学研まんが人物日本史
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当初、「聖徳太子」や「源頼朝」等、全12巻で刊行。好評につき
「武田信玄と上杉謙信」など、次々に続刊が出続けた人気シリーズを語りましょう。 >>198
俺も俺もw
でも数ヶ月前に見た草燃えるじゃ
自業自得とはいえちょっと最期が可愛そうだと思ったな 実際、景時は石橋山の件を除けば悪いイメージしかないのだが
「源頼朝」での描写は必要以上に悪者扱いしている感が無くもない。
静の舞の場面でわざわざ讒言する役にしなくてもいいだろうとは思った。
田中先生の絵は人物日本史シリーズの中では一番好きなクチだけど
こういう「主人公の立場を美化するために、特定の人物に悪役を演じさせる手法」は
時に度が過ぎて引くことも多かった。
上で言われている「日蓮」での他宗叩きもそうだけど
「徳川家光」での弟・国松(忠長)の扱いは酷すぎる。
史実では明朗で学もある子とされているはずなのに、
漫画ではどうしようもない馬鹿息子だったし 忠長が良く描かれる事って、歴史まんがに限らず、まずないよね。
横山御大の「時の行者」での「駿河大納言」の会の忠長も酷い人物に描かれてたし。
「葵徳川三代」では、例の家康に叱責される以降は、見てて可哀相になるくらい手ひどく
いじめられてたな・・・ 自分の思い出の中で一番思い出が鮮やかなのは『淀君』。
強く、美しく、戦国の世を駆け抜けた茶茶さま(字が出ない)が大好き。
もし自分が男だったら絶対に茶茶さまに恋してた。
でも漫画の彼女は笑顔よりも、泣いていた顔の方が多かったなあ… 最期まで。 >>16
超亀だけど、この前例があったから
「花の慶次」と「影武者徳川家康」で家康の顔が違いすぎるのも
さほど違和感を持たずにすんだような気がする 個人的には「聖武天皇」に登場した藤原仲麻呂が好きだな
政敵が失脚した際に裏でこっそり暗く笑うシーンが印象に残ったわ…
ムロタニ先生には仲麻呂が失脚して乱を起こして処刑されるまでを漫画にして描いて欲しかったな
>>201
田中先生と言えば「平将門」の子悪党ヅラの平貞盛も酷かった印象がある
将門が貞盛の目の前で討たれて、貞盛がうれしそうに「わしが射止めて(藤原)秀郷どのが首を取ったことにしようぞ」って言ったラストシーンは当時読んでて胸くそ悪かった
まぁ平貞盛が良く描かれたことなんてほとんどないわけだが… 亀レスで失礼します。
>>191
山背大兄王を倒した時の蘇我入鹿の父蝦夷の反応も違いますね。
「聖徳太子」の場合は「あまりやり過ぎるな」とたしなめたのに対し、
「天智天皇」の場合は逆に喜んでいたとか
(同じ原島先生が描いた日本の歴史2巻でも喜んでいた)。
あと、同じ「聖徳太子」でも、「伝記シリーズ」の方でも蝦夷は喜んでいました。
卑弥呼から聖武天皇まで、漫画を描いたのがムロタニ先生なのに、
なぜかその間の「天智天皇」だけは原島先生でした。
どうせなら「天智天皇」もムロタニ先生に描いてほしかった、
そう思ったのは私だけでしょうか。
ちなみに、原島先生は藤子不二雄先生に師事したことがあります。 >>206
いやいやいや、「天智天皇」での蝦夷は怒ってましたよ。
なんという事をしたのじゃ!とあわてて飛んできて、やり過ぎじゃぞと怒ってて、入鹿は平然と
「遅かれ早かれやらねばならなかった事です。」
と言い放つシーンですな。 「天智天皇」で蝦夷が喜んでいたのは
山背大兄王ではなくて、叔父の境部麻理勢(馬子の異母弟)を入鹿が殺したときでは。
この本では焼き討ちにするような描写だったけど、「聖徳太子」の同じくだりでは
入鹿が「父上に反対する奴には死を」と誰かに指で合図した次のコマで
剣先と血飛沫に「ギャァーッ」という悲鳴だけが描かれて
麻理勢の殺害を表現していたのが衝撃的だった
>>205
伝記によっては「元々は将門と親しかったのが突然裏切った」という記述も見掛けるけど、
田中先生の漫画では徹頭徹尾嫌な奴というイメージでしたね>貞盛
他の親族連中(国香・良兼・良正)も悉く敵対していて
兄弟以外で唯一将門に好意的だったのが、作中に一切登場しない良文(千葉氏祖)というのも
読んでいてスッキリしないものがありました そういや将門に出てきた百鬼丸だっけか?
あの弁慶みたいなやつってオリキャラ?
再会フラグ立てているのかと思ったら全然出てこなくて
がっかりしてたら唐突にラストで出てきて
「この百鬼丸が間に合っていれば歴史は変わっていたかもしれん」
みたいなこと言って拍子抜けしたわ >>204
最近スペリオールの「
AZUMI 」で坂本龍馬が出てきたら、同じ漫画家の「おーい龍馬」とほとんど同じ顔だったのを思い出した。
あっちは原作ありなしの違いがあるけど。
>>208
「聖武天皇」での長屋王の自害のシーンといい、ムロタニ先生が描く、人が死ぬ間接的な描写は不気味だよね
ホラー映画みたいな感じ…
ちなみに麻理勢は「日本の歴史 2巻」だと普通に兵士に槍で突かれて殺されてるんだよな
あと、「天智天皇」の時より若く描かれてるね >211
その一方で、読み手の涙腺を刺激するような死に様を描くのも上手いんだよね
「勝海舟」で小吉親父が「アバヨ…」と笑顔で息を引き取るシーンは泣いた >209
あくまで推測だけど、百鬼丸との対決シーンは
元々は藤原秀郷との出会い(最期への伏線)のつもりで描き始めたのが
収拾付かなくなってオリキャラに書き換えたのでは? 伝記シリーズがほのぼのしていた絵が多かったからかもしれないけど、人物日本史の方がシリアスで面白かったなぁ。
ムロタニツネ象さんの伊達政宗が異常にカッコよく、広岡ゆうえいさんの真田幸村や大石良雄が詳しかった。
あと、誰も語らない上すぐに絶版してしまったけど俺は高杉晋作が一番好きだったかなぁ。
父が当時堀江さんのコミックスを持っていたから小学生時代に手を取った時あ、この人か!と親子で驚いた覚えがある。
堀江卓先生の絵がすごいシャープで大人びていてかっこよく、晋作が短命だった事もあって一時晋作に没頭していた覚えがある。
あと巻末広告にあった広島の歴史で毛利元就&輝元の伝記を堀江さんが書いていたらしいけど情報知っている人いるかなぁ……
伊藤博文とごん太(ごんの山)の関係はフィクションだろうけど、伊藤が相撲好き(ひいき力士は梅ヶ谷)だった事、力士隊を結成したのは事実だね。
ムロタニツネ象の龍馬は、ほとんど「竜馬がゆく」のコミカライズみたいな内容だったが、子供心に凄くカッコよく思えたね。 家康って『伊達政宗』の中では全然セリフなかったよね 伊達政宗といえば毒殺されそうになったシーンがグロかったな ムロタニ先生の龍馬って漫画によって違うよね
このシリーズで描かれた濃い顔のと、髪ひっつめたほとんどモブみたいなのと 学習の付録についてきた小冊子の歴史漫画だとモブみたいのだったね >>221
青ざめると顔色が緑になるのはムロタニ先生の画風ですから。
それはそうと、政宗は徳川家光でも出ていましたね。 姉妹シリーズ(?)の「学研まんが日本の歴史」は、
元々は田中先生の昭和編が「現代」扱いで最終巻だったんだね。
広岡先生の「昭和から平成へ」は後から追加されたんだな。 ムロタニ先生の龍馬だと、亀山〜海援隊メンバーは名前も
紹介されていなかったが、『竜馬がゆく』を読んでいると
大体誰が陸奥で沢村で…と推定できそうな位キャラ立ちしてたな。 伊東先生の「時宗」や「尊氏」で、
家系図で出てくる「その他大勢」の先祖や子孫が、みんな同じとぼけた表情なのが妙にかわいかったw 卑弥呼とその弟子イヨ(トヨ) 皇后定子中宮彰子 清少納言紫式部 あたりと
清盛頼朝義経あたりが好きだった
独眼流伊達政宗が、子供のころ病気で目の手術するとこが結構つらかった記憶が。 >>226
それ伊東先生じゃないしw
「学研まんが日本の歴史」の方だね。
ちなみに作画は堀江先生でした。
今度芥川賞取った朝吹真理子って
経歴に慶応とあったんでもしやと思って調べたら
福沢諭吉に登場した朝吹英二の玄孫に当たるんだな
漫画では開国派の諭吉を暗殺しようとして家に来て
ちょうど牛鍋食ってた諭吉から無理矢理牛肉食わされて
吐き出した上に殺しに来た事悟られてたw
義満の話で金閣寺を悪趣味だとか言う内容の手紙を送り付けた人に関しては
「よくぞ言ってくれた!」って感じ。胸がすくようだった。 やっばりムロタニ先生の話題が一番多いねえ。
インパクトあるもんな。 義満の話に出てくる忍者、存在感が大き過ぎてなんとなく好かなかった。
加齢するスピードが明らかに義満より遅いんだよな。
加齢しないと言えば頼朝に出てくる少年。
良くも悪くも学研まんが人物日本史は創作キャラの存在感が大きい。 「伝記シリーズ」と人物日本史の差異はかなり曖昧だからね。
一応前者は、偉人の伝記まんがで、日本限定でない事、なんかが違うかな?
武田信玄と上杉謙信に出てきた北条氏康と
北条早雲に出てきた氏康が外見も性格も違いすぎてびっくり
描いている人は同じなのにw 影武者徳川家康とSAKONの世良田二郎三郎のようなもの 人物日本史の卑弥呼と、同じムロタニ先生が描いた「世界の歴史」に登場する卑弥呼も違いすぎて驚く。
後者では人間離れした魔女みたいな顔をしている。 ビッグ版信玄読みたいけど手に入らないな。
「信玄と謙信」の信玄パートと違うところがあるのか見たいんだが。
横山先生の「項羽と劉邦」と「史記(楚漢戦争パート)」ぐらいの違いはあるのかな?
平将門は面白かったのを覚えてる。
「風と雲と虹と」ともキャラクターの性格が微妙に違っているのがかえって面白かった。 今夜のヒストリア
緒方洪庵だが
福沢諭吉の適塾で出てた
ふんどしって本当だったのかw 田中正雄さんのはどれも当たりだった印象
そういや伊藤博文は刺されるとこまで描かれなかったなあ 撃たれる、な。おじいさんになったごんの山が最後に田中少年に話してたけど。
しかし、
がき大将→利助の子分→相撲取りになって関取に出世→
→博文の力士隊に参加→髪結い処「ごん床」開業→博文最後の旅を見送る→少なくとも110歳近くまで生きる
ごん太もなかなか面白い人生を送ったな。
「北条時宗」で、元軍を迎え撃つために小次郎達が鎌倉から九州に向けて出発するシーン。
巨漢の小次郎が自分よりはるかに小さな馬にまたがり
「九州でひと暴れしてやっか!」
と気合いを入れてる下では馬が小次郎の重さにフラフラになりながら
「くそ、九州に着くまでに何頭の馬をつぶす気だい!」
と涙目でぼやいてるシーンで腹を抱えて笑ったのを覚えてるw 亀だけど>>101
あの尊氏のマンガがネットで取り上げられてるとは嬉しいな
小中の時分読んだけどシリーズの中でも尊氏は特に好きだった >>101のリンク先より
>小学生高学年を対象としたと思われるこのシリーズは、基本的に主人公の美化が目立つシリーズです。
>したがって本書でも足利尊氏は基本的に「いい人」でありヒーローとして描かれます。他の巻では美化が無理やりなものも目立ったシリーズなんですが
>(個人的には「源頼朝」が凄かった。逆に「豊臣秀吉」は後半突き放してましたね)、
>この「足利尊氏」はそう無理なく尊氏を「えらい政治家・武将」として描くことに成功しているのではないかと思います。
確かに「頼朝」は凄いな。特に作画が違うとはいえ「源義経」での描かれ方を比較すると。
「秀吉」の場合は描かれた当時は秀吉関連の伝記その他の取り上げられ方からしても仕方ない面もあるか。
「スペインやポルトガルのアジア侵略に対する牽制」みたいな取り上げ方は割と最近出てきたように思うし。
尊氏はこの漫画で描かれた当時はもうそこまで悪人扱いされてなかった気もするが。
「源頼朝」に限らず、田中先生の作品は他の作家と比べても無理矢理な美化が目立つんだよね。
その中にあって、悪人のイメージで描かれがちな人物を扱ったはずの「平清盛」は
最近の人物評価からするとむしろ自然な描写だったのではないかという気がする >>248
大河ドラマではその時宗と異母兄・時輔の兄弟愛憎劇が延々と描かれたが
漫画だと二月騒動は一コマ扱いで時輔もシルエット扱い
サックリやられて「はい、オシマイ」だった。ドラマとのギャップにワロた
先に漫画のいかにも頑健で剛直そうな時宗を見てたせいか
大河ドラマの時宗はどうにも線が細いと言う印象を拭い去れなかった。
大河ドラマの時輔は再登場後は仮面ライダーなんて言われてたなwww
(赤いマフラーのせいでw) 小学館のまんが日本史のスレないのか?そっちなら持ってんだけど。 大河ドラマの時宗は幼少時は時輔と一緒に過ごした設定だったから
まんが日本史オリキャラの幼馴染二人組のような存在の出る幕はないわな
まあ、後半の時輔はオリキャラみたいなもんだからねえ。
大河ドラマでは「てつはう」はちゃんとカタパルトみたいので投げてたけど、漫画だと手投げで、花火みたいに小次郎の手前で破裂するだけなのなw
人物日本史じゃない方だけど同じ学研から出てる、
「日本の歴史 第6巻〜元寇のあらし〜」の時宗は凛々しい顔立ちで惚れた。
信長で、たぶん学研だったと思うが。
最後の本能寺で、信長と濃姫が、「まいるぞ濃」「うつけ様!」
と言いあって、二人で炎の中に消えてゆくシーンは心に焼き付いてる。
史実のわけないが、俺の中ではこの漫画のせいで、
濃姫は本能寺で夫と一緒に死んだってことに今でもなってる。
後年、山岡荘八の小説と、それを横山光輝が漫画にしたもので、
同じ説をとってたのには驚いたが、こっちは普通に濃が薙刀を振り回して、
明智勢と戦って戦死するだけ。
やっぱりこの学研漫画の演出の方が数段上だと思う。 >>258
そうそう
懐かしいね
最初の方で
信長が蛙と話をしていて
蛙が「スミマシェン」って言ってたのが
記憶に残ってる 全編うつけ呼ばわりで、実はツンデレのベタボレって、最高だよな。 >>258を読むまで、本能寺で信長と一緒に死んだと信じてたよ。。。
調べてみたら、諸説があったのな
これとは別の人物史シリーズの信長編では(作画は確か「からだのひみつ」の人)
信長が建物に火を放って自害する最中に濃姫は誰かの槍で突かれて戦死する描写で
83年の大河ドラマ「徳川家康」でもほぼ同じだった。
物語として表現するには、一緒に死んだことにするのが
一番書きやすいということなのか? >>261
山岡荘八がそうだし、吉川英治の「新書太閤記」も、司馬遼太郎の国盗り物語もそう。
大河の徳川家康も山岡原作だし、横山漫画も同じだから、濃姫は戦死してる。
実際は信憑性は薄くて、信長の死後も、織田家の保護を受けて、
江戸時代まで生き続けた可能性が高いらしい。
でも、こんな大物作家たちが揃ってそう書いたんだから、
巷に広まっちゃったのも無理なくて、当時の学習漫画が、
それらの歴史小説に順じて描写したのも仕方ないかも。
山岡も吉川も司馬も、本気でその説を信じてるんじゃなくて、
ドラマチックさを取って、そうした可能性が高いと思うけど。 2006年の大河「功名が辻」の濃姫も信長と共闘した挙句銃弾に倒れたんだよね 小学館のシリーズだと濃姫はいつの間にか消えていたな
確か信長に光秀を取り立てるよう推薦して、以後は出番がなかった 大河でも、濃姫がいつの間にか消えちゃうパターンはあるな。
利家とまつもそうだった。
お市の方にせよ、まつにせよ、他の姫君や武将の奥方を立てようとすると、
濃姫は出しづらくなっちゃんだろうなと思う。キャラが立ってるから。 今年の大河でお市やってた女優さん、むしろ濃姫にこそ適役じゃないかと思った。
肖像で見る限りお市は瓜実顔の和風美人だけど
濃姫は名前が名前だから…でもないけど割と濃いめの顔立ちの美人のイメージがあったので。
中の人が目鼻立ちハッキリクッキリの洋風美人だけに何とも惜しいと思った。 最近になって、田中正雄先生の「徳川家光」をはじめて読んだけど・・・いやはや、なんとも・・・
過去レスにあったように国松の描き方が凄まじいw
まさかあそこまでどうしようもないドラ息子に描かれてたとは思わなかったわw >>265
実際の濃姫は子どもいないし、信長の最愛の妻という感じじゃないからねえ。
マムシの死後に同盟の意味も無くなったので、美濃に返されたという説を唱える人もいるぐらいだから。 >>267
保科正之はどんな扱いだった?
>>268
それで反対意見として、のちの美濃併合時に正当性が必要だから、
濃姫と離縁するわけがないって説が出てきたんだっけか。 隠し子はまずい?
いや、さすがに子供向けでもそんなわけないか。
いろんな時代でも側室の子なんでバンバン出てくるんだし。 単にページ数の都合かな。家光は正之をかわいがってたから別に描いたところでマイナスイメージにはならないし。
むしろ、家臣に対する幼少期の逆恨みでの更迭が削除されてたのが残念。 つか、家光を学習漫画にするのに最大の問題点は、やっぱガチホモってことだよな・・・。
こればかりは完全スルーにするしかない。
戦国武将たちの衆道と違って、若い頃の彼は、嫁も大奥の女も
近づけなかったド真性だから。
しまにには、後継ぎを心配した家臣が、女に男装させて寝所に
忍び込ませたっていう説まであるし。
大河の「葵徳川三代」でも、家光の陰険なダークサイドは描いてたけど、
男色家ぶりはスルーだった。
昭和版「大奥」では、男色家の家光が描かれたが、ストレスによる精神病扱いだったw
04年版はもっと逃げていて、春日局への嫌がらせの、なんちゃってホモ・・・ スルーといえば「源義経」で無視されがちな正室と娘が出てきたのが印象に残っている
確か最後は義経と共に死んだことまできちんと描かれていた
(ついでに静の子が男子だったので殺されたことも載っていた)
もう一つ、同母兄の義円が墨俣川の戦いで戦死して
それを知った義経が「兄さん、やっと会えたのに」と嘆く場面があったけど
乙若時代ならともかく成人後の義円に触れられているのも珍しい >>272
むしろ、家光の良い印象を強調するには絶好のエピソードだと思うのにな。
相反する立場の人物をやたらと悪いイメージで描く割には、
そういう対象人物の良いところが垣間見える話を平気でスルーしがちなのも
田中先生の作品では多く見られた傾向だった気がする。
「平清盛」でも、瀬戸開削の祈願でそれまでの慣習だった人柱を拒否し、
経文を書いた石を沈めた話(別説もあるようだけど…)がスルーされてたような
