安彦良和総合スレッド 巻之八 [無断転載禁止]
要約すると、『もののけ』は大テーマを掲げた。宮崎監督自体が迷いながらあまりにも未消化なストーリーを提示し、結局なにも解決していない、宮崎さんがテーマに振り回されてしまった宮崎作品で最も最低な作品とのこと。
この安彦さんの主張は、主人公アシタカは基本的に状況に流されるし、その場その場でそれっぽい言動を取るも一貫性はない。いくつも問題を提示してるのにも関わらずなにも解決してないことなどを指してる。
その通りだと思う。ただご自身の作品にも思い当たる節はあるのではとも思うが。 安彦さんはほかに、アニメーションについての指摘も。
「作画に疲弊を感じる。それは原画マンについても言えることだし、宮崎さんのイマジネーションの衰退もキツかった。ラナとコナンの水中キスの劣化版は観ていてツラかった。」とのこと。 安彦さんのもののけ批判と同じようなことを押井守さんも言っている。
押井さん曰く「行き当たりばったりで風呂敷をひろげまくって、収集がつかなくなった。シシ神のスペクタクルシーンの後に花を咲かせて久石譲流して『めでたしめでたし』感を出して終わり。実はなにも解決してない。」 押井「『もののけ』を楽しめるのは、その場その場の展開をそのまま受け入れて、花が咲いたラストによく考えず『よかったね!』と思える人。少なくとも映画監督はそんな見方してはいけないし、宮さんは長編映画監督に向いてない。」 という訳で、押井さんや安彦さんのような理屈っぽい人は全く楽しめないのが『もののけ』ですね。 >>177
それはそれ、これはこれ
棚上げしないと作品批評なんかできないよw
>>183
そういった状況に陥った根本的な問題じゃないの?
そういやナウシカもそんな感じだけどな。
クサ生えてきて希望的エンドだけど姑息状態で風の谷まわりでの問題しか解決してない 俺はやっさんが一番好きなクリエーターだけど正直アリオンやヴイナス戦記よりももののけやナウシカの方が面白いと思ってる >>184
ナウシカに関しては宮崎自身もそれは認識していて、その後の漫画版の展開が紆余曲折していくことになる
ジブリ作品は宮崎が絵にあまり関わってない作品の方が好きだな 師匠筋の大塚康生の絵は好きだが、宮崎の絵はなんか生理的に受けつけない 師匠筋って絵柄の流れはもりやすじなんだけど?
むしろ大塚康生の系譜は大工原 安彦さんのキャリアスタートが東映動画だったら、もっと凄いアニメーターになってたんだろうな。
虫プロからセンスだけで独自アニメーションを築いたから、作画がアナーキーすぎる所が。
東映動画だったら今ほど有名じゃなかった可能性もあるけど。 河森 スタジオに入ったのは、『クラッシャージョウ』の時に安彦良和さんの九月社だけですね。
あの時は、所沢の方で安彦さんの隣に座って設定画を描くという恐怖の体験をしました(笑)。
安彦さんが怖いのではなくて、安彦さんの手の速さが凄くて怖かった。
そのスピードはまさに「恐ろしものを見てしまった」と思うレベルで。一緒にスタジオにいたみんなが驚愕していましたからね。
本当に人間業じゃないスピードですよ。普通じゃあり得ない。手の早い人が集まっている中で、桁外れの速さですからね。
そういう意味では、一緒に仕事ができたというのは貴重な体験でした。本当に恐ろしかったですね(笑)
https://sunrise-world.net/feature/feature.php?id=9408 遅筆なんだけどどうすれば安彦先生みたいに速く描けますか 頑張れ、そして線についてなぜかを考えて描け
感性だけじゃ早くはならない ヤッサンは学生運動で感化された左翼思想はもうそんなに信じて無くても
当時刷り込まれた資本主義や現代への敵意だけが残ってる状態だから
世の中が悪い社会が悪い政府が悪いといつも漫画で喚いてる 安彦さんは漫画を自分の歴史観と政治思想を表現するツールだと考えるようになっちゃったのがね
あの人歳をとるほど精神が学生運動の時代に戻っていってしまってる そう?
社会変革の大きな時代に生まれたんだから、それを漫画にしても良いと思うけどな。
戦争を一概に自己責任だけだとわ言えないでしょ
焼け跡世代の人達はだいたい似通った主張をしている。 特に近代史を舞台を漫画にしている漫画家さんはほとんどいない。
なので安彦さんの漫画は永く読まれると思うよ 王道の狗で大井憲太郎をクズ書いてたし
安全な場所で御大層なお題目掲げて
末端のメンバーに危ない橋を渡らせる
運動のリーダーへの冷ややかな見方してると思うけど つか漫画板がここ数日ずっと読めないんだけど板ごと落ちてるの? つか漫画板がここ数日ずっと読めないんだけど板ごと落ちてるの? ここ2年くらい安彦さんの絵の歪みが顕著になってきてる。
絵も雑な印象に。 乾と巽しかみてないからそんな気にならない
というかあのご年齢でこの画力はただただすごいとしか ガンダムオリジンも連載期間が長かったからだんだん絵が雑になっていった印象がある 本人も終盤のインタビューでは線が歪むようになってきたみたいな発言をしてたが
個人的にはここ数年は線以上に色の塗りが衰えてきたように思うな 年はとるごとにガタくるからどこかにキシミが生じてくる
あんま無理いっちゃダメだよ 母が同じ年齢だから活動してるだけでも凄い事だとは思ってるよ オリジンはたまにトニーたけざきに書いてもらいたいと思うことはあった トニーたけざきはちょっと持ち上げられすぎだと思う
言うほどおもろないし オリジンレビル嫌い
原作アニメだとあんなタカ派じゃない 戦争やってるやつに人格が良い奴がいるわけないじゃん 大物とか人格者が嫌いな性分だからな…
原作からして狸爺なゴップはほぼ改変せずサラッと描いてるけど 荒木貞夫とかもっとクズに書きそうだけど、安彦にとっては
シベリア出兵を主導する長州閥の将軍より相対的にマシってことなのだろうか 会社の同僚にオリジン勧めたら全部観てくれてハマってくれたよ
コナン好きな人だから赤井秀一!沖矢昴!って感じでするするハマったみたい
シャアのことキャスバル兄さんって呼んでてワラタ 「こころの時代ライブラリー わかり合えないをわかりたい 安彦良和」が、本日11月3日23時よりNHK Eテレで放送される。
同番組は、2019年に放送された「こころの時代~宗教・人生~ わかり合えないをわかりたい」を再構成した内容。
「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインや作画監督を務めるなど多くのアニメ作品を手がけ、
41歳のときにマンガ家に転身した安彦良和の半生をたどりながら、その創作の秘密に迫る。 こういう特集を組まれるともう引退してもおかしくないような歳なんだなと実感させられるね… 1999年から発行されてたプロ漫画家の同人誌「まんじゃぱ」というものがあって初代編集長が安彦氏で創刊号に自身が描いた王道の狗の外伝が載ってるということを最近知った。 外伝は「アボジ」というタイトルで甲申政変後に日本に亡命した金玉均は小笠原に幽閉され和田延次郎という青年と懇意になるという内容。
角田房子「閔妃暗殺」には香港で暗殺された「金玉均をアボジと読んで長年親しんできた青年」とある >>224の番組でもやっていたが安彦氏が学生運動で大学を除籍になって東京にきたのと金玉均が日本に亡命したのとなんか重なる。 小笠原の金玉均に関しては井川聡「頭山満伝」にも記述がある。「孤島にあっても金の身辺は落ち着かなかった。外国船が近づくと刺客を警戒して山中へ避難した。父島、母島を転々とし、都合六回も居所を移した。島民からは慕われた。学校に通えない子どもたちを集めて、書を教え、一緒に遊んだ。子どもたちはアボジ(お父さん)と呼んでつきまとった」 >>224
うわ、見損なったと思ったが前回録画積してるヤツだった 番組でも触れられていたが安彦氏の弘前時代の盟友で植垣康博という人は東京に行き連合赤軍に入って結果的に山岳ベースのリンチ事件に参加する(途中で永田洋子と逮捕されるのであさま山荘事件には加わっていない)。出所後に出版した「兵士たちの連合赤軍」には現在はアニメ業界で活躍してると安彦氏(仮名)のことに触れている。山本直樹の「RED」にも弘前時代の安彦とおぼしき人物が描かれている。 知っているとは思うけど一応。
「安彦良和の歴史画報」2023年11月29日発売
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=32849 池田大作氏が亡くなったが日蓮宗系の団体には田中智学が始めた国柱会があってこれには石原莞爾が入信していた。彼が登場する「虹色のトロツキー」は「コミックトム」に連載されていたがこの本を出していたのが創価学会系の潮出版社であって石原莞爾に関心がある人間がいたからだろうと宗教学者の島田裕巳が推測している。 え、コミックトムって創価学会系の潮が出してたのか
知らずに読んでたわー 安彦良和と思想家・内田樹が、トークショー
「近代日本と朝鮮半島についての再考」を
東京・隣町珈琲で12月11日に行う。
https://natalie.mu/comic/news/549981 乾と巽―ザバイカル戦記―(10)
発売日:2023年12月21日 田中智学の始めた国柱会には宮沢賢治も入会しており岩手から東京に出てきたのもここでの活動に専念するためだった(しばらくして妹トシの病気により岩手に帰郷)。潮出版社から「宮沢賢治漫画館(全五巻)」が出てるのもこの関係だろうと思われる。 これには手塚治虫をはじめ錚々たるメンバーが描いてるが転載禁止なのか掲載作品を他で見ことがない(コミック自体は絶版になっておらずアマゾンで定価で手に入る) たまたまなのかもしれないが執筆者に虫プロ出身者が多い。
坂口尚、村野守美、永島慎二。安彦氏が学生時代に描いた漫画(「タホ河の流れ」)を
見せて採用されたように虫プロではアニメーターでも作家性を重視したのだろうか。 http://org-www-mbs.durasite.net › t...
シャアも「祝花園」 ガンダム作画監督、母校・遠軽のラグビー部激励 リンク間違い
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=http://org-www-mbs.durasite.net/rugby/topics/%3Ftournament%3D103%26r%3Drt%26a%3D20231209k0000m050303000c&ved=2ahUKEwjW1cWX3YqDAxXua_UHHbbTC4EQFnoECB4QAQ&usg=AOvVaw102K2IjOPNhUSv9B3eLIx0 乾と巽10巻じゃ終わらんかったな
11巻までかな?さすがに11巻でコルチャーク死ぬだろうし 長期連載はもう無いとしても元気なうちは何かしら描いてほしいね 北爪宏幸のアレはなかったことになるのか
ガンダム描くならオリジン世界での宇宙世紀93年を描いて欲しいな 北爪宏幸のアレはハマーンのヤツも含めて
セルフ原作レイプじゃね?
このスレでも画力の衰えを嘆くレスがあるけど
北爪に比べりゃ持ってる方だと思う コルチャークと奥さんのキスシーンの白海苔(規制?)なんなの。
アフタ掲載時もこの状態だったの? フルカラー版のオリジン、紙で出したいって言ってたけど、やっぱ無理か
24冊買うのもめんどいから、愛蔵版のソフトカバー廉価版
(火の鳥オリジナル版みたいなの)でもいいけど
出してくれないかな 乾と巽が始まった5年前はあまり絵に衰えは感じなかったけど
ここ二・三年でガクっときたね キャラが崩れてたり、全体的に右に歪んでたり(これは昔からか)、色の調和悪かったり
ドアンとエグバが顕著だけど体のプロポーションがぐちゃぐちゃになってるな ククルスドアンのマイバックページズの表紙も結構かなりアレだったからな
4年前の安彦良和マイバックページズ表紙は全く問題なかったけど 絵にはモチーフがあり、見れば分かるけど下を向いた少年を囲むように数多くの登場人物が見守っている。
安彦さんにとってガンダムは戦争なんだよ。ある意味怖いけど、最古のガンダムでやっぱりオリジンだなー、まだガンダム描けるんだと。
当日は子役達も出席していて楽しそうな雰囲気だね 76にもなると衰えるのは仕方ない 元々そこまで上手くない大河原邦男も以前よりガンダム描くのが下手になってるしな…
オリジンに限って言っても季刊発行かつまだ50代だった初期と終盤を比較するとかなりクオリティに差がある >>270
アニメーター時代からあまりその辺は意識しない人だと思う
それにしてもシャアの場違い感よ… 新所沢のシネパークが閉館するらしい
ヴイナス戦記上映するみたい