>>46
医学は偉大ではない
医者が神様のような天才であれば、それは天才ということが
もちろん引け目を感じたり形見が狭いことなんて存在しない。
でもブラック・ジャックは神格化された
自分が生まれる前に無くなった畸形嚢腫のピノコはピノコではなく
彼女もまた医者という存在に右往左往とした一人にしかすぎない
ピノコとは常に社会に見張られていただろう。これは事実だ
ブラック・ジャックのふさわしい嫁になることを周囲から期待され押しつけられて
潰れそうになった。一時的にはブラック・ジャックを棄てて、他の
男になびいたこともある。しかしそれは右往左往とした過去の一つにしかすぎない
彼女もそれを信じていたからブラック・ジャックは最終回では
狂人になってしまったという過去の自分を捨てたのも
理解しているのは作者はきっと分かっていながらも執筆した
でもそんな事実を否定したのが手塚眞である
それは手塚眞が医者の息子というのを破棄したという考えでブラック・ジャックを
執筆したのではないから