変われなんて言ってないよ
むしろ敗北(=僕司の消滅)まで表に出てくる気は一切なかったかと
そもそも俺司と僕司は別人ではなく同一人物の別側面である以上
俺司が僕司にやろうとしたことは自己否定からの自殺だよ
それを黛の言葉で自己を見つめ直すことによって思い止まったんだよ
そしてその後のエピローグで僕司との一年を「悪くなかった」と肯定されることで赤司の中で自己を肯定する土壌ができたんだと思う