>>205
マイクロソフトは新しいドライバを書かない。
ベンダーが自社製品を売り易くするためにWindows用に書いて提供しているにすぎない。
Linuxはベンダーが提供するドライバがあれば個々のディストリのポリシーに合致すれば取り込まれる。
もし取り込まないディストリがあっても個人的にインストールすれば問題ない。
その他、ベンダー提供の無いドライバーは開発チームが自主的に解析、開発している。
比較的古いハードウェアのドライバは揃っている。
新しい物やマイナーなハードウェアドライバは開発されない傾向にある。
開発自体がワールドワイドなので日本仕様のハードウェアなどは相手にされない。
ドライバーの大半はカーネルツリーに取り込まれていてモジュール化して必要な物だけ読み込む傾向にある。
その判断はLinuxカーネル2.6以降でudevに托されているがドライバはカーネルソースにある。
カーネルに取り込まれていないドライバも提供されている。
Linuxのサウンドドライバは2.6以降ALSAがカーネルに取り込まれている。
これはOSS (Open Sound System)のライセンス問題により、取り込まれるようになった。
AlsaやOSS以外にもJack, Arts, ESD, Pulseaudio, Portaudioなど様々なドライバが存在する。
Linuxの場合はサウンドシステムもサーバーに出来、LAN内のどの音源を使うかをコントロールできる。
クライアントのmp3ファイルを鯖のシステムで鳴らすとか、またはその逆を行うとか。
グラフィックドライバは大別してXで使う物とフレームバッファで使うものがあり、
ATI提供やNvidia提供のものもあるが開発速度は速くない。特にATIは鬼門。