三つ目がとおる5 【手塚治虫】 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>352
確かに、それもあるだろうね
自分に危害を加えるなら対抗措置がないとおかしいし、フォローなく琵琶湖に行ったらちょっと残尿感ある
そして大騒動を起こせば漫画が面白くなるかといえば、必ずしもそうとは限らない
手塚先生も読み返して「うーん・・このエピソードいらないな」と判断したのだろう
自作に対して冷徹な目を持ってたんだろうね 月刊誌(なかよし)連載だったリボンの騎士なども、毎号のラストが、ああ、これは
いったいどうなるんだらう!という感じの終わり方になってて、次号を買わずにはいられないような、
盛り上げ方になっていたと記憶する。
雑誌の頁の端に当時あった、あおりの文句とかも完全に復刻して欲しいものだが、
あの短い分などの著作権は当時の雑誌の編集部にあるのだろうからな。 星野之宣の古代ロマンものは、三ツ目が通るの青年版っぽいよな。
漫勉に出てこないかな >>353
自分は手塚のそのやり方にあんまり賛成できないんだよね、多少全体のつじつまが合わなくなっても連載時の後の事を考えない強引な引きがあったほうが熱量があって読み進めていくぶんには面白いし、全体を読み終えての矛盾なんかもほとんどの作品でかなりどうでもよく感じる。
まあでも、単行本と初出版で2回商売できるのも手塚ならでは 三つ目はとくに初出、単行本で大胆に変えてるから昔から検証してるマニアもいたし考察サイトがあったよね >>359
まあ、俺はどちらでもいいかな
完成度を高めようとするのは悪いことじゃないし、単行本版も今まで大いに楽しんできたから
とはいえ、連載時の勢いみたいなものが消えてしまうのも確かだな
今回のオリジナル版は、「当時の読者はこんな風に三つ目を毎週ワクワク楽しんでたのか!」と感動した 手塚の場合は習慣連載の引きを単行本では嫌ったんじゃないかな
単行本の最後とかで中途半端に切られるのはやだし
クリープのやつは単行本一冊におさめるための改編だし。 どれが正解って事じゃなくて作家それぞれ、読者それぞれの考え方だからな
手塚先生は本になってこそ作品としての完成形って考え方で雑誌版の事を「原作」と言っていたそうな
あとこれは推測なんたけど
手塚先生は過去の作品の全てが平行して「 【現在】 の自分の作品」として進行している感覚だったんだと思う
だから再単行本化などの機会がある度に、現在の自分の作品として更なる完成度を高めるために手直ししたがる でも、KC途中で刊行打ち切りと、全集の収録順のアレはひどいと思う。 >>362
確かに単行本を読んでる時にあまり「引き」の手法を意識したことはないね
引きで巻をまたぐのもあまりないと思う
今回のオリジナル版を読んで、「アレ?普通の少年漫画みたいだな」って思ったもの
>>364
あれは本当に理解しがたいが、まあ天才の考えることはわからん、ってことだな
グリーブの秘密については、KC版と漫画全集版とで展開とが違うのがまた・・・ >>363
全集に入れるにあたって新宝島まで全ページ描き直すとか、普通じゃないよね 全集に新宝島まで全ページ描き直したのは、いろいろ理由もあるだろうが、
最初の単行本(赤本)は酒井七馬の絵が混ざっているといわれていたし、
また、著作権についても著者の表示は最初は酒井七馬の名前だけだった。
そうして、原稿は買い取りだったとの、赤本をだした出版社に権利が譲渡されて
おり、法人著作物として50年間の保護期間がまだ切れてはいなかったからだろうか。
それとも、全集化にあたって育英出版から権利を買い戻したのだろうか?
講談社全集が出始めた前後に、中野書店だったかで新宝島の赤本に300万円の
値段が付いたという事件があったが、手塚治虫は(表向き)(300万円という値段に)
馬鹿馬鹿しいと思うというような内容の新聞記事を書いていたと思う
あるいは意見を求められてのインタビュー記事だったかもしれない。
何にその文章が載っていたかは失念した。 >>371
いやいや 普通に最後まで読むのを勧めえや。 復刻版、買いました。
脳みそトコロテン機、欲しい。 >>376
確かに糞野郎が儲かると思うと腹が立つが
まあ そこは許してやろう 罵らせては貰うが
それでも復刻版は楽しみ。 1万部どころか、1000部台がいいところでは? 復刊なんて、そんなもんでしょ。だから、大手はやらないわけでさ。出るだけ幸せと痛感してる だからこそあの価格設定なんだよな
こんなマニアックなの1万部も売れるわけないよ 1,000も売れないと思うな
間違いなくアラフォー以上のアイテムだし
金はあるだろうけど今さら感が大きい しかし 今でもリメイクが連載してるから
若いのも買うのが0でもあるまい。 三つ目をはじめてしったのが24時間テレビのわかぞうです。
そのご単行本など売ってなくてKCの580円のやつが発売された時には大変うれしくて興奮いたしました。 http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201710/column.html
三ツ目が通るのレストアの苦労話。
「ふしぎな少年」も復刻作業中だという。
できたら、エンゼルの丘も誌面完全復刻して欲しい。
他にもいろいろ元のが読みたいものはいろいろある。
昔は単行本の頁数の制約から、ページ数をカットしたり、
扉絵も取って単行本になったし、それで毎回連載毎の
話の続きの期待感を盛り上げる部分をなだらかにしたり、
などなど単行本化でいろいろ替えてるから。
なかよし版のリボンの騎士も、雑誌のカラーページは
カラーで観たい気がする。
昔は、カラー用の着色原稿は単行本のモノクロ出版では
絵が潰れてしまうというので、トレスして原稿を書き直し
してたりする。
赤い雪とか、月刊連載時代の手怩フ少女マンガには
カラー作品が多かった。あの当時手恷。虫が別格扱いを
されていたこともあると思う。 三つ目大全集は感涙モノだけど、オリジナルでは上底先生が死んじゃうのが悲しい >>393
まさに考古学者、土器の復元とは言い得て妙だね
情熱がなくてただの仕事じゃこれはできないよ
大して売れもしないだろうにこれだけの仕事をするのは大したもんだ
三つ目大全集の価格は妥当なところだろう
まあこう書くと関係者乙とかくだらないレスがつくんだけどね。もちろん違うが
これからも応援してます しかし、手怩フ原稿の断片の裏に、今の資料室の人が
鉛筆で書き込みをするというのは、考古学的資料の観点
からして如何なものかとは思うがね。 昔の人は裏紙に日記書いたり、紙背文書みたいに使い回ししていて、それ自体が古文書的な意味を持ったものだけど、確かに今は時代が違うもんね 怒濤の401ゲット!
>>400
400ゲットおめでとうございます >>399
理想を言えばクリアファイルとかに入れてラベリングするってとこか >>399
昔は新しい単行本が出るたびに
原稿の隅に新しいノンブルを鉛筆で書き込んでましたけど
あと確認のハンコとかベタベタ押したり レストアの苦労話を公開して
すごく手間暇かかるから5000円をこえる値段でも打倒。いやむしろ安いよ!
というふうに思わせてるだけで
じつは案外作業は楽でコストがそこまでかかってなかったりして・・・ >>405
あ!?出てんじゃん!これは買わねば!!
でも三つ目と併せると財布が痛いわ そういう時はバンソウコウをはがせば良いのよ ボクならそうするよ。 手塚治虫AIでたらええなぁ
漫画書けなくても文章で随筆でもいいし >>412
書けなくてもええが
描かないのはアカンよ。 人格や記憶を丸ごとコピーしたAIなんてできる日が来るのか。
まさに手塚マンガの世界だけどそれは 二巻届いた。
和登さんだけでなく上底先生までエロガキの犠牲に・・・
うっかり反応しちゃったよw こういうのをアラフィフの爺が書いてるんだから日本終わるわな 読み応えありすぎ
本当に価値ある出版だ
比較しながら読むと面白いなー
本当に細やかな修正がしてある
完璧に作品が頭の中に入ってるんだろうな
まったくどういう頭脳してるんだ この2巻が一番未収録ページ多いみたいね
構成もこんなに違っていたのか!
セリフの書き換えも含めて読み比べてみると、少年マガジン連載版の方が暴力的でかつエロ描写も多い
週刊連載だから、人気を取るためにそういう描写を増やしてたのかもしれないね
全体から受けるトーンは、少年マガジン連載版の方が残酷な感じだ
しかし上底先生のオッパイが見れるとは思わなかった 初期の辺りは、既出コミックスだと
かなり組み換えてるんじゃなかったかな?
完全版でいうと、2巻あたりになるのかな? 多分グリーブの秘密編が一番組み換えが多い
あとコマ割りが一緒でもセリフが相当違う
上底先生の夫とか、単行本では人格者っぽいけど、連載版では非情なキャラだということがわかる
ところでオリジナル版の解説で細かく書けないのは仕方ないにしても、
グリーブの秘密編はKCコミックス版と全集版で結末が違うのでその点については言及すべきだったのではないか 虫んぼ読んだらめっちゃ復刻版ほしくなった。
たけんだよ… >>423
お小遣いを貯めよう
何も復刻版は逃げやせん
実際 近所の大型書店で火の鳥のが今だ売ってる。 三つ目族の財宝→グリーブ→ボルボック編あたりが一番好き アトムの再放送が始まって見てるんだがアトム読み返したくなってきたわ 久しぶりに読もうかなと思いましたが、和登サンがたっぷり堪能できる話ってどれ? エロくてもそうでなくてもいいんだけど。 ボルボック編は、日本の漫画全ての中でも長編の出来として完璧だと思う
導入から中盤、オチまでの流れが完成されている。 >>429
俺もそれ同感なんだよね
もうほんっと面白い
単行本2冊であれだけ面白い漫画もそうない
手塚のベストの仕事の一つだと思う
オリジナル版3巻もすごく楽しみ!! >>427
とりあえずオリジナル版1巻と2巻を買おうぜ いやーそれは無いし仮に倍売れても値段を半分にはできないよ >>434
在庫が全部はけたら
製版データを流用してA5の普及版を出すという手も
出たら泣くけど >>436
手塚の新全集にそのまま収録されるってのが一番あり得そう
水木しげる大全集における貸本作品はそんな感じ
もっとも、あれは製版をやり直してるが >>440
言われて初めてアトムだと気付いた。
諸星絵で、首刎ねられて持ち去られる場面だとなんかグロ。 >>442
いやあ むしろ それでこそモロさんやろ
確か そのまんまのマンガも描いてる
流石のマンガの神様も真似出来んゆうてたし。 諸星の絵は昔の有名絵物語作家の
山川惣治の絵柄に似てると思う。 NHKのAIの番組でAIが小説書いたり映画つくったりゲームや漫画の女の子の顔を何百種類も描いたり
してるから手塚治虫を復活させれるかもしれない >>446
アンタ根本的な事を忘れてるわ
手塚治虫を作ろうとしたら技術や知識は勿論やけど
その前に「嫉妬心」や「読者に向けてだけじゃなく 自己満足な物を描く」や「壊れてもいいから仕事する」を徹底させないと
AIに何処まで出来るかな? >>445
その人は知らんが
手塚さんが真似出来なかったと言うのが不思議や?
いや 諸星氏を侮辱する気持ちは無いが
別に模写自体は出来んでも無いんじゃ? >>449
真似できないといったのは絵柄だけの問題ではないよ >>450
全くその通りだ
>>449
まあ、模写はできるわな。模写するだけなら手塚先生じゃなくてもド素人でもできるわ。
できるけどさー・・・
449さんは誰かが「誰それの絵を描ける」って言った場合に、それは単に模写できるって意味だと思うの?
手塚先生が他の漫画家の絵を模写しただけで「あの絵は僕にも描ける」って言うと本気で思うの?
大友克洋にも「君の絵は僕にも描けるんですよ」といった旨の発言をしたそうだが
449はそれを「君の絵は僕にも模写できるんですよ」って意味で言ったと思うの?
(この発言は後に謝ったそうだがだが)
>>445
うむ。なるほど。そこは気づかなかった。手塚先生とは全く別系統の流れの絵だよね
真似できないといったのはそもそも系統がまるで違うって意味もあったのかな 絵物語の伝統は、小説の挿絵、新聞連載の挿絵、
少年少女誌(今の漫画雑誌ではない)などで、戦前から
戦後しばらくまで興隆を極めたが、
ある意味戦後のストーリー漫画がそれを駆逐して
滅ぼしてしまったわけだ。つまり手恷。虫を旗印とする
ストーリー漫画の普及、ストーリー漫画のテレビアニメとの
タイアップなどによって、駆逐された。
絵物語の絵は、分業が困難だし、特にテレビアニメに
するには(書き込みが緻密な劇画同様に)難しい。
何より、文章が主体で絵は添え物の傾向が絵物語では
強いから、文章を読んでその意図する意味や情景が
絵をヒントにして頭の中で構成できるレベルの知能が無いと
入り込めない世界だから。漫画だって吹き出しの台詞が
読めなければというかもしれないが、文章の比重の程度が
まるで違う。それに漫画はアニメーションから取り込んだ、
静止画でありながらその中に動きを取り込んだ表現技法が
開発されて(それとなく)使われているのだ。かたや絵物語
の絵は、いってみれば映画のスチル写真で、動きは止まって
いる。 諸星の絵が山川惣治に近いとは自分も昔から思ってたなぁ
そして最近思うのは諸星には杉浦茂も入ってるんじゃないかってこと
絵物語も杉浦も手塚とは別系統の絵だ
どちらも今では絶滅した系統のように思いがちだが実はそうでもなく、色んな作家の中に息づいてる気がする
今でも手塚治虫が息づいてるように
ちなみに手塚も杉浦茂のこと好きだよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています