悪役の「いい奴化」問題を嘆くスレ
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ラオウ(北斗の拳) → 世の平定、人望厚い、仲間想い(北斗の拳ラオウ編後半及びラオウ外伝)
悪魔将軍(キン肉マン) → ゴールドマンとして超人閻魔の野望を阻止 (キン肉マン37巻〜)
範馬勇次郎(グラップラー刃牙) → 対戦相手を破壊しない、弱い者いじめはしない、戦火に晒された人々に神の如ように崇拝されている。(範馬刃牙)
長年、悪役、ラスボスとして親しまれてきたキャラの近年に於けるいい奴化を嘆きたい。 単純な勧善懲悪だけだと受けないという、受け手の目の肥えやひねくれなんかもあると思う
王道は王道でいいけどそればっかりだと飽きるしね
かといって変化球もきちんと直球の良さあってのものだから受け手の目が慣れると王道より見劣りする事も多い 変化球も直球があってこそってのは納得だなあ
少年漫画家が冨樫しか居なかったら逆につまんなそうだ 冷戦時代までは、退廃的な世界を舞台にした小説やら悪の組織、帝国やらが
でてくる作品が多かった
平和な世が続くと善の尊さが軽んじられるようになるってことだろう >>456
雨後の筍でよく考えもせずに低レベルな逆張りやる駄作も多いからな
王道あっての邪道というのを弁えた上であえてチャレンジしている作品とは
クオリティが月とすっぽん エヴァが受けた後にやたら涌いて出た「風呂敷広げて放り投げ」「続きは劇場版で」みたいなパターンとかか エヴァも善悪がでてこない調和型の作品だから富野由悠季やら宮崎駿に批判されてたな
世の中事情があったとしても許せないことは確実にある 戦争とかをゲーム的な感覚でしかとらえられなくて生きてるという実感のない
都市型の生活をしてたらああなるわな
宮崎や富野も若いが戦争の空気を知ってる最後の世代だろう 論文が書けそうなくらい興味深いテーマだな
過去の漫画だけでなく古典芸能から民話、神話、一神教的価値観まで調べ尽くさないとわからないだろう
宗教家・哲学者・文化人類学者でもきちんと答えられる人は少ない気がする 庵野秀明はナウシカ外伝で軍記物のクシャナ伝をやりたかったらしいが
宮崎駿に一蹴された過去がある、あいつは薄っぺらな戦争ごっこがやりたいだけだと
しかし最近は仲いいからナウシカ2ならやらしても良いと言ってるようだ 庵野も庵野で、もののけ姫が出た時に「宮崎に作れるのは親子やカップルが見に行くのに無難な
毒にも薬にもならないつまらない代物だけ」みたいな事言ってたしねぇ 庵野の作品なんぞそれこそオタクしか相手にしてないだろうに >>468
とはいえシン・ゴジラはかなり人が入ってるしな
単にゴジラの新作ってのとオタの集客力だけじゃあんなに集まらんだろ 鬼滅の童磨は本人としては良い奴のつもりなのに悪役というキャラだった 旧エヴァの劇場版?はアニメ見てんじゃねえよみたいな目線で作ってたが
それを言うんだったらアニメ作ってんじゃねえよと、庵野はオタクを焚き付けていったい
何をさせたかったんだ 必死こいて作ったのに終盤をボロクソに叩かれて逆恨みしたんだろ
メンタルが作風に露骨に影響するような人だからな
「現実を見ろ」というテーマを正義だと勘違いする馬鹿といえば
確かDQ5映画の監督もそれで叩かれてたな
まああっちは原作付き作品でぶっこんでるから自ら壊してるエヴァとは違うが TVシリーズは最後までうまくまとまってて良いと思うんだけどな
結末を描かず白昼夢をみてるような終わりかたはわりと斬新だった >>1のなかでは、
ラオウは死んでから美化だし将軍はサタンの影響下にあったっていう理由づけがされてるから
純粋に良い奴化しちゃったやつって実際は勇次郎だけなんじゃないかと ラオウは本人自身は本当に好き勝手やって、ケンシロウと戦って満足して果てただけだしね
その後は完全に周囲が偶像化しただけで
外伝は読んでないのでわからないけど 黒子のバスケはキセキ以外は改心しないやつばかりだったな >>475
それは外伝を読んでから言えよw
外伝ではもう後の時代を作るための捨石に敢えてなるための行動だったのだみたいになってるから 外伝はやりすぎだな
戦いの後でユリアが総括してたようにラオウ自身の真意は定かでないが
後になって考えてみると実はこういう事ではなかったのかという風情で終了するのが綺麗だ >>92
