魔法少小ワイ [無断転載禁止]©2ch.net
さくらと厳しいお仕置き(139)
苺鈴は後ろ手に拘束されて勝ち目が無いにも関わらず、足を踏(ふ)ん張(ば)って、
首輪に付いたリード(引き綱)を引いて風呂場の脱衣場に連れ込もうとする珠代に抵抗した。
「ふ〜ん、まだ抵抗する気力が残ってるんだぁ・・・じゃ、これも平気だよな?」
珠代はエプロンドレスのポケットからスタンガンを取り出し、苺鈴の太腿に押し付けるとスイッチを押す。
高電圧が太腿の筋肉を駆け抜け、苺鈴の肉体はショックに弾(はじ)かれたようにビクンと撥(は)ねた。
そしてその場にへたり込んでしまう。
が、珠代は容赦なくリードを手繰り寄せる為、首輪が首に食い込む。
苺鈴は「幇助!幇助我(ぱんちゅううぉ)!!」と叫ぶが相手にされない。
先に奈緒子を連れて脱衣場に入っていたみさきが叫びを聞きつけて顔を出