あさきゆめみし 第九十帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
あさきゆめみし 第八十九帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1528973456/
VIPQ2_EXTDAT: checked:verbose:1000:512:----: EXT was configured あさきゆめみし 書籍(括弧内の数字は初刷発行年)
KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】
豪華愛蔵版(1987-1992) 【全7巻】
保存版(1993) 【全7巻】
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章
《KC mimi 第1巻から第10巻まで収録》
漫画文庫(2001) 【全7巻】
カラー絵巻を一部併録
完全版(2008) 【全10巻】
連載時カラーで描かれた扉絵見開きを再現
電子書籍版もあり配信中
完全版ハードカバー(2017) 【全10巻】
《宇治十帖(KC mimi 第11巻から第13巻)含む全話収録》 イラスト集
源氏物語 あさきゆめみし画集 (1984)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 (1994)
大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016) 《名台詞集》
わたしはねなにをしても許される身なんです
……より多く愛した者が負けなのです
生涯一度として心から愛されたことのない后だったのだもの
今度生まれてくるならもっときれいに生まれたい……
いったい なぜわたしはこんなむなしい恋のとりことなってしまったのか
わたくしが琵琶の撥で招いたら月が雲から顔をだしましたよ
こんな人の世の苦しい恋の淵に身を沈めようとは
こんなわたくしを愛してくださったあなたに涙しか残してゆけない……
……あなたが天女なら……
わたしは月読だ……
愛が勇気を与えてくれたから……
その愛をあなたにのこしましょう
あなたはこの世の中に生きて
最上の喜びと最上の哀しみを味わうために生まれてこられた
そんな美しいかたが花を散らせてしまうのを見るのは……
悲しゅうこざいます
わたくしは二度と目ざめることのない
あの夢の中にはいっていきます
やっと実るのだわたしたちの幼かった恋は……
春に遅れて咲くこの藤の花のように……
自分は人とはちがうのだと思ってきた……
その思いあがりがいまははずがしい 見つけた
わたしがさがしていたもの……
身をこがすような恋……
愛にことばなどいらないのだ
愛したら……
だたやさしくほほえむだけでいい……
あなたの悲しみを……
あなたの涙を……
けっしてむだにはいたしますまい……!
あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのいつくしみ……
世間体をつくろうだけのおやさしさ……
わたくしへの愛などではありません……!
桜よ
いまは喪の色に咲け
あの人はもういないのだ
わたしの永遠の恋人は……
わたしたちは
……またいつか出会うことがあるのだろうか……
いつか……
男と女の垣根をこえた
御仏の御弟子として……
その日こそ
わたくしたちは夢の浮き橋を渡り……
静かに手をとりあうことができるだろう わたくしは母を知りません
はかなげで少女のようで……
すきとおるように美しい人だったといいます
愛だけによって生き
その生命を断ったのもまた愛であった……と
あなたのお気持ちはよくわかる
わたしを責めておいでなのも
だが わたしはだれよりもあなたを失うのがおそろしいのだ
あなたに見放されるのがつらいのだ……
……ああ……
あなた……
ひとりぼっちの……
かわいそうなあなた……
あなたがわたくしを愛したから
わたくしは生きてきたのに……
あなたこそがわたくしの人生
わたしくのすべてだったのに……
つぎの世に生まれたら……
わたしはべつの生き方を望むかしら……
それともやっぱり
もう一度
あなたのような人に出会って……
……いつまでも愛されて……
……そばにいたいと…… 紫に手蹟を送り返事を読んだ朱雀院感心した後に苦悩を抱えたのは
深慮が足りなかったと後悔したからなのだろうか 素直で大人しく自己主張も嫉妬もしない高貴な身分の若い美人が嫁に来たらオッサンにとって喜ばしいこと
娘のようでもあるし可愛いペットになるよ
バックも実子もなく正式には正妻でない古女房が女を武器にして張り合うとか無理
紫って作者が女ならではの存在だね 妻に母性や趣味の共有を求めるような男性はただ若い美人ってだけだと物足りなくなるケースは歴史の中ではたまにある >>9はちょっと女を馬鹿にしすぎじゃないか
そりゃ女は若くて美しい方がいいだろうけど、そんな男一般には当たり前すぎて薄っぺらいことを紫式部が書くわけないだろうと >>1乙でございました
三宮は可愛く若く愛でるお人形として、紫は自分の他の女とののろけを聞かせつつ気をきかせてくれる相手として、
それぞれ必要としてたね >>1乙です。
前にも出てたけど家柄=紫に足りないところに釣られたんじゃないかな。藤壺の身内と聞いて紫を超える女性だ!と飛び付いた感じ。 ×釣られた
○惹かれた
暑さのせいです、ごめんなさい。 源氏や夕霧は今上に明石女御を入内させて睨みを聞かせている身
今上の妹が源氏一門に嫁げば繁栄この上ないわけで
桐壺帝が身分社会を理解せず桐壺更衣を特別扱いしたのは浅はかだというのに
源氏は身分社会を否定して紫を特別扱いするべきだったという人が出るよね 夕霧も中宮も紫を慕っていても女三宮が父の正妻であることに異存なしだからね
リアルなら中宮と紫が源氏と女三宮を非難して家庭内紛争勃発
大喧嘩した方が解決早いけどね >>16
女三宮降嫁時点ではまだ中宮になってないw
自分の実母の身分が低いために母娘引き離されたというのに
ちい姫はそこまで紫に肩入れしてないよ
ちい姫は身分社会を理解し自分の実母のことも理解している >>9
ペットか
食用豚から生まれたヒトモドキは言うことが違うな >源氏は身分社会を否定して紫を特別扱いするべきだったという人
これは無理に曲解してるな
人間同士の関わりにおいての話をしてるだけであって
特別扱いを強いているわけじゃないからね
それくらい読み取るだろ普通w 紫の扱いは当時としては最高よね
普通の女ならそこで満足してるもの
三宮も正妻だけど一の人は紫って別に気にしてなかったもんな
この時代に生きる女の虚しさを知ってたのは紫と槿だけ?
文のやりとりでもしたら仲良くなれたかもね ID:R/sO2ZZp0
> それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
> マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》 あさきでは女の栄華を極めた藤壺にも
自分の人生のままならなさを述懐させている
生活レベルや待遇の話と魂の問題は別物だから 冷泉が親孝行で准太上天皇にしたのが紫の上の立場が危うくなった原因だよね
あくまで家臣の身分のままなら紫が正妻格でもなんとなく許される空気だったけど
仮にも天皇と名の付く位を受けたからにはそれ相応の正妻を据えなければならないという
強制的な空気が生まれてしまった気がする そうだね
それから当たり前だけど人間には本音と建て前がある
身分差その他で誰もが納得、ただし当事者の胸の内まで描けないと文学にならない 源氏は冷泉が帝になる時は天災や左大臣、藤壺の死から自分の手に世界が委ねられることに対して天からの警鐘かもとか考えていたけど、
準太上天皇を贈られた時はもうそんなこと忘れて臣下ではなくなって己に不自由なことはもう何もないと思い上がってたように見えるからなぁ
周りの空気からというか源氏の慢心が招いたことだったように見える 源氏は落ち込んだり自省したりはするけど
他から罰せられることがないから自己陶酔で終わるんだよね >>24
ほんそれ
そりゃ表面から見たら幸せなのはいっぱいいるが、それで終わったら単なる薄っぺらい話に成り下がるよな >>11
それはヒロイン補正の紫だからであってできること
(逆にそこで乗り換えられるようだと話が盛り上がらない。出家して終わり)
まあその中途半端さが面白いんだけど
普通なら決定的ピンチ ヒロイン補正wそこまで下世話思考で断言できるのもまた凄い
レス主の実体験にでも基づいてるとか
でもヒロイン補正のファンタジーと認定されてたら
これほど世界に通用する名著になってないと思う 桐壺の更衣と紫のケースは全然違うでしょ
桐壷帝は政治の兼ね合いもあるから妻を平等に扱わなければならなかったのに身分低い更衣に夢中になったからいけないけど
源氏は臣籍降下してるんだから紫を寵愛したって別に問題ない
女三宮のことだって正妻としてきちんと遇してたんだし >>30
いつものキャラを少しでも落とされると攻撃的になる人だね
もっと普通に書けばいいのに「w」まで使って何か欲求不満でもあるの?
キャラの批判禁止ならそう書けばいいでしょ
紫さま素晴らしい!おかわいそう!マンセー! 光源氏と結婚しても順当なら女三宮が若いうちに死別するのに薫が生まれなければその後どうするつもりだったんだか >>32
いやいや紫がどうとかじゃないから
そもそも漫画のキャラにヲタもアンチもないから批判も普通にされてるでしょう
キャラが社会的に置かれている立場と、キャラ一個人としての人生の喜怒哀楽を
それぞれ汲んで分けて考えないと文学の意味がないと思う
中古妻が若い女に夫をとられましたねー現代でもよくある話です、というフィジカルな解釈だけでいいなら
紫の死でしおしおになる源氏の最晩年は描かれてないんじゃないかな >>34
下世話な人間、実体験に基づいてる()と罵るのがOKなの?
っていうか、批判禁止なら>>1に入れといて欲しい
他にもたまに批判にも見えるような意見や感想を書く人当然出るけど、その度に下世話だの、人格攻撃的な悪口を持ち出して罵る人いるわね
私からすると、横からいきなり怒り狂って下世話だの嘲笑しに入る人の方がよほど下世話だと思うけどそういう不愉快な悪口合戦になるから
もう一切褒める同情する意外、原則禁止と書いといて欲しいわ 前スレでも明石姫について書いた人を
ネガティブでびっくりするとかタタイテたりした人もいたし
>>1の「過度」のレベルにもよるけど、1レスしただけで、個人の性格工藝社まで始まるなら、始めから原則批判禁止の方がいいわ 批判禁止にしたら何を書いてもいいってわけじゃないから
女性の生きづらさも書かれてる内容の感想スレで
あからさまに女性蔑視で煽るような書き込みって不快に決まってんじゃん
自分が刺されたら発狂するけど発言には気をつけないってどんだけ無神経よ あさきの源氏は女三宮に興ざめして終始投げやりに相手をしているように描かれていたが原典では結構うまくやっているね
女楽の後のお渡りでは艶っぽいセリフで寝床に誘っている
紫発病で女三宮と楽しんでいた源氏は冷水を浴びせられた気がして後悔したろう ちい姫から紫の発病を知らされて源氏が女三宮のところからすっ飛んで帰ってくる場面好き
紫も源氏に心配かけたくないから知らせないで欲しい気持ちもあっただろうけど、
わざわざ知らせに行かなくても、源氏が戻って来たらわかることなんだよね
以前は他の女君へのお渡りはそう多くはなかったし、明石のところにすら泊まらずに帰ってたんだから
急に我が身の病と現実を思い知らされる紫が可哀想で好き しかし柏木と女三宮の密通が良くしばらくバレなかったもんだなあ
その時期源氏は二条院で病に臥せる紫の上に付きっ切りとは言え
泥棒みたいに広い屋敷を足音を立てずにこそこそ出入りする柏木を想像すると滑稽だ 女三の宮のところの女房は迂闊なタイプが多いと柏木に姿を見られる前から言われていたけど、源氏に嫁いでから7年?とかあるのに密通妊娠を許すことになる辺り、成長しなかったのは女三の宮より女房たちだったみたいだからねぇ…
その中に協力的な手引きする女房がいたんじゃ忍び込めたのも納得というか
源氏は最初お人形的な可愛がり方だったけど女楽の頃には女三の宮でのお泊まりも増えてて、源氏と女三の宮の間はあさきでもそれなりにうまくいってた感じに見えたな >>7
ご指摘ありがとう
誤字なのに気付かなかった 女三の宮としてはそこまで深く考えてなかった感
源氏がご無沙汰な時も一緒に過ごす相手がいれば
寂しくないし 源氏も柏木も両方ともちゃんと好きなんだし別に問題ないと思ってた
ただ子供できた時期が悪かった うまくごまかせる時期にできてたら出家まではしなかった >>43
あさきでは柏木を嫌ってたね。嫌な事をするって。
空蝉や落葉みたいな才覚があれば逃げてたかも。 女三宮が好きなのはとにかく父朱雀院じゃないかな
浮舟が最後まで求めてたのが母のように
子にとっての親の大きさを描いた点でも紫式部はすごいと思う >>43
深く考えてないとかwそこまで下品で下劣に言えるのも凄い
レス主の実体験にでも基づいてるとかww
その手の浅薄な解釈で済んでたら
これほど世界に通用する名著になってないと思う >>46
朱雀院は母のいない女三宮にとって絶対的に自分の味方でいてくれる肉親であって
好きという感情とは別物
源氏に恋愛感情を持たず父代わりを求めてくると源氏が嘆いても
あれだけ年齢差があるおじさん(女三宮にとっては血縁上の叔父でもある)
に若い女性が恋愛感情を持つことを求めること自体無理だし
柏木の存在がなければ枯れたおじさんの介護で終わる女三宮…
の人生が可哀相だと乳母子が思うのも一理ある
女三宮の心が簡単に柏木に靡かなかったのも内親王としての気品を守るためかなと
高貴な女人が言い寄られたらすぐにふらふらというのもねえ…
あさきでは女三宮には心がないから生涯どんな男にも恋することはない
愛を知らないんだと源氏の言葉で断罪していたけど
自分に靡かない初めての女である女三宮の扱いに困っていたとしか
そりゃあ紫みたいに源氏にベタ惚れして源氏の心を掴むために率先して尽くす女のほうが
男は楽チンだし源氏がそういう女を褒めたたえて一緒にいたがるのは分かるけどね >>48
三宮の会心の一撃「谷には春も」も、
この人のことだから何気なく言ったんだろうがもっと思いやりをとかブツクサ言ってたけど、
あれ、テメェの傷心なんて知らねえ、いちいち聞かせんじゃねえ!
という拒絶だよねw
心あるし頭いいじゃん あさきの描写だと確かに女三宮は自閉的に見えるけど
弱いながらも父親への敬慕や源氏に褒められて喜ぶ感性はちゃんと持ってると思う
柏木を手引きしたあの女房が危惧するほど悲惨には思えないんだけどなあ
あの女房は柏木の気を引きたくて密通を手引きしただけであって
罪悪感を紛らわせるためにそれが女三宮のためのことと無理やり理屈をつけてるように見えた ほんと全てあの女房(小侍従)のせいだよね
「決して無体なことはしないで下さいね」といいながら二人きりにしてるし(そして間違いが起こった)
女三宮が柏木からの手紙を「いらない」つってんのに無理やり渡してるし(そして発覚した)
姫様が他人のために涙を流すようになるなんて…でもそのためになんて大きな代償を…
なんて言ってたけど、高すぎる勉強代払わせたのは自分じゃないか
でもそのおかげで薫が生まれてきたんだから、そこだけは評価する 紫付きの女房が女三宮のところから朝帰りした源氏を鍵をかけて閉め出しているし
女三宮付き女房のほうでも朱雀院が大事にしている若く高貴な内親王をほっぽり出して
古女房に付きっきりでメソメソやってる源氏が憎らしいというのはあるんじゃないの
そんなことするならこっちの姫さまには若いイケメン紹介しちゃうぞ的な
あさきに乳母子と柏木との肉欲描写みたいなシーンはあるにせよ
肉欲のために女主人を柏木に売ったってだけでもないよね 小侍従を女三宮が責める描写が全くないのがすごいな
どう考えても全部小侍従が悪いのに
柏木の手紙なんて重要なものはお前が責任もって管理しとけよ 小侍従みたいな危ないのが乳姉妹だった女三宮が可哀想
後から身内に刺されるようなものだし
藤壺の王命婦もだけど男の手引きはよくある事だったのかな?怖いわ
朝顔のところは女房もしっかりしてたんだろうな 落葉の宮も宇治大君も「女房は信用できない」って思ってたし
実際、玉鬘はやられちゃったもんね 女房の管理も女主人の仕事のうちって感じだから責められないってことなのかね
女三の宮が柏木との文のやり取りでも楽しんでればイケメン紹介〜ってのも良かったかも知れないけど、
実際に密通が発覚したら内親王の品位を傷付けるどころじゃ済まない大醜聞だから、源氏に対する不満でやってたなら主人を蔑ろにし過ぎで哀しいな… 大君や落葉宮の女房らは自分達の今後の生活の為な部分もあるだろうけど小侍従はなぁ >>55
良い結果になったのは末摘花ぐらいだね…いや、玉鬘も? >>58
余計なお世話、という言葉をこの上なく見事に体現したキャラだぜ、小侍従
そもそも姫宮様とお前ら使用人で価値観が同じわけなかろうが
何が幸せかとかお前が決めるな、だよ
柏木とのの色事に夢中で肩入れしすぎただけだろが、ばーか
と三宮は言ってもいいと思う(言わないけど) お姫様が口説かれてるのに、何だか自分まで口説かれてるような気持ちになってくるんだろうね 小侍従のせいで破滅に向かう六条院
スパイとして有能過ぎる ちょっと疑問なんだけど、
女三宮にはなぜ、紫とか朧月夜とか落葉の宮とかの「名前」がないんだろう?
かなり重要なキャラなのに
「若菜」で源氏に降嫁(だっけ?)だから若菜の宮とでも…変? 高位の女性に読者が識別名をつけるのは失礼だからじゃね? 第三皇女で主要なキャラが女三宮くらいだからその呼び名で充分通じるからじゃない?
若菜は玉鬘が源氏の四十路の祝いに差し出した若菜と源氏の詠んだ歌から採られた言葉だから女三宮と関係ないし
二つ名はその人に強く関わる和歌から採られることがあるけど女三宮と縁が深い和歌には煙とか光なきとか
皇女にはあまり相応しくないネガティブなキーワードが多いので後世の人も遠慮したとか 皇女なら落葉の宮もだいぶネガティブなイメージだよね
だから落葉ではなく女二宮と称する人もいるよね うん
落葉はなんとなく酷い気がしてあまり呼んでない
雲居の雁は平気なのにねえ 落葉はふつうに風流というか語感綺麗だから気にならなかったわ・・・・
わびさび的な感じ >>67
雲居の雁は、はぐれた寂しい雁の子だったの
→夕霧とまとまることにより群れに戻った雁の子
だから、ネガティブなイメージだけではないからね
落葉の宮は柏木の陰口だからどうしてもポジティブには使いづらい 落葉のようなつまらない人という柏木の悪口さえなければ
日本的で風流な素敵な名前だと思うんだけど 頭の中将も呼び名がついてないからいちいちめんどくさい >>60
小侍従のおせっかいがなければ薫は誕生せず女三宮は
あんな無能な姫を正室として立てなきゃいけないなんて私はなんて不幸なんだ!と
源氏と紫に馬鹿にされるだけの生涯で終わったことだろうし
密通がいいとはいわないけどそんなの紫式部が書くわけないしねえ 末摘花だって名前は綺麗だけど
その呼び名にこめられた真意はひどいもんだよ
京都人は雅な言葉でサクッと人をディスるから怖いわ
あと女三宮に名前がないのは
彼女の個性の無さを思うととても効果的なやり方だと思う
名前がつくほどしっかりした自我をもたないキャラとして創造されたんじゃないかと >>74
藤のゆかりの姫君だから紫だったね
夕霧だって柏木だって二宮がらみで後からついた名だし、
当時は「どこどこの何番目の男君」「誰それの何番目の姫」くらいしか呼び名がないのが普通だったって、
今の感覚だと不思議だけど、当時はそれが普通だもんなぁ
メインキャラなのに呼び名がなくて、頭の中将→→致至の大臣 まで
出世魚のように呼び名が変わるのをかき分けるの大変だな 女三宮は高貴な皇女であることがキャラクターだからいいと思う 現代で有名な典雅な呼び名で原典でも呼ばれている人は光源氏、紫の上、花散里、薫くらいかな
それにしたって固定ではなくて役職名なんかで呼ばれることが大半みたいだし
http://www5b.biglobe.ne.jp/~freema/genji/koshou.htm 花散里って綺麗な名前で好きだわ
白い小さな花の降る里 あさきの見た目のイメージだと夏っぽくないけど陰鬱なキャラが多い源氏物語の中では
一番夏が似合うキャラかもしれない、原典だと痩せてる描写だからなおさら 現代だとああいう母性的で暖かいほっこり系は春のイメージになるのに
夏の清々しさ、柑橘系の清涼感でまとめたのが
かえって新鮮
ただ優しいだけでなく聡明な女性でもあるしね 空蝉って割りと酷い名付けだけど
風流に聞こえちゃうよね 空蝉は源氏に流されずに一枚の着物だけ残して去った女の強さの象徴だと思うから
個人的にはその言葉に特にネガティブな印象はないな >>81
sageは名前欄じゃなくメール欄に半角小文字だよ
名前呼ぶのが良くない時代だから役職でっていうのは分かるけど、頭の中将は致仕の大臣とか馴染まなすぎるから何かあだ名が欲しかったな 紅葉賀で源氏と一緒に舞った青海波から青海の君とか似合いそうな気もする
でもあれも主役はあくまで源氏で頭中将はかすんでしまってるんだよね
青い海の美しさと爽やかさは好人物として描かれる時の頭中将らしいと思うけど 軒端の荻って読者から忘れられた存在だよね〜
源氏は関係した女人を決して見捨てない、と言われてるけど
この人に関してはキッチリやり逃げしてると思う
心細い境遇になってないせいもあるんだろうけど、心細いか
どうかも大して気にしてない感じだ 軒端荻は夫が比較的若い蔵人少将と、源氏が壮年の頃には出世してる可能性もあるからむしろずっと名前出したり気に掛けた方が良くないからじゃないの? >>86
源尚侍も放置されてるねw
出家した事も槿叔母に仕えてる事も知らず、再会しても「おばあ様お慈しみ下さい」で逃げてるw
末摘花もたまたま近くを通りかかって、何か見覚えがある!だし。 軒端の荻は、そもそもが人違いだったというのが読者としては気の毒
でも本人は知らないし、最終的に幸せというか平和に暮らしてるならまあいいのかな
しかし源氏にしても宇治の薫にしても、女が2人寝てるところに忍んで行ってどうするつもりだったんだ
平安時代はそんなの気にしなかったのかな >>89
女房も「まあなんとかなるでしょう」だもんなあw よく考えたら、2人で寝てるとは知らずに忍んでいったんだな
すみません 軒端の荻は普通に結婚して普通に幸せに暮らしているらしいから
わざわざ源氏が出てくる必要はないし、出てこられても困るでしょ
「いえ、間に合ってますから!」で軒端の荻から門前払いだよ 実際独身貫いたっぽい同じような身分の筑前の五節という女君には気にかけてるもの源氏
安定した人妻の軒端の荻はスルーのがいいと思う 軒端の萩は原作の源氏物語ではその後源氏と少し文のやりとりしてたんだっけ?
源氏と関係があっただけでもステータスな世界観だから、源氏とのことは過去の思い出として結婚して幸せになってる軒端の萩は普通の女子っぽくて割と好きw >>92
須磨ゆきが決まったあと、昔の女に挨拶して回ってた時も門前払いされてたね
あの女は源氏が須磨から戻って太政大臣になった時キーッとかなったりしたのかな 軒端の荻は「人妻のお母さまにはいいとして私たちには源氏の君の存在は重要」
とか割とずけずけ物を言うけど自分から誘って空蝉と碁を打ったり
さっぱりした気性なのが結構好感度高いと思う
空蝉がかなり陰気な雰囲気だから余計に対比で明るさが際立つ もし軒端荻があの一夜で妊娠していたらどうなっただろう
源氏は「いいお婿さん探してやってね」って伊予介に普通に言いそう >>97
継母継子なのにさっぱりしてるよね
ムッツリ兄貴とは逆 >>95
受領の娘である軒端荻は源氏に引き取られても明石程度の扱いしか受けないだろうし
天皇の外祖母になるという輝かしい未来を夢で予言されていた明石はその扱いに耐えられても
そうでもない限りは普通に受領の正室のほうがいいと思うよ
それに将来、義母の空蝉が源氏に引き取られているので
軒端荻が源氏の妻だったら義理とはいえ母娘丼が世間にばれてしまうしどうなんだろうね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています