MSの研究OS「Singularity」→コードネームMidori
00.Singularityは、MicrosoftのCodePlexウェブサイトから研究者向け開発キット(RDK)を無償でダウンロードすることができる。
01.Windowsの次期バージョンでも、DOSの焼き直しでもない。
02.現在のOS(そう、これにはWindowsも含まれる)よりも
高い信頼性と安全性を実現するソフトウェアの可能性を示すものとして、
コンピュータサイエンスの研究目的で開発されたOSのプロトタイプ
03.「Singularityは次期Windowsではない」
04.「これはコンセプトカーのようなものだと考えてほしい。
これは、OSとアプリケーションとの間のやり取りの方法に関する
新たなパラダイムをテストするためにゼロから設計されたプロトタイプOSだ。
05.われわれは、研究者らが新しいアイデアを迅速に試せるようになることを願って、
このOSをコミュニティーにリリースすることにしたのだ」
06.Microsoftは、Windowsの起源がUNIXやLinux、Mac OSと同様に、
1960年代半ばに開発されたOSであるMulticsにまで遡ることができると指摘している。
07.「30年前の技術に基づき構築されたようなOSを作成しないことに決めたのだ」
08.「既存のOSは修正が困難である」
「Linuxやわれわれが提供するWindowsカーネルさえそうだ。
Singularityは研究者がOSに変更を加える(遊ぶ)には適した場所である。」
09.現在のOSで一般的に用いられているCやC++ではなく、
Microsoftの高水準プログラミング言語であるC#を拡張した言語「SpeC#」 (旧称「A#」)で記述されている。 これってC++を亡きものにしてオプソとコネクションを切る道を模索してるだけじゃん。
C++マンセーw MSの次世代OSかもしれない「Midori」は「Cairo」の再訪?:スペシャル - ZDNet Japan
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07microsoft/story/0,3800083079,20376751,00.htm
Microsoftのコード名「Midori」という
Windows後のオペレーティングシステム(OS)に関する筆者の記事は、
この1週間でいくつかの興味深い反応と、新しいヒントとなりうる情報を引き出した。
MicrosoftのMidoriは「Midori Linux」の取り組みであるとか、
軽量ウェブブラウザプロジェクト「Midori」の派生品かもしれないと
憶測するメモを送ってきた皆さんへ
:筆者はこうした他社のMidoriプロジェクトがMicrosoftのMidoriとは無関係だ
と考えていることを改めて申し上げたい。
MicrosoftのMidoriは、わずかに拾い集めた情報からすると、
Microsoftの次世代OSであり、現在「インキュベーション」中である
――これはMicrosoft Researchの典型的なプロジェクトよりは
早期にローンチされる可能性があるが、
「Windows 7」や「Windows 8」の必要性を除去するほど早くはないことを意味する。
換言すると、最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏が退任する前だが
(Ballmer氏自身は9年ほど先のことと述べていた)、
2009年後期または2010年初期(Windows 7の目標日程)以降の
いつの日かデビューするかもしれないWindows以外のOSのことを、
私たちは考えているということだ。
先週も指摘したとおり、筆者の情報筋は
Midoriが「Singularity」と何らかの関係があると述べていた。
SingularityはMicrosoft Researchによる非WindowsベースのOSを
いちから開発するという取り組みである。
Midoriは現存しているWindowsが究極の目的ではないということを実現させるものだ。
Microsoftはこの先何が起こるかを考えずに、同社の主力商品のアップデートを
ただ提供し続けるようなことはしない。
(MicrosoftのOSプランに関する別の見方について、
Ed Bott氏の記事「Why you’ll have a long wait for Microsoft’s next OS.」を参照されたい。)
筆者がMidoriについて最初のブログエントリを投稿して以来、
いくつかの追加的な(そして未確認の)ヒントを入手した。
とりわけ興味をそそられた情報はこれだ
:Midoriは日の目を見ることがなかった同社の
分散型のオブジェクト指向のオペレーティングシステム
「Cairo」を再び実現しようとする試みである、というものだ。
このことをよく考えてみろと同情報筋は言う。
Midoriプロジェクトを率いるEric Rudder氏は「Gates」タイプの人物であり、
「Ballmer」タイプではない。
Gates氏が長年温めてきたが報われなかった、
しかし依然としてMicrosoft会長が愛したプロジェクトがいくつかある。
考えてみると、Cairoはそのようなリストでは上位に入っているはずだ。
(Gates氏の「すぐ入手できる情報(information at your fingertips)」
ビジョンを覚えているだろうか?これはCairo、そしてもっと最近では、
不運に終わった「WinFS」が目指していたものだ。)
真にオブジェクト指向の分散型オペレーティングシステムという
Gates氏のビジョンを実現させるのにRudder氏ほどふさわしい人物は
いないのではないか?と同情報筋は言うのだ。
Cairoはカムバックを果たすことができるのか?
予想通りMicrosoftからはコメントが得られない。
しかしMidoriがCairoからエジプト風のコード名を
取り除いたものなのかどうかは別として、
それはMicrosoftの未来にとって重要なことである。
Appleや他のOS開発者らが長年かけて学んできた通り、
軍馬にいつまでも傷あてを付けられるわけではない。
ある時点で、最初からやり直す必要が出てくる。
とはいえ、10億人というWindows PCの強力なユーザー基盤のサポートを
段階的に廃止するというのは、
Microsoftが軽い気持ちでできるようなプロジェクトではない。
同社ウォッチャーならご存知の通り、Microsoftは、
Windows XPとWindows Vistaの互換性問題が十分に裏付けされているというのに、
アプリケーション互換性の重要性を見くびるような会社ではない。
Microsoftは長期的にWindowsを引き継ぐのは
どんなOSになるかということを考えているはずである。
筆者個人としては、それでもMidoriが
結局はWindowsのようなものになったとしても驚かない。
読者はどう思うか?Midoriはどんなものとなるのだろう?
この記事は海外CNET Networks発のニュースを
シーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。
海外CNET Networksの記事へ 開発に参加しようというところまでは行かないけど進捗状況は1年に
一回くらいはチェックしたい感じだな。 これはだな、OS仕様定義言語でOSの仕様を定義して、
それをMidori上でコンパイルして動かすと、
WindowsのようにもMacのようにもLinuxのようにも動く
万能OSを開発しているんだよ。
この開発に成功すれば、Microsoftは・・・ 結局みんなWindowsモードでしか使わなくて
それならWindows使った方がよくね?とかなりそう >>14
> これはだな、OS仕様定義言語でOSの仕様を定義して、
> それをMidori上でコンパイルして動かすと、
> WindowsのようにもMacのようにもLinuxのようにも動く
> 万能OSを開発しているんだよ。
> この開発に成功すれば、Microsoftは・・・
詳しく。 >>16
これは、俺の妄想だと思って聞いてほしい。
Midoriについては、この通りかどうかわからない。
たとえば、Javaというのは、Java言語でソースコードを書き、
コンパイルして動かすと、いろいろなアプリが実現できる。
しかし、実際に動いているのは、『Java』というたった一つのソフトにすぎない。
これと同じことがOSでもできないか?ということ。
ただし、実現されるのは、アプリなどではなく、OSそのもの、というのが違う。
そこで考えたのが、『万能OS』という概念だ。
OS仕様定義言語でOSの仕様を書き、それを万能OS上でコンパイルして動かすと、
まるて、定義言語で定義されたようなOSとしてふるまう、という
夢のOSだ。
実際のところ、Microsoftはたぶん考えてないと思う。
(Googleは考えているかもしれんが・・・)
だってこんなOSが開発されたら、OSで儲けることができなくなるもんw
>>19
現在のところ、地球上に存在しないものを( ゚д゚)ホスィ…と言われても・・・ 単にハードウェアを仮想化するという意味ならvmwareとかがあるけどなぁ
それとは違うのかな
Windows上でXを動かすとトランスペアレントにWindowsアプリとLinuxアプリが
混在して動くようになるけどそっちの感覚に近いのか >>22
OSとアプリケーションの間のインターフェイスを
自由自在に設定できるようなOSを考えています。
そして、その設定を行うのが、OS仕様定義言語というわけです。
なお、万能OSについては漠然としたイメージがあるだけで、
実際にこんなOSが実現できるかどうかわかりません。 デバイスドライバのようにアプリとハードウェアを繋ぎアプリ標準の操作
環境を与えるだけ。そういったアプリケーションドライバー?なものって
本来のOS業務にOSが立ち戻ることかもしれないし、便利にもなる。良い。
OSで喧喧諤諤の議論や意見が交わされるコンピューター社会より
アプリのなんたらで喧喧諤諤の議論が起こるコンピューター社会の方が
裾野の広い健全で意味のある相互発展が望めるような気がする。そう
いう意味でも『アプリ ドライバ』なんて既存OSに依存せず物理的デバイス
類の利用に支障がないオペレーション環境をユーザーに与えてくれる
のならこんなによい夢のようなシステムソフトは無いよ。ホント。 いや、勝手に『アプリ ドライバ』なんて仮称してゴメン。また日本語が
少し崩れ、意味不明の文章が見受けられる面、ゴメン。たまたま見かけ
たのだけれど23さんの投稿に共感するところがあった。駄文失礼! 完璧なOSってのが作れれば実際使う人はOSについてどうこう
する必要はなくなるけど、そこまでテクノロジーが進歩してないって
ことっす。 >>27
1988年、もう二十年前になるけどソフト・チャンネル・マシン構想なんてのが
あったみたいだよ。ここでの有志の意気込みは成功して欲しいものだと個人的
には思うね。
へー、初めて知った。> ソフト・チャンネル・マシン
ハードの共通化って感じだけど発想は似てるね。 みんなどんどん研究してどんどん成果を上げちゃってくれ(無論無報酬だがね
画期的なOS製品となった暁には名称の頭にMSまたはWindowsをつけて全世界に販売されるのだ
これはものすごい名誉な事だと思わんかね?利益だけは今までどおり独占させてもらうがね