>>917
仲いいってよりか女三宮が姉妹の中で特別高貴な血筋だから一目置いてるって感じだね

当時の血統重視社会では現在の常識からはうかがえないけどそれくらい価値がある存
在として認識されてたって感じで
たとえば落葉なんかは同じ異母妹でも劣り腹だから今上にとっては無関心に近い存在
だろうし
夕霧なんかも雲居にラブレター書くときに妹から紙を借りるのをいったんは躊躇した
けど明石の生母が身分低いことを思い出し遠慮することなく借りちゃえみたいな気軽
な気持ちになってたし
宇治の中の君や蜻蛉の宮の姫だって後ろ盾がないけど親が親王だから結局は軽んじる
事ができない存在として書かれてた