アジャイル開発だと複数人が同じ箇所に関わると効率が悪くなる
1メソッドが例え1万行になったとしても共通処理を安易に切り出すのは得策ではない
メソッド単位で担当者がアサインされるからこそソースの衝突が発生しないのだ

皆さんもきっとあると思う
「あの関数なぜ修正したの?こっちで使ってるのに!!」「こっちだと修正しなきゃいけないから仕方ない!」「だったら別関数にしてよ」
みたいな共通関数に対する不毛なやりとり

過去の開発手法は1人の天才が全てをコントロールするために生まれた手法なのだ
現代では複数の凡人が限られた箇所にコントロールを制限されるべきだとされている
つまりソースの書き方も現代的でモダンでなければならない

チーム開発では担当領域をいかに排他的に設定するのが重要課題の1つである
旧来から良しとされていた「共通処理は共通関数に書こう」というやり方ではどうしても担当領域が重複してしまう
「共通処理は修正してはならぬ」というルールでも作らない限り、1つの修正が1つの成果と9つの不具合を呼ぶのだ

アジャイル時代の開発では共通処理はつくってはならない
例え1つのメソッドが1万行になったとしても恐れてはならない
それはソースがコンフリクトする事に比べたらはるかにマシなのだ

共通処理をつくってしまうからアジャイルの参加人数が1桁で限界などという運用になってしまう
担当範囲をを垂直分割できればたとえアジャイルといえども大人数による並行開発が可能なのだ