悪役の「いい奴化」問題を嘆くスレ
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ラオウ(北斗の拳) → 世の平定、人望厚い、仲間想い(北斗の拳ラオウ編後半及びラオウ外伝)
悪魔将軍(キン肉マン) → ゴールドマンとして超人閻魔の野望を阻止 (キン肉マン37巻〜)
範馬勇次郎(グラップラー刃牙) → 対戦相手を破壊しない、弱い者いじめはしない、戦火に晒された人々に神の如ように崇拝されている。(範馬刃牙)
長年、悪役、ラスボスとして親しまれてきたキャラの近年に於けるいい奴化を嘆きたい。 ロッテンマイヤーさんは子供のときに見ると悪役だが、大人になって見ると優秀な執事という稀有な例 ブレずに最後まで悪人だったデーテとチネッテ。たまに混同する。 宿敵だったのが仲間になるのを境に、過去の悪行が忘れ去られ元から善人だったように
描かれるパターンは少年誌にありがちだな 悪⇒善⇒悪
の阿修羅マンやおネプは稀有な存在。
そして、肯定されない。 ハイジのじーさんはハイジと出会わなければ一生鼻つまみ者のままで
葬式も出してもらえなかったろう そこまで極悪非道の大悪党ってわけじゃないけど、
小市民レベルで結構クズだったキャラが善人化して違和感あるのが
ラッキーマンの勝利マン(と友情マン)
ましろのおとのタケト
前者は初期のクズエピソードも弟のためだったみたいなことになりいいお兄ちゃん化して
後者は雪(とユナさん)に謝りもせんで馴れ合ってるのが両方納得いかん >>161
それなら友情マンの方がより悪質だったと思う
友達を自分の為に利用する偽りの友情野郎として描写してたのに、
一匹狼マン戦だったと思うが、実は本物の友情だったとか
いきなり言われても…
しかも自分の方から一方的に押し付けた友情なのに、
それを裏切られたから切れるとか何かもう全てが狂ってる 作中の最後まで作中最凶であり続けた一条武丸さん。
一方で女には優しかったりもするが。 このスレの主旨とは違うんだが、
邪悪なラスボスであったはずの奴が、どう見ても打ち切りな展開を畳むため
実はすべて主人公のためだったんだよ!!ってことになって実はいい人ということで収まった
いや…あれが実は主人公のためでいい人でしたって無理あるだろ…
違和感ありまくり
という展開になってしまった日本茶漫画が「茶の涙」
割と好きだったんだけど、打ち切り残念 アルプスの少女ハイジのデーテ
ハイジを山に置き去りにし、フランクフルトの金持ちに売り飛ばし、
迎えに来ない。 逆に
「普通この流れなら改心する方が自然なのに、悪いままで終わって後味悪い」
ってキャラもいるんじゃない?
漫画だと今すぐパッと思いつかないが、例えばロッキー4のロッキーの弟子とか… キン肉マンフェニックスもすっかりいい奴化したな
悪役がいい奴化して仲間になると新しい敵のかませにされないか不安 >>168
佐渡島方治
>>170
バッファローマンは禿に
喧嘩マンは逆海老縛りのマゾに
スーパーフェニックスは復活編で話題すらされず 北斗の拳では、ラオウのみならず
サウザー、ユダ、シンなどは、悪役でありながら最終的に許されているが
トラウマが人格を狂わせたという点が強調されるのは精神性の高さゆえということか
だが、彼らが許しを得たのは最終的には死を迎えたからであっって
生きていれば、なんで?となるだろう
少し話は逸れるが、世界が放棄しても未だに日本人が死刑制度に拘る理由は
この辺の死に対するメンタリティの違いじゃないだろうか
悪いことしたら最後に死ななきゃ締まらない >>172
明治時代の四民平等、身分制度撤廃とともに賤民扱いされてきた人も含めて皆普通に権利を得ることになったが
同時に国家の民として、武士としての規範や行動まで要求されるようになった。
すなわち恥ずべきことをしたら自ら死を選べ、それが出来ない奴は国が代わりに殺してあげようということに。
近代国家じゃ無理だが、死刑廃止する代わりに奴隷の身分でも作って落とせるようにした方がいいんだろうけどね。 >1であげられてるような超人的なキャラは実際に天狗になるのもしかたがないような
圧倒的な強さを持ってるし強いやつと戦うこともいとわないから善人扱いとかなっても
特に嫌悪感がないんだが
いやなのはいじめ漫画で弱い子をよってたかって残忍ないじめをしたくせに
なぜか可愛そうな子とかいい人扱いになるパターン
GTOの相沢とかミスミソウの小黒とか
特にミスミソウの小黒は主人公に謝罪したからって読者に過大評価されて
いじめ関係者側で唯一まともな人間扱いするレビューまであってめまいがする >>176
近代国家だから死刑が野蛮だという理由も正直良くわからないんだが
命は命を以てこそ償うという概念は、人が人を殺めるという意味と命の重さというものを
肉体的な感覚を通してより本質的な次元で理解するのに役に立つ優れたやり方だと思うね
ノルウェーみたいに、何人殺しても一生快適な刑務所で遊んで暮らせるようでは
命の価値など暴落の一途だろう カラテ地獄変のチャンプキラーゴルゴもかなり変わった
登場時は醜悪な見た目に残忍冷酷で完全な悪役
主人公と闘う内にだんだん丸くなり後半では愛すべきキャラへと変貌した そんな風に心情の変化が誰にも理解できるような描き方なら良いんだが
ラオウみたいに、過去にまで遡って神格化しだすやりクチはさすがに閉口するな フリーザの最期を徹底的に屑かつ無様に描いたのは正義 >>182
しかし、DB超は……
あれはキャラクターを殺しているね 金田一でも、高藤の学生時代を描いたスピンオフでちょっと良い奴の側に立っててイラッとした
お前殺人鬼やろと いい奴化とは少しちがうかもしれないけど、ゴリラーマンの館井
一般生徒ばかり狙ったり、後輩を盾にして自分だけ逃げたり、背後からの不意打ちを得意技とするなど、作中随一の卑怯者
しかし堂上商との決戦では、他校の番格たちが尻込みする中、まだ傷が治ってない状態ながら藤本に気が済むまで自分を殴らせて詫びを入れて仲間に入れてもらい、見事一矢報いた
これまで徹底してリスクを避けてきた臆病な男が、最後の最後に真正面から立ち向かっていった姿にはちょっと感動した 実際の話になると漫画みたいに極悪人が心を入れ替えることなんかまぁないわな
三つ子の魂百までというがクソなやつは幼稚園くらいから既に底意地が汚くてクソのまま ここで幼稚園からクソなやつが登脊髄反射、お怒りの模様 自ら襲いかかってきて被害者づらとか(笑)変態の極みやな
さすが幼稚園からの根性曲がりは格が違うな ここからどっちが「いい奴化」するのか
目が離せない展開になってきたな! 頑張れ!
ネカマに迫って振られた44歳の関西弁の
おじさん。
未だに義理のお父さんを恨んでいたりして
大変だし、世の中を恨んでるけど頑張れ? >>189
なるほど、三つ子の魂百までっていうのか
ちょうどその見本みたいのが絡んできたから
説得力が増すなw >>190には、とりあえずケチをつけなきゃ気がすまない意地悪な性格を矯正して
「いい奴」になって貰いたいものだ 珍走団を成長とともに馬鹿馬鹿しくなってやめたという例はママあるけど
これって恥ずかしさからくる自制心であって厳密に言えば改心じゃない気がするな
年食ってまでやるのは非常に恥ずかしいし 改心と言うよりも、そういうことを称えるような幼稚な人間が周りからいなくなって
結果的に辞めざるを得なくなるってところだろうな
だから、元族とか(そんなことを公表する時点で馬鹿だが)言うタイプは年食っても
周りを威圧するような格好をしてたり精神的に幼稚なやつが多い そういう連中は何か小競り合いみたいなことがあったら途端に、俺もと族だよ?みたいな
圧をだしてくるだろうから反省なんか死ぬまでしないでしょ 他人のことを意地が悪いとか言っといてさりげに暴走族の話にすり替えんなやハッハッハーーーーwww 独眼鉄
富樫の兄貴を虐殺したのに、いつの間にか男塾の模範生みたいになっていた。 将太の寿司の将太の宿敵笹木のラストでの改心には
読者のほぼ全員が納得できないと一致していたっけなあw
まあ今までの悪行三昧がばれて逮捕ENDはTVドラマ版が先にやってしまったのも
あるかもしれないが >>205
原作では話によって改心していたりまるで反省していなかったり。
作者もあまりの多忙さにわからなくなっていたのかも。 オフサイドの敵の良い奴化も大概
ま、心地好い漫画だったけどね 力が弱くなってからいい奴化するのだけは勘弁してもらいたいもんだ
卑屈な擦り寄りにしか見えない 首相官邸襲ったりしてた頃と比べたら今の範馬勇次郎は常識あるしちょい悪親父くらいだな 範馬勇次郎は最後まで犯罪者の側にいて欲しかった
勇次郎側にどんな意図や思惑があるにせよ、弱い立場にいる人々から神のように
崇められるなんてのはあってはならないこと モハメド・アリをリスペクトするために
「あんたは力を持たない人々の希望だ」
なんてことを勇次郎に言わせたのも全く余計なことだった
力なき正義など無意味とばかりに襲いかかってぶち殺す
血だらけで倒れてる相手に説教までかます
これが勇次郎の正しい有り様 >>213
エゴの怪物である範馬勇次郎が他者を認めちゃキャラ崩壊だよねぇ・・・ グラップラー刃牙コミックス初期くらいまでかな
あの血と暴力だけを求める無法者でしかなかった勇次郎から考えると
過去にそんな高潔な言動を発していたなんて
とても結びつかないよなぁ(笑) >>213
或いはリスペクトしていると見せかけて天内のようにブチのめされるかだなw
結果的にはアリに対する作者の思い入れが強すぎてそういうことにはならなかったが まあ単純に人気高まり人格者的な味付けされた訳だろ
10巻くらいで終わってれば狂犬のままだっただろう 刃牙の対戦相手をぶち壊して、こんな雑魚に手こずってるようじゃまだまだだな。ってのもやらなくなったな
それどころか刃牙のライバルたちと、マイルドな力比べや酒を酌み交わし仲良くしている始末
かつては血の繋がった刃牙ですら己の闘争心を満たす為の道具でしかなかったのに
今や親子水入らず、勇次郎には年々失望させられるばかりだ 狙撃すりゃ死ぬんだけど味方にしたい国が山ほど有るから無理って説明もガッカリだったな
勇次郎の強さは腕力だけでそういう政治的理由じゃないだろうと ある意味核兵器の世界バランスを腕力でやってる訳だなw
次は北朝鮮に殴り込んで欲しいな
時事ネタ安全圏内だけなら誰でも出来る
今こそだぞ! 昔の勇次郎なら、郭海皇の死んだフリ作戦も耳にした時点で
即座にブチ殺しにいってる >>217
板垣が自分の理想の父親像を勇次郎に仮託したのが問題だと思う。
最初は単なる外道だったのが長期連載化して人格者キャラに変貌って
「美味しんぼ」の海原雄山かよw 刃牙と勇次郎の関係ってのは、まず親子の因縁(親子喧嘩の延長)というのがあるにせよ
同時に、その腕っぷしの強い親父は凶悪犯罪者で母親の敵でもある訳だから
和解という帰結にだけは絶対に持ち込むべきではなかったし、刃牙が本気で勇次郎を憎まなくなってから
緊張感のない作品に成り下がってしまった 親子対決の直前に
母の思いに報いるために勇次郎と戦う決意を固めた時は期待したのにな
結局馴れ合いで終わったのは心底残念だった 連載当初は、力比べをするのが面白いから(快楽追求)
次に、母親からの愛情を得んために(承認欲求)
最後は、親父が強いから(幼年期におけるエディプスコンプレックス的父親への対抗心)
などと、戦う理由も錯綜してるからな(笑) アニメだが、キャシャーンの最終回で悪のロボットたちが殊勝に働いてたな。 横山光輝の水滸伝はその辺りうまいと思う
はじめ敵将として登場しても後に梁山泊に入るキャラは、「敵役」ではあっても決して「悪役」としては描かなかった
スポーツのライバル選手ぽいというか
その分本当の悪役はとことん悪として描いてあるし、原作に存在する、悪人なのに仲間になってしまう人物はオミットするなど、敵役と悪役をきっちり線引きしてる 意識を失って、目が覚めたらヤブ医者に角をへし折られたのに
激怒しなかったバッファローマンは人格者 >>223
和解するのはバキが勇次郎に勝ってからでよかったわな >>225
理由は何にせよ、勇次郎にキッチリ勝ってくれたら問題なかったんだよ。
母の仇と握手してどうする。
刃牙道もせっかく宮本武蔵を出しながら勇次郎は負けさせないヘタレ。 やる前に死兆星目撃の有無を確認したり、サウザーの謎を解かせるためにケンをぶつけったり
隠居してたヨイヨイのコウリュウを自信の回復のためにブチ殺したり
生存中は小物臭半端なかったラオウが死亡後に時を経るごとに神格化されていった不思議 策を巡らせ直接対決は極力避ける、正確な状況把握と分析によって絶対に勝てるやつとしか戦わない
孫子の兵法に則ればラオウの行動は全て理にかなっているな 孫子は歴史に残るような英雄は大したことないと言ってるが >>230
死んでも関係ないというほど、息子の顔面を地面にめり込ませて圧勝するシーンでも良かった
幼年編の戦いと比較すると、技の比べっこ、必殺技の発表会に終始してあまりに緊張感がなさすぎた >>234
母の愛を得るためでもなく、仇を討つためでもなく、この頃のバキは本当に
何をしたいのか分からんかった。で、エアみそ汁で満足して終わる腰砕け・・・。 「親父が世界最弱なら自分は二番目でいい」とか言い出した時はこいつ何言ってんだ?って思った 戦い続ける理由がどこにでも転がってるような親子喧嘩ではな
刃牙はもっと大きく根深いテーマを背負ってたはずだが >>233
あの世界だとラオウの方がケンシロウより有名みたいだからな
ラオウの功績は立派ではあるが最後はユリア強奪という私事の末に倒れ
統治した世界と修羅の国をケンシロウにロクな説明もせず丸投げして逝った >>237
母親の愛を得たい、母親が殺された後は敵討ち、それに地上最強になるというテーマも
付いてきて構図は分かりやすかった。でもシリーズが続くにつれ、なぜか主人公の
熱意が薄れて、物語も迷走するようになった。 >>240
ラオウは戦いに負けて退場したからしようがない。
それより、ユリアとケンシロウが二人でズラかった方が問題でしょ。
せめて南斗の都に残れなかったか。 ラオウも、暴力で世を掌握することを本気で考えているなら後継者と成るべきやつらにガンガン北斗の拳を教えなきゃ
師匠を殺してまで遂げようとしたお前の野心よりも一子相伝の掟のほうが優越するのかよって その時の都合によって善と悪の狭間を揺れ動き続けるネプチューンマン タッグ編終了から後のネプチューンマンには全く魅力を感じなかったな
王位争奪編でも中途半端な働きしかしてないし、2世のタッグ編に至っては意味が分からなかった
折角、格好良く散って綺麗に終わってたのに台無しだろ 王位編のネプチューン・メッセージは恰好よかったと思う
2世での扱いはもう「ゆでだから」を通り越して作者の理性を疑うレベルの糞っぷり >>239
板垣がバキよりも勇次郎に感情移入したから訳分からなくなったのだろう アカギも連載長くしすぎて作者が鷲巣寄りになったな
おそらく当初はアカギが普通に勝負に勝って終わりの構想だったろうに
試合に負けて勝負に勝つという形で鷲巣に花を持たせて
挙句に部下による鷲巣の理不尽っぷりマンセーまで入れる有様 アカギも元々「天」のスピンオフとして始まった作品だが
赤木は初登場時のチンピラ崩れみたいなときが一番輝いてた
その後は完璧超人になりすぎて。。 鷲巣様に関しては愛着が出てきて殺せなくなってしまったんだろうな。
とうとうスピンオフのそのまたスピンオフが出来たり。 正直、福本のスピンオフおもんない
特に別のやつが描いたやつ >>249
ってか鷲巣は改心してないからな
所謂カルト人気で魅力もその根幹も全く無いキャラだったけど流石にいい人にするのは避けたんだろう
でも悪人のまま殺すことが出来なかったなら、いっそ改心して余生を慈善に費やすくらいしても読者の精神衛生には良かったかも 大金持ちが傲慢でケチでサディストであるってのは貧乏人の僻みでしかないな
現実には獲得した富を慈善など良いことに活かそうとする人のほうが多かったりする ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています