悪役の「いい奴化」問題を嘆くスレ
ラオウ(北斗の拳) → 世の平定、人望厚い、仲間想い(北斗の拳ラオウ編後半及びラオウ外伝)
悪魔将軍(キン肉マン) → ゴールドマンとして超人閻魔の野望を阻止 (キン肉マン37巻〜)
範馬勇次郎(グラップラー刃牙) → 対戦相手を破壊しない、弱い者いじめはしない、戦火に晒された人々に神の如ように崇拝されている。(範馬刃牙)
長年、悪役、ラスボスとして親しまれてきたキャラの近年に於けるいい奴化を嘆きたい。 ここで幼稚園からクソなやつが登脊髄反射、お怒りの模様 自ら襲いかかってきて被害者づらとか(笑)変態の極みやな
さすが幼稚園からの根性曲がりは格が違うな ここからどっちが「いい奴化」するのか
目が離せない展開になってきたな! 頑張れ!
ネカマに迫って振られた44歳の関西弁の
おじさん。
未だに義理のお父さんを恨んでいたりして
大変だし、世の中を恨んでるけど頑張れ? >>189
なるほど、三つ子の魂百までっていうのか
ちょうどその見本みたいのが絡んできたから
説得力が増すなw >>190には、とりあえずケチをつけなきゃ気がすまない意地悪な性格を矯正して
「いい奴」になって貰いたいものだ 珍走団を成長とともに馬鹿馬鹿しくなってやめたという例はママあるけど
これって恥ずかしさからくる自制心であって厳密に言えば改心じゃない気がするな
年食ってまでやるのは非常に恥ずかしいし 改心と言うよりも、そういうことを称えるような幼稚な人間が周りからいなくなって
結果的に辞めざるを得なくなるってところだろうな
だから、元族とか(そんなことを公表する時点で馬鹿だが)言うタイプは年食っても
周りを威圧するような格好をしてたり精神的に幼稚なやつが多い そういう連中は何か小競り合いみたいなことがあったら途端に、俺もと族だよ?みたいな
圧をだしてくるだろうから反省なんか死ぬまでしないでしょ 他人のことを意地が悪いとか言っといてさりげに暴走族の話にすり替えんなやハッハッハーーーーwww 独眼鉄
富樫の兄貴を虐殺したのに、いつの間にか男塾の模範生みたいになっていた。 将太の寿司の将太の宿敵笹木のラストでの改心には
読者のほぼ全員が納得できないと一致していたっけなあw
まあ今までの悪行三昧がばれて逮捕ENDはTVドラマ版が先にやってしまったのも
あるかもしれないが >>205
原作では話によって改心していたりまるで反省していなかったり。
作者もあまりの多忙さにわからなくなっていたのかも。 オフサイドの敵の良い奴化も大概
ま、心地好い漫画だったけどね 力が弱くなってからいい奴化するのだけは勘弁してもらいたいもんだ
卑屈な擦り寄りにしか見えない 首相官邸襲ったりしてた頃と比べたら今の範馬勇次郎は常識あるしちょい悪親父くらいだな 範馬勇次郎は最後まで犯罪者の側にいて欲しかった
勇次郎側にどんな意図や思惑があるにせよ、弱い立場にいる人々から神のように
崇められるなんてのはあってはならないこと モハメド・アリをリスペクトするために
「あんたは力を持たない人々の希望だ」
なんてことを勇次郎に言わせたのも全く余計なことだった
力なき正義など無意味とばかりに襲いかかってぶち殺す
血だらけで倒れてる相手に説教までかます
これが勇次郎の正しい有り様 >>213
エゴの怪物である範馬勇次郎が他者を認めちゃキャラ崩壊だよねぇ・・・ グラップラー刃牙コミックス初期くらいまでかな
あの血と暴力だけを求める無法者でしかなかった勇次郎から考えると
過去にそんな高潔な言動を発していたなんて
とても結びつかないよなぁ(笑) >>213
或いはリスペクトしていると見せかけて天内のようにブチのめされるかだなw
結果的にはアリに対する作者の思い入れが強すぎてそういうことにはならなかったが まあ単純に人気高まり人格者的な味付けされた訳だろ
10巻くらいで終わってれば狂犬のままだっただろう 刃牙の対戦相手をぶち壊して、こんな雑魚に手こずってるようじゃまだまだだな。ってのもやらなくなったな
それどころか刃牙のライバルたちと、マイルドな力比べや酒を酌み交わし仲良くしている始末
かつては血の繋がった刃牙ですら己の闘争心を満たす為の道具でしかなかったのに
今や親子水入らず、勇次郎には年々失望させられるばかりだ 狙撃すりゃ死ぬんだけど味方にしたい国が山ほど有るから無理って説明もガッカリだったな
