山田芳裕 『ヘうげもの』 追憶之席 一
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
コボは関わっていないみたいだししゃーない、那古屋城のほうが姫路よりでかかったし 姫路城が今の姿になったのは関ヶ原後に池田輝政が大きく手を加えてからだね
見た目は美しいけどちまちました欠点があるのが藤堂高虎や加藤清正に及ばない所以 池田輝政って家康の女婿かつ播磨但馬備前を領地に持つ大大名だけど
この人も豊臣恩顧扱いされていたのか、司馬遼だと息子が豊臣側の使者をとらえて徳川に突き出していたそうだけど カメラマン「ククク…見られながら修理されるのが好きとはとんでもねえ城だぜ…」
姫路城「べつに好きなわけやないわあああ!!」
…というマンガがあったなあ >>192
うんこ味のカレーを出してた「しみ津」って店があってだな
リアルな味と匂いを追求したとんでもないカレー 和式便器型のカレー皿がかっぱ橋のちゃんとした食器店で売ってたけど
この手の悪ふざけはちょっとなあ これは普通に引くな
過ぎたるはなお及ばざるが如しとは正にこの事か >>197
なにを普通に綺麗に果てようとしておられるのです?
乙将を名乗るなら最後まで乙であられよ!
という意図とみた
それにしてもページめくったらワロてまう へうげを通して読んでみればなるほど武士として格好良く果てようとする織部は確かに利休に殴られそう
今まで積んできた事や死を賭してまで貫こうとしていたものは何だったのかって死の瞬間気付いた感じ
まあ一瞬にして本質を晒す事になり家康も理解、貫いてみろって事になったんだろうね 高山殿が棄教するか大名を辞めるか迷って利休に相談した時に
「棄教してもいいけど貴方に茶を出す事は二度とありません」とアドバイスした話を思い出す あと数寄において他人のをマネするのが一番つまらないというのもある
ちゃんと客たる家康をもてなせっていう意味の鉄拳かも 織部って武士だったの?それらしき行動が全然書かれていなかったけど? >>188
池田は七将でしか本編に関わりが無かったからな。
上田殿でつながりのあった蜂須賀以下の扱い。 >>200
ごめん、それの何がどうアドバイスなのか教えてほしい >>206
たぶんだけど「簡単に信念捨てるような人は仲間ではありません」ということだろう
おそらく本人が棄教の意思がないのを見定めて後押ししたのかと ふむ
むしろ棄教してはならぬ影ながら応援してるよと言いたかったのでは
利休 キリシタン説
ゲヒ殿 十文字茶碗は基督の為の物だったとか
実際のところゲヒ由縁茶器はその後も使われ続けていたのだが
島原の乱が収束したのちその殆どが投げ捨てられたという
コボタソ疑獄事件も同じころ
これは因縁深き歴史の闇ではなかろうか? 新しいものが出てこないので飽きられたとか、それとも新しい嫌疑がかかったのか
とりあえず十文字茶碗だからゲヒはキリシタンは、島津の旗は十字だからキリシタン並みに稚拙だ 最終巻読んだけど織部が徳川家康に負けてすっきりしねー
最後の方になるにつれ変顔とグロが多くなってキツくなったけど我慢して読んだのにあんまりだわ >>210
ひょうげが現世に残ったし、肉を切らせて骨を断った…いや逃げ延びたの類ではござらぬか?
最終巻はゲヒ殿のシーンが少なくて
ひょうげ狂の面々が織部断罪→織部後をどう生きたかがよく描かれて大団円だなと思った 北へ落ち延びるってどこか陰気で悲惨なものがあるけど南へ南へと向かったのも救い
琉球からの船上で日に焼けた織部がふんどし一丁の姿で三線を弾いてるイメージが見えた >>213
逃避行は女は北へ、男は南へ逃げるものだそうなw 十文字茶碗の「須弥」は仏教宇宙観の須弥山を意味するからそれを意識したのでは?って説もあるね この作者の最終章にしてはへうげはビックリするくらいまとも
デカスロンもジャイアントも単行本買い支えてきた読者を嘲笑うようなトンデモエンドだったから
へうげも絶対朝鮮逃げてわけわからんオチになると思ってた >>210
清廉潔白な完璧な甲の世を作ろうとしたヤスを寸前で揉みほぐして
毒(数寄)の効能を認めさせたのに負けたなんてとんでもない、むしろ勝ち逃げよ デカスロンのあのオチはびっくりしたなー。
妻沢山子沢山までは、まあしゃーないとしても、
ラストシーン、あれかよw
みたいな超肩透かしエンドだったな。 マンガ夜話でこの作者は打ち切られると一切興味無くすみたいな事言われてたような記憶 連載時には「秀忠が織部に影響されて家康と袂を分かった」と思ってたんだけど
全巻通して読んでみたら印象が変わったな
どちらかというと「秀忠が独裁者になった家康についていけなくなった」という感じ >>217
定年退職後に暇で鬱になってるおじちゃんに
悪い友達が出来ると、真面目な人ほど填まっちゃうんだよなあ
パチンコとかスナックとか
ああいうのは知らなきゃ良かったのか、
最後に知れてよかったのかどっちなんだろ? >>220
秀忠が少年期の価値観のままならヤスが正しいって思ったんじゃないかな
人間や政治家としての成長によりあれじゃマズイって思えるようになった
その成長の中に織部の影響もあったのは確かなんだよな >>221
足の悪い婆さんが若いDQNに散々たかられて最後生きたまま焼かれた事件がつい最近あったからな…… 最後の方の家康は、全く自覚なしに、江戸を築き上げながらこれが俺の数寄よと言ってた意味での、
数寄の業に取り付かれて自らを見失いかけてたからな。茶道とは全く別のベクトルなんで気が付きにくいが。そこを最後の最後でほぐして気付かせたのが織部って事で。 >>219
と、いうことは。
「度胸星」再開は無理、って事か………。 力や金持ってる連中からしてみれば家康ツマンネ、タヌキ爺という感じだろうが
日ノ本の99%を占める食うや食わずの庶民階級からすりゃ徳川家による絶対的な
秩序が必要では無かったのではと思う
若い娘が二束三文で売られる一方で茶器で城が建つ時代とか健全じゃないと思うでよ そりゃあ結果論であって…
望んだのは徳川家じゃなくて乱世の終わりと泰平なる世でしょう >>209
定期的にへうげスレに現れるんだよ
キリシタン説が 高山右近にゲヒの妹が嫁いでいたとか、俗説であってへうげものは採用しただけなんだが
マジで思っている人もいるんだろうね 武士って見栄を張るのが商売のところもあるから、基本的にカツカツらしい
関ヶ原で改易されたけど商人になったままお家復興しなかったのもいるので、案外武士こそがすべてでもないのかも? 商売上は秩序で守られた安定した社会が切望されていたから泰平を目指す家康は支持されていたと思う
いくら税金を絞られようが金が巡ってくれればいいんだし幕府と商人は相互に利益になる
戦となれば駆り出され賦役を課される農民はもっと切実に泰平を求めたろうね 豊臣の治世がよかったとかへうげでやたら言われるけど、実際どないだったんだろ?
落書き事件とか連座で数百くらいの庶民がぶっ殺されているけど >>197
形だけの真似を見せられては空々しく感ずるものです
茶室が下半分黒いし澁庵ぽかったから >>235
いわゆる過去の美化であって良かった部分しか見えてないと思う へうげ本編が終わってもいろいろ企画やってるみたいだけどみんな買ったり行ったりしてんの? >>239
本編でも花削ぎとかの恐怖政治部分とか朝鮮出兵とか負の部分を描いているから過去の美化と息苦しさとの両面については描写してあるよね 茶々も秀吉が死ぬときはせいせいする気分のほうが大きいとか言っていたのに、死んだら「太閤殿下のころはよかった」だし
本当に勝手だな よかったからそう思われる
本当にアウトだと後からでも嫌な思い出にしかならん 秀吉最期が「楽で上様に勝ったわ」だし
でもあの芝居に参加していたのがみんな東軍っていうのはなんとも言えん >>233
当時の百姓は結構凶悪だったと聞くが
冬の間百姓仕事が無いから積極的に戦に加わった者もいるって聞いたぞ 当時の足軽は百姓みたいなもんだ
一家の次男坊以下
農繁期は手伝い飯を食わせてもらうがその他の季節は乱捕り=悪党になる罠 晩年の秀吉の夢の中に信長がでてきて、よくも子供たちをあんな目に合わせた、お前も早くこちらへ来いと引きずり回した、なんてエピソードがあるよね ゲヒは結構ちゃんと武人なので
人の生き死にとか安らかな平和とか
ぶっちゃけそんな重視してなかったんじゃないかなー
その代償に「へうげ」が消されるのなら尚更。 この作品の時代だって鎌倉時代とか室町時代に比べたら文明人やぞ。
何しろ「一人旅の女はファックしてもおけ」とか「家の前を通った坊主は弓の練習の的にでもしろや」がデフォルトの世界やから。 鎌倉はなあ…リアルヒャッハーワールドだから。
後世の人々の理性と彼等の理性は、理性といいながら似て非なる代物という位次元が違う。 キリシタンじゃなくても気軽なファッション感覚で十字架をデザインした道具使ってたりとか
>>244
戦いが終わった戦場で戦死者から武具や衣服をはぎ取ったり積極的に落武者狩りと
当時の農民は結構強かだよ 落ち武者狩りは逆にやらないと勝った側の将兵から略奪焼き打ちされかねないというね
陣へ首を持って行けばこの村は協力してくれた側って事で安堵状とか一筆もらえて村を守れたとか
落ち武者を狩れなくても村長以下で戦勝祝いと称して酒や肴を届けに行ったり大変 落ち武者って言うか賞金首とか流刑の認定食らうと基本的に法の庇護を受けられず自力救済で生きるしかないからね。皇族とかでも賞金首や流刑の認定食らって身ぐるみ剥がされたとかデフォやし >>254
作中で右近が使ってた十字の釜がカッコイイ バイプレーヤーズの面々はどいつもこいつもへうげ向きだと思う アニメ第二部はやらないのかなぁ
このままじゃ
いい仕事してますねぇ〜の中の人も
いい仕事してましたね チーン!になってしまうぞ
そも最初に見かけたのは緋が走るだったかな?
怪しげな骨董俗物かと思っていたよ、すまそです。 登場少なかったが、細川ガラシャはキャラが立ってた
あの方の娘なら高潔な才女だろと思っていた俺の期待をいい方向にぬっ壊してくれたw >>236
小堀がお止めなされといわず、切り刻まれてすさまじい形相の晒し首になった織部でも乙な最期だと思う あれだけ憎んで頑なになってたのが最後の最後で許したとなると家康の度量のでかさにも驚かされる 自分自身で非常にならなきゃって意固地になってただけで
元々は気のいい熱血親父だったからね
自分を縛ってた心の鎖が切れて元に戻ったんだろう 笑みを浮かべて死ねるとは思えなかったな家康、大久保長安がいらんことをしたせいが大半なんだが 天海が秀忠側について、家康を追い落とそうとしたの
描写があっさり過ぎてかえって震えた >>269
心の鎖を解き放つ放屁脱糞…一座建立とはああいう結末を指すのでござろうかの… >>271
光秀の遺品を「即刻捨てろ」なんて言い出したら、おかしくなったと思うのがまあ普通 家康「かような物は要らぬ!一切を処分せい!」
天海「物狂いか……」 天海に安土盛り云々は分かるわけないし
まあ家康も今わの際には「鯛のテンプラのニンニクがけ喰いたい」とかひょうげたことを言っているけど パイナップルの容器を光秀がいつ拾ってとっておいたのか描写が無かった というか、あの場に光秀も居たか? わしが大事にとっておいてしまっているメロンアイスの容器も
わしが死んだら嫁さんに捨てられてしまうのな >>277
安土の饗応の責任者は光秀なんだからいるし、へうげものでも出ているぞ
つーか家康が光秀にどなっている パイナポーを取っておくにしてもわざわざ葵紋の部分を切り取ぬいてるあたり
織部だけを認めてたわけじゃなくて家康の実直さや純粋な所を見抜いて好ましく思ってたのもあるのではないか
既に疑心暗鬼に陥ってたから悪く受け取るしかなかったが むしろ家康に安土盛りを愉しめるくらいの数寄を身に着けてほしいみたいな感じやね
最後の最後の織部の脱糞でようやくかなえられた >>280
手元に持てそうな徳川を象徴するものがあれしかなかったって解釈だったのが天海とかなんだろうな
現に納得しながら見せているわけだし >>276
ちと違うかな
鯛のすり身に塩、生姜を入れて油で揚げる
それにすりおろし大蒜を少量つけて食べる
鯛の薩摩揚げは旨いだろうねぇ
以前嵐山さんとまだ手がちゃんとしてた六三郎さんが再現してたよ
今更ながらに器は料理の着物
料理のために器は存在するのであって
器のみに血道をあげ中身を思わぬは脳無しの極みなり
されど美しき着物を見て妄想してハァハァしちゃう人
アレっ?それもありかw 最近パンツ泥棒が捕まってたが、どんな人が着てたか妄想するのが楽しいそうな
気に入らないおばちゃんパンツにはおしっこをかけてそんまんまにしてたそうな さつま揚げとか茶色いものを織部の緑釉皿に盛ると一層美味そうに映えるんだよね
家康は目にした事があったのかな 天海は長生きの秘訣を秀忠に教えるとき、粗食や入浴等の最後に屁をこくことを付け加えたらしいね
二人の吹き出す様が見えるよう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています