>>466

島田や広瀬の詳しい内面描写が読みたかったんです。

例えば、確かに島田はヌートリアと聞いて自分の意志で川に飛び込んでいますが、
塾にも行かずに服をドロドロにして帰宅すれば、後で絶対に親から怒られます。
そうした事が積み重なると、石田とつきあう事のデメリットを考えるようになると思います。

話の蒸し返しになりますが、原作の描写だけで言うと6巻の133ページでは、島田・広瀬・植野も石田と一緒に
西宮イジメを楽しんでいて、1巻の学級裁判の場面と照らし合わせると、石田の言い分にも理があります。

あれで西宮イジメは石田だけが暴走して、周囲は巻き込まれただけという島田の言い分には無理があり、
それに逆らえない植野も異様です。

だから、作者は途中まで別の終わり方を考えていて、島田や広瀬の言い分をもっと描きたかったのではないかと
思う訳です。