最初から先が見えてるのって漫画としてどうなのかね
蒼天の拳とかマジで全員善人でつまらなすぎた 悲しみさえ背負えば非道の限りを尽くしても天界入確定 >>478
いくら作品は作り手のものとはいえ、想像の余地を残していたものを「これがただ一つの
真実だ」と決定してしまったのは残念。ラオウが好きすぎて、小物感は全部抹消、徹底的に
聖人化するぞ!って頑張って結果なんだろうけど、かえってラオウというキャラをつまらなく
させたと思う。 暴力で乱世を平定した後はこの世を去って治世は愛ある者に託すつもりだった、だもんな
被害者意識を拗らせ悪に走っただけのカイオウとは扱いが違いすぎる 確かに外伝と真シリーズのラオウは
型にハマってしまい好きではない、
ざーとらしいというか
原作の矛盾や理不尽な行動をするラオウの方が
魅力的に見える 武論尊は自らを詐欺師に例えているから嘘をついてる自覚はある
ゆで嶋田のほうが修正主義者 >>484
歴史は勝者が作った云々とかそういうやつか
実際、ケンシロウの強敵美化は正にそれで基本ハブられてるとネタにされて来たユダでさえ、あの世界では悲劇の男達に含まれ扱われてるフシがある
だからラオウもそれまでの悪名を塗り替えて名君に生まれ変わる事も十分可能だった様に思えるが、イメージが偉人一辺倒になると統治をケンシロウに任せた事が余計変になるんだよな >>486
ケンシロウ無口だし主張もしないからなぁ
いきなりキレてぶん殴るけどw
まぁケンシロウが向いてるかは別として最初は強権的に独裁政治である程度国内が落ち着いたら頭すげ替えて宥和するってのはありだと思うよ ケンシロウは己の眼前にある不正に対しては容赦しないかも知れないが
己の目に映らないことはどんな悲劇であっても自分の預かり知らぬこととして黙殺
ラオウのように全体をカバーするような志がなければ政治向きでない 悪魔超人の世界で無断欠勤したら怒られるのだろうか?褒められるのだろうか? 刃牙はもはやギャグマンガだしな
勇次郎との親子ごっこ見てほっこりする漫画 >>179
単純に「人殺しは悪い事だからした奴は殺す」って構造の矛盾の話だと思うよ 人権がどうとか言うなら刑務所自体が矛盾の塊
いくら命があっても平等や自由を奪うということは既に死に体だろう ラオウも悪魔将軍も勇次郎も残忍でめちゃくちゃで倫理観など皆無で勝手気まま
振る舞うさまが魅力的だったんだよな
かっこ良く描こうとすればするほど優等生みたいになってつまらなくなる >>495
傍若無人な振る舞いが後出しで「実はこんな理由があった」みたいなやつだな それも後付けだから大して理由にもなってないというな どんな極悪キャラも長丁場になってくるとだいたい丸くなる
出番が多くてその作品を代表するようなラスボスで最後まで救いようのない
悪党のままで終わったってパターンって実はかなり少ないんじゃないか?
ディオ、志々雄真、フリーザ、戸愚呂etc
最後までブレなかったのは大魔王バーンくらいしか思い浮かばない >>498
そのディオ以降にあげてるのはバーン以外ブレてるやつに含まれるのか?
戸愚呂はちょっと違うけど悪党のまま終わった連中だと思うけど
バーンは悪党じゃないが最後口調がブレてたなw
改心とかしないといえばネウロのシックスはそういう悪役が哀しい過去背負ってやる系のアンチキャラとして出してる感はあった ディオも最後まで悪役貫いたけど2期でゾンビの正体が分かったおかげで
3期でどれだけ偉ぶっても「お前所詮エサじゃんw」ってずっと読んでる人には内心思われただろう >>501
それはこのスレの話とはちょっと違う可哀想な境遇だろw
6部のdioのがなんか変に神格化されてたけど信者視点だからしょうがないか ディオはすぐに頭に血が上る単細胞だったのが
6部で知性を感じさせる風格が備わった
「超」のフリーザは愛嬌たっぷりで憎めないキャラに
志々雄真は悪を全うしたと思うけど
最期の地獄の描写では人間的な一面が垣間見られた 悪役が計画を立て、正義の味方が計画に突っ込む
この構成だけはちゃんと守っているね ヘルシングの悪役は良かった
悪役がどうやったら最強の化け物である主人公を倒せるか知恵をしぼるあたり
どっちが悪役かわからんが 呪術の真人は、登場したての頃は実は良い奴ってパターンに見えたけど
そんなことはなかった こういうスレで銀魂の高杉が挙がらないのは何故だ?
バトル漫画と思われてないのか? お前が挙げるんだよ
同意が多けりゃ挙がる定番になるぞ 高杉は漫画の方向性や設定から仲間化するのが見えてたからなぁ
昔の漫画のいきあたりばったりに比べるとインパクト弱い
ベジータとかと同じでインパクト弱い
ベジータでスレ検索して出てきた>>355の感じ まさか武田観柳がるろうに剣心北海道編であんな憎めないキャラになるとはwwwwwwwwww >>508
悪役だけど、主義主張にとことんこだわる姿を描いたら主人公みたいに見えるという。 名探偵コナンの黒の組織はどうなるんだろう?
脇田ことラムがコナンと共に推理する話があるけど
黒の組織もスレタイ化する可能性を匂わせる内容だし ラオウに限らず北斗の拳でいい汗流した相手は大概いい奴化されている 散々悪い事した奴が最終的に改心さえすれば罰を受けなくても償わなくても良い奴扱いになる
漫画あるあるネタです 改心するだけの良識が残ってるなら最初から非道に走らんわな
中途半端なやつにはバイオレンスの嵐で極悪人に甘い 男の「あいつはいい奴だよ」と
女の「あの子はかわいい」は信用するな定期 プリキュアシリーズでも、散々無辜の民を苦しめてきた敵キャラが改心してプリキュアとして戦うというパターンが何度もあった
いやその前に罪に見合った裁きを受けろよと、今は強く思う その裁きを受ける描写自体が存在しないから釈然としないんだろ 悪役がいい奴化する。。。
利害が一致したから共闘することを、いい奴になったとするのはちょっと違うんでない?
悪役=嫌な奴 味方=いい奴 ていう定義がおかしいだろ
味方だけど嫌な奴 っていうポジションはよくある 逆に、悪役として出てきて、本当に悪人、本当に嫌な奴っていくらもいなさそう
そんなヤツだと孤立して味方がいないから、戦力的に弱い
多対一で戦うことになればザコでしかない
強者の条件に、仲間想いだったり戦いへの誇りがあるということで、
そもそもいい奴の条件を備えてなければ、いい悪役にもなれない
つまり。ラスボスに向くようないい悪役には、いい奴な部分がないとならない >>524
鬼滅の無惨とかネウロのシックスとかドラゴンボールのフリーザとか圧倒的な力で従わせてるパターンは結構多い
JOJOのディオや聖闘士星矢の教皇は微妙に違うか?
不良漫画とかにもいるな
まぁラオウもそっちだったのにあとづけていい奴かしたから違和感ある むしろラスボス個人の戦力より組織力の方に苦労する作品ってそんなにあるか?
大概はラスボス相手に多対一でも勝ち目が薄いって展開になってるような フリーザや無惨については、掘り下げてないからいい人成分が描かれていないだけであって、
いい人の部分がないわけがないんだよ
自分を中心とした先頭集団を組織するのに、嫌な奴恐ろしい奴ってだけではまとまらない
それなりの強者から、忠誠心を引き出す必要がある
バトルマンガのお約束上、主人公の仲間と、
ぎりぎりの良い戦いをしてくれるナンバー2ナンバー3が必要だからだ
スピンオフは読んでないけど、ラオウがその典型なんだろう
本編ではいい人の部分まで掘り下げられずにいたけど、あとからあとからいい人エピが湧いてくる
これは嫌な奴がいい奴に書き換えられるようになったのではなくて、
もともと持ってたいい奴成分がでてきてるだけ
コインの表しかみたことないからって、裏を見て「偽金だ」っていいだしてたらおかしいだろ? フリーザの場合はむしろ中途半端にいい奴描写とかやらなかったから人気が出たんじゃないか? フリーザが強すぎるって理由は当然として、部下らはみんな
利害が一致しているから誰も逆らわないだけで
会社の構造に近いものとして考えれば特にいいヤツ描写はなくても組織は十分成り立つだろうよ
だって、みんな社長がいいヤツだから会社に行ってる訳じゃないだろ? フリーザは違うけどDBは共闘の成り行きで居着くのが定番なんだよな
批判もあるけど、北斗みたいに主役や他の有力者の口利きが免罪符になるよりはスマート
DBも近年ではバランス崩れてる感があるが フリーザも「超」のほうでは共闘して、ちょっといいヤツ化してたな
ラオウのように過去まで正当化されるってのは流石にないが >>529
なりたたねーよ。命かけて戦うんだぞ
会社に勤めるのとはワケがちがう 強さが真理で勇者を尊敬するワムウがなぜカーズにあれほど忠誠を尽くしたのかよくわからない
カーズは大して強くないし勇者とは程遠い性格 育ての親にして師匠と考えれば別に不思議には思わない 育ての親であると同時に一族(ワムウに親はいるのか?)を抹殺した張本人でもあるから、複雑な心境だと思うがな 柱の男たちと人間にはすげー差がある。たとえるなら人と魚くらい
釣で疑似餌を使い、「プラスチックじゃん!ひきょうものぉぉ!!」って
魚が言ってたとしても人間は気にしないでしょ?
魚に対して卑怯な人だとしたって、身内にはいい人だったりするもんよ 第三章以降のスタンド使いからしたら直接攻撃しか能が無い柱の男はちょろい相手で
良い奴モード発動してる余裕もないだろう 細切れに切り刻んでも復活してくる相手をスタンドでどう倒すんだよ?w
ねぼけてんのか >>539
ザ・サンなら…まぁ他にもやれそうなやついるけどな サンの光で、柱の男たちがどうなると?
まさか、死ぬとでも? ジョジョの世界では、もっともパワーインフレした敵が柱の男
スタンドバトルは、そのインフレ路線を捨て、
相性や機転で戦う能力バトルへと舵を切り、マンガ界へ多大な影響を与えた
つまり3部以降能力は多様化したけど、パワーは下がってんだよ
柱の男たちに対抗できる唯一の存在が波紋使い。スタンド使いじゃ無理 カーズは野花も踏めないいい奴?と思わせてヒール化したパターンだから人気ないな >>544
人間の命より草花の方が価値があるとするあたり、人外っぽくていいけどな。 柱の連中からすりゃそれが普通の感覚なんだろうな
人間だって虫けらを踏み潰すよりも草花のほうに配慮するだろうし スラムダンクの豊玉も酷い
北野監督が辞めさせられたのは気の毒だが、だからといって悪質な態度・プレイが正当化される訳ではない
試合に負けただけで何の処罰も受けずに済まされるのは教育的にどうかと思う
監督想いの「いい奴」で終わらせてはいけない 豊玉って悪役だっけ?
スラダンはさわやか青春スポーツモノなんだからそも悪役なんておらんだろ スポーツ漫画は悪役不在でもストーリー進行が可能なジャンルだと思うけど
スラムダンクは連載開始当初はヤンキー漫画にする構想もあったみたいだからその名残で豊玉みたいなガラの悪い連中が出てきたのかね 三井もワルモノとして現れたし、
ゴリもリョウタも出てきたときはほんのりワルモノだったような・・・
豊玉も含めて、不良やワルモノだからって悪役なんてスラダンにはいないよ
花道とその一味だってワルモノっちゃワルモノなんだし 悪役じゃないというには三井のやった事は正直シャレにならないレベルだと思う
仲間入りさせるなら謹慎処分ぐらいの罰はあっても良かったんじゃないか? 「汚物は消毒だぁぁ!」と生きているおじいさんを火炎放射器で焼く悪役
土足で体育館に入り、部員を殴ったりボールに唾やタバコ、モップを折る悪役
人を殺したわけでも何でもない高校生が、シャレにならん悪役ってのは飛躍だろ
安西先生が現れたら涙流して膝をついて頭下げるわけだから、
反省してロン毛を切ったらもうそれでいんじゃね? 異世界や無法地帯を舞台の作品と現代日本が舞台の作品じゃ読者の受け取り方が変わってくるだろう
現代日本が舞台の作品は特別な説明が無い限りは作中の法律もある程度は現実の日本と似たものとみなす読者は多い
ていうか放免された後の態度が平然とし過ぎててコイツ本当に反省しているのか?って思う 三井のやった事は
他の奴らが代わりに泥を被ってくれたから事なきを得ただけで
連帯責任で大会出場停止処分くらう&退学だけで済めば御の字程度のやらかしだな いっぺんグレたって、戻ったらもうねちねちねちねち言わないさわやかマンガなんだよ
スラダンは ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています