ラミレス監督「有能」な証拠
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
2019年、セントラル・リーグのペナントレースは、読売ジャイアンツが優勝を決め
た。4年ぶりにチームを指揮することとなった原辰徳監督のもと、本塁打、打点とも
にキャリアハイの成績を挙げている生え抜きスタープレーヤー坂本勇人選手や、FA
で加入した、昨シーズンのMVPプレーヤー丸佳浩選手らの活躍によって、6月下旬以降
は、一時、横浜DeNAベイスターズの猛追を受けるものの、1度も首位の座を明け渡す
ことなく、優勝を決めている。 ■賛否両論の「奇策」振るうラミレス監督
さて、そのラミレス監督。今年で就任4年目となるが、その采配が、何かと話題
を呼ぶことでも知られている。例えば「8番・投手」などは、その最たる例だろう。
本来であれば、打順のいちばん最後、9番を打つことが常とされている投手に、あ
えて8番を打たせるのは、もう2年前から行われている。
こういった、一見「奇策」にも見える采配が、今シーズンは非常に多く、そのた
びにファンや解説者らの間で賛否両論を巻き起こしていた。
チーム一の強打者の代名詞にもなっている“4番バッター”。その4番バッターとし
てチームを牽引していた筒香嘉智選手を「得点圏打率が低い」が「出塁率が高い」
という理由で、7月以降しばらくの間、2番バッターに“配置転換”を行っている(ちな
みに、これは成功しており、結果的に首位の読売ジャイアンツを0.5ゲーム差にまで
猛追した)。
また、あるときは、本来中継ぎで起用される投手を、あえて先発として起用し、
1、2回の短いイニングを投げさせた後、本来の先発投手を“ロングリリーフ”として
継投させる「オープナー」というやり方を導入したこともある。これは、近年メジャーリーグでも少なからず見られる投手起用法だが、残念ながら、あまりよい結果は残せなかった。
そのほか、突然の新人起用や、意外性を感じる打順や守備位置など、今シーズン
のラミレス監督の采配は、つねに賛否両論を呼んでいたが、今年に関してはとくに
批判が多かったようにも思える。 実際、9月21日に、読売ジャイアンツが横浜DeNAベイスターズとの直接対決に勝利し、優勝を決めた瞬間、SNS上で(優勝を逃したら、ラミレス監督が解任される可能性もあるかもしれないという期待を込めて)「優勝できなくてよかった」と、一部のファンたちがコメントするほどだ。
■ラミレス批判は的外れ?
だが、ラミレス監督の采配は、本当に批判されるべきものなのだろうか。セント
ラル・リーグにおける横浜DeNAベイスターズのチーム成績を見ると、必ずしも、
そうとは言えないはずだ。
9月23日時点のチーム成績を見ると、以下のようになる。
得点:4位
失点:2位タイ
安打数:6位
本塁打:3位
盗塁:6位
打率:5位タイ
出塁率:6位
併殺打:2位
防御率:5位
与四球:2位
この成績を見るだけで、今シーズンの横浜DeNAベイスターズが、どんな攻撃をし
ていたかが(あまり野球に詳しくなくても)わかるはずだ。まず、よく点を取られる。
一方で、そもそもヒットが出ない。ヒットが出ても、打線がつながらない。機動
力もほぼ皆無。ホームランを打たなくては勝てないチームであることが容易に想像
できる。
実際、数字だけを見るとセ・リーグ2位で、かつ最後まで優勝争いを演じていたチ
ームの成績だとは、とても思えない。むしろBクラスにいてもまったくおかしくな
いだろう。もちろん、不運もある。主力選手の多くがケガで離脱するなど、いわ
ゆる「こんなはずでは」というシチュエーションが、今シーズンの横浜DeNAベイ
スターズには、非常に多く見られた。
だが、思うように点が取れないチームながら、なんとか勝ちを拾い続けてきた
のが、今年の横浜DeNAベイスターズだ。主力選手らが好調な時は、その波に乗
ることで勝てるのだが、その勢いが止まってしまったときに、上手く選手起用を
やりくりしながら勝った試合が、今シーズンは比較的多く見られる。 ■選手層が薄い中、チームを効率よく運営
短いスパンで野手や投手を細かく頻繁に入れ替え、二軍からも新しい戦力を次々
に、タイミング良く引き上げ、それぞれの選手が一瞬見せる“調子の良い瞬間”を上
手く利用し、活用することで、選手層の薄さを感じさせない戦いぶりを見せること
に徹した。
そして、機動力が上手く活かせないことがわかると、すぐに割り切って、長打で
得点を狙いに行く戦い方に切り替えている。チームの盗塁数が他の球団と比して極
端に少ないのは、選択と集中の結果、盗塁というオプションを捨てた結果でもある
。
投手起用についても同様だ。決して先発投手陣が盤石ではない(時にはほぼ全滅に
近い状況も見られた)中、負担のかかるリリーフ投手陣を効率よく回していくために
、細かな継投や「オープナー」を取り入れたりしている。一見奇策に見える采配も、
厳しい台所事情をやりくりした結果だ。
今シーズンのラミレス監督は、様々な想定外な状況を跳ね返し、お世辞にも「十
分」とは言えない戦力を極限までやりくりさせて、2位でフィニッシュした。それは
、監督が自らに与えられた戦力を極限までやりくりし、その時その時で得られる最高
の結果を追求した結果だと言えるだろう。つまり、チームのリソースを徹底的に“ma
nage”したわけだ。
「監督」という語を普通に和訳すると“supervisor”が用いられることが多いが、メ
ジャーリーグの“監督”は、英語で“manager”という。実は、メジャーリーグの監督以
外に、“manager”という語はあまり使われない(少年野球などでは“coach”と呼ばれ
ることが多い)。例えばアメリカンフットボールやバスケットボールの場合、監督は
“head coach”と呼ばれる。
メジャーリーグの監督が“manager”と呼ばれる理由。それは、控え席で、そして
時には(選手交代などで)グラウンドに出て、選手起用から選手のプレー1つひとつま
でを指揮する立場にあるからだ。 そういう点では、ラミレス監督はまさに“manager”としての業務を忠実に果たし、
最高の結果を残している。もし、ラミレス監督が外資系企業に勤めていれば、非常
にパフォーマンスの高い、優秀な中間管理職として評価されるに違いない。
組織において“manager”は、メンバーをリードすることだけが業務ではない。
仮に欠員が出ようが、想定外の事態が発生しようが、その時その時のチーム事情を
踏まえたうえで、時にはチームメンバーの役割やオペレーションも大幅に変更させ、
モチベーションも維持させながら、チームとして最高の結果を追求することが求めら
れる。これはマネジメントにおいて、最も重要な要素だ。
外資系企業で“manager”は、非常に重要だと考えられており、そのため、マネジ
メントに進む人間は、きちんと“マネジメントをやる人間”として育成される
■ラミレスは「評価されてもいい」人材
キャリアの比較的早い段階から現場のスペシャリストかマネジメントか、どちらか
を選ぶ状況に立たされ、マネジメントを選んだ社員は“manager”としての成長が求
められ、“manager”として、組織の中での生存競争を勝ち抜いていかなくてはなら
ない(一方で現場のスペシャリストに対しても非常に上級のレベルまでキャリアパス
が作られているのが、外資系企業の特徴の1つでもある)。
「現場で頑張ったから」というご褒美的な形で管理職に昇進させる日本企業とは、
この点が大きく異なる。
日本の場合、監督に就任するのは、現役時代に非常に高い実績を残した選手、つ
まり「現場で頑張った」選手であることがほとんどだが、メジャーリーグの監督に
おいて「元・名選手」は、実は少数派だ。それは、監督として求められるスキルやキャリアが、選手のそれとはまったく別物だと考えられていることによる。監督、つまり“manager”になるのであれば、“manager”としてきちんとキャリアを積んでいく必要があるのだ。
そう考えると、ラミレス監督は、選手としても高い実績を残し、監督、もとい“
manager”としても、ここまでいい結果を出していると見ることができる。外資企
業の人事評価という観点で見ると「現場のスペシャリスト」としても優秀であり、
「管理職」としてもきちんと結果を出している、非常に評価の高い人材なはずだ。
熊村 剛輔 :セールスフォース・ドットコム シニアビジネスコンサルタント / エバン
ジェリスト DeNAの補強
中井大介1200万
古村徹600万
浜矢広大900万
ソリス3300万
外人枠埋めず
ウィーランドの穴埋めせず
それで2位 ラミレス年度別対戦勝ち数
広島 KLJL +0
巨人 MHNJ +1
阪神 HIGG −27
中日 LNNM +18
ヤク MPIN +12
交流 FHGI −3
年度別勝ち数
2016 69勝 −2
2017 73勝 +8
2018 67勝 −7
2019 71勝 +2
【合計 280勝 +1】
ラミレスの5割力すげー 2.33 位 権藤博 7 / 3 ※優勝→日本一
3.00 位 ラミレス 12 / 4 ※3位→日シリ※2位→
4.50 位 森祇晶 9 / 2
4.50 位 牛島和彦 9 / 2
4.60 位 大矢明彦 23 / 5
5.00 位 近藤昭仁 15 / 3
5.50 位 中畑清 22 / 4
6.00 位 尾花高夫 12 / 2
6.00 位 山下大輔 12 / 2 ラミレス政権になってからボール球スイング率は年々減少
2015:35.9%
2016:33.5%
2017:30.9%
2018:30.5%
2019:29.4%
四球数もここ10年で史上最高、一部の人が望んでる"待球"チームの阪神を越す
ラミレスがアプローチを悪くすると騒ぐ奴は多いが、むしろラミレスは伝統的に糞だったアプローチを改善させたんだよな ラミレスの継投は上手い証拠
DeNA先発QS率
2019 37.06% 2
2018 31.47% 4
2017 49.65% 3
2016 53.85% 3
2015 50.35% 6
2014 52.78% 5
2013 41.67% 5
2012 46.53% 6
2011 40.97% 6
ラミレスの継投は上手い証拠 874代打名無し@実況は野球ch板で2019/10/23(水) 21:06:10.85ID:7Jc+MG8I>>876>>912>>938
上で今年は戦力があったのにラミレスのせいで優勝を逃したとか言ってラミレスを
叩いている意見があったんで今年のデータを調べてみたんだけど
チーム打率 .246(リーグ5位)
チーム防御率 3.93(リーグ5位)
チーム得点 596 (リーグ3位)
チーム本塁打 163(リーグ3位)
平均得点 4.17(リーグ3位)
平均失点 4.27(リーグ5位)
と、優勝どころか、とてもじゃないけどAクラスチームの成績じゃないと
分かった。逆に言えばこのチームをよく2位に導いたと改めてラミレスの
手腕を認めざるを得ないという結論に達したわ。上でラミレスを叩いて
いる奴はハッキリ言ってアホだね。 10連敗からの2位、筒香嘉智の移籍。
DeNA三原代表が振り返る2019年。
https://number.bunshun.jp/articles/amp/841884?page=1
――今季のスタッツをみれば打率、防御率ともにリーグ5位で、他の数字も決して良くありませんでした。そのなかでリーグ2位という結果に導いたラミレス監督をどのように評価しますか。
一軍の采配に関しては現場にすべてを任せているので、フロントがとやかく言う問題ではありません。ただ、与えられた戦力で勝ちを拾ってくれたということでは、よくやってくれたと思います。
新しいことを好む監督で、周囲をびっくりさせたり批判されることもありますが、わたしが個人的にすごいと感じるのは、何を言われても決して動じることなく、また恐れることなく自分の戦術を実行するところです。
その観点からすれば彼からはプロフェッショナルとしての姿勢が感じられます。
普段から接している立場から見ればラミレス監督は日本人以上に繊細な感性を持った人間ですし、常に自分で自分を奮い立たせながら厳しいシーズンを過ごしていたと思いますね。 220代打名無し@実況は野球ch板で2020/01/01(水) 16:26:52.06ID:r4RTa9IS
大胆「守備シフト」DeNA、ゴロアウト増→年間40失点も防いだ
https://www.google.com/amp/s/www.sanspo.com/baseball/amp/20191231/den19123110000001-a.html
凄いね 364どうですか解説の名無しさん (ササクッテロ Sp19-je7B [126.35.9.234])2020/01/20(月) 21:47:26.94ID:NAgKZGbFp
ラミレスの通算勝率.500以上だからな
球団70年で2人目の快挙 >>10
スタミナ切れてきた先発を引っ張って失点する前に
良いリリーフに繋ぐからね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています