オレンジの色城に関して「だけ」は、990iの方がG800より広いってことも考えられるね。
(実際に比較されたことがないので不明な点ではあるけど)

だけどその他の色域についてはどうかわからないでしょ?

例えば同じCMYKというインクを有してはいても、キヤノンとエプソンではインクの濃度が全く違うわけだから。

PM-800Cは銀塩フロンティアの色域を、一部の紫を除いては全ての点で広かったことがデジカメマガジンで紹介されていたし、
G800は以前の染料よりさらに濃度を濃くしてるとのことなので、各色の色域がさらに広く鮮やかになっていることも考えられるわけで。
この辺りは、直接ガチンコ比較しないと結論は出ない部分ではないかな?

>MSDTは昔からある技術なのに、なぜPM-980C/940Cはフル1.8plなんて搭載したんでしょうか。
> やはり、MSDT切った方が画質が向上するからじゃないの?

MSDTを切った方が画質が向上するってのは誤解。

仮にPM-990Cという機種があったとして、解像度は2880×2880dpiで1.5pl、2.4pl、3plを自由に打ち分けられるMSDTだったとしよう。
この場合同じ解像度のPM-980Cの全段2plより、PM-990CのMSDTの方が色のバリエーションが
確実に増えて階調が滑らかさも上になるって理論はわかるでしょ?
あくまでも理論であって、その出来はドライバの完成度に左右されるわけだけど。
要するに解像度が同じならば、1.5plのMSDTありと2plのMSDT無しでは、理論的にはMSDTの方が確実に上ってことですわ。

もし仮にPM-980Cのドットサイズが1.8plだけではなく1.5plも同時に使える仕様だったとすれば、
確実にMSDTを採用していたことでしょう。
全段1.5だけでなく1.8plも必要なのかといえば、2880×2880dpiという解像度においては1.5plだけでは
1ドット全体を十分な濃さで塗りつぶせないから。

こんな具合でわかるかな?

>ま、とりあえず色域は990iの方が上っつーことで。

上記で書いたようにこれに関しては、インクの濃度、種類が
全く異なるため、2者で色域を実際にグラフにして出さないと
全くわからないよね。
オレンジ「だけ」に関してはそうかもしれないが。