>>160
ほんこれ。ただ単にツマラナイとか話の辻褄が合わないとかでは無く(それもあるけど)
不快になるレベルの幼稚さみたいなものを感じるんだよなシェルの時代から。

昔は悪役側も「魔族としての立場があるから人間側に害を成す」だったり、
「人間側も主人公迫害してたけどそれは弱さからくるものであって、最後は協力し合えた」
とか、描き方も上手かったし人物造形にまだ深みがあった。

でもなんだろ、最近のはただ作者が不快と思う考え方や立場を悪役側に投影して
それを思う存分リンチする!ていう漫画になった気がする。
(魔族が「これだから女は〜」とか言いだしたのも唐突で??だったし…)
コイツ等悪者だからいじってヤれ!みたいな小学生のいじめみたいなノリで。

味方側に至ってはいつまでも私カワイソウ周りの環境のせいで〜って
ティーンの女の子の通過点をずっと成長しないまま引きずってるような感じだし…
(昔旧作の方でサイザーは自分自身を見つめ直してそれを克服したやん!!)

穿った考え方だとは思うけど、作者が自分可哀想、でもそれは周りが悪い、
気に入らない奴は理由つけていじめてやれ!みたいな鬱屈したものを感じる。

あと「自分Sなんで〜」とか免罪符のように言う奴は
自分より弱い立場に強く出て自分より強い奴には下手に出る奴の常套句っていうのを思い出した。