>>257
明日どうやったら安全なのか考えてみてください
しかしそれが不安というものなのです。

安全を考えることでは安全にいたりません、むしろ混乱が訪れるのです。

あなたが明日の安全を考えるのならすべてが手遅れになるでしょうが、
危機ではどうでしょうか? 危機それ以外しかないときです、
もはや絶体絶命、一大事の危機がきた、
さあ? もう危機からは逃れられない、危機に直面しなければならい

あなたが眼を見はって、完全にすべてに鋭敏に注意しているのでしたら、
もはやそれは災難とはいえないでしょう。考えることなく即座に行為の連続があります。
それは危機から逃げずに、完全に危機に直面することによってです。

危機から逃れて自己の保身をはかろうとするあなたは
ついに不安からは解消されないのです。

恐れを持って、女性や同僚とつきあい、
恐れを持って、受験や就職に失敗し
恐れを持って、生きなければなりません。

そしてあなたは
また、どうやったら安全なのか? どうやったら私は他人よりもうまくやっていけるのかと
考えるので、その不安でしかない堂々めぐりが終わることなくつづくのです。