>>274
同母兄といえば、阿野全成もちゃんと登場してたっけ >>257
同じ漫画家が「南北朝の争い」(確か第7巻辺り?)も描いてたよね
凛々しいと言えば楠木正成もキリッとしててカッコ良かったなあ
「桜井の駅の別れ」とか短い場面だけど泣けた
…大河ドラマじゃ金八だったのが激しく萎え 南北朝あたりといえば、ひょっとしたら学研じゃなくて小学館か集英社だったかもしれないが、
鎌倉幕府方が100万の兵を繰り出すが、楠木軍に敗れる・・・みたいな描写があって、
それをずっと信じてた。
後の巻で、秀吉や家康が、小田原や大坂の陣で20万の兵を繰り出しても、
この頃は、鎌倉時代よりも兵士の数が少なくなってたんだなあ・・・って思ってたw
はるかに人口も国土も大きかった「三国志」での、赤壁の戦いでの曹操軍100万ってのも
結構なハッタリだったのに、この時代の日本で100万ってのは、むちゃくちゃだよなあ。
(古典太平記をそのまんま引用した?)
大体、その前の元寇の時の描写では、14万の元軍相手に、幕府はそれより劣る兵力で
迎え撃ってたしw 他の出版社の歴史漫画は知らないけど、このシリーズでは「足利尊氏」で北条軍100万って表記は出てたよ。
「学習科学」では主にギャグ漫画を描いておられた原島先生。
「天智天皇」では可愛らしいキャラクターはそのままに、ストーリーはギャグの全くないシリアスな展開だったのが新鮮でした。
堀江卓先生にも人物日本史を描いて欲しかったなあ
あの人の絵が好きだっただけに「日本の歴史」しか担当してなかったのが残念
>>261
藤木てるみさんだっけ?
あの人の絵は好きだったな
>>276
武田はあのシーン気に入ってて
自分のコンサートでもやってたような >>281
そうなんだ?
新装版シリーズには高杉のたの字もなかったので削られたとか?
(『日蓮』もそうらしいが) 濃姫という名前自体が、美濃国の姫と言う姫で本当の名前ではありません。
帰蝶とか言う名前も出てきますが、本名はわかりません。 そう言えば博文の女好きもスルーだったな
ごん太がたしなめるという描写があっても良かったかも知れんが子供にはきついか >>285
子ども時代が非の打ち所のないような描き方されているから、
大人になって女好きな描写って言うのも、
ちょっとどうかなと思う。 主人公にとって都合のいいことばかり書いてる感じはしたな
小牧・長久手の戦いなどは秀吉、家康それぞれでこっちが勝ったみたいな書き方だったし 戦の内容では家康が優勢だったが
秀吉が家康の大義名分だった織田信雄と和議を結ぶことで
もともと勢力の大きかった秀吉側が有利なまま終わったからな 全20巻シリーズの頃(1982年頃)しか知らなかったけれど、
日蓮なんてのも出てたのか...
時代が北条時宗とまるかぶりだし、不自然だな 歴史というよりも人物を知ることを目的としたシリーズだからな ムロタニツネ象と田中正雄が大好きだった
それにしても真田幸村に出てきた兄の信幸の
描写がひどすぎ。臆病で無能で「お前が一番
真田一族らしくないのう」とか家康に馬鹿にされて… >>294
しかもそのシーン、家康に土下座して、馬鹿にされながら
冷や汗かいて不細工面でぶるぶる震えて泣きそうになってたよな >>295
実際は家康の娘(本多忠勝からの養女)を与えられるほどの人物だからなあ
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