【萩尾望都】残酷な神が支配する-5
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>>136
保護者である母親が幼いから子供は大人にならざるを得ない
サンドラはグレッグとやり方は違えどジェルミを脅迫していた点では同じ穴の狢 自分にくっそ甘い守られたがりのサンドラはあの事故でグレッグと一緒に死んで本人的には助かったな
ジェルミと相対して責められたり軽蔑されたりするの耐えられないだろ
イアンもバレンタインもいて同じ手はもう流石に通用しない 仮に死んだのがグレッグだけだったらどうなってたかというのは気になるな。
といっても、大きく変わるのはサンドラとジェルミとイアンくらいなんだろうけど ナターシャとかどうだったかな
二人の子供を守るという大義名分があって自身も被害者だったナターシャがあれだけ病んだのに
自分が一番大事なだけだったサンドラが現実を目の当たりにしたらどうなるか
みんな立派ね私なんて弱くてとてもとても…って不幸ぶるだけかな サンドラの内実を周囲も知ったらそれこそ屋敷に居場所なくなるよな
丁重に接してても見る目は確実に変わる
守られるか弱い美女だった自分が汚らわしいものとして見られるって耐えられなさそう サンドラこき下ろし大会 作品にない設定がずいぶん追加されているようですね ふしぎ遊戯の美朱なんかもそうだが、これといった取り得も無く
大した努力もせずモテまくる無邪気系女って嫌われるからな。
もっとも、私情丸出しで叩いてる様を見ると、叩いてる側の
心の醜さが露骨に出まくっててある意味笑えるけど。 サンドラが女子中学生レベルならまだ良かったんだけどねえ
美人だけど決してモテモテちやほやされてたって感じではない、複数彼氏と別れたりしてるし 真実を直視しなかったからじゃない?
子供の心配より我が身可愛さでさ
サンドラがグレッグとジェルミのこと知ってたって事実をリアタイで読んだときは物凄くショックだった 衝動的に自殺未遂してしまっても、それを子供にアピールするようなことするのはね… サンドラ叩きは鬼女ババア
ネチネチ加減ではっきりわかる グレッグがあんな支配欲でがんじがらめな性暴力を振るうようになったのか、切っ掛けってあったっけ?単なる性癖?
この漫画に出てくる性表現って利己的なのばっかりで読むのキツイねえ。イアンはまあまあ健康的ではあるけども。 元々ダメな所はあったんだろうけど、「厳格かつ清廉でなければ」という強迫観念のせいで
しわ寄せが行って悪い部分をさらにこじらせた感じなんだろう
人間の本質は簡単に変わるもんじゃないし、深い傷は簡単には癒えないというのは
割とこの作品の根底にある事だと思う。 この話はイアンかジェルミが体験するか見聞きしたことだけで構成されてて
イアンジェルミが知らないことは読者にも知らされない。
イアンジェルミの立場にたって考えられるようになってるのね
グレッグは死んでしまったので イアンは父がいつからなぜああなったのかもうわからないだろうね
イアンなりに想像をめぐらせていたみたいだけど ジェルミが我慢すれば
家族は表面上は仲良くできて上手くいく、まさに捧げられた供物だよね 我慢してたのはジェルミだけじゃなくマットもナターシャもリリヤも 捧げられた供物
とすると家族のためと言えるのだろうか? エリックは悪くないんだけど悪い種を植え付けられたなーとは思う
バレンタインの苦しみもその子供も
奥さんの心配も奥さんとの間に生まれた子供も
ペド野郎が教えた行為の結果でもあるからムカつく
ほんとはエリックにも腹立つところある 猫2匹飼って、イアンとジェルミって名前つけたくなったw >>159
本スレ見てきた。
ホントにいるんだね〜
”メリーベル”と”リデル”
判る人だけ、判ってくれれば? ひとんちのメリーベルはまあかわいいが自分ちのイアンジェルミは気恥ずかしいような気が‥ 頭悪いんで深い考察に基づいていうんけじゃないんだけど
今94年開始の野島の人間失格テレビドラマみてたら
いじめ首謀者のルカが担任に盗撮写真を渡して
担任の写真を撮るのは、自分とは正反対の純粋な担任に関わることでバランスを保ってる、だから写真を撮るのを断って僕を壊さないでください
って感じのことを言ったんだ
綺麗なものに触れることでバランスを保つというのがジェルミも言ってたことだから、なにか影響貰ったのかなと思った
というのも私自身こういう考え方を萩尾さんの本に触れて知ったような人間なので
自分の身近なものとを関連付けしてるだけなんで根拠はないですけど
時期も似てるし萩尾さんの作品が他人に影響を与えたりしたのかなーなんて期待してる
ただこの年代って少し暗いテーマを扱うのが流行りだったんですかね、そうであれば同じように考える人がいてもおかしくはないですよね 最初の頃まだモディンに居る時、イアンはジェルミの両眉毛のつながり具合が気に
なるみたいだったけど。
なんで、そんなに気になったのかな。
あと、ジェルミは濃いのは眉毛だけ?
髭が生え出したら、揉み上げとかも濃くなるんだろうか。
髭面のジェルミってどうよ。 サベージがイアンに「そういえばおまえ下も金色だもんな はははは」とかいってたねw
イアンはまつ毛眉毛も金色で目立たないから気になったのかも 何気に入浴シーンが多かったよね。
イアンもジェルミも、ちゃんと湯船に浸かってるしw
欧米の人はシャワーするくらいかな、と思ってたから意外だった。 湯船に浸かると言ってもあちらの人は泡風呂に入るから実際のお湯の量は腰が浸かる程度だよ そうなんだ。
バブルじゃないお風呂シーンもあったような気がするから、も一辺見てみる。 1か所だけ、蜂蜜生姜湯の手前でイアンが入浴するシーンでは、
ちゃんとお湯に肩まで浸かってたw イギリス人はシャワーもケチると聞いた(すいません根拠はないです)
たっぷりのお湯とアワでくつろぐのは お金持ちのぼんぼんらしいなと思ったわ サンドラは薬が効かないから、強い薬に変えてもらったんだよね。
たぶん眠れないか、夜中に目が覚めてたんだと思うけど。
少なくとも、グレッグが隣のベッドにいない事には気が付いてたよね。 >>173
気づいてもグレッグに「どこいってたの」って聞けないだろうな 聞いてもはぐらかされて終わりだろうが
話ちがうけど
カンタベリーでパンジーを尋問するイアンが「少佐」に見える… >>175
イアンって、時々少佐並みに容赦無いよねw
ジェルミに何て言ったのか、ナディアに問い詰める時も、情けが全く感じられなかったし。 あれはイアンひどいよねw
少佐ならも少し大人な対応すると思う 泣かれるとめんどうだくらいは考えるでしょ そもそも、ナディアが泣いても屁の河童だしw
イアンうろたえるのは、ジェルミが泣いた時だけ。 イアンって何であんなにジェルミを好きになったんだろう
最初は一歩引いてたのが、ミイラ取りがミイラみたいにどんどんどんどんハマって執着していった印象 最後の旅行の前に、ジェルミが「(専用男娼をやめたら)僕はイアンの何になるの?」
って聞いてたけど、ジェルミ的にはどういう答えを期待してたんだろう 経済的にも生活面でもイアンの世話になっているのに
ジェルミがイアンのためにできることは専用だけ
それをやめたら縁が切れてしまうかも…と心配してるように 自分は読んだよ
卑屈というか自己評価が低い時期なのかなと >>182
おお〜なるほど!
その考え方の方が腑に落ちますね〜
じゃあ、イアンの返事でジェルミは安心したのか
何で判り切った事を聞くのか、ちょっと不思議だったので >>187 GG賞をゴールデングラブ賞と勘違いしたw 懐かし漫画のようにだれでもネットで稼げる方法とか
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
0ZCRR 久々に読み返して何度目かのドハマり中
本当にすごい作品だ
登場人物全員に幸せになってほしい 間をおいて読み返すと、その都度新しい発見がある
そんな稀有な作品だよね 初めて読んだときはまだ子供で、わかってないことが多かった
今読むと自分の中にもグレッグやサンドラがいるんじゃないかと不安になる 不安になる必要ないよ。
だって誰にでも内在している要素だもん。 グレッグみたいに私は誰々とは違う!ってなってる人のが自覚なくやばかったりするよね なるほど
人の心の闇をえぐり出すのが
萩尾先生は本当に上手いんだな 特に母子関係の描写がやはり凄いと思う
ご自分が悩まれてきただけある グレッグが死んだのはマットにとっていいことだったんじゃないかと思う
グレッグの死後どんどんのびのび成長してるよね あれ以上グレックが生きてたら、ジェルミが死んでたと思う
グレッグは自分では、ちゃんと自制してるつもりみたいだったけど、
その内に加減出来なくなって、首絞め事故とかで殺してた気がする >>200
会社とかならともかく個人レベルだとグレッグ死んで困ったのってせいぜい
仮に生き残ってた場合のサンドラと暗黒面に気づいてなかったイアンくらいかと 空港へ行くグレッグの車に乗ったサンドラは何を言おうとしたのかな
ジェルミのことを言い出してグレッグが動揺して運転誤ったってありえるのかな サンドラにイラついたグレッグが、サンドラを怖がらせようとして、
わざと乱暴な運転をした可能性もあるね サンドラにはジェルミを守ってほしかったが、サンドラの精神力ではグレッグとジェルミが合意で浮気してる=自分は被害者と認識するのが精一杯だと思う 合意で浮気してる、とまでは確信してないかもしれないけど、
ジェルミが打たれてる事は、想像もして無かったろうね ジェルミがサンドラに隠し事してるのは気づいてただろうね ジェルミは完璧に隠してる気でいたわけだが ジェルミったらなにか私に隠してるのね
なにを隠してるのかしら
わたしに言えないこと?
わたしにやましいことでもあるの?
まさかグレッグとジェルミが…いえありえないわ考えるのは罪だわ
(思考停止) サンドラもサンドラで苦しんだとは思うけど
ジェルミの苦しみにはとても及ばない 言ってもしかたないけど
サンドラがジェルミに言うか ジェルミがサンドラに言うべきだったんだよね ジェルミのサンドラにバラすぞ、からのバラさないでと懇願する下りって絶妙だよね
完全にグレッグの蟻地獄にハマってる 自分の魅力でグレッグがまた求めてくるとは思わなかったのか、とイアンに聞かれてたけどジェルミは思わなかったって言ってたね
ジェルミが都会育ちだったらまた違ったんだろうな 相手がどれだけ言葉巧みで自分が逃げられなかったかって 言葉で説明しきれないよね
グレッグが狡猾でジェルミはそうではないから すべてを再現できるわけないし >>216
あのイアンの言葉、自分の実感で喋ってるのかwと思った
イアンは、ジェルミの魅力に抗え無かったのかな〜 >>218
確かにw
プラトンが愛した美少年のようじゃないかってロレンツォから評されるくらいだしねジェルミ
>>217
母子依存を突かれて支配されたよね グレッグからしたら
美しい妻と可愛い息子の両方を手に入れることができてウハウハだったね イアンが大好きだ
間違えても自らの過ちを認めて前に進める強さに憧れる すごく練り込まれてるしすごく深いし読みごたえも余韻もあって好きな作品だけどジェルミの声が父親にそっくりだからサンドラを名前で呼ばせてるってだけ残念
幼児の声と同じ高さの声の父親?とか変声は?とか気になってしまう
細かいことだけど完成度が高いだけにその細かい部分に引っ掛かってしまうと言うか
この点について何か考察とかありますか?
単純に作劇のためのあえての設定なのです? 「ママ」ではなく「サンドラ」と子供に呼ばせてる時点で
サンドラって相当にエグいなと思う(しかも父親の声に似てるという理由)
本来なら母親に庇護される子供が
不安定な母親のお守りをさせられている異常な親子関係
ジェルミはグレッグから逃げたくても
サンドラを置いて逃げられないから
雁字搦め状態に陥るしかない 最近読み返して今過去ログ漁りを終えた
バレンタインとエリックのエピソードが個人的にすごく嫌だ
エリック目線で見るとバレンタインは虐待から救ってくれた女神様になるけど
バレンタイン目線で見ると恋愛や性についてよく分からない内にセックスして妊娠しちゃったってことでしょ?
エリック天真爛漫良い子!みたいに描かれてるけど兄妹間でもそれは虐待だよね
バレンタインは好きだけどエリックはちょっと無理 セックスとか虐待というほど何かあっただろうか
あとで考えるとあれかもって程度だからあっという間の挿入で終わりだったのでは
禁忌の忌まわしさに思いが及ぶのがバレンタインだけなのが理不尽だよな エリックはそのままだとポピーは子供を産み続けることになるから
ポピーはピルを飲むとかした方がいいだろうな 双子であっても変えようの無い男女差をよく表してるなと思ったわ
ボビーは親が学者かなんかだから
知能は高い子が産まれるかも そんなことないよ。
阪神間って、神戸や大阪の人間じゃなくてもフツーに理解できる。 今読み終わったw
ホモ話だと思ったら虐待とかトラウマからの解放みたいなストーリーなのな
問題の根源であるサンドラとグレッグが居ない状況で
残された人々が苦しみながらもがいていくのが辛い
息子を犠牲にしてまで自分の安楽を選んだサンドラ
虐待に気付きながらも、自分の辛い経験から見て見ぬふりをしたナターシャ
幸せな家族を夢見ながら妻に不倫され歪んでいったグレッグ
母親の為を思いながら、母に見捨てられた事実を見つめられないジェルミ
表向き幸せな家族に見えても裏では・・ というありきたりな設定ではあるけど
他人事には感じられない凄みを感じた 萩尾 望都:「私の少女マンガ講義」、新潮社、ISBN-13: 978-4103996026(2018年3月30日)。
少女漫画は進化して普通の漫画や少年漫画とは異なる特異な表現ジャンルになった。
まるでマンガは、少女漫画であるかそれ以外であるというように分かれるような感じだ。
マンガの神様ともいわれたあの手塚治虫ですら、初期の少女向け漫画では大いに受けたが、
昭和の40年代の中頃には、もはや入り込めない分野になってしまったといえる。
実に恐ろしい世界である。 >>234
う〜む 持ち上げすぎでは?
悪いが24年組や
その後にも天才が生まれたのは認めるが
竹宮恵子曰く「ゲームに負けて久しいが‥‥」とも言われてるし。 そもそもマンガ神は恋愛もの苦手だし
特殊ジャンルというかガラパゴスというか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています