レオニードは皇帝の命令でもユリウスを殺すに忍びなかった。
しかし、ボリシェヴィキを叩いてケレンスキーに自分たち軍部を信用させ、クーデターで帝政復活という「最後の賭け」のため、ユリウスをダシにしてでもアレクセイ(ボリシェヴィキ)の声望を失墜させた。

ただ、ビラを見たシューラが(どうやったかは知らないが)ミハイロフ家襲撃を扇動したので、レオニードは万能忍者ロストフスキーを派遣して救出。ユリウスの身だけは守った。

アレクセイを殺さないとクーデターはできないので(結局殺してもバレたけど)、ユリウスが辛い思いをするのは「許してくれ」というモノローグでも織り込み済み。

ユリウスは殺さないけど、利用し尽くして不幸にはしたね。