>>649
エディタみたいに何の障害もないアドレス空間にスクリプトを記述する場合はいいけど、ボックス名に記述する場合はちょっとした制約が付き纏うからね

ボックス名1つ分のデータは9バイトであり、先頭8バイトは実際に表示される名前8文字分のデータで、末尾9バイト目には文字データの終了コードであるFFが必ず埋め込まれている
また、入力した名前が7文字以下の場合、使用されなかった領域にはFFが入る
FFは文字データだけでなくスクリプトの終了コードとしても機能するので、ボックス名にスクリプトを記述する際、無対策だとこのFFを終了コードとして読み込んでしまい、以降のボックス名に記述したスクリプトを読み込んでもらえなくなる
その対策として、ボックス名の8文字目に[ビ]を入力し、FFをスクリプトではなく引数として渡すことで、以降のボックス名に記述したスクリプトも読み込ませることが出来るようになる
逆に、スクリプトを終了させるのにこのFFを利用することが出来るので、ボックス名に記述する場合は本来の終了コードであるc02[い]を入力する必要がない

とまあ制約はあるものの、ボックス名に記述する場合にはエディタと違って調整が簡単且つ保存が利くので、スクリプトの実行が目的の大半であれば汎用コードの方がエディタより有用
汎用コードで実機バイナリエディタの起動自体も出来るし、セーブデータ複製コードもボックス名だけで記述出来るので、汎用コード実行環境を整備しても損はない