山崎元
国債の場合、今のように長期金利ゼロでリターンが得られず、
債券価格の値下がりというリスクがある状況では、
わざわざ資産の中に長期国債を入れる必要はない。
長期金利が2%を超えるようになれば、債券と株式を組み合わせることで、
リスクを下げる効果が期待できますが……。
現状では、国内株と外国株を持っていれば、世界経済の成長を享受できるので、
米国債のような外国債券も無理に持たなくて良いでしょう。