リーマンショックの教訓で一番大事なことは、突然発生したことではなく、1年前からその予兆があったということです。

 政治事件のように突然勃発するのではないため、予兆の段階でいざというときのシナリオを何回も練り直して準備しておくことができるのです。

 現在起こっている新興国リスク、米国利上げの最終局面、貿易戦争の景気に与える影響などは経済の出来事であるため、最悪のシナリオを準備しておくことができます。そして、自分の資産やポジションをどのように処理するのがよいか、併せて考えておくとよいと思います。
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