【萩尾望都】残酷な神が支配する-5
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バレエの先生になる練習をしてたよね ジェルミたちを生徒にして
「フラワーフェスティバル」のバレエの先生がマージョリって名前だった
あんなおばあさんになったらいいな サンドラがお墓から出てくるとこ本当コワイ
最初の夫が死ななければ
メンヘラ毒親にならなかったんだろうか? >>273
自分は可哀想と思いながらもすごく萌えるタイプ
でもそれは後にイアンにジェルミがギリギリながらも救われるからだなあ
萩尾先生もグレッグを描くのは快感だったと講演会で言ってるくらいだよ まあ、影の主人公といってもいいあの暴れっぷりやしゃしゃり出っぷりは
好きで描いてると言われても大いに納得出来る 最近何とはなしに読んだらすっかりはまってしまい何度も読み返してる
過去ログもひととおり読破したがまだ熱が冷めない…… ラストってどう解釈したらいいのかな
遭難が楽しみっていうの、イアンを信頼してる、安定してるからともとれけど、やっぱりまだ病んでるんじゃないかと思うのよね
それでイアンが今度は夏に来いよ、シューベルトを歌おうで明るく健全なイメージで終わってる
シューベルトはキラキラしたきれいなものの象徴、恋のようでもあるかな
なんかあのふたりはもう何年か遭難しながらだんだん普通の兄弟に戻っていくのかな、とも思うし、
このまま距離を保ちつつも遭難から解放されて少しずつ普通の恋人みたいになるのかな、とも
まあこれは願望か 完全回復はしてないね
犯した罪も負った傷も、簡単にも完全にも癒えはしないって事なんだと思う フラッシュバックきついけど、コントロール下に置かれつつあるってことかなと思う 保守がてら告白
正気を疑われるけどキャラとしてグレッグが好きでごめん 大丈夫。
ここでそーっと言うぶんには賛同者たくさんいるから。 あり得ないとまで言われたことあるけど残神が好きでごめん グレッグは……
後半の妄想グレッグはちょっとわかる
ノリノリで描いてる感が伝わってきた 「ホラね ホラ おまえは嫌われている」
とかちょっと可愛かった どこのセリフかと思ったらイアン妄想のグレッグか
イアン妄想のグレッグとジェルミ妄想のグレッグが丁寧に描き分けられててすごいと思った
わかりにくい時は名前呼んでから話すしね イアン妄想のグレッグはほっそりしたイケメン。
ジェルミ妄想のサンドラはびっくりするほどお姫様。 BL読み慣れてきたら衝撃が薄れた
でもあの組合には合わないのも自覚した グレッグはサディストな面があるから
どうやってもBL的な組み合わせにはならないよね…
鞭で打つとか首を絞めるとか
愛というより歪んだ執着だし
ジェルミ以外の女性達にも鞭で打ってた
あの性癖は死んでも治らない 全然話違うけど
やさしさに包まれたならの歌詞にある神様って親の暗喩らしい
残酷な神が支配する=残酷な親なのかね >>297
最終巻のジェルミとイアンの「子供にとって親は人間じゃない、神だよ!」
「その神が教えるんだ、愛も暴力も苦痛も…」ってやり取り見るとそう思うわ この漫画ほんとにすごいよね
連載追ってるときグレッグ本当に怖かったしジェルミが売春初めた時は悲惨な最後を想像しちゃったわ ジェルミ積極的に自殺は考えないんだけど、ふらふらっと死んじゃいそうな危うさがずっとあって、それが怖い ジェルミが踏み外す度にイアンが力ずくでも呼び戻しにくるんだよねw
何度ももう駄目なんじゃないかと思ったけどちょっとずつでも変われたから自分の中の母親の存在と向き合えたんだろうね 「ジェルミ、おまえが何度バラバラになっても俺はそのたび何度でも捕まえるよ。」
イアンやさしい。それにものすごくタフだ。 イアンはグレッグの資金力があったからこそ壊れたジェルミを救えたということもあるよね
萩尾さん作品はあんまお金の苦労が描かれないような
そんなことないっけ 確かに貧乏をうらんでるキャラって萩尾作品にはいないねw
シャロンがダンナの手術費用の金策するのもなんか前向きだし、
「ゴールデンライラック」で突然貧乏になってもいい仕事探そうと努力してるし
「メッシュ」で1/2フランの長靴に穴あいてても、教会バザーだから仕方ないまあノリでつくさってあっけらかんとしてるんだよねw >>305
本人親で苦労はしたけど裕福な育ちだからかな
漫画家になってから激貧時代ってあったんだろうか 経験なくても想像力で描けるでしょ
魅力がないから描かないだけじゃね 残酷な事や嫌な事もしっかり描くけど汚くはならないのが素敵だ
あの頃の作家さん達は描くものに品が有ってそこにとても憧れる >>255>>257
超亀だけど君の名前で僕を呼んで遅ればせながら観た
初っ端からエリオはジェルミだったが長身のオリヴァーもエリオに絡むうちイアンに見えてきたw
美しい異国の景色の中2人で自転車乗る姿もジェルミとイアンだった。眼福 ティモシーシャラメの方は黒髪毛深めの美少年て感じで良いけど
額の後退したアーミーハマーはないわ絶対ない >>309
あの自転車シーン本当にジェルミとイアンだよね眼福だった
アーミーハマーがもっと若ければ…とはやっぱり思うけど
それでも実写を疑似体験できて最高だった
萩尾先生も絶対君の名前で〜見てるだろうなあ 百億の昼と千億の夜を読んでたら
イアンの頭に星が入っていくのと同じコマがあった
イアンのほうは父親とか自分自身とかジェルミ
への赦しみたいな意味だと思うけど
百億〜のほうは話が壮大すぎて理解が追い付かない
でもなんとなくこのシーンは好き 見てきた。阿修羅の思考は計り知れないが、イアンの方は理解を表すのかなと思う。
イアンはジェルミの言うことがわからない。好きという言葉ひとつでもイアンとジェルミでは意味が異なる。
あの夜ようやく、イアンは理解したのではないだろうか。ジェルミが何に苦しんでいるのかを… 最終回のジェルミとイアンってどんな関係になってるんだろ
普段の性的関係無さそうだし恋人ではないよね
イアンにガールフレンドいるみたいだし
普段は兄弟バージョンで年末に恋人として共に遭難するってことなのかな?
ガールフレンドとはその度に別れて
昔読んだときは2人は恋人同士になる終わり方だと思ったけど
今読むとそれも微妙な終わりなのかな?と思うようになった
でも輝かしい思い出のボートシーンで〆めてるしやっぱり恋愛なのかな
うーん… これ考えはじめると止まらないよねw
マージョリー(とその家族)はふたりの関係をどう思ってるのかな?あたたかく見守っている。または興味津々で見守っているw 最後に安易に恋愛を落としどころにしてない所が萩尾さん的なのかなぁと思う
でもそれまでの過程からして愛だろうなとは思うけど ガールフレンドと言うのだからナディアみたいなステディじゃないんだろうね
最初のころナディアと付き合う前に出てきたロンドンの女のような、複数デート相手がいるみたいな軽い関係
愛してるのはジェルミだけどあんなだから、普段はジェルミの思うようにまかせている(連絡の取り方とか)
やっぱり身体の関係は年末だけかな
それもジェルミはもう大丈夫だよ僕に付き合うことないよと言ったり
待っていると言ったり……ツンデレ? ツンデレだよね。連載当時ツンデレって言葉があったか覚えがないけど ツンデレって言ってる人はネタで言ってるの?
普通に情緒が不安定なだけだと思うんだけど イアンから見ればってこと
ジェルミがイアンの気をひこうとしてるわけじゃない ツンとデレの塩梅が凄くいいよねジェルミ
売春してるくらいなのにキッチンでキスすると真っ赤になって怒るとか
男としてはたまらないだろうな 公式にはまだ結婚していないと思った。
それが作家として長続きする秘訣かも。 人による。
嫌う人は嫌ってるし
萩尾先生と竹宮先生はある意味真逆に思えるし >>325
うむ ホモってジャンルが好きなんではなく
「少年愛」と言った現実味に乏しいのが好みと思われる
いわゆるBLは嫌がるのでは? だーかーらー
「おんな」から離れて愛だの性だのを描くには
おとこ、それも少年同士を描いた方が
客観的になおかついろいろな趣味嗜好を混ぜられるので
描く対象をおとこにしているんではないの?
ホモが好きとかそういう問題とは別だと思うが。 萩尾作品は幅が広いというか、タブーがあんまりないから誤解されるのかな。
私の好きな台詞が、X+Yにある。タクトに女性の婚約者がいると知ったモリの台詞で
「昨今恋愛の趣味はピンからキリまであるけど、一番オーソドックスだよな、一対一の男女ってのは」
萩尾先生にとってはホモもひとつの形態にすぎないんだろうね 遭難中にハッビーニューイヤーって次々電話かかってくるんだよね。イギリスの習慣なのかな? >>328
そうそう
たぶん大事なのは性欲のありかじゃないんだよね ホモスキーとかホモスキンとかホモ−リアとか
少女漫画はホモが大好き。
もっとも、日本漫画でホモという言葉を始めて読んだのは
「ホモホモセブン」だった。 男がキャットファイト焚きつけるのと同様
自分にリスクないところでやりあってくれる話だと煽れるのよ 少女漫画はほとんど読まないし知らないんだけれども、
BLの反対のGLというのかレズものってどんなのある? 「『残酷な神が支配する』を書くことで、悪夢を見なくなった」
私の少女マンガ講義
U章 少女マンガの魅力を語る
萩尾 『残酷な神が支配する』を描いた時には、主なストーリーができていたので、編集部に
「二年くらいで終わる話です」と言っていたのに、実際には九年かかってしまいました。
何故かといえば、グレッグという困ったお父さんを描き始めたら、意外と悪役を描くのが楽
しかったんです。グレッグという人はヒール(悪役)ですから、原稿に取りかかる前は「この
人を描くのはつらいかな」と思っていたんですが、実際に描いてみると、別の視点から見られ
るせいか、ものすごく面白くて。ついつい主人公イジメに力が人ってしまいました。
−−−- 残酷な神が支配する一のグレッグは、主人公のジェルミに執着して、わざわざ彼の母親
と再婚までする人物です。ジエルミの母親や社会に見せる表の顔と、ジェルミを性的に虐待す
る裏の顔がある。徹底した悪人ですから、描くのが大変なのでは、と思っていましたが、面白
かったとは! 悪意を描くというのは、物語にとっても大切なんですね。でも悪役が魅力的に
見えるのは、どういうことなんでしょうね。自分の好きなようにふるまうからなのか(笑)。
萩尾 そうかもしれない。ある意味、悪役が何かを解放してくれるんじゃないでしょうか。自
分の中に抱えこんでいた。ものが、全部出てくるというようなものかしら。
人間にはやられたことをやりかえす習性があるといいますね。強い人に殴られたら「畜
生!」と思って、自分より弱い人を探して殴るという。だから親切にされたら誰かに親切をか
えすという、よい面もあるんだけれど・・・。
1/ 育っていく中で、我が身に受けたいろいろな理不尽なこと、主に親をはじめとする大人、教
師などから受けた抑圧、納得できないと思いつつも我慢してきたいろいろなことが、グレッグ
を描くことによって、不思議なことにどんどん解放されていったんですね。
だってグレッグってすごく都合のいい人で、自分が悪いにもかかわらず全部、誰かのぜいに
する。「私がこんなことをするのはおまえが悪いからだ」とか、他人のせいにして自分は反省
しない。だから描いていると、目分が受けでためこんでいた負の感情を吐きだずことができた
んでしょうね,カタルシスがあって、こんなに気持ちがよいのかと思いました。びっくり。
-----そういうキヤラクターはグレッグが初めてだったのですか?
萩尾 彼ほどあからさまな悪人を、完全に意図して描いたのは初めでですね。悪人だからどん
なに悪くしてもいいし、どんなにわ力ままなことを言ってもいい。
-----それにしても二年の予定が九年に延びたとは相当長くなりましたね。同時に、物語が育っ
ていったところもあるんでしょうか。
萩尾 それもあしますね,『残酷な神が支配する』を描く前は、悪夢を見る時期がちょくちょ
くあったんですけれど…。
-----さしつかえない範囲で、どういう夢だったんですか。たとえば続き物の夢を見る人もいま
すよね。連続ドラマのように同じ話が続くとか。
2/ 萩尾 いろいろなんですが、非常に理不尽な怖い目にあっているとか,何かのことで、ずっと
叱られているとか。たぶん怒っているのは親だと思うんですけどね,自分は説明したいのに、
全然しゃべれないとか。
追い詰められるシーンも何度も夢に見ていたんですが、『残酷な神が支配する』を描いてい
る途中から、まったく見なくなりました。リハビリになったんじやないかな(笑)。それまで
は怖い夢を見るのは当たり前だと思っていたんですが、「あ、見なくなるんだ」とわかった。
自分の中のドロド口を全部出しちやったら、悪夢を見なくなったのが面白かったです。
-----夢そのものは見るけれど。
萩尾 はい、追いかけられ責められる怖い夢を見なくなりました。
この連載が続くあいだに、父親の心理についても踏みこんで描けるようになりました。その
おかげで、「大人対子供」の関係を描く時に、以前よりも大人の心理について考えられるよう
になったんです。
『残酷な神が支配する』が終わったあと、『パルバラ冥界』を描いたときに、
初めて父親の立場の人を主人公にしました。『バルバラ冥界』は父親と息子の話で
す。それまでは子供の立場からでないと、父親は描けなかったんですよ。
3/3 萩尾御大にして、世間の縛りへの悪夢を見ていたんですねえ 作者は親によって(精神などを)虐待されていたのかね。 >>343
分かってて仰ってるのかな?
こっちも説明がめんどくさいので
「イグアナの娘」をお薦めする
あんな感じの家族との付き合いやったと思われたら宜しいかと。 虐待と言うほどだろうか。親は他の兄弟達と同じに育てようとしただけだろうと想像してる。
萩尾先生根っからのクリエーター、一種の天才だったのが、死ぬまで理解できなかったんだろうと。
しかし、萩尾先生が残神描いたのアラフォーだよね。それまで悪夢を見続けたとは、親の影響って大きいな。 >>345
>親の影響って大きいな。
いくつになっても幼少期に受けたものは残るよ。
良きにつけ悪しきにつけ。 あの年代で、パイオニア的な仕事なしてきた独身女性が
普通の父親からでも社会的にでも求められる女性像といかにか乖離してるか 「良い人でなくてはいけない」という無言の誓い的縛りもあるしね。 >>346
考えてみたら作者の代表作と言われたものほとんどに、まともな親子関係が出てこない ライフワークみたいなものだと思う>親子の葛藤
超ハードなものからごくソフトな関係まであらゆるパターンあるね。まともなのもあるよw 竹宮惠子さんと同好だという印象づけがなければ、
もっと早くに読んでいたわ。残念なことだった 子供を生んで、自分が親の立場に立って初めてわかることもあって
個人としてカタルシスを得る人もいるけど
先生は作品を生んで、多くの読者にカタルシスを与え続けているのが凄いわ
表現者として世に出てきてくれてよかった サンドラみたいな女ってどうしたらまともになったんだろう?元凶すぎ 父ジェルミみたく包容力があるまともな男に愛されてまったり生きられれば良き妻でいられただろうよ
相手(グレッグ)とそれを取り巻く環境が悪すぎた
ルイ16世も他国との諍いもなく民の生活も満たされた平穏な世の中ならば名君とまでは言わないまでも国民に愛されただろうしな 極悪非道のグレッグに目をつけられたのが運のつき。元凶はグレッグ、サンドラはグレッグの暗黒面に気づけなかっただけ。 ジェルミが娘なら早いうちから嫌悪感を覚えて逃げられたかも
同じように男に依存するとしても。。 自分は無料で久々に最初の方読んで
文庫を引っ張り出してまた読破した
読むたびに感想が違う キャスはどうなったのかなあ
バレンタイン関連は何度読んでも兄にイライラするわ >>359
ナボコフ「ロリータ」だと 10数年前は
ハンバートハンバートを14歳の少女に振り回された悲劇の主人公として
たいていの男性読者、女性もまたそう認識してたものです
某板でその一般的解釈にブチ切れたらキョトンとされたもんだ
残神との違いは子供狙いで夫になったても母親が生きてるところくらいなのにね
まあそこからも長いけどさ
ロリータを読んで疑いなく楽しむ人たち特に男性作家が
視座と性別が違うこの作品だと「萩尾先生こわいーーー」ってなってたんは考えものよ 文庫版の3巻以降をコミックス版で読みたいのですが、何巻からが良いですか? 最近一気読みしたんだけど、BL特に好きじゃないから後半の展開がちょっと微妙だった
ジェルミとイアンは色恋なしの関係ではだめだったの?
ジェルミが情緒不安定でヒステリックすぎて、イアンがそこまで夢中になる魅力がよく分からなかった
あと、バレンタインの兄の存在がちょっと気持ち悪かった エリック気持ち悪いよね
両親揃ってるのにバレンタインを全く守ってあげないし リリアよりなんでグレッグは離婚しなかったかが不思議 世間体が恥ずかしいからかな
リリアを追い詰めてる言動を見るに
イアンの教育の為、暖かい家庭の為には見えない 離婚てそんなに恥ずかしいことかな?
意地になってるようにしか見えないが 恥ずかしいと思う人にとっては恥ずかしいことだし
恥と思わない人にとては離婚しようがなにしようがどーでもいい
ってことだよ 女を見る目がなかったとか親同様不幸な結婚をしたって恥じた感じ >>338
>グレッグは、主人公のジェルミに執着して、わざわざ彼の母親
>と再婚までする人物です。 自分は両親みたいにはならない、愛する人を得て幸せになるんだ、という気持ちが強すぎたんだろうね
歪んだ理想像は、表はサンドラ、裏はジェルミを求めた 1980年代のイギリス上流階級だよ
離婚ぐらいよくあることじゃないの 栗本薫のタナトスゲームで初めてタナトスという言葉知った時はなんかウツになりそうな言葉だと思ったけど、
萩尾先生はエロスとタナトスがセットになってるのでとてもバランスがいい気がする 残酷な神くらいのめり込んで読めるものって他に何かある?
こういうのがまた読みたいけど中々見つからない あの頃ハマりまくったのが日出処の天子(文庫)とベルセルクだったんだが
よく考えたらことごとく主人公が掘られている・・・ >>379
同等の受賞作で、読者レビューいっぱいついてるのがいいんじゃない 自分はナウシカと風と木の詩かなあ しばらく凹むけど読み返す オルフェウスの窓・風と木の詩・日出処の天子・摩利と新吾は思春期にドドドーっと
繰り返し何度も読んでハマって以後
あれから全く読んでない
心臓がギューッとなって読めない 残酷な神より短いけど、マージナルは?
ハッピーエンドでもあるので、しょちゅう読み返してる。
「この手でおまえを頃してやろう」っていうのはグリンジャの愛の告白だと思うし、
キラはそれに答えたと思う。
アシジンはアシジンで「顔を見せろ」って言うとき、キラへの愛を自覚しただろうと思う。
このごろはメイヤードに思い入れてる、とくに後半…。
ワケわからんという方、ぜひぜひ読んみてください。
処天は…すごい名作の1つ。読み返すのはちょっとパワーがいる。
読んでしまうとしばらく戻ってこられない感じ。 最近のだと「先生の白い嘘」「あげくの果てのカノン」とか
よく青年誌で載せるわな
楽しいのは「我らコンタクティ」 家政婦のキャラいたけど旦那ってどうなったんだっけ?
エリックの妻にせよ皆いろいろ抱えすぎ
脇役も気になる シャロンといえば、ジェルミがナターシャの懺悔聞きに行った時、夕食の席に一緒に座ってたのが気になってる。
またリンフォレストで働いてると言ってたのに。もしかしてナターシャの看護師として医師会から派遣されてるという立場なのかな。
はじめてリンフォレストにメイドとして来た時は「看護学校に行ってたというし…」と紹介してて、看護師免許はなさそうだったけど。あの後免許を取り直したのかも?
なぜ看護学校行って免許とらなかったんだろう。ダンナはいつ病気になったんだろう。
シャロンはいろいろ過去がありそうで妄想が広がるわw >>386
タチの悪い嵐が来てるのでID付きに避難してる >>392
>ID付き
ワッチョイ嫌いなのでそこには書き込まないけど面白いのでROMってる。 >>395
どうしたらも何も
それがサンドラという女だった
としか言い様が無い。 >>398
いや その質問はセーフに思う
モー様は独身よ。 >>397
その質問の意図はなんだろう?まさか登場人物に作者が投影されてるなんて思ってないよね?
萩尾作品の膨大な登場人物の多彩さを見れば、作者は宇宙人としか思えないね >>400
いや 人間ですよ
でなければ我々人類が読んでも感動出来ない。 人間本来の社会性として考察はある
意味ある作品を成した人物の生活、伴侶の有無に関心持つのは
不自然ではないでしょうね >>401
つまらない人生を送っている人が言うような内容のレスw 語られた事かな?
グレッグを殺したのはサンドラだと確信していた、この十年。
誰なのか、サンドラでもジェルミに救いがないんだろう トーマでもそうだったけど、残された者が死者の死の理由付けを勝手にして救いのダシにしてる感じ >>409
それでエエ思うよ
残された者達からしたら
生き続けなアカンし
クヨクヨしてられんもん
良いように受けとらんと。 巡回してる原画展行った人います?SFが主で残酷な神とかは無い感じかな? しかしグレッグは漫画史上に残る悪役だな。もし自分がジェルミだと考えたら恐ろしいわ。 >>411
2016年の吉祥寺美術館に行った。
吉祥寺美術館では残酷な神はなかった。
今日から山梨県立美術館で開催されるのか。
すごい長期にわたって巡回してるんだね。 SFだから、残酷な神もポーも無かった。
吉祥寺と神戸に行ったけど、吉祥寺が一番規模が小さかったかな。 山梨県立美術館
緑の中で美しいよあそこ
行って損はないと思う 今さらですが残酷な天使のテーゼって残神がヒントになってたんですか? 作詞家がそう言ってるね〜
でも、そう深い関連は無さそう >>420
>(2016年8月)25日深夜、テレビ東京系で放送されたバラエティ番組『じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告』に、作詞家の及川眠子が出演し、作詞の裏側や儲けのからくりなど、驚きの内情を暴露した。
>キングレコードのプロデューサーから、「難しい歌詞にしてくれ」という依頼があったそう。
>悩んだ及川は、「萩尾望都さんの『残酷な神が支配する』(小学館)という漫画を見て、パッと閃いて、これを使おうと思った」と、名曲誕生の背景を告白。
https://www.excite.co.jp/news/article/Otapol_201608_6_12/ 少年よ神話になぁれ♪って、萩尾作品に向けた言葉だと思うとすごく納得 少女達と無敵の人が暴く孤独という「一瞬と永遠」
無敵の人3.0 POST HUMAN SEXと
量子的シンギュラリティに関する最終報告
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3344fs/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3) 吾妻ひでをさんが亡くなったね
萩尾先生との対談、面白かった
ご冥福をお祈りします 10/26に行われた「BL進化論」のトークイベントにて
残神について萩尾先生が語ってくださったので書いてみます。
メモってなかったので自分の記憶を頼りに書き起こしたため、
一言一句同じではないです。
キャラの名前を決めるとき、いつもならこのキャラにぴったり!なのが
ひらめくけどジェルミに合う名前がなかなか浮かんでこなかった
(反対にイアンはすぐに浮かんだ)
辛いストーリーなので、読者に何度も読み返してもらえるように
意識して絵画的な構図のシーンを描いた
(その後のストーリーについて)
イアンは会社を継ぐけど結婚しなさそう。
彼に合う女性が浮かばない。15才くらい年上…?うーん…?
マットは結婚して、その子どもがイアンの跡を継ぐかも。
舞台となったボストンとロンドン
適度に距離があってカルチャーショックがなさそうな場所で選んだ。
最初は南アフリカも考えたけど無理なので却下した。 マットとナンは波乱なく幸せになって欲しいね
イアンが結婚しないのはちょっとショック。愛情あふれる性格だから愛情あふれる家庭を持って欲しいけど。あちこちにあふれすぎて結婚したとしても壊れるかも… ナターシャの人生って大変だよな結婚もせず…
リリア含めあの一家は結局グレッグに食わせてもらってということ? ジェルミがおじさんになってるのが想像できない
で、おじさんになったら金髪の少年に狂って怪物化しそう イアンが結婚しなさそうなのは、ずっとジェルミと遭難し続けるからじゃ
そしたらジェルミは怪物にならないと思う
立派にアーティストになってたり
2人とも30、40、50になっても、きっとエエ感じに老けていくだけ
マットの子にはエエ感じの伯父さんが2人いる なんか、そういう感じの2次創作小説書いてる人がいたな
2次創作ってあんまり好きじゃないけど、あれは割といい感じだった アーティストとパトロンの関係か
売れ残った作品を買い占めて「おまえが有名になれば大儲けだ。これは投資だよ」とささやいたりするのかな >>441
pixivだったと思う。
タイトルは「マナ・ハウスを手放すにあたり」 でも結局戻ってくるんだよね
レディースコミックとは別の、かつて少女漫画を読んでいた世代が読む女性漫画の世界に 少女はホモの物語がお好きですよね。外国人からみれば日本漫画はびっくりだろう。 >>446
女の子が主人公じゃリアル過ぎる描写も男なら妊娠しない分他人事として読みやすいからね >>448
>男なら妊娠しない分
そういう意味もあるかもしれないけれど、
それだけじゃないよ。
読みが浅い。 この作品を今日知って文庫版5巻まで読んだけど一話一話の読了感が最悪すぎる。心を喪失する。出会えてよかった。 最近文庫版を電子で買ったんだけど5巻のここ、なんか隠してるっぽくて気になる
元からじゃないよね?
