山田芳裕 『ヘうげもの』 追憶之席 一
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
まあふんどし一丁だろうが南蛮胴だろうが松尾山にいる秀秋には見えないだろうけど >>66
へうげヤスならレシピ知ったら自分でカリ作りそうだ
材料のほとんどが漢方薬だし カリは玉ねぎが入っていないのであまりうまくなさそう 玉ねぎは江戸時代日本にはなかったの?
明治の海軍カレーも、玉ねぎでなくネギが入ってた 明治までないよーネギならあるけど、17巻で出ていたカリのレシピにはウコンと鶏肉と山椒はあったけど
ネギはない 日本の、しかも砂鉄原料の鉄が、輸入の、鉄鉱石原料の鉄よりも必ず優れているというのは、思い込みでしかない >>93
補助金獲得したい刀鍛冶の残党の手先が言い出したデマ 玉鋼って明治に言い出したけど、古法とは作り方も原料も実は違うってGoogle先生が言ってた
wiki先生は陸軍や海軍に卸すために作った商品名の可能性もあるって書いてた
またロマンが1つ消えたよ 材料工学の先生は玉鋼なんて不純物だらけで性質が一定しないダメな鉄って言ってた
でも古建築に使われている古代鉄の釘は一様に高純度で曲がらず折れない良い具合の焼き入れが入っている
江戸期の釘は芯まで錆びてボロボロになるけど古い和釘は表面しか錆びないので再利用が可能
どこかで技術が途絶えちゃったんだろうねえ 古刀の研究家によれば江戸時代に南蛮鉄が枯渇するまで日本刀には南蛮鉄が使われておりそれが無くなったから仕方なく国産の玉鋼を使い、折り返し鍛練方を始めたと書いてあった…ような へうげもの作中最強武器は金森殿の竹槍
ドブッ
バゴッ
パパン
ビシャッ
ドサッ 弘法は筆を選ばずなだけだろ、金森殿は、へうげのなかでは一番長生きしたはず
廃嫡されたのは豊臣に弓を引けなかったからじゃなくて、側室の子供が可愛いからとかいう理不尽極まるものだったそうな モロに暗君のテンプレやないか。
史記の匈奴列伝みたく廃嫡された嫡男がマジ切れして親父殺しにかかる案件だってあるのに ちょっと調べたけど、宗和の生母が廃嫡と同時期に離縁されて追い出されているのは確かで
側室をすぐに正室に昇格させているから、まあ側室との子供が可愛い説はあり得るかも >105
離縁したなら代わりが必要だし新嫡子の社会的な立場を上げる意味もあるから
それが側室可愛さとは必ずしも言い切れないね
一方で高台院と淀みたくダブル正室みたいなケースもあります 磯田道史の本をみてたら茶道についてぶっちゃけたことが書いてあった
昔の殿様は身分の低い相手とは差し向かいで話ができない
でも茶席のときだけは間近で会話ができた。だから殿様にとっては茶席は必要不可欠なものだったらしい
へうげだとなんだかんだで遊びの一種だが、現実だと実用性の高いものだったから残ったのだということかな? ぶっちゃけるも何も茶席がそういう使い方されてたのは事実だよ
それくらい昔の身分制度は窮屈だった 殿様が下々と直に話をするには外出してたまたまそこにいた一般人に声をかけてやるって風にしないといけなかったしな >>110
そもそも、へうげの中でもそういう身分制との兼ね合いの話は
何度か出てきてたじゃんよ 秀吉に言われて武家の茶の湯と町人の茶の湯の分け方をしていたな
でできたのは甲と乙 結局江戸明治期においては茶の湯は女子の教養として生き残った カメレオンで相沢が坂本の事を茶坊主呼ばわりしておったな >>99
茶の湯の火箸は古い和釘が最上だとか言うんで、古刹の解体にそれを譲ってほしいと問い合わせがあったり
寺も転用・再利用出来ない木材と共に譲渡会をする事もあるとか。 >>99
どこかでって間違いなく応仁以降では?
大量生産体制に間違いなく移行していただろうし ビッグ錠の大棟梁って宮大工の漫画で、飛鳥だか奈良時代の古刹を修理した際に出てきた古釘を
鉋(昔の槍みたいな形のやつ)に打ち直したら凄い切れ味の鉋が出来たと描かれてたな 唐招提寺の修理で出てきた古釘は回収して打ち直し再利用してるそうだけど
明治の大修理で大量の洋釘やらボルトナットが屋根周りに使われていてそっちはサビサビ
瓦なんかも1200年前の瓦が残ってる一方で明治時代に作られた新しい瓦の方が痛みが激しいとか
現代技術の瓦も実のところもって300年がいいとこだそうで天平の甍の謎もまだ解けてないね >>116
茶道が女子がたしなむ云々って昭和初期くらいからじゃね?
現代だとぶっちゃけ金がかかり過ぎるのでできんだけで 誰でも気兼ねなく学び楽しめる茶席のはずが格付けだの権威付けだのめんどくさい有様
鑑定団にはニセ銘の茶器だの掛け軸だのよく出てくるし業の深い点は今も変わらないけど ゲヒみたいにお救いするやつはいないのかしらん?
有楽斎は棗の茶入れをパクられていたけど何も言わんかったのかいな? >>122
ムーに載せてもいいくらいのオーパーツだね >>122
ちょっちゅね公が丹精した熊本城の石垣もな >>122
京都の西本願寺は、神戸の震災でも寛永瓦と言われる瓦は割れなくて、平成の修復でも再現出来ないから新しいの作ったって言ってたなあ 瓦だと圧倒的に昔の土がもう取れないんだよ
だから再現できないんだ
色んな試行錯誤とか場所とか探してるけど特定できない
まぁ志野の茶碗の話みたいによく分かってないんだよ
普通瓦だと焼くときは現場で焼くんだけど
どうやらそれぞれの生産地で焼いたのを運んでたくさいんだよ
だから奈良時代からの寺にはいろんな様式の瓦が特定されてるんだけど
それはその瓦を使った寺の記録しかわからなくて
どこでどのように作ったのかの違いが解明されてないんだ
ここまでの話全部嘘な(´・ω・`) 雁屋哲かよ
品種改良や調理の発達が全て無駄どころかマイナスの世界ってヤだよ 確かに昔のほうが優れている
売れた漫画家の話だがな >>134
たまにそういうことを聞くけど
主食のコメは美味しくなってるので説得力がない 「明らかに旨かった」
根拠は主観(ノスタルジー補正アリ) 昔は米だったら何でも旨かった暗い貧しかったんじゃないの?
自分も昔は貧しかったから牛肉ってだけで無茶苦茶嬉しかった位だし 昭和世代の最上級の食いものと言えばスキヤキとかビフテキ
まさか安かったハタハタとかクジラ肉が高級品と化すとはね 旨いもんも腹一杯だと旨くないんだよなあ
昔のアレは旨かったってのは腹が減ってたんだろな タイムマシンで当時の旨い飯を食ったとしても大半はまずいんだろうなーカリとか茶釜で作った雑炊や塩かけた西瓜とか >>144
その酒も回顧厨に言わせると、昔の酒は醸造アルコールとか混ぜてなかったから昔のが美味いはずだって言ってるんだよなあ
なせか30代とかの奴まで言ってる 今は天ぷらや刺身でお米食えないとか言い出す世の中だからなあ 醸造アルコールを絶対悪にするのは美味しんぼだったな、味の素も醸造アルコールも添加物も便利なんだよ 他人の評価なんて特に食い物に関してはどうでもいいわ タマネギのない世界とかもう考えられんわ
あの甘味は毒ぞ・・・ 納豆は極小粒やひき割りが人気で大粒が入手難という理不尽なことになってるね
遠くのイオンまでいかないと手に入らない >>132
真は嘘から生まれるのだよ
人は嘘を吐きつつに真を告ぐ
故に真実なぞ何処にも無く
そして至る所にあるものだ
昔の土が無いというのは嘘
要は人が手足で捏ねつづけ含まれている気泡と砂利を取り除き
微生物群の活性化により粘りをだし、丁寧に容をつくり
古備前のように1週間から10日間ひたすら焼き続ける
そこで生まれたものこそ真、1千年を生ける本物となるのだ・・・と思う
以前焼き物を習っていてね
自分で土を探し捏ねて釉薬は藁灰と薪ストーブの灰を混ぜて
自分で言うのもなんだけど面白いものができたよ >>153
あるロシア人が『日本のタマネギはリンゴみたく甘い』て言ったのは本当だろうか? 小さい頃のタマネギは切るとツンときて涙&鼻水必至だったよね
冷蔵庫で冷やしてから切れば大丈夫なんてミニ知識をTVでやってたくらい
今じゃそのままサラダにできちゃうほどマイルドで甘い >>162
加熱して甘くなるのは当然
スペインのタマネギは生で齧れる 昔のモノが良いんじゃなくて、良いモノだから、今に伝えられてきたということ
大昔だって、パンピーは、数打ちの質の悪いモノを買わされていた 漏れの家も、千年同じ郡に住んでいるのは、善行ばかりしてきたから、住民に慕われ戦国大名も手が出せなかった >>170
お爺ちゃんなんだろ
年寄りは流行り廃りの思考が10年程ズレてる事が多い
本人は流行りのネット用語使いこなしてるつもりなんだからそっとしとけ よそならともかくここにいるならおまえも似たようなもん
目くそ鼻くそ 植物系の食材に関しては品種改良の成果が大きい
白菜だって明治あたりからだし
たった数十年前のコメは今よりパサついた食感だったらしいよ >>169
懐かし漫画スレには相応しき者にて
10年ぶりってw
藻舞は10年以上張り付いているって自己紹介したいのか
まぁそういう漏れはへうげスレ一席からの古参だがな
そして大正野郎も厨房の頃リアルで読んでたぜ 昔のトマトはくそまずーだった!
ごく最近になって日本でもパプリカ品種が普及するまでは、緑の青臭い児童虐待道具のピーマンだったし かつて改良品種に淘汰されたマイナーな地元野菜復活ってあちこちでやってるね
幕末の頃に欧州のプラントハンターが大量の種子を持ち帰っているので昔の茶の木も復活できるらしい
でも育て方や茶葉の加工工程の差の方がよほど大きいのであんまり意味無いんだろうね >>156
納豆はひきわりが至上。
高級料理化されないかと心配なほどだ。 自分好みだが、わいは龍井茶の、煉瓦状のお茶しか飲みたくない 神奈川新聞で茶聖って利休主役の小説が連載してる。ここにいる人なら既に知ってる人いるかもしれんけど。
今ちょうどへちかんがでてきたけど、当然ながらへうげでのキャラと全く違って面白い 泡盛に関しては沖縄戦で黒糀が全滅したらしく戦後から昭和の終わりごろに作られたものは酷かったらしいっておじいが言ってた
最近のもののほうがいいってさ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています