埼玉県八潮市のパチンコ店「YASUDA」で包丁を振り回しながらパチンコ機をハンマーで壊したとして、八潮警察署は6日、器物損壊などの容疑で、同県八潮市の無職の男(52)を逮捕した。

逮捕容疑は、6日午前10時14分頃、客を装って同店を訪れ、パチンコで遊ぶなどして下見した後、一旦帰宅。
その後、自宅にあった刃渡り23cmの出刃包丁と溶接用カストリハンマーを持ち出し、午後4時13分頃、再び同店を訪れ、出刃包丁を取り出して客や店員を脅迫し
「わしの金が消えて店長のフェラーリに変わっとるんや」などと叫びながらパチンコ機の液晶画面を破壊した疑い。近くを歩いていた通行人の男性(39)が犯行を目撃し110番通報した。

逮捕された無職の男は、勤務していた会社が倒産したことによりリストラされ、失職したことを理由に3年前から八潮福祉事務所で生活保護を受けていたという。逮捕時の所持金は、500円だった。

https://youtu.be/zfLcf1exzp0