悪役の「いい奴化」問題を嘆くスレ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ラオウ(北斗の拳) → 世の平定、人望厚い、仲間想い(北斗の拳ラオウ編後半及びラオウ外伝)
悪魔将軍(キン肉マン) → ゴールドマンとして超人閻魔の野望を阻止 (キン肉マン37巻〜)
範馬勇次郎(グラップラー刃牙) → 対戦相手を破壊しない、弱い者いじめはしない、戦火に晒された人々に神の如ように崇拝されている。(範馬刃牙)
長年、悪役、ラスボスとして親しまれてきたキャラの近年に於けるいい奴化を嘆きたい。 武論尊でさえ商業誌という事でラオウを死なせたのに
板垣は勇次郎を敗北させる事が出来なかった ラオウは死ぬことで神格化したのだろう、ダラダラといつまでも存在し続けたら
勇次郎のように無様なことになってる いくら悪いことしても最後にちょろっと改心するだけで強敵(とも)として記憶されることになる
こういう点が子供の影響に宜しくないとして北斗の拳は欧米で悪書とされてる 逆に仲間キャラの悪人化はFE紋章の謎のハーディンと幻水3のルックくらいだな
どっちもかなり不評だった気がする 逆にずっと悪いままのろくでなしブルースの
沼田とか美しいな。 ザボエラはほとんど誰にも評価されなくて切ないな
脳筋漫画に出たのが間違いだったのか >>24
キリスト教なんて悪事働いた奴が死ぬ間際に改心すりゃ天国 北斗の拳は暴力的だと言うことで欧米では批判の声が多いとは聞いたな
彼らは表現の自由をとても大事にしているが、同時に暴力的なものから子供を守る
ことに関してはもっと慎重だ スーパーマンはいいのか
柳田理科雄によるとスーパーマンが人間の女性とセックルすると射精の勢いで女性は死んでしまうらしいが >>25
FEだと暁の女神のセフェランとゼルギウスも悲しいことに 仲間キャラが離反するとなれば背景にはそれなりの理由が存在するはずだが
少年誌でそれをやると主人公側の大義を立てたいという思惑から、ただ単に錯綜して
頭がイカれた程度の話にしかならないな
ただ幽遊白書の仙水だけは、人間を守るべき意義が感じられなくなった
というところに至るまでの精神描写が秀逸だった 仙水以前のバッファローマンは蘇生してくれた事への義理で再度悪魔入りしてたぞ
トチ狂ってはいない バッファローマンは正義と悪を行ったり来たりしてて良く分からんが
悪魔超人軍団も当初は粛清として仲間の首を跳ねて辱める無慈悲な集団だったのが
互いに励ましあい努力して仲間想いの一面を見せる家族的な集団へと変貌していった スプリングマンとステカセは教官役のスニゲーターに一番手を焼いたやつらと振り返り師弟愛をみせる まだ息のある悪魔超人共から腕をもぎ取って我がものとしたアシュラなんぞ外道の極みだな 腕を回収してたのは首無し死体置場の胴塚だし息はないだろ?
バッファローマンは首無しで立ち上がったりもしてたが いや、作中でまだ息のある悪魔超人から次々腕を奪いとり自分のものとした。とある 確認してきた
「死ぬ直前の」ってはっきり言ってるな
悪魔超人の生命力舐めてたスマン シャア・アズナブルのように男は大義の為に所属陣営を変えるが
カテジナ・ルースやレコア・ロンドのように女が寝返るときは全て個人的な好悪で
情緒的な理由になる、これはガンダムシリーズ監督・富野由悠季の偏見かもしれないが
俺は的確な描写だと思っている シャア・アズナブルは
→ ジオン・ダイクンの名を穢し,ジオン軍へ
→ キシリアを殺害し,アクシズへ
→ ハマーンとの政争に敗れ,エゥーゴへ
→ アクシズとの戦闘中行方不明になり,ネオ・ジオンへ
→ 隕石落としに失敗したうえ死亡
大義失くした先例だと思う。特に地球破壊に転向したのは開いた口が塞がらなかった
カテジナやレコアは裏切った内に入るのか疑問。洗脳と小説では違う シャアの掲げるはジオン・ダイクンの理想ともまた違っていたからな
親父の名前を度々だしてスペースノイドを扇動するのもまた手段に過ぎないと自覚してる シャアは己の信念と理想を貫くために、色んな人や集団を利用してきただけで
はじめから一貫してる ジェミニのサガも、善と悪とのはざまで苦しみぬいた、最も辛かったのはサガ自身、などと評されることになるが
善が支配しているときに二重人格で悪のときは髪の色が変わるので聞く耳を持つなと、信頼できる黄金聖闘士などに
真実を打ち明けてればあんな見境のない状態にならずに済んた 悪魔超人たちに情と仲間意識があるってことになったのはなんだかなだな
将軍、騎士、平って序列があるのはいいとしても、隙があったらやってやるみたいなのがあった方がよかったよな
あんなの悪魔超人軍というよりももはやただの男塾じゃん 悪魔というものはサタンだけだろうな、悪魔超人軍ってのはその理念を標榜する超人の集団に過ぎない
ナチスとネオ・ナチの違いみたいなもの >>46
いい奴化問題はどちらかといえばカノンだな >>49
カノンの評価は心を入れ替えた瞬間からのものでラオウなどのように
過去の行いまで含めて一貫した人物評ではないけどな ハドラーも心を入れ替えるなど想像する余地がないほどゲスの極みだったが
過去が正当化された訳じゃないしな
ラオウのように一貫して神だったとなるのは実は珍しいケースに入るのでは でもラオウは徐々に英雄化されてたけど生きてる間はそこまででもないよな
死んでから過去が一気に美化された ラオウの目的は己の強さを実証し続け乱世の覇者となるという一点のみで
世の平定などには微塵も関心がなかっただろう るろうに剣心北海道編が続いていれば、宗次郎も良い奴化して出てきたんだろうな >>57
無関心どころか、腕力が物を言う乱世の到来は俺の為に用意されたようなものだと
歓喜すらしていたはずだ ラオウはいい奴化というより、政治利用のため祭り上げられているだけ 確かに死んでからの妙に美化された容姿は北の将軍様を思わせるものがあるな 中国の歴史書では慣習的に前王朝を悪辣に描いてみせ、その非道から救った我が王朝というパターンが繰り返されるからな
それは同じ中華文化圏である朝鮮半島も同様で、非道の日帝支配から開放した北の将軍さまということになる
一番悪いのは三国志だと思う 現在の王朝を正当化するために前王朝や外国は悪者にされるってことか?
平家物語が古典として読まれてきた日本は少し違うようだが タイムリーな話としては明治維新も多分に徳川幕府が悪者扱いだと思う やっぱ日本もそうなのかな
でも新選組好きな人って結構いないか? 新選組は政治的背景とはまた別要素の人気だしね
おそらく今年の大河も勧善懲悪みたいになるよ 日本は天皇がトップっていう建前があるし、島国で内輪の争いみたいなもんだしな
でも蘇我氏なんかは記録抹消されて卑しい名前に変えられたとかいう話もあるよね そういえば吉良上野介も悪役のはずなのにいい奴化してきて忠臣蔵という話にキレがなくなってきてるぞ! 平清盛,井伊直弼が悪者を一身に集めたから
蘇我倉山田石川麻呂が天智天皇のクーデター側に加わっていたから
明治維新も大阪維新が散々穢しているから早晩長州が悪者化すると思う 乙巳の変
壬申の乱
元弘の乱
戊辰戦争
このあたりは悪役のいい奴化が含まれているように思う 蘇我入鹿 → 仏教も信奉した開明派
弘文天皇 → 水戸藩の『大日本史』で天皇昇格
井伊直弼 → NHK『花の生涯』で >>63
日本でも、武烈天皇から継体天皇への皇位継承について、先代の血縁から離れ過ぎていると言う理由から
(或いは、ここで一旦皇統が途絶えているという説も)正史において武烈帝は、悪逆の限りを尽くした錯乱者のようにされた
とする有力な指摘がある。それは中国の王朝で繰り返されたのと同様、遠縁に引き継がれた皇統を正統で
気高いものだと主張するのが目的 懐かし漫画のようにだれでもネットで稼げる方法とか
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
7C0LN ラオウは名声に拘っただけで人民のことなど欠片も考えちゃいない
範馬勇次郎と同じで究極的な自己中の塊 デビュー間もない作者と、少年期の読者
=威張り散らすオッサンを若手主人公がぶちのめしてザマーミロ!な話に感情移入
数十年後の続編(ロートル化した元読者と、過去人気にすがる作者)
=突き上げられる立場になって、オッサンを正当化する話に感情移入
ってことなんだろうな。 >>31
それは理科雄じゃなくてラリイ・ニーヴンというSF作家の考察 神さまはサタンよりも300万倍偉大な存在である
サタンは聖書の中で10人の人間を殺したが神さまは3000万人の人間を殺したからである
2300万人殺したスターリンも1700万人殺したヒトラーも神様に比べれば小物 >>54
でもアバンVSキルバーンの時のアバンの演説
「ハドラーはキルと違って残虐行為は自分の手で堂々とやってた」
には過去正当化部分があったな。
魔王として軍団で攻めてたんだから絶対手下にやらせてた分もあったろと。
まあもっともあの時の演説は、
結局ピエロの演技に載せられてロボ相手にドヤってただけになったから
信憑性がなくなったのでおkかもしれんけど キルバーンはハドラーのように正面から来るタイプではないので卑怯者かもしれないが
殺すときは背後からでも自ら出向いてやってたと思うが ポップを助けた件でアバンのハドラー評が暴騰してたからかな
かなり無理有るフォローだったな ネウロのシックス、葛西
うしとらの白面の者
るろ剣の志々雄
PSYRENの遊坂 ながいけんの
「死ぬ間際にいい奴になるんじゃねえ」
を思い出すな サウザーなんかたった今さっき無茶な因縁つけてシュウをぶっ殺したばっかなのに
ケンシロウは高次脳機能障害とかじゃないのか? ところでサザンアイズのベナレスは「いい奴化」に入っちゃうのか? まあ北斗の拳は「男は皆哀しみを背負って生きている」というのがテーマのひとつなんじゃないの
(雑魚は除く) >>82
バルジ決戦でも司令官として出張ったし,常に先陣張ってたでしょ
山本五十六とか安全地帯の後方で指揮している奴が卑怯という概念がある 魔界から来た悪さを生業とするやつらに卑怯だ卑劣だと言ってもしょうがないだろう
正々堂々となんて所詮、人間界における美徳に過ぎん >>94
むしろ人間界においても、
自分には思いつかないような方法で負けるのがイヤだからっていう
頭で出し抜かれるのを防ぐための予防線でしかないよな 互いに君子として挑む名こそ惜しけれのような合戦時代ならともかく
絶滅戦争を仕掛けて来ている相手に卑怯もクソもないだろう 正々堂々の戦いを求めるのは実力で勝る側がそれを覆されないための
都合の良い方便にも見える いい奴になった…わけでないのに、なぜか妙にいい奴扱いで
爽やかに幸せに死んでったNARUTOのオビト やっぱりハドラーだな
ピッコロはすごい善人化したけど、そもそも息子になってからはただ悪ぶってるだけで大して悪いことしてないんだよな ハドラーに関してはダイとの真竜の戦いできっちり死んでいれば
あの爽やか武人な性格でも良かったけどな
あの後、ポップと死神の罠の中で友情ごっこしたり、最後の力で死神を刺したり、
灰になってアバン救ったりは蛇足だった
特にポップの「俺たちの仲間だったぜ」発言は本当にやめて欲しかった
そういう事じゃなく純粋に勇者との一騎打ちで散ってゆくから
カッコ良いんじゃないかと
シグマがそれに近い死に方だったが、死に際にシャハルの鏡を
プレゼントしちゃったのがちょっと残念 >>103
かっこいい悪役としての立場が認められなかったようで悲しい
2世で正義入りするアシュラマンを見送るサンシャインのような気分 現実でも若いころに悪いことやってる奴に限って
年取ってから人格者ぶるようになるから
漫画のキャラがそうなってもおかしくはない。 生まれ変わったピッコロは元々性格が戦闘に寄っていたからな
悟空に勝つために強くなることに貪欲な反面先代よりも悪の心が薄れた TOUGHの鬼龍も喜一らと仲良くつるみだしてから魅力が無くなってしまったな
それと呼応するように実力的にも微妙になってきてぽっと出のモブキャラにボロ負けするわで
暴落ぶりが半端なかった >若いころに悪いことやってる奴
人格者ぶるというか他人に説教したがる人が多い気がする
強い権力意識がそうさせるんだろうけど 若い頃に悪いことやってたなんて何の自慢にもならんわな
両津の言うとおり最初から真面目に生きてるやつのが偉いに決まってる 嘘喰いのラロは最後の最後まで悪役やったな、潔く負けを認めようとせず最後までちゃぶ台返し狙ってた その点、ダリオ・ブランドーは真性クズのままで良かった >>109
いや、幼少期の性格や行動は
親や家族、友人等周囲の環境に圧倒的に影響される、
そうやって悪くなってしまったところから
真人間になるってのは結構とんでもない偉業。
周囲の協力も含めて、その更生は讃えられて然るべき。
そういうやつは、ただ環境に恵まれて
ただ「今まで悪いことをしなかっただけ」
な一般の奴らよりもよっぽど真っ当になっているし、
もう悪に戻らない。人としてはかなりの完成形だよ。 >>116
こういうのを自分で言い出して自慢するバカを窘めてるのが>>109 >>116
真人間になるのがどんなに辛かろうがそれまで周囲の人にかけてきた迷惑が消えるわけじゃないからな
もう悪いことしないから偉い!とかねーよ 汗水垂らして稼いだ100万であろうと投資で得た100万だろうと同じ100万
主観的な頑張りや努力なんてそれを受け取る対象者にとってはどうだっていいこと 努力して更生したからといってそれを暖かく受け入れるべき義務なんてないしな
むしろ、またもとに戻るんじゃないかという疑念が片隅にあるので口先では良く頑張ったとか言いながらも
そういう手合とは関わり合いになろうとしないのが実情じゃないか ケンシロウに強敵(とも)認定された者は根っからの悪人ではなく
時代がそうさせたということで天国いき確定だけど
大量にいるモヒカン連中はそういった環境的要因ではなく生まれつきのクズなのか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています