>>262
そんな言葉で美化しないと壊れてしまう関係だったからね
幼少期の明石姫は実母から引き離され紫を母と慕うしかない運命だった
しかし今の明石姫は今上の女御で東宮母、押しも押されぬ未来の国母&中宮
何があっても絶対に自分を見捨てることのない実母の明石、実祖母の明石尼君とも再会し
外祖父の明石入道が命ある限り明石女御ただ一人のために祈り続けているのだから大丈夫ですと
深い肉親の愛情に触れることができた
そうなると何も持たない紫が急に哀れに見えてきたんじゃないの
その言葉を言ったときの明石女御と紫の関係は断然明石女御のほうが強者だから
弱者に哀れみをかけている感じがする