前にさ、ハンターハンターの作者さんが自分を作品の中の登場人物に例えると?って言う感じの事を
聞かれて、悪役全員が自分の分身です、みたいなこと答えてておおぅと思ったよ。勿論良い意味で。

面白い作品っていうのは敵対サイドが魅力的なんだよね。
それができるっていうのは、悪役側の動機となる負の感情を理解できる、
ひいては人に嫌われるものや弱者、マイノリティに対して理解があるってことだと思うんだ。

粗暴さや陰湿さっていうのは割と人間誰にでもあるものだと思うし、
変人だったりダメダメな所は別にあっていいと思うんだけど…

最近の作者の場合なんか…自分のコンプレックスなんかを飲み込めなくてそれが作品に出てきちゃってる感じ。
敵対サイドをこき下ろして主人公サイドを可哀想持ち上げしてるから視野狭窄気味で
サイザーやリュートがメアリー・スーっぽいとか言われるのも無理ないかと。