増田俊也はあの本で崇拝する木村の名誉を回復しようと
かけずりまわっていろんな格闘家に力道山ー木村戦を
見せたけど木村が練習不足でしぼんでる心身共に闘う
コンディションじゃないこと、力道山が
充実してること、結局まともにガチでやってたとしても勝てたか
どうかわからない相手だったと結論付けられて余計に木村に
恥をかかせてしまった、という私小説に奇しくもなってしまったんだと
俺は思ってる