https://i.imgur.com/8MTJLB0.png いや自分の記憶が正しかったら原作もたしかこんな感じだったはず
振り向いてようやくキャスの顔が出てくるっていう演出でしょ >>453を見て確かめるために電書ひさびさに開いたらどっぷり読みふけってしまった >>458
この筆者は「◯◯と◯◯」とう著作本を多数出している人らしいです。
この本、新たな視点はなにもなく、興味ある人は立ち読みで十分かも。
だそうです(あくまでも伝聞)。 いや肝心の大泉サロンのメンバーのこと出てくるまで
トキワ荘グループの説明とか周辺の話が長すぎるんだ >>452
最悪で
喪失して
出合えて良かったんかい? >>459
十年目の毬絵て大泉サロン解散への萩尾さんの感慨からきてたんだ 知らなかった 竹宮女史の読売新聞での連載でも
大泉サロンの事が語られてた
あまり、その後は交流が無さそうでしたが。 かつて少女だった少女漫画家もみな老婆になってしまった。諸行無常だな。 もう、老いてしまって、昔なら描けた丸が手が振るえて描けなくなって
しまっておるんや。字もガタガタやで。 慢性腱鞘炎で70超えて連載してる巨匠に
敬意を表する 女子美での講演、1冊にまとまるんだね。
まとめて読めるの嬉しい。 久しぶりに再読した
初めて読んだ時はジェルミはイアンと恋人にならなくて残念だった
でも今回はいつか女性と恋愛して結婚するのも悪くないなと思った(子供はなしで) トラウマ乗り越えて、あらためてイアンジェルミでパートナーも有りかと イアンの父親とのトラウマゆえとはいえ
ジェルミみたいな何から何まで繊細で面倒な男の人生を結局のところ
受け止められるのはイアンしかいない気はする グレッグに壊されなければ普通にビビといい関係を築けただろうになぁ ビビはかわいいしいい子なんだよね
萩尾作品でショートヘアの女の子は珍しいけど、ビビはかわいいからもっと描けばいいのに 久しぶりに一気読みしてまた再燃した
ポーが40年ぶりに再開したみたいに
残神も描かれたりしないかなあ
一番のめり込んだのはやっぱり残神なんだよね マジモンの異常者グレッグ、もう死んだ父を庇って盛大にセカレしたイアン
見て見ぬふりのナターシャ
この辺がまともか実は可哀想な人扱いされてて終始生きの良いモラ男の一番近くで操作され続けたサンドラはラスボス地獄に落ちろな風潮
納得いかない 100分de萩尾望都 超人的な創作活動から「少女漫画の神様」とも評せられる漫画家・... https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&ch=31&date=2021-01-02&eid=06900&f=1826 >>488
さて
録画した上にリアルタイムでも視よう。 2巻の途中まで読んでるんだけどこんな話が10巻まで続くの?つらすぎる 最初の数巻が異様にしんどいので脱落者多いよね
まあその後もしんどいけど
あのゆっくりとした再生を辿りたくて毎年読み返すくらいには好き 夢枕獏さんが残酷神描く先生恐いとかまたぶったら
いくら尊敬されてる作家でも悪口書いてやろうと思ったけど
いろいろあるんだな的に言ってたよね 父と子の親子関係の話で残神語るのは無理あるよね オスカーとグスタフ、オスカーとミュラーならよかったのに 父と娘の関係を物語でセラピーできたって話を上に抜粋してあるの >>338
私はグレッグが気の毒で腹立ったんだけど
あれでは仮面ライダーとかに倒されるために出てくる悪役怪人と変わんないじゃない
虐待する側の痛みが全然見えない
例えば風木ならオーギュストが悲惨な子供時代を過ごしたこと
ジルベールに歪んだ感情を持つ理由がちゃんと書かれてるのに 中年の責任は自分のものなんだよ
自分の性行為の判断責任を若い子に負わせるすべはないの 悪役倒して終わりの勧善懲悪物とは根本的に違うんじゃないの
どんな訳があろうと、あれだけのことをやってるんだから報いを受けるのはある意味当然
残神が怖いのは虐待した当人が死んでも何の解決にも救済にもならないところだよ >>498
痛みなんて感じてないから 見えるはずないでしょ グレッグにあるのは 残忍な喜びと陶酔だけだよ そこまで歪むのに何があったとしても それは大した意味はない
あれは萩尾さんが描ききった純粋な悪
トーマの心臓に描かれたのが純粋な愛だとすればその対極にあるもの
それはあるいはユーリやサイフリートのように、一度暗い道に足を踏み入れた者の行き着く先の究極の姿かもしれない こっちのタブレットの具合がおかしいのか
501さんの字が変に映ってたので
それより今日はNHKeテレで再放送ですよ。 残神もバルバラみたいに声優入れて小芝居仕立てにするのは長過ぎるし話の性格上ちょっと無理
番組の雰囲気変わっちゃう イグアナの娘の完成度がエグいぐらい
ものすごい暗いはずの話を
あんなコメディチックに描けるなんて。 普通なら母親もまた、その母親から愛されてなかった→母親を許す的な流れでドラマチックに30ページは費やせそうなのに
レディコミ路線にならずに
イグアナのお姫様でまとめたところが憎いわ 最後に泳ぐイグアナが、あなたの街にもほらって意味よね 萩尾はマザコン
どうしても母親を憎めないから
許すも許さないもない
あぶな坂ホテルの三人のホストでも独善的な母親助けちゃうし
残神でもサンドラは最後まで美しい聖女のまま
墓から出現しても美女のまま
拒絶も否定も出来ないままに終わる
イアンにすら母役を求める 萩尾さんが母親求めてるとは思えんな
理想的母親像なんて見た事ない
毒親は山ほど描いてるけど 理想の母は死んだ母なんだよ
小夜の縫う浴衣から春の小川まで この作家性を
男の論法で知ったかぶりされるほど理不尽なことないよなとは思う >>516
男読者に取っては耳の痛い事をゆわれる
ちなみに銀の三角は
比較的性差関係なく読まれてると思います。 あれは初出SFマガジンだもの
最初から大人の男性も読む前提で書かれてる SF仲間の吾妻ひでお先生は
ゴールデンライラックや訪問者を感動する、号泣。と言ってたけどね
残神は怖くて読めなかったらしいが >>519
たから萩尾さんも描きやすかったろうね
実際その頃に少女マンガも卒業されてたかと。 少女漫画として書くのが幼稚なわけではなく
男性にも受け入れられそうな物語を依頼されたんでしょうね >>524
輝夜姫はLaLa、作者は清水玲子
今フラワーズでやってるのは輝夜伝、作者さいとうちほ 残神はプチフラワーだったと思うのでいずれにしろ一緒には載りません そっか 同じ売り場にあっただけですね
失礼した
漫画読まなくなってた年代に立ち読みしたんだわ 残神やってる時のプチフラワーに他に見るものなくて、暗さに耐えられずに購読やめたんだったわ 高かったし 今じゃ本屋自体少なくなって
立ち読みすら出来やしない
まあ そもそもやっちゃあきませんが。 そういや昔は雑誌普通に立ち読みできたね
今は全部パッキングされてる >>338
バナナブレットのプディング(大島弓子)の衣良ちゃん連想した >>531
いやーあれは悪役ほとんど登場しないでしょ
衣良は無垢で善良でありたい願望が強過ぎて
自分の中の邪な部分を認める事が出来ずに人格分裂みたいの起こしかけてただけで そうやって親を始めとする社会や常識に
変な者、異常な者として否定され排斥された怒り悲しみが
邪悪なものとして夢に現れる 女は俺色に染まれと無垢で恭順なれを歌う世界だったものね
んでそれを美徳と信じたその先は、
社会競争で出しぬき合う男の狡さを軽々とこなさない女が悪い、
と糾弾する世間の一員となり疑いもしない
支離滅裂なのが現実だからこその天人唐草よ >>501
虐待をテーマとしているなら
萩尾先生御自身の中に苦しみを与えているものは何か
答えを描いているので
今まで正体のわからなかった敵を描くのが救いになっていたのでしょうね
あの頃はまだ虐待をされた心を救ってくれる世の中ではなかったから 今フランスで話題の告発本の解説を読んで久々に残酷な神を思い出した
カミーユ・クシュネル『大家族』
https://book.asahi.com/article/14230733 萩尾さんついに大泉時代語るらしいね
今までずっと封印してたって 萩尾さんが風木読んでないのは意外だった
残神は風木ある程度意識して書かれたと思ってた 風木読んでない一人としては
方向性全然違うんじゃねえのかなあと思ったり >>547
確かに 参考うんぬんは置いといて
読むのは読んでたかと思ってたわ。 風木読んでこんなのただの児童虐待じゃねえかとしか思えなかったクチなんで
性的虐待の後遺症に苦しむ美少年を描いた残神が凄く刺さった 「一度きりの大泉の話」ってどうだったの?
レズしてたとかいろいろ暴露話があるの? 大泉サロン(この言い方そのものを拒否してた )成立の経緯とその解散後、萩尾竹宮決別の真相
かなりショッキングですがゴシップじゃありません Twitter感想見てたら「地獄の釜の蓋が開いた 」と表現した人がいた 一気に読んできたわ!
萩尾先生がウンと言わない?金になるんだから粘って言うこときかせろ!と指令出すおっさんたちが目に見えるようだわ
ファンじゃないけど面倒臭いね
んな安い算盤とは性能が違うから作家として地位があるんだっつのと他人事ながらハリセンしたくなるね
あと佐藤史生先生が石綿の服作りしてたってとこで慄いた
>>552
うっせえわ 佐藤先生の死因て若い時のアスベストだったりするのかなあ… 同感
@bonoox
一度きりの大泉の話、読んだ。
萩尾望都 という鷹揚な天才の話。怖かった。
この人の恐ろしいところは、例えばある騒動の渦中にいても自分に直接関係なければ、今やるべきことに集中して周囲の機微に関心を寄せていないようなのに、いざそれを表現すると誰より克明に真実を描写して再現しまうこと。
午前8:24 2021年4月24日Twitter Web App
萩尾先生が昔いいともに出た時に
軽口が通じないというか権高そうだなあガチの著名漫画家はって印象だったけど1985年か まだ30代だったのね 半神の翌年
残神は1992年からか
ジェルミが売春夫になってたときの仲間が
お金持ちと分かっても態度変えないのはファンシーすぎるやろと思ったけど
嫉妬が分からない? いや本筋と違うものと意識を切り離せるだけなんじゃないか
半神描いたんだし >>557
肺病ではないらしいのだけれど、ぎょっとしますね 手塚治虫も学徒動員で働かさせられていたのは大阪の石綿でスレート材を作る
工場だった。 >>555 自己レス
よく考えると
24年組が50周年迎えるのに総特集組まない出版界てなんぞ?と
自分は言うてたわ
one of themなわけか
でもなあせっかくの顕彰の機会を他の大勢が失ったことに気づいたわ
巨頭である萩尾先生はあちこちで取り上げられたけどね
>>558のツイートの通りだと思う
そして齢70で人は歴史を変えるプレイができると見せられると
私も拓けた気持ちになった 風木読んでないって言うけどこれウソだと思う
残酷な神のパスカル、
現代ポーのパトリシア しかも似た名前の兄付きだし あなたも発病するほどの毒に当たったら、触れるどころか見るのも避けますよ 読んでたら意地でも似たところなんか作らない
ただ、実父と義父の違いこそあれ、身内による子どもへの性的虐待を描いているという類似点があると言うのは皮肉な偶然なんだろうな
しかも萩尾さんの最長作品だし 同時代同地域に生きてて、キャッチする創作のヒントをぜんぶ変える方が難しいでしょ
吸血鬼ものはポー以外認めない、って鬼滅スレに言いに来た人おるでw 今回一番恐れ入ったツイートは
”研究者にはよくあることです” >>564
風木未読ですけど、構想段階で話してたんならアプローチはご存知かと
でも萩尾先生は方向性が違う 男性同士には興味がない 男子寄宿舎というだけ って
言い方にも疑問はある
じゃマージナルとかなんなの 何を解放し何を描写するためにどんな能力の違いがあるか
だけどそれは言わぬが花
あちこちにヒントは置かれているけれど、
探偵気分でまとめて明かすのは善意ではないわね >>564
親との関係が良かった方は虐待萌えの話を描いて
親との関係が悪かった方虐待された子供のケアの話を描いた 池田さんって方は故人なんだね
ハワードさん再掲したのは原作収入になるからかと思ったら意図は違ったようだ 実は作家の本スレは初めて読んだのだけれど
今5chで一番面白いのかも(他人事 >>572
自己レス
私はこの原作者の表記が、報酬の50/50の折半が
正面性の宣言だと推察しました。 >>550 >>564
風木で残神のグレッグに当たるのはオーギュストじゃなく
少年オーギュストを性の玩具にして虐待してた変態養兄なんだよ
つまりジェルミはオーギュスト
謂われなく囲い込まれ理不尽な暴力で歪められた
しかしジェルミは虐待者を排除する強さがあり
傷を負いながらも癒しを得つつ成長していく道が見えた
オーギュストはそれがなく実子ジルベールに歪みを連鎖させた
オーギュストが暴行者を刺したジルベールについて
「私にこの(ジルベールのような)強さがあったら
全ての状況は違っていただろう」と独白するシーンがあるが
ジェルミは虐待者を刺す強さがあったオーギュ
ジェルミは虐待を連鎖はさせないだろう 抗ってはならない従順のみが美徳、って屈服させる対象が女の子だと、
疑い持たずに世間が受け入れちゃうからね、、 池田イクミさん原作の温室って絵柄が微妙に違うけど
池田さんが描いたか彼女の絵を真似たのかな
アシスタント?だったんだよね >>574
萩尾さん経由で折半した印税を支払い続けて、原作者の入院が長引いた時に相応の金額で原作を買い取っていますね。
なかなかできることじゃないと思ったなあ。 >>579
傍目から見れば萩尾先生の判断が正道であり真っ当だと分かる
原案があるなら正々堂々と表して尊重するべきだし、
公平に報酬を分配するべきだという考え方が
界隈ではなかなかできることじゃないというのは邪道ですよね
だからこの本に通底してる意味がある掲載なのでしょう >>580
池田いくみさんで検索してたら池田いくみさんの「気球に乗ろうよ!!」という77年の作品がオクに出てたのが見つかった。
サークルで出したようで、奥付の発行人は坂田靖子さん、で、萩尾望都さんが辞を寄せている。
全文がわかる画像は無かったけど、「彼女のセンスには、あっけにとられる。」から始まり、作品が気に入ったら手紙を出してあげて、と。
大事な友人だったんだなと。 坂田靖子先生の日本マンガ界への貢献は語られなさすぎて気味悪いくらい >>575
だからって主人公ジルベールを虐待したのがオーギュである事に変わりはない
あれを正当化する理屈はないと思う
セルジュと出奔しても結局薬中になったジルベールが求めたのはオーギュだった 残念だったのはベニスに死すの解釈話
御大は意識せずば多角的に見ないがゆえに少年愛は「わからない」という言い分でとどめるのは合点ではありました 今、名前だしても知ってる人が少ない大家の一人なんだけどねー 坂田さんは商業デビュー後も長くサークル活動を続けてるし、その方面の草分けよね。 まず日本でも漫画読む層と読まない層があって
その中でも集英社の漫画の名は知ってても白泉社のは知らない層があって
坂田先生の名は白泉社読む層の中でのまた分岐の中じゃないかなと で萩尾先生竹宮先生は漫画読まない層にも名は知られてるレベルでしょうね
これは実力はもちろんですが
メディアに読者が多く受けがいいからで、影響力がその方面に強いと思うのです。 坂田靖子さんSF・ファンタジーファンには知名度あったと思うよ
SFマガジン誌の1回16ページの読切り短編「時間を我等に」を早川書房が一冊の本に出すくらい長く連載してたし
「フレドリック・ブラウンは二度死ぬ」もあるし かの諸星大二郎が「好きで評価している漫画家」として坂田靖子を挙げていたのでほおぉ〜と感心しました FTもバジル氏も好きなんだけど、洒脱で、欲望にアピールしないんだよね
801の名付け親とからしいけど 前に一度坂田さんのスレ行った事あるけど
介護の話しかしてなかった うーん
174 名前:可愛い奥様 Mail:sage 投稿日:2021/04/26(月) 18:48:34.54 ID:aofWUx2q0
1980年ごろA5版の少女漫画誌の読み切りで載ってた話で作者は多分城章子さんなんだけど
主人公は陽キャな才人でもう一人の天才(演技にしか興味のないコミュ障)と知り合い自分と対等に競えるのは彼女だけと喜ぶ
しかし彼女は主人公とはレベルの違う超天才でどんな役でもその役の究極とも思える理想の演技をする
主人公は彼女に自分が演じたい演目のことを教えてしまったことを後悔する ってストーリーだった 昔の少女漫画を語るスレだよ 視点が多角的になるからおもろいね
大泉本の反応を色々見て回ってるけど、
ワッチョイ有りの萩尾スレの書き込みが高度で感心した
それもまた発信責任考えさせられるね 萩尾先生は深く見るけど多角では見ないんだなと思った なんか両方のスレで熱血竹宮ふぁんが暴れてる気がする 大泉を読みはじめたがアシさんの話でガチ地元が突如出てきてひっくり返った
ピンポイントでうちの地名が・・・ 題名覚えてないんだけど、亡き栗本薫氏の軽いノリの推理小説で少女漫画界を舞台にした殺人事件の話を読んだ事がある
犯人は著名な少女漫画家で、動機は出世作となった人気作品の初期の部分が別作家の盗作である事を隠すため その内容がポーと精霊狩りとテラへを混ぜたような話になってて明らかに萩尾さん意識した感じになってた
後書きにアドバイスをくれた竹宮、増山両氏への感謝の言葉があった 読んだ時は単に犯人役含めて知り合い同士でキャピキャピしながら書いたんだろうと気にもとめなかったけど >>605
「ぼくらの気持ち」なら内容はかなり違う
バロック調かロココ調装飾の豪華な屋敷で殺されたのがブスな超大物少女漫画家
探偵がバンド「ポーの一族」のボーカル美少年(栗本さん初恋の人がバンドの美少年だとどこかに書いてた)
殺された漫画家はアシスタントのアイデア盗用やパワハラが日常化してた
犯人は担当編集者で、漫画家がスランプの時に夭折した同人漫画家の作品を渡してそれを元に書かせてた
編集者は盗作糾弾を避けるため、原稿紛失と偽って単行本には載せなかった
漫画家は盗作だというのを完全に忘れて、原稿あったよーと掲載の約束をする
編集者が漫画家の留守に原稿を盗もうとして実は在宅してた漫画家に見つかり揉めたので殺した(編集者は漫画家から結婚を迫られてた)
裏で編集者に色仕掛してたアシスタント出身の若手漫画家が仕組んだ罠だった
(ブスが多い少女漫画家にしては美人で彼女が登場してから男性にも少女漫画読者が増えたと説明)
件の漫画はもっと少女漫画っぽいファンタジーで
好きな男子から「あんなブス」と呼ばれて落ち込んだ少女が
夜、窓からの妖精の呼びかけに応じて外で踊るという内容だったと思う >>588
プチフラワー、フラワーズにも描いてたよね? >>608
べつに誰にも結びつかない内容なのに怒るわけない
殺されたのは中年女性漫画家という書き方だったから発表した79年当時だともっと上の世代という印象だった
補足訂正するとバンド名は前作(ドラマ化された)で死んだメンバーや抜けたメンバーもいたので「ソルジャーブルー」に変わったということだった >>606
犯人を唆したのは被害者の現アシで盗作が原因で離れた元アシとは別人
犯人は被害者の元担当の元編集長で濡れ衣を着せられたのが現担当
現アシは編集長の愛人で現担当も口説いてた
被害者は当作の常習者で「他人のアイディアと自分のアイディアの区別がつかない人」ってセリフがあった
昔の温帯スレだったかでは一条大島の件ががモデルと言われてたな >>610
訂正 犯人は元担当の現編集長
情報提供者の同人作家が探偵に男性同士の愛について熱く語るシーンあり 白い部屋のふたりと摩耶の葬列?
星へ行く汽車と9月のポピィ?
スレチすまん。 >>611
それは栗本薫ってそういう作家だったんでしょう? >>610
>一条大島の件
そんなんあったんだ
>「他人のアイディアと自分のアイディアの区別がつかない人」
あー。ハワードさん載せるわけね >>612
盗作と言われるくらい似てるのはポピィだけど
一時期数ヶ月差で同じアイディアを連続して使ってたという話
>>613
栗本薫はJune小説の大家だけど僕らシリーズは一般向けの推理小説だよ
>>614
ハワードさんはしっかり原作者名を表記してるじゃん 音楽業界もそうだけど、独創性でポピュラーに評価ってYMOくらいじゃない?
海外の翻案なんて罪扱いされてなかったもんね 当時はネタが被ってても都会ではこういうのが流行なんだなとか作家さん同士が仲がいいんだなとか
同じ映画を見たみたんだな程度にしか思わなかったし今でも共通な元ネタがあるんだろうという目で見てる
「僕らの気持ち」に出てくるのはネタ被りじゃなくて元作品の台詞もコマワリも構図も丸写しにして違うのは絵柄だけっていう完全盗作案件
>>617
Oヘンリー、ブラッドベリ、チェスタトン、アシモフ、サキあたりの短編はかなり翻案されてたよね 鬼滅なんて原作絵をそのままアニメ制作者が描き写した画集を高値で売るんだよ
現金だよね
映画ヒットでも原作者への配当ナッシングで業界が決めたのに >>620
違うと感じますね
残神は家庭内の性的虐待からのサバイバルの話ですよね でその反応をば鑑みて女性が何に抗うべきか示唆する一冊でもある 心理学者の河合隼雄が風木を解説して
「少女が大人になるときの物語」と言ったが
残神もでそ 物語はすべて生き延びるための話だつうのが朝井リョウ新刊だっけ 残神を読んでどんなに惨いと思ったとしても、その後も
ロリータやベニスに死すは振り回される中年男の悲劇と考えて疑わない人がいまだに大多数でしょう
涙が出る思い 余りにヘヴィ過ぎて離脱してから二十数年。一気読みしました。こういう風になってたのか。
結局救うにはやっちゃうしかないのか。プロはいちいちクライアントと寝てられないし、
仕事終わったらウチ帰ってお茶飲むから。それじゃあ救えないのかしらね。
お清め〇〇〇とか思っちゃった私を許したまえ。 少年は少女の枠から自由になるために設定してる作者の夢だから
現実の少年ならするだろう他罰行為や暴力、自己鍛錬に発想は向かないのでしょう
岡崎マリも描いてたけどどうしよもない悲嘆を癒すファックは女性の視点なのかなあ
男性作品にはないのかしら イアンにはどーしても納得できない
父子家庭で自分を大事に育ててくれたところの父親を
寝取ったあげく殺したガキがどんなに美少年でも愛せるわけがない
復讐の鬼と化して草の根分けても探し出して殴り殺すくらいでおかしくない
だからやっぱこれは萩尾の内面物語なんだよ イアンはイアン・ローランドじゃなく
イアン・モト・ハギオ
傷付いた自己を愛したいイアン・モト・ハギオ >>631
寝取ったってアホか
父親が虐待した相手なんだよ
寝取った、、復讐、、こんな考え方する人が存在する恐怖を感じるわ 精神が健康じゃないとなかなか自己鍛練の方向にはいけないと思うけど、暴力衝動は全部自分に向かってる感じするよね
薬もセックスも自傷行為だし
自罰的なのはサンドラへの罪悪感からが大きいと思うけど元の性格もあるのかなあ
ボストンでレ××した生徒に対しても不幸を願ってしまうけどそう考えることは苦しいって言ってたし、元々他人に激烈な感情を向けるのは得意じゃないんだろうなとは思う 女の子は自罰、男の子は他罰に向くのよね
萩尾先生はほら 実態に興味あるわけじゃないでしょうし >>633
事実がどうでも息子はそう見る!(断定) >>633
イアンが見たのは写真だけ
それでアッサリ自分の父親が虐待者だと納得しちゃうのは
まあ控えめに言ってもご都合主義 最初はそういう風にして復讐するつもりでいたじゃない、イアン
事実を吐かせて復讐するはずが、自分の父親が加害者だった
贖罪の気持ちから何とか更生させようとした
一生懸命にやってるうちに愛していると思うようになった
ってことではないのか? 「写真なんか捏造だ」
「おまえが誘惑したんだろう」
と逆上して問い詰める
ような過程があったら(まだ)よかった >>636
「寝取る」ってのは息子が父親と愛人関係の場合に使う言葉でしょう!! 少年に父親を誘惑した疑いかけるとか発想ないわ
内田春菊の母親みたいなキチガイばっかりかよここ 萩尾さんはお母さんに関しては
サンドラも含めて愛に溢れた描写するのに
お父さん(とお父さん子)に関しては冷たいなあと思う
スターレッドの養父パパ・シュウも簡単に死んじゃって
星も大して悲しまないし 女性作家が父親、男性作家が母親を描くのは難しいと思う
萩尾さんとこはとくべTYにしても >>639
お前が誘惑したんだろうは言ってたじゃん >>630男性ならフーゾク行くとかかな。
女の子は自罰、薬もセックスも自傷行為、でも癒しになるのもセックス。
確かにジェルミの反応は女の子っぽいですね。
トーマは自殺するしイアンはこんがらがった状況に陥るし
主人公助けようとした周りは大変だ。 萩尾さんが書く母親は生きてれば毒親、理想的と思える母は思い出の中の故人(毛糸玉をじゃれないでの母親は比較的理想化されてたけど、それでも主人公が拾った子猫を無断で捨てる人だった)
親子関係を深く書いた話はたいてい父子関係だったような気がする ジェルミが(対グレッグに)女の子みたいなメンタリティに
なったのは屈服せざるを得なくなってから。
その後も時々口ごたえしてるけど母親がウィークポイント
だから結局はいいようにされてしまう。
終盤「愛することを試みていいだろうか?」はようやく見つけた出口って
感じでほっとする。
でもその頃イアンにはGFがいて。イアン相手にじゃないのかと。
でも考えたら恋人同士ではないように思えてきた。
自立するなら確かに違う相手を見つけるのが筋ではあるね、二人とも。
祭典する共犯者的な関係かな。 >>自立するなら確かに違う相手を見つけるのが筋ではあるね、二人とも。
そう思う。が。そうなるとセラピーのセックスがそれぞれの相手にバレた時の事が怖い。
ま、そこまで考えなくてもいいか。 >>647
当時の考え方では猫を捨てるというのはそれ程鬼畜な所業ではなかったので
そこは差し引いて見るべきかと。
しかしそれにしても毛糸玉のお母さんは別に理想的なお母さんではなくないか
どちらかというと子供本人の気持ちに寄り添うより
世間一般の基準に沿って育てるのがその子の幸せと考えるタイプ
それとも我が子を自分の幸せの為に犠牲にしたりしないだけで充分理想的とかいう話かな
残神読んでると確かにそういう気にもなってくる… 目玉親父がうらやましいと書いてたな
まー確かにいいお父さんだが >>640
「寝取った」が不適当なら
「愛を奪った」
「最も愛された」息子から見たら
一番手を奪われた >>653
グレック、ジェルミを愛してないと思うけどな。虐待して憂さ晴らしするオモチャだよ。
一番は理想の家庭をその中の理想的父親である自分を保つこと。
理想の息子であるイアンを愛してることは変わってないよ。
美少年に恋をして惚れこんで道を誤ったわけじゃない。
イアンの立場だったら、
「自分を大切にしてくれたあの父がそんな人であるわけがない」
「父を殺した相手を愛してしまうなんて許されないことじゃないのか」ともっと悩むんじゃないのか、
とあなたは疑問に思っている。
そういうことですかね? イアンが普通に息子として育てられてるなら
義理とはいえ息子であるジェレミとするってことは
愛だとは感じないと思う
ジェレミの方から誘惑しただろとは言ったみたいだし
受け入れ難かったのは確か
それでも割と速やかに虐待と理解したのでは? >>654
