●心からまったりと杉浦日向子について語ろう 3●
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│年寄りの侘住、退屈でならないから .│
│何ぞ杉浦日向子さんの話でも聞かせておくれ。 .│
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O旦と_ ) | >>2-10あたりに貼っておくぞ
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●心からまったりと杉浦日向子について語ろう 2●
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1126877381/ >>172 わー俄然見たくなった
もしお栄ちゃんになったら
国直の「龍はコツがありやす」にはちょっとときめきそうだけどなww 5冊ぐらい読んだけどクソつまらない。なんだこの漫画家。
絵がクソ。江戸の風物とか正直どうでもいい。人間ドラマが薄っぺらい。 わからないなら無理して読む必要なし
江戸を描きたくて漫画や小説にしてるだけだし 江戸風物どうでもいいのになぜ杉浦漫画読んだんだろう 『術』という不思議な短編は何という文庫におさめられてるんだっけ
確か初出不明と書かれていたような YASUJI東京だったか
あれって今でも初出不明のままなのかな
実家に帰った時に初出の雑誌を発見したんだけど ていうかwikipediaでコミックアゲイン調べたら、そこにも『術』の表記があった >>186
アメリカ国内で外国作品上映は吹き替えで字幕OKかな
− と思って調べたら字幕上映もあるようで(自己完結しました) 「字幕の映画なんて見ない」ってのがアメリカの相当数のようなので、
(アメリカ人、もともと9割9分、字幕で映画なんか見る必要ない)
吹替えもあればあったでいいかな
もっとも北米で日本アニメのDVDが売れたのももう10年ぐらい前の話で
最近は英語吹き替え音声を作る予算も無いことも多いらしいが そこを版権元に通報して、削除させたりアップロードした個人を逮捕や民事提訴させたりすればいいの? 杉浦さんの新刊
花のお江戸の若旦那に感激した
なんで今のいままで本になっていなかったんだろう?
何度も何度も読み返してしまう >>191
出てたの知らなかった!教えてくれてありがとう! >>191
まったく知らなかった ありがとう! 100p未満で2000円はちょっと高いけど、
漫画は全作品揃えたからやっぱ欲しい! 店頭で見当たらなかったら町の本屋さんに注文してゆっくり待とうかな >>191
サイクリングついでに大きな本屋に寄ったら1冊だけあって購入
落語に出てくる若旦那がそのまま描かれていてよかったよ >1985. 1.4-11 新春江戸之七景
>1986. 1.17 江戸の新春・七景
は収録されていない、なぜだろう >>196
あれはエッセイと挿絵で福太郎は出てこないんだ
漫画全部出てるなら買おう 花のお江戸の若旦那
最後の章
紅葉の見える座敷でくつろぐ若旦那が日向子さんが微笑んでいるように見えた
なんかいい涙が出てきた NHKの北斎の番組を後半しか見られなかったけど、ずっと日向子さんを思い出していた 「うつくしく〜」で紹介されてた「浮世絵鑑賞辞典」見つけた
古本しか出回っていなかったと思っていたら昨年暮れにカラー版として出たみたい
もちろん杉浦さんの解説がそのまま載ってる 02/20 Eテレ 22:00-22:25 グレーテルのかまど「杉浦日向子のクリームパン」 クリームパン自分も昨日買って今朝食べた。ふつうのパン屋のだけど格別に感じてしまった。我ながら単純w
かまどは合葬に出た瀬戸君がさり気なく原作を読んでて良かったな 合葬見逃してしまった、見た方います?
瀬戸君お顔は柾之助にぴったりだ マドモアゼル北斎だっけ、アニメのやつ
ANAの国際便の機内で観たけど、日本語の字幕がついてたんで
声優がしゃべる台詞を聞かないで済んだのでよかった
凄惨な地獄絵図にお地蔵さんを描き込んで「コウすりゃ始末ができるだろう」
ってやつが大好きなので、あのエピソードも入っててよかった 映画 『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』だね
そう、声をあてた俳優の方々も決して下手ではないのだが、いまいち
声優使って欲しかった あれってアニメ声優じゃなくて俳優だったんだ
せめて歌舞伎役者だったらもうちっと江戸っぽい会話になってたかもだ
まゆ毛が著しく変だったのは激しく同意 歌舞伎役者に喋らせたらやりすぎになりそう
冒頭の北斎の紹介だけでうんざりしてきそう
個人的にこのひとのマンガにはそういう気張ったねちっこさや脂っこさは似合わない 歌舞伎役者って女形の人ってことか?
それはそれで違和感あるだろ、とか思う >>216
おお、ありがとう、本屋で探してみよう
無かったらアマゾン頼み NHKで、北斎関係、杉浦日向子じゃないけど、なんかやるみたいだ。
http://www.nhk.or.jp/dsp/kurara/
ま、ゆるりとね。 賛否両論あるとは思うが、宮崎あおいのお栄も俺は好きだ ヒストリアでお栄を取り上げてる。このあいだも宮崎あおい主演でドラマやってたし、なんかお栄ブームらしい。
杉浦日向子が生きてればな。30年早まったな。 杉浦日向子の作品は死の匂いがしてるんだよね。本人も若い頃から血液系の持病があったらしいから、死生感が反映してるんだろう。 モノクロの漫画の画面の中に、なにか独特な冷たい空気が漂ってるんだよね
死生観といえばあれがそうなのかね 昔は平均寿命が短かったし、子供の死亡率も高かったし
そういうメメントモリ的なのを表現したかったんじゃまいか うまく言えないけど杉浦さんの漫画って黒色が濃く感じた。
真っ黒い画面なんかは本当に闇が見えるみたいな。
死生観の反映だったのかな。 あ、画面が黒っぽいんじゃなく、黒色使ってる部分が濃く見えるってだけだから。
例えば髪の毛とか着物とか。 森の中で一夜を明かしてたら、何か苔むした巨大な坊主頭が出てきて
「ぱくっ」ってされるのはどの漫画でしたかしらん。? 合葬ひどかったー!
杉浦作品をまともに映像化してくれる監督さんはいないのかね? >>227
東のエデンに収録されてた短編だったけか
この作者の明治初期の日本を描いた作品群も大好き 江戸時代をまともに映像化できた人間の作品をまともに映像化するのは
ある意味ただの江戸時代を再現するよりも難しい 元旦だから「花のお江戸の若旦那」を読んだ
江戸に帰りたくなった 福太郎と番頭さんのからみと店での大宴会は上方古典落語の「菊江の仏壇」をアレンジしてあるんだね
いまは演じる人がなかなかいないらしい 懐かし漫画のようにだれでもネットで稼げる方法とか
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
YCHDN 「江戸を愛して愛されて」を本屋で探してるけれどみつからない
収録されている「呑呑まんが」って、全集に入っている物以外にも作品があるんだろうか
確かめたいけど分からない
どなたか知ってる人いたら教えてください >>238
アマゾンで簡単に手に入りますよ、新品も中古も >>239
ありがとう、それは分かってるんだけどね、知りたいのは上にも書いたけれど
この本に入っている「呑呑まんが」が、全集に入っていた約60ページ分以外にもあるのかどうか
もしあるのであれば買いたいし、なければいらない
それを確かめるには現物見るか教えて貰わないとどうしようもないからさ
誰か知ってる人がいたら教えて下さい 自己完結
全部「全集」に載っているって確認できました
気にかけてくれている人がいたら、もう大丈夫です 気にかけてます。
どう確認できたかわかりませんが、
ブログとか、レビューとかで、確認なんてあてになりません。
と、思います。 >>242
お心お騒がせしてしまいまして、申し訳ありません
本日、地元の図書館で発見いたしました、ですので間違いございません
ご心配頂きましてありがとうございました
ほかにもスレ住民の方がいらっしゃいましたら皆様、お騒がせしました
なんだか落語か何かの落とし噺みたいでね(本を探してる→見つからない→図書館)
先生が上でクスクス笑ってくれていらっしゃれば重畳 私は、先生のエッセーは「ごくらくちんみ」以外は全部イマイチだなあと思ってしまいます
あと「先生の現代モノの漫画」は「YASUJI〜」しか知らないけれどこれもやっぱりイマイチだと思う
「先生は江戸を伝えるためにこの世に来ていたのに、余計な仕事をさせるんじゃない!」
って、なんか一寸思っちゃうんだよね 自分が一番好きなのは明治初期ものかな、
国民国家形成期の近代と江戸のあわいの描き方が素晴らしい
YASUJIは、杉浦さんはガロの人だと自分は思ってるのでああいうのも歓迎 明治初期もの>ニッポニア・ニッポンとか東のエデンのあたりでしょうか
(ニッポニア〜だと私は「馬風・おかつ・若のシリーズも好きなんですが)
いいですよね、大好きです
閑中忙ありの、珈琲にメガネの破片パシャパシャ、とか、「慮外いたします」とか
はっきりしたシリーズにはなっていませんが「夏草とリボン」「仙境」の坂井・大野コンビとか
どれもキャラの立て方がすごく良くて、もっと読みたかったなあ
明治を血塗れで作った人たちの熱いロマンもそれはそれでロマンですが
そのロマンの陰には「合葬」もあったわけで
それらを呑み込んだ上でのもう「江戸」ではない
だが今過ごしているこの新しい時代はどうもややこしくてなあ
という明治の市井の人の人生観が写し出されているように思います アサヒグラフに掲載された作品は、本に
収録もれなんてないのだろうか? あえてageてます
アサヒグラフの物が、河出から16年に3冊出たのかなって思ってるんですがどうなんでしょう
どなたか詳しい方がいらしたら教えてプリーズ(お金ないけど若旦那は買わなきゃ、おおおううう)
話変わって「ニッポニア〜」の若の三味線のお話なんですが
私「これがまさしくそうだ!」と思う音色を一度だけ聴いた事があります
でも「どんな音だった?」と訊ねられてもさっぱり覚えていないんです
最初の一音「びーん」て物凄く深い低い一音がして、その後最後に「びーん」てそれで我に返った
間はずーっと何も、聞き入っていたのは間違いない(その集中と感動は覚えている)のにその音も何も
ただ「凄かった」としか覚えていません
誰か御存知ないかしら、94〜98年くらいの間に一度だけ、三越劇場で津軽三味線を弾いた
物凄いおじい様 YASUJI東京
意図されたものとは違うけど、あの漫画が描かれた80年代の空気さえ今や懐かしいものになってるのは面白い あまりにも若くして亡くなって惜しかった。何がいけなかったのだろうか。
凄い才能だったと思う。漫画家として世間にはそれほど認知されている
とまでは言えないけれども。アニメ化もされてないんだろ?
ジブリはもはや国賊。 何がっても病気だから、こればっかりはねえ
百日紅なら、アニメ映画になってるよ(見た事ないから出来は分からないけれど)
ちなみにお栄ちゃんの声は杏
漫画読んでハマって、どうしてもこの役がやりたかったんだって 生きることのはかなさも、こうもしつこくくどくどと繰り返されると
ああ、そうかもしれんね、もう分かったから、と言いたくなる。 江戸から、明治界隈を描くようになった、
きっかけ
ってなんだろなぁ。 >>257
キャラ立ち、絵の艶、掛け合いの妙
漫画家として一番脂が乗ってたと思う
正直作画密度はエッセイに比べて持病に障るほどとは思えないんだけど
先生にとって漫画は江戸を表現する一手段に過ぎなかったのだろうか
文章も嫌いではないんだけど漫画に置ける発想と演出が天才的だと思ってただけに残念… 百日紅で妹が亡くなる話が印象的だった
カマキリをさやいんげんにたとえるところとか
日向子さん霊感強い人だったみたいだね
高橋克彦と度々オカルト対談してる
本当に江戸が見えていたのかもしれない なんかの後書きか何かで、あんまり絵は上手くないと書かれていたことがあって、それで漫画はやめてしまったのかもしれないと秘かに思い続けてる 小説に比べて風俗描写の労力が割りに合わなかったからでしょ
こういう時代劇ものだとアシ雇ったとしてもかなり大変だし 「二つ枕」なんて、1コマに対する描き込み方が尋常じゃないものね
一話めの見開きの大ゴマなんて今見ても鬼気迫る
でもメジャー処でガンガン売れるような作風じゃなかったし
「あんなに頑張って儲けはコレだけか」ってなるとしんどかったろうね 想像なのか本人が語ったソースがあるのかだけは知っておきたい ユリイカで、交流のあった方が「煙草盆の向きが違ってた!」と日向子さんが修正してたという話は読んだことある。
誰もわかりゃしないような事も気にして描いてるんだから、大変だったと思うよ。
時代考証家の稲垣史生に師事してたから、自分の間違い=師匠の恥、みたいな気持ちはあったかもね。 文章に較べて漫画にかかる労力について、兄貴にコボした事がある、てのは、お兄さん自身のコメントだか文章だかで読んだことがある
ソース何だったかなあ…
河出のムックだったか、漫画じゃない著書の文庫の解説だったか… 「四時のおやつ」だか死後出版された文庫版のあとがきに
そういう労力について兄に少し不満を漏らした程度のことが書いてある ネットがない時代じゃ資料を集めるのも大変だしねぇ
ご本人が漫画愛・創作愛<江戸愛だったのなら仕方ない
むしろ江戸愛があったから漫画という表現手段をとってくれて珠玉の作品群を拝めたのか
江戸にハマらなければ普通に大学を卒業して普通に就職してプランナーとかされてそうだ
んで、ある日突然蕎麦にハマって究めるために退職すんのw つまり、労力の問題はあったけど、それが断筆にどの程度影響があったかについては推測の域をでていないということでよろしいでしょうか あとは人生80年として半分まできたら隠居したいと仰ってたよね。
元々お体強く無かったのもあるかもだけど。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています