20世紀初頭の欧州の貴族の結婚適齢期は、
二十歳前後では?
マリア・バルバラより7歳下のアネロッテは、
美人設定でも、適齢期を過ぎ始めているね。

3部のアントニーナとアナスタシアは、公爵令嬢の美人姉妹なのに、
結婚相手が、初老の憲兵隊長に、音楽家でしょぼい。
落ちぶれかけた貧乏公爵家ならまだしも。
もう少し公爵令嬢にふさわしい結婚相手がいてたのでは?と思ってた。

4部のユリウスは、最期は川に流されて、遺体も見つからないままなんだろうね。
ユリウスの記憶が完全に戻って、亡きアレクセイのロシアの革命家仲間の元に戻って行ったと、
レーゲンスブルクのマリア・バルバラ、ダーヴィド、イザークは思っているだろうね。

ユリウスの悲劇は、あまりにエグすぎる悲劇で、後味悪い。
だから、ユリウスの娘が生きていたの願望で、
救いを求めたいのかも。