要するにイアンのグレッグに対する愛情思慕が余りに希薄に感じられるわけよ
可愛がって育てて貰って暖かい思い出もたくさんあるはずなのに
それらをアッサリ否定して「あいつ」呼ばわりして平気になっちゃう
父子家庭育ちでこれはあり得ない
ジェルミとサンドラの愛情(と葛藤)は執拗なくらい描いてるのに
イアンを育んだのはグレッグの愛なのに
それを否定したら愛する心までなくなっちゃうよ
幼少イアンの愛はどこ行っちゃったの? >>656
皆がどう感じたか分からないけど
自分はイアンも少し変人だと思ったから
グレッグの愛情のかけかた自体ズレてたんだと思うんだけど
父と男児の間には母と男児の間ほどの思慕は生まれなさそうだし イアン大人っぽく見えるけどまだ思春期の年齢だし
普通は新婚の父親が不倫してるとかってだけでも嫌悪感抱くと思う
それがまだ子供の同性の養子を無理矢理激しいSMで犯して虐待して写真撮ってニヨニヨしてたってわかったら「あいつ」呼ばわりにもなるでしょうよ イアンにも根底に違和感があった、とかね。
漫画にそういう描写は無かったと思うから、これは単なる想像だけど。
母の写真一枚飾らないこと→親父は母親のことを思い出すのも辛いから
弟に冷たい→弟が親父の気持ちを理解しないで逆撫でするから
そうやって違和感に蓋をして、良い親父と思うことが習い性になってた。 イアンは、自分がマデリンと同棲して夫が戻って来て修羅場になった時に撃たれて
入院中に父が本気で心配してくれてそれから変わったって設定があったような
もっとも、ジェルミの行動の違和感への氷解はジェルミの告白で描かれてて
父を悪者にしたくないという感情からそれが疑念に変わり、物証やナターシャの証言が出てきて
やっぱりジェルミの言う通りだったってきちんと描かれてるわけだからなぁ 早めに寄宿学校入ってたんだし、ある程度の距離感持って接してきたってことで理解できたけどな
父子家庭とはいえ、お手伝いさんとかもいて二人三脚でやってきたって感じでもないわけだし。
何より、尊敬してた父親が異常性癖の持ち主で義理の息子を痛めつけてたって知っちゃったらそらそう言うよ、て思う 墓場で母親と邂逅する場面。母親が接吻してくるあれ。
ジェルミの告解を聞いて
「あらそう。でも、許さないわよw」
というふうに見える。
或いは「愛してるわ。お前のすべては私の物だからね」。
でもこれでジェルミは母と自分を切り分けることができたんだと思う。
あ、この女はこういう身勝手な奴って改めて分かったっていうか。
ペンにぶちまけた、母親への素直な重荷な思いのところをもう少し
掘り下げてもらいたかったけど(やっと言えて万歳って思った)、
墓場で一人で決着つけさせたんだなと。
今まで親の親をやってて自分の人生が脇に行ってたけど、これでようやく
自分の人生始められるねって思った。 >>663
まず「キモい」なんて軽い言葉でかたずけて欲しくないわ
所で
山岸先生の漫画で母親が息子の精神に絡んでくる話があったけど
そんな事を思い出しました。 >>663
受け取り方なんて人それぞれでしょ
それに懺悔するようなまともな母親ならそもそも実の息子が再婚相手にヤられてるの知ってて放置なんかしないよ >>660
それで感情が収まるか?と納得いかない思いになってしまうわけですよ
やっぱイアンはサブキャラだから
それこそオスカーの訪問者のごとく
イアンと父親の物語を語り直してほしいと願っておきます >>664
「スピンクス」ですかね
確かに近いかも >>663
「キモい」のはサンドラだよ。
ニコニコしながら息子の口にブチュー。
とても懺悔してるように見えないが。 死後のサンドラやグレッグは、あくまでもジェルミやイアンが生み出したものに過ぎないでしょ 許さないわよと見える、って
自分の男を寝取ったと、母親が被虐待者たる息子に思うと
筆者が受け取ってるってことでしょ
キモい!キモい! >>671
でもコレ息子じゃなく娘だったら普通にそういう母親いそうだけどな
男の子じゃなく自分より若くてかわいい娘と母親
童話でもよくあるテーマ >>671
本来母と娘のゆがんだ関係を母と息子に持ち込んでるから
捻じれてるんでしょ。
インタビュー
http://kenbunden.net/general/archives/2138/2
萩尾 あれは、お別れのキスなんです。お母さんに告白するというのは、
お母さんに別れを告げるということと一緒。
見えない何かでお母さんに支配されていた状態から抜け出すんです。
お母さんがお墓から出てきてキスするんですけど、実は私にもどうして出てくるのか
わからないんですよ。
でも、イメージの中ではどうしても出てきてしまう。
これは、サンドラがジェルミに許しを求めているのか、
告白しても許さないわよと言っているのか
どっちだろうと思いながら描いていました。
未だに実は分からないんです。どっちなんでしょう。両方かもしれない。
――そのシーンでサンドラは微笑んでいますよね
萩尾 そうでしょう。怖いでしょう私も描きながら怖いな…と。
私にも、サンドラが何を考えているのかはよくわからなくて。 >>673
怖い怖いって
モー様
貴女のアイディアやろうに。 ゆうれいなのか母子の断ち切りがたい生物学的絆を映像化したものなのか、作者にもわからないというのがリアル 萩尾先生は男の子の自由と美に憧れて表現はするけれど
現実の少年には関心が無いのでしょうね 残神イラスト集、約20年前のだけど新品同様で買えた。
表紙絵が一番好き。
イアンとジェルミが向かい合わせに立ってるバストアップ。
イアンが両掌をジェルミに向けて優しく見つめてる。
彼の左掌に鍵穴。
ジェルミは小さな鍵を差し込んでる。
すっきりした表情で、明るい探求心な感じ。
二人で旅に出たり、互いの悩みに寄り添ったり、
どっちかっていうと今度はジェルミがイアンのことを良く知っていき
新しい世界を開いて幸せになって欲しいと思った。
(多分イアンは結婚できなさそうだけど。
「摩利と真吾」の摩利や真吾の配偶者みたいな人なら?)
萩尾さんによるイラスト解説はもっとページ取って絵を大きくして欲しかった。 >>571
風木は虐待の構造連鎖を描いてる
読み切り打ち切られないため萌えサービスしてたけだど
残神は個人の治癒を描いてる
両作品の救いの有無差がケア側の経済力と知識量ってとこがエグい現実を映している
竹宮作品は娯楽まとった社会派
社会的部分スルーされるとこが日本の精神風土ってやつね >>643
風木は良い父、最悪な父のサンプルだと思うけど 萩尾望都と竹宮惠子 二人の自伝を読む。
その前編=下山進〈サンデー毎日〉<2050年のメディア>第61回
2021年5月25日
https://mainichi.jp/sunday/articles/20210524/org/00m/040/001000d
トキワ壮の少女漫画家版といわれる大泉サロンだが、
この解説を読むと、萩尾と竹宮のドロドロとした確執があった
ことがうかがえる。女というものは、妬み、足の引き合い、
などあるんだなぁと嫌になる。 >>680
>下山進
いまどき女でくくるかね 名前見たらやっぱり男性ね >>681
いや 女性差別でもないが
それこそ男ばかりのトキワ荘のメンバーで
こんな話は聴かんもの
(手塚先生が石森漫画を侮辱したことはあったが
それは手塚さん自ら本人に謝罪してる)
ちなみに訪問者だとしたら
萩尾さんは自分を死神と自虐してるって事になるな。 この5chで 妬みや足の引っ張りあいを「女というもの」でくくるのも、
天才二人が一緒に暮らしてはいけない、という書中の示唆について
現在過去未来まったく感知しないのも
クソオヤジ、頭腐って目玉もねえんだろ、出歯亀は口出さねえで失せろと思いますね >>682
同年代集団で、手塚をさとした赤塚ポジもいなかった >>685
? 辞めると言い出した赤塚氏を諫めた
寺田ポジちゃうのか?
この場合なら竹宮女史に
「いいから萩尾さんに謝りなさい」
と忠告してくれる先輩が欲しかったね
本来なら増山女史がそれをやるべきやったのに。 >>687
言ってることが
ニュー速でスレタイだけ読んでコメントする親父そのもの >>686
やめるなと石森にさとした寺さんと、ちゃんとあやまんなさいと説教した赤塚
さとせる年上が二人は必要。
増山さんも同い年だもん無理じゃね
東京育ちというアドバンテージがあるだけの腐女子だし
本人は親の期待と自分の実力の狭間でいっぱいっぱい
田舎から出てきた友人のところに逃げ込んでるだけだもん
トキワ荘構想があるくせにじぶんちの近くにあるってだけであんな狭い長屋を紹介する人だし
自分が描く人ではないから、あの二人がどこにひっかかってるかたぶんわかってなかっただろう 女性は外で働く経験知、ノウハウが上の世代にほとんど無い。
人間、「巨人の肩の上に乗る」これは自覚持たないとね 市場の支配(出すか出さないか)も男性だったからね
SFは描かせないとかあったでしょ >>691
トキワ荘構想があるなら
尚更仲違いさせちゃいかんかったのにね >>646
昔TVで観た海外の性暴力のドキュメントか何かで自傷行為としてのセックスしてた男の子の話題出てたよ
ノンケの10代の男の子が道を歩いてたら複数の男性に路地裏に連れ込まれて輪カンされ最後は自ら命を絶ったんだけど事件後に自暴自棄になって男性相手の売春やってたらしい >>678
横からだけど風木は社会派の側面はあるがやはり同時にBL元祖で萌えだったと思う
腐女子には可哀想可愛い萌えする人達がかなりいて過去から現在に至るまで大勢の腐女子が延々と虐待トラウマ蘊蓄引っ張り出してエロ二次創作に励んでるぐらい
風木のパターンをずっと繰り返してるんだよねそれこそずーっと何十年も
それぐらいいつの時代も腐が夢中になるエロの王道パターンなんよ >>695
同じ体験を繰り返すことで自分がされたことは大したことじゃなかったって思い込もうとする心の防衛反応だよね
風木はかわいそかわいい萌えっていうのわかる
逆に残神は心理描写がリアルに寄りすぎてるせいか虐待サバイバーの手記を読んでるような気持ちになってちょっとしんどい
初めて読んだとき家庭内性被害の構造とか被虐待児の精神構造について萩尾先生は相当勉強されたんだなあと感じた >>695
幕末は薩摩が来たら男の子を隠せ、みたいのあったんだってね
薔薇は修羅場から生まれる」を読んで
昔は興味なかったけど、樹村みのり先生って志士なんだなと思った
人を貶める者のために自分の人生を明け渡す筋合いはないのよね
BANANA-FISHに感動してた人たちもそれで然るべきで レズの話をホモに置き換えて作品として発表しているのだろう? 最近お互いに出した本について、竹宮恵子とNHKあたりで夜の文化的な討論番組で
対談を実況中継で実現して欲しい気がする。 >>701
体調崩してポー描けなくなったらどうする! ポーの続きの方が大事 やっと絵の変化に慣れてきたし
アランの復活
ランプトンの続き
どっちも大事 >>701
諍いの原因がホモやったやらないなのにどう文化的にするんだろう
つうかホモ描いたら文学扱いして貰えたとか信じられない時代よね昔は 手塚治虫のMWなども少女漫画のヤオイにあてられて競った感が無きにしもあらず。
もちろん手塚治虫自身はたとえそうであっても決してそんなことを認めないだろう
けれども。 手塚治虫は嫉妬が原動力でもあったから有名な話だよね >>706
本人が認めなくても
影響されて描いたのは丸わかりやもんね。 クックパッド見たことある?
このレシピ、自分はこう調理する、てみんな見せ合うんだよ 手塚治虫はロリコン漫画にも対抗心剥き出しにしてたからマジで全方位にボクなら凄いの描けるよ!やってる人なのよねぇ
そんな手塚もスポ根は分からないって言ってたけど 手塚先生が自分の資料やスケッチを他の作家に共有することは無かったんじゃないかな
社会での競争意識があって嫉妬を知る男性なら事前に気がつくことも
経験ない少女漫画家たちには何もかも初めてだったってことよね 少女漫画家同士の醜い争いの話で何故か叩かれる手塚神 >>713
何処が叩かれてる?
むしろ改めて凄い人やと称えられてるような。 過剰反応っていうか悪意の解釈だよね
あっちこっちで言いがかりつけて噛みつくんだろうな
自分の解釈には全く疑問持たないで老いていくのかねえ 萩尾さん純粋すぎるのよお
トリックスターのネズミ男に本気で腹立てたり >>720
水木しげる大全集031「ゲゲゲの鬼太郎(3)」講談社
解説 萩尾望都「水木しげるという奇々なる奇跡」
少年マガジン掲載時(1960年代)
「私は毎回ねずみ男にハラを立てていた
ほら吹きで嘘つきでいつも鬼太郎親子に迷惑をかけている
こいつがいるから鬼太郎親子はいつも事件に巻き込まれて苦労している」
う〜んねずみ男のズルさや怠け癖や欲張りぶりに共感するより怒るのかあ〜
まっじめな娘だな〜同じクラスにいたらちと付き合いにくいかも
と思った
純粋培養的優等生な印象
(十年くらいして読み返したら印象変わったとも書いてるけどね >>721
純粋培養とかまじめというよりは被害に遭う立場により共感しやすいんじゃないかな?と思った
御本人が描く作品見ててもそんな感じがするし(被害者を軽んじない) >>721
こんな事を書いておられたか
しかし守備範囲が広いなあ。 >>721
まず天人唐草を読んで、少女らが如何な要望を得て育つのか考えるのだ ベックリンという人が死の島という幻想的な絵を描いてたんだけど、そこに出てく神官みたいな後ろ姿の人物がネズミ男のイメージに少し被ってるとか昔水木さんが言ってたような
あと、鬼太郎も貸本とか古い時期には欲深なネズミ男みたいなキャラだったんだけど、子供への影響考えて正義キャラに変更したんでネズミ男のキャラが目立つようになったんじゃなかったかな ビジュアル面でのモデル?はそっちなんだろうけど昔読んだ水木さんのエッセイでねずみ男のモデルはリアル知り合いだと書かれてた
お金儲けを夢見て毎回アイデア自体はすごく良いものを思いつくんだけどその為の努力が嫌いで結局実現しない…って人だったらしい >>726
そのエッセイ読みました
全集でしたが
水木さん側は萩尾マンガに興味無かったかな? 水木しげる十二使徒の第一使徒荒俣宏とは
訳書の表紙やらインタビューやらファンタジーノベルの審査員やらで
交流お見掛けするけど
水木先生と親しかったのは山岸さんだね プロなら好き嫌いはともかく有名作品は目を通すでしょう
どうでもいい
このスレタイ 2chなんぞない頃は、
女はふざけてはいけない、という空気に満ちてたんだよなー
どっかのお母さまのツイートで今日は大笑いしたんで、ちょっと思い出しました
そういう重大な理不尽な不文律こそ
無かったことにされるし信じてももらえなくなるだろう ぐぐったらこんなの出てきたw amazon
カスタマーレビュー
年間読書人
ベスト500レビュアー
5つ星のうち5.0 〈残酷な神〉が支配する…【補論追加第60版】
2021年6月23日に日本でレビュー済み
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【補記3】(2021.05.19)
とうとう何者かによって、本レビューが「削除」されたので、この「捕記3」を付して、「補論追加第2版」をアップしておきます。
本レビューは、本年(2021年)4月23日にアップし、その3日後の4月26日に補論「汝、頑ななる者よ」を増補したところ、多くの皆さんのご支持をいただき、今朝の時点で「役に立った」数が「934」をカウントするに至りました。
しかしまた、ツイッターなどでの反響を見ますと、拙レビューに腹を立てた人も少なくなかったようですので、いつ「削除」されるかと思っていたのですが、本日がその日となりました。
このように予想したのは、私が昨年(2020年)4月19日に投稿した、中原右介著『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』(幻冬社新書)のレビューが、本日までの約1年間に「71」回も削除されてきたからです(その度に再アップしています)。
ですから、それ以上に反発を招くだろうほど反響の大きかった、今回の『一度きりの大泉の話』のレビューが、このまま平穏無事に掲載され続けることはないだろうと、そう考えていたのです。 アマゾンで消されるのなら、5chにかけば良いんだわ。 noteとかに書けば収益にもなるんじゃないの
ご本人はそれだと意図が違うんかね 先生方、鬼滅に授賞しました
日本漫画家協会賞、今年の大賞は「鬼滅の刃」「NEW NORMAL!」
7/26(月) 17:00配信
コミックナタリー
第50回では選考委員長を里中満智子、選考委員をいご昭二、ウノ・カマキリ、小田切博、辻下浩二、萩尾望都、三浦みつる、森川ジョージ、幸森軍也が務めた。なお贈賞式は、10月1日に東京・帝国ホテルで実施予定だ。 関係ないがウノ・カマキリ先生まだ生きてたのか・・・w >>325
>>352
しっかり理解してる人がすでにいたんですね。
大泉の話きっかけで、萩尾望都作品を読み、ついに残神にも手を出しました。
コメントでいろいろ言われてたので、読み切れるか不安でしたが、凄い作品で、語りたいと専用スレを探しました。
よろしくお願いします。
ちなみに、4スレ目が見られないのですが、削除されてしまっているのでしょうか? >>452
同意です。
>>491
これもよくわかります。
最初のほうの巻はまだ読み返せないけど、後半はくり返し読んでしまう。 大泉関連が凄い伸び方なんでこっちは過疎ってるな 竹宮さん含め残神を風木のアンチテーゼと受け取った人は多いと思うけど、意外にも関係なかった まぁ確かにトーマの諸々のテーマを性善説無しに発展させれば残神にたどりつくけど 女であれば幼女も同級生も人妻も糞豚のごとく辱めるエロ広告を横に見る5chで
残神は目を背けるむごさとか語り続けるのも限度はあるかもね >>744
広告ブロッカー無しに5chを閲覧するのは男女問わず少数派だと思うよ 人は美しいものについては常に語りたいと思っても酷いもの醜いものについて語り続けたいとは思わないから 本当はそれこそ語り継ぐべきものじゃないかと思うんだけど 描けないよな 両生体のキラが1番色気あったもんな マルゴはなんか運動してるみたいだった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています