2審も危険運転認めず 大阪、3人死傷の飲酒事故 :日本経済新聞 10/5
大阪・ミナミで2015年、飲酒運転で3人を死傷させたとして、自動車運転処罰法の危険運転致死傷罪などに問われた無職、白坂愛里被告(27)の控訴審判決で
、大阪高裁は5日、同罪の成立を認めず、過失運転致死傷罪を適用した1審・大阪地裁判決(懲役3年6月)を支持し、検察側の控訴を棄却した。
●西田真基裁判長は、
「発進後にブレーキを踏んだり、衝突前に自転車に気付いたりしており、飲酒の影響で正常な運転が困難な状態だったとは認められない」
判決、白坂被告は15年5月11日未明、飲酒後に大阪市中央区の駐車場から出る際にブレーキとアクセルを踏み間違え、自転車に乗っていた河本恵果(けいか)さん(当時24歳)をはねて死亡させ、友人ら2人に重軽傷を負わせた。