死を決意した両親、借金の尻拭いで…FXやめない息子に殺害を依頼 両親殺害した息子に懲役6年/地裁
https://saitama-np.co.jp/news/2019/06/21/01_.html
2019年6月21日(金)
昨年1月に毛呂山町の住宅で両親の承諾を得て殺害したとして承諾殺人の罪に問われた、毛呂山町前久保南、
無職佐々木光夫被告(47)の判決公判が20日、さいたま地裁で開かれた。北村和裁判長は
「父母の嘱託を受けて殺害した」と嘱託殺人罪の成立を認めた上で、
「犯行は被告の身勝手かつ無反省な借金に起因する」として懲役6年(求刑・懲役7年)を言い渡した。
判決理由で北村裁判長は、「被害者らは被告の多額な借金の返済資金を捻出し、協力してきたものの、
被告が外国為替証拠金取引などをやめず、生活費もままならなくなったため、人生を悲観して殺害を嘱託した」と指摘。
「借金の尻拭いのために死を決意せざるを得ない状況に追い込まれており、被告は厳しい非難を免れない」と述べた。


FXで借金重ね、高齢者の虎の子を詐取…転落警察官が法廷で語った身勝手な動機
https://www.sankei.com/premium/news/191226/prm1912260005-n1.html
2019.12.26 11:00
父親と同じ警察官という道を選んだ男は、平成30年11月の犯行当時、伏見署管内の交番に勤務していた。
共働きの妻との間には小学生の長男、長女がおり、さらには3人目の誕生を待つばかり。どこにでもありそうな、普通の家庭だった。
ただ違ったのは、男が外国為替証拠金取引(FX)などの投資にはまっていったこと。
仕事のストレスなどから買い物を続けたことで借金が重なり、返済のために27年から投資を始めたが、うまくいかずに借金はさらに増加。
男と妻の年収は合わせて約1千万円だったが、事件当時、夫婦の預金残高は約30万円にまで減少していた。
結果的に男が投資で失ったのは2千万円近くに上ったという。