レインボー戦隊ロビンやサイボーグ009の頃だったと思うが、まだSFが
冒険空想科学漫画などと書かれていた頃に、
SFの王様石森章太郎先生、と何かの柱に書かれていた記憶がある。
たしかその頃、何かの記事で手塚治虫は、SFは僕の方が前から描いていたと
不満を表明するような文章を書いてた記憶がある。いま典拠は示せないが。

また、仮面ライダーなどの特撮変身ブームで、マスコミ等が石森章太郎を
変身漫画の開祖のような持ち上げ方をしているのをくさして、変身なら
自分の漫画でもずっと前から描いているということをやはり何かに描いて
いた記憶がある。(これも典拠を示すのは不可能だ。多分新聞(朝日)か、
あるいはなんらかの雑誌の記事。)

つまり一番病の第一人者としては、世間の石森氏の持ち上げ方やこれまでの
漫画の歴史に無理解なマスコミ等に異議を唱えていたのです。
まあ渡り合えるライバルとして認知されていたのですから、石森氏にとっては
勲章だったと言えるでしょう。