勇次郎の強さは腕力だけでそういう政治的理由じゃないだろうと ある意味核兵器の世界バランスを腕力でやってる訳だなw
次は北朝鮮に殴り込んで欲しいな
時事ネタ安全圏内だけなら誰でも出来る
今こそだぞ! 昔の勇次郎なら、郭海皇の死んだフリ作戦も耳にした時点で
即座にブチ殺しにいってる >>217
板垣が自分の理想の父親像を勇次郎に仮託したのが問題だと思う。
最初は単なる外道だったのが長期連載化して人格者キャラに変貌って
「美味しんぼ」の海原雄山かよw 刃牙と勇次郎の関係ってのは、まず親子の因縁(親子喧嘩の延長)というのがあるにせよ
同時に、その腕っぷしの強い親父は凶悪犯罪者で母親の敵でもある訳だから
和解という帰結にだけは絶対に持ち込むべきではなかったし、刃牙が本気で勇次郎を憎まなくなってから
緊張感のない作品に成り下がってしまった 親子対決の直前に
母の思いに報いるために勇次郎と戦う決意を固めた時は期待したのにな
結局馴れ合いで終わったのは心底残念だった 連載当初は、力比べをするのが面白いから(快楽追求)
次に、母親からの愛情を得んために(承認欲求)
最後は、親父が強いから(幼年期におけるエディプスコンプレックス的父親への対抗心)
などと、戦う理由も錯綜してるからな(笑) アニメだが、キャシャーンの最終回で悪のロボットたちが殊勝に働いてたな。 横山光輝の水滸伝はその辺りうまいと思う
はじめ敵将として登場しても後に梁山泊に入るキャラは、「敵役」ではあっても決して「悪役」としては描かなかった
スポーツのライバル選手ぽいというか
その分本当の悪役はとことん悪として描いてあるし、原作に存在する、悪人なのに仲間になってしまう人物はオミットするなど、敵役と悪役をきっちり線引きしてる 意識を失って、目が覚めたらヤブ医者に角をへし折られたのに
激怒しなかったバッファローマンは人格者 >>223
和解するのはバキが勇次郎に勝ってからでよかったわな >>225
理由は何にせよ、勇次郎にキッチリ勝ってくれたら問題なかったんだよ。
母の仇と握手してどうする。
刃牙道もせっかく宮本武蔵を出しながら勇次郎は負けさせないヘタレ。 やる前に死兆星目撃の有無を確認したり、サウザーの謎を解かせるためにケンをぶつけったり
隠居してたヨイヨイのコウリュウを自信の回復のためにブチ殺したり
生存中は小物臭半端なかったラオウが死亡後に時を経るごとに神格化されていった不思議 策を巡らせ直接対決は極力避ける、正確な状況把握と分析によって絶対に勝てるやつとしか戦わない
孫子の兵法に則ればラオウの行動は全て理にかなっているな 孫子は歴史に残るような英雄は大したことないと言ってるが >>230
死んでも関係ないというほど、息子の顔面を地面にめり込ませて圧勝するシーンでも良かった
幼年編の戦いと比較すると、技の比べっこ、必殺技の発表会に終始してあまりに緊張感がなさすぎた >>234
母の愛を得るためでもなく、仇を討つためでもなく、この頃のバキは本当に
何をしたいのか分からんかった。で、エアみそ汁で満足して終わる腰砕け・・・。 「親父が世界最弱なら自分は二番目でいい」とか言い出した時はこいつ何言ってんだ?って思った 戦い続ける理由がどこにでも転がってるような親子喧嘩ではな
刃牙はもっと大きく根深いテーマを背負ってたはずだが >>233
あの世界だとラオウの方がケンシロウより有名みたいだからな
ラオウの功績は立派ではあるが最後はユリア強奪という私事の末に倒れ
統治した世界と修羅の国をケンシロウにロクな説明もせず丸投げして逝った >>237
母親の愛を得たい、母親が殺された後は敵討ち、それに地上最強になるというテーマも
付いてきて構図は分かりやすかった。でもシリーズが続くにつれ、なぜか主人公の
熱意が薄れて、物語も迷走するようになった。 >>240
ラオウは戦いに負けて退場したからしようがない。
それより、ユリアとケンシロウが二人でズラかった方が問題でしょ。
せめて南斗の都に残れなかったか。 ラオウも、暴力で世を掌握することを本気で考えているなら後継者と成るべきやつらにガンガン北斗の拳を教えなきゃ
師匠を殺してまで遂げようとしたお前の野心よりも一子相伝の掟のほうが優越するのかよって その時の都合によって善と悪の狭間を揺れ動き続けるネプチューンマン タッグ編終了から後のネプチューンマンには全く魅力を感じなかったな
王位争奪編でも中途半端な働きしかしてないし、2世のタッグ編に至っては意味が分からなかった
折角、格好良く散って綺麗に終わってたのに台無しだろ 王位編のネプチューン・メッセージは恰好よかったと思う
2世での扱いはもう「ゆでだから」を通り越して作者の理性を疑うレベルの糞っぷり >>239
板垣がバキよりも勇次郎に感情移入したから訳分からなくなったのだろう アカギも連載長くしすぎて作者が鷲巣寄りになったな
おそらく当初はアカギが普通に勝負に勝って終わりの構想だったろうに
試合に負けて勝負に勝つという形で鷲巣に花を持たせて
挙句に部下による鷲巣の理不尽っぷりマンセーまで入れる有様 アカギも元々「天」のスピンオフとして始まった作品だが
赤木は初登場時のチンピラ崩れみたいなときが一番輝いてた
その後は完璧超人になりすぎて。。 鷲巣様に関しては愛着が出てきて殺せなくなってしまったんだろうな。
とうとうスピンオフのそのまたスピンオフが出来たり。 正直、福本のスピンオフおもんない
特に別のやつが描いたやつ >>249
ってか鷲巣は改心してないからな
所謂カルト人気で魅力もその根幹も全く無いキャラだったけど流石にいい人にするのは避けたんだろう
でも悪人のまま殺すことが出来なかったなら、いっそ改心して余生を慈善に費やすくらいしても読者の精神衛生には良かったかも 大金持ちが傲慢でケチでサディストであるってのは貧乏人の僻みでしかないな
現実には獲得した富を慈善など良いことに活かそうとする人のほうが多かったりする 初期の作者が若い頃は「父親」が敵だったけど
連載が長くなると、作者が「父親」になってしまい
そちらに感情移入してしまう
海原雄山と勇次郎が典型
雄山なんか父親通り越しておじいちゃんだ 福本がギラギラした下剋上を狙う人間とそれを阻む敵を描けなくなったのと同じ
自分が成功しちゃったもんだから、悪い意味で人生は金じゃないって枯れた思考になった 男塾の敵キャラは悪役でも仲間になったとたんに元からいい奴だった扱いになったりするけど他にツッコミ所が多すぎるからあまり気にならない 邪鬼の身体のサイズとかもだが突っ込んだら負けレベルで無茶苦茶だからな 肉ではゴールドマン上げが凄まじい昨今であったが、神から神に準ずる存在(完璧始祖)に実質的には成り下がってるんだよな
神様がなんで超人閻魔にかしずいてんだってことになってしまうから 厳密には天上界にいるらしい神ではなくても一般人から見れば神扱いなんだろう
一般の完璧超人ですらロンドン住民には
「ゲーーッ 神になって蘇りやがった」
なんて反応だったからな 慈愛の神が実は虐殺王だったシルバーマンはスレタイとは逆パターン? 北斗の拳で言えばリュウガとファルコはアホの子以上の評価は上げれんなぁ 悪役にいきなり可哀想な過去とかの回想が入って実はイイ奴だったんです みたいな演出は正直あまり好きでは無いが…
悪役が主人公サイドのキャラと接する内に段々良い奴になって行くような展開はベタだけど割と好き 日和ってしまった自分に戸惑い、悪くないと思う気持ちと
こんなの俺じゃねえ、元に戻りたいという気持ちとの葛藤があった
ベジータは結構珍しい部類なんだろうか 中身は変わってないが正義と悪魔の立ち位置を行ったり来たりするバッファローマン キン肉マンの場合だと
夢の超人タッグ編で友情が奪われてしまったアイドル超人全員が
ぎらついた闘争心を取り戻したいという焦りを感じ始めていたな
一旦馴れ合いを否定するというのは後の真・友情パワーにつながるし
悪くなったというのともちょっと違う気がする
これも友情という植物が花を咲かせるための試練というか タッグ編は友情人形で意図せず洗脳されてたって感じだな 人形の呪いが解けた後で正々堂々のライバル宣言する2000万パワーズはかっこよかった >>262
あれはるろうに剣心の人斬り抜刀斎みたいなものだろう
あとゴールドマンとの関係は北斗の拳のトキも感じられる
冷「徹」なのがいい。面白半分にへらへら残酷をやるのは冷「酷」
でそれだと安っぽくて弱そう >>253
金持ちには金持ちの、貧乏人には貧乏人の悪徳があって
なおかつその線引きに入った者すべてにはあてはまらない…はずだ
ただな…本物の貧困って教育の欠乏で
その環境下におかれた者を画一的なバカにした挙句
そこから這い上がらせてくれないから貧乏人のほうが一律でクズになってしまう
危険性は高いかもしれん 確かに機会の平等ってのは担保されなきゃならないだろうね
豊かなものが新たなリスクを犯してまで悪事に走る理由は無いのだから
懐に余裕があるから他者のことを考えられる >>1レベルで嘆いていたら梶原一騎の「愛と誠」読んだら悶死するかも
誠…不良集団を率いて早乙女家のっとりをたくらむ
→幾度となく愛を助け、早乙女家の守護神となる
高原由紀…悪の花園の影の番長。誠をリンチにかけ、愛の命を狙う
→頼まれてもないのに早乙女家に泊り込んで愛を守る
座王権太…悪の花園の影の校長。誠、愛、岩清水の命を狙う
→アメリカから帰国し、しれっと、よぉー岩清水はん!となれなれしく話しかける
座生与平…権太の父にして、右翼の大物。誠の命を狙う。高原由紀とともに拉致し拷問。砂土谷を
拷問、殺しかける。
→早乙女愛の自己犠牲精神にうたれ、息子をしかりつける。早乙女家の政治スキャンダルを
救うために、切腹して果てる。
砂土谷峻…冷酷非情な緋桜団のボス。学園ののっとりを画策し、上記登場人物の命を狙う
→自分が刺した誠の命が危ないと刑事に聞かされ、ショックで頭を抱える 梶原一騎作品は世界観がその場しのぎの連続でハチャメチャだから許されてる >>274
いやらしい表現になるが、優しさっていうのはとどのつまり余裕だからな
余裕も無いのに優しくしたら世界中が壮絶な自己犠牲の嵐になってしまう
それは平和とも理想の境地とも言えないだろう
ワケあり系の悪い奴が身の上話しても、シンプルにすると
「俺は不幸だった。それをどうにかするために行動を起こした」ってものだ
幽遊白書の左京さんみたいに
「特にそれっぽい理由はない、環境もフツーだよ。でも俺って悪党だなあ」
って感じの邪悪はかえって清々しいな
常識的な因果関係なく有害なことするのが真の悪ってイメージ 聖闘士星矢の沙織さんって、悪役ではないが最初は嫌な人だったよな
星矢たちに素性明かした辺りから急にヒロイン化した >>277
刑事裁判では、彼の生い立ちを考えると酌量の余地があるなどと言ったりするが
悪者がどんな人生を歩んできたかなんぞ被害を受けた者にとっては何の関係もないことだからな
被害者が社会の仕組みをそうした訳じゃなし
逆に、人が良いことをする場合はいちいち理由に拘ったりしない、ぼたんが言ったように
ただそうしたかったからで十分共感を得られるだろう >>278
沙織さんが星矢らをいびり散らしてたのは教皇を妥当する為の壮大な作戦の一環などではなくて
生来の性格にようるものだろうな 沙織が自分の正体を星矢たちに明かした時、その場の全員「知らねーよ勝手にやれ」って反応だったのに笑った
しかも自業自得なのにそれを受けて逆切れしてるし 教皇を倒さなきゃいけない理由は私がアテナだからってのはわかり易くて良い
善悪ってのは答えがないから面倒だ >>279
だから「今」を切り取って有害な存在をざっくり削除できる奴のほうが
ヒーローとしては頼もしく感じるんだよな、個人的には
過去も未来もどうしようもない、人が手を出せるのは今だけなんだから
同情からヒューマニズムこじらせて外道に一本獲られるようなボンクラが一番腹立たしい
同じ理由で今という状況を打開するのに元悪人と一時的に共同戦線張るときに
うだうだ昔のこと蒸し返してゴネる奴も嫌い。そいつが状況を好転させられるほどの
働きを見せられるっていうなら別だが、無理だろ? 喧嘩もロクにせずに育ったオタクがいったい何と戦っているんだ? >>283
そういうやつは、ちょっとした切欠で昔の悪が復活したりして邪魔くさいんだよな
そんな心の葛藤なんぞお前のなかで勝手に処理しとけって話だ しかも、やってきたことの大半が悪さで味方になったら大して役にも立ってないのに
散り際だけは壮大に幕を下ろそうと演出しやがるからな、原哲夫作品でこのパターンは良く見た気がする よく原哲夫系っていうが
別に北斗の拳では、でいいのでは >>285
そういう脳内設定を前提に
マウント取ろうとする態度こそ
誰と戦ってるかわからなくなるな
自分を鑑みての当て推量では?