どこの雑誌上の対談だったかインタビューで、
ゴルゴ13について「殺し屋・テロリストが主人公の漫画は良くない」
と手怩ェいったというので、友人は甚だしく憤慨していた。

しかし、その後にBJの連載が始まったが、それはゴルゴ13といろいろ
な点で似ているが、裏返しのような作品だった。

BJも国籍不明、正体不明、偽医者、仕事を請け負って高額の報酬を受け取る、
いわゆる劇画のキャラクターの風体をしている、体に傷がある。
時々手がしびれたりなどして仕事ができなくなる期間がある、。。。。
など、どちらがどちらを真似したのか分からないような類似点が多々ある。

斎藤たかをの漫画作品には、過去の復讐で地雷の埋まっている島に
敵を残して、何かを掘り出させるという(それで次々と爆死する)
というような作品もあったが、詳しい題とプロットは忘れた。
でもそれを読んだときに、BJでよく似たエピソードがあったことを
思い出した。

多分、さいとうたかをはBJの連載が始まったときに、我ついに
手怩ノ勝利セリといった感を持っただろうことは間違いない。
心に余裕ができたはずだ。