バッサリ切り捨てるクールさを見せてたけど(と言うより余裕がなかった?)外伝になると捨てきれずに葛藤してるところがあるよね 「暗鬼」で巻き添えになって死んだ人たちを助けられたのではないかと苦悩したり
「常風」で太吉のことを思って春花使いの男を見逃したり
強くなって余裕が出てきたがゆえの葛藤というか
自分が強者であることに気づいてしまったら非情ではいられないという感じだ カムイ外伝にも姉を弟に犯させる外道エピソードがなかったっけ 「人狩り」やね
人間を狩って遊ぶ岩津藩前藩主・森磐山の鬼畜っぷりもさることながら
カムイとウツセが圧倒的な強さで磐山の家来をなぎ倒して形勢が逆転した後の
展開までもが衝撃的で、このスレでも大人気のエピソードです >>270
作品から深遠なテーマを読み取らなければならないという義務があるわけじゃなし
プロットの難易度自体はバンパイヤやどろろと大差ないんだから子供でも理解可能じゃろ 森磐山のエピソードって、カムイとウツセの一時的な共闘とか
非道な君主が劣位に立たされたときの惨めったらしい醜態とか割と王道だと思うけど
いろいろと噴出してくるような強烈な印象を残すよね >>270
ギャグならつまらないし、本気で言ってたら君ちょっと変だぞ 毛利甚八がカムイ伝第二部が一番好きってのも後からファンになった人っぽいなあ 山本貴嗣は神話伝説シリーズを推していたし人それぞれよ 正直むささび姉弟とかがカムイに勝つ可能性はすごく低そうに見えるんだが
休みなく追忍を出し続ければカムイがうっかり倒されるかもしれないという発想なのか?
勝つ確率が1%でも100回やれば63%になるのです! みたいな 抜け忍を許すと組織の掟が崩れるとはいうものの
追忍の被害があれだけ甚大だと逆に崩壊するよなあ
小頭クラスを何人もやられてるだろ
大頭としては面目を保つために常に追手を立ててるけど
やってる感だけは出しつつ時間を稼いでくれとホントは願ってるんじゃないの? 題名は忘れたが、子供のころ読んだ作品で
1人の抜け忍が、大頭以下全員の忍者を洞穴に誘い込んで、
一気に爆殺して逃げ延びた作品を読んだ記憶がある。
その前、友達が逃げ損なって、縛られて放置され、狼に食われて骸骨になっていた。
>忍者の掟は厳しい それを破ろうとする者には死の制裁が待っている
>だが、その掟を守らせることができなかった者にも死が待っているのである
・・・とかなんとか。たった一度だけ読んだのに憶えてるんだからよほど強烈だったんだろう。 >>278
白土作品の公儀隠密はリソース配分をきちんと計算していそうだけど
逆に五ツとかウツセみたいなトップクラスの追忍に対する掩護が手薄なのは
予算の制約があったからなのかも >>279
それは白土先生の「掟」やね
おっしゃるとおりの粗筋で、最後のナレーションもほぼそのとおり
現行の小学館文庫では3巻の『シジマ』に収録されています >>280
カムイの追手で抜け忍に転じたやつは一人や二人ではないよね
カムイの代で旧来の伊賀甲賀のタイプの忍の組織が崩壊していくことを暗示してるのかも…
武士も戦国の気風から様変わりしていくように… 「掟」で血走りの刑と称して生きたまま狼に食い殺された十蔵なる忍者
(主人公は彼の死に涙を流していたから、たぶん唯一の親友だったんだろう)
遺体はほぼ白骨化していたが、手甲に守られていた両腕だけは食べづらかったのか
原形が保たれているのが生々しくて怖かった はんざきのエピソードで最後に追忍がカムイを取り囲む
いや掩護しろよ連携して攻撃しろよと思ったが、あいつら本来は三輪三左の監視役で
成果なしで引き上げるわけにいかないから、なし崩しでカムイと戦う羽目になったのかも >>282
そういった抜け忍はカムイにやられた事になるので
更に追及はカムイのもとへ 手風がいつの間にか河村瑞賢の番頭に収まったりして追及がゆるそうだとは思っていたが
まさか名誉の戦死扱いになっていたのか? 二階級特進で英霊なのか?
まあカムイ自身も稲葉屋の番頭をやってたことがあるが カムイが抜けさせたらカムイが責任を負うしかないだろう 徳川の秘密を握っているカムイは抜忍の中でも標的としての優先度が最高なので
彼に追及が集中している分だけ他の一流忍者(五ツとか手風とか)が楽をしている可能性が 五ツ手風とかのせいにして逃げる道もあったかも
カムイは馬鹿かもしれぬ 日置藩の秘密文書は松平信綱が江戸城の庭で焼却していたけど
カムイ抹殺の指令って形式的にはあの人から出ていることになるのかな
いや伊豆守がカムイ個人を知っているわけがないんだが
関係者全員を消す作戦は少なくとも彼の決裁を経ているはず
だからといって今さら伊豆守を殺したところで指令が取り消されるはずもなく
カムイには斃すべきラスボスが存在しないのだった >>286
カムイは農業や漁業をやってる姿がイカス 喜太郎が見つけてきた黄色い鉱石から本当に金がとれるのか
一太郎と一緒に実験してみるカムイもなかなか楽しげだった 一太郎ってナナさん似の美少年だけど
叔父さんを尊敬しているからか行儀がよく
ワタリのようなクソガキ感には欠けるな >>295
あの叔父さんはサエサに洗脳されていた一太郎を逆洗脳した強者だからな
そこのところは残念ながら語られていないのだが詳細が気になる 作家って晩年になるとクソガキを描きたくなくなるのかな?
素直なショタも可愛いけどね
カムイも最後の話は穏やかだった ワタリって霧の中で笛を奏でているときとか
生身の人間ではなく精霊か何かに見えるほど気高い美しさなのに
性格がクソガキというギャップが類い稀な魔性を生み出していると思う カムイは幼少から目立った容貌だったはずだけど正助や竜乃進がモテモテだった傍らで(外見に関しては)びっくりするほど注目されてなかったよね(例外はサエサ)
非人だ汚いって蔑まれる方が先に立ってたのかな
外伝から上のふたりが居ない環境で急にモテだしてるなーといつも思う
外伝はカムイしか居ないせいかもしれんけどそれにしてもその前と比べてモテ過ぎやろと
そしていつからか自分が目立つ容貌だと自覚したのかブサ変装を始めるけど別ベクトルで目立つと思う
意外と中間の平凡な変装がない そして本伝第二部に入るとカムイのモテエピソードは再び影を潜める
いやサエサはずっと彼に執着しているみたいだけど カムイとナナの美しさは、非人は美しくなりがちみたいな設定なかったっけ? 第一部でカムイに惚れたといえばタブテ
しかも、いろいろあった末に第二部でカムイから認められるというハッピーエンド
なおバッドエンドだった事例としてコノマがいます 時代劇チャンネル
本日のカムイ外伝は「五ツ」「木耳」
相次いで強敵が登場するが、その役回りは対照的
いうまでもないことだが貴重な女装回でもある 女装に限らず白土漫画の変装は骨格から変わっちゃうからな
ワタリやサスケならそのまんまの顔で女物の着物着ても騙せると思うが 他心通の男の敗因は直接的には木耳に足を取られたことだけど
その前に少女に変装したカムイを至近距離から見破れなかったのが
致命的な失敗につながっているわけで、あれは心を読むのにかまけるあまり
より基本的な体つきなどの観察がおろそかになっていたせいではないか
つまり驕りから生じた油断だったに違いないという感想 >>301
八重さん?だったかには即効で惚れられてたやん
なのにすぐ離れますーってなってあのエピソードはなんだったんだと思った
単にカムイモテるよって言いたかっただけ?
カムイ側も好感触だったのにその後放置ってなんやねん アニメのカムイはなんかゴツくなってるから女装に無理が出てしまうんだ >>309
本伝第二部の女性キャラなのか……思い出せねえ
誰だっけ? >>310
「どろろ」の百鬼丸もアニメだと原作よりゴツくなるし当時の風潮だったのかねえ
いや百鬼丸は女装しなかったけど >>301
サエサがカムイを好きなのはあくまで強いから
サエサは強い男が好き サエサにカムイの動向がどこまで伝わっていたのか知らんけど
不動もウツセも破ったとか、柳生兄弟と引き分け(実質勝利)とか知ったら
そのことを想像しただけで絶頂してそう 今日は岡本鉄二さんの命日か
白土先生と4日違いとは…… >>281
情報サンクス
題名がわかったら探しやすくなったから、もう一度読んでみたいよ
それにしても一度読んだだけなのに、ナレーションまでほぼそのとおりとは
われながらすごい記憶力だ
いやそれはたいしたことないんだけど、骸骨になった友達とか
忍者の「掟」とか、強烈な印象が残って、何度も思い出してたからね。 「掟」は主人公がアナグマと一緒に修行をしているのがかわいかったんだが
白土先生はアナグマも食べてしまう人なのでは 岡田あーみんの「こいつら100%伝説」に出てきた分身シメジの術は
首から上だけが分身するという気味の悪い術だったが
あれは元ネタである白土先生のをホンシメジと解釈し
対してブナシメジを出すという高度なパロディだったと思っている 山岸凉子先生が白土先生のキャラクターは可愛いじゃなくて美しいから追いかけてたと言ってたが
白土キャラは可愛いじゃねーかよ!って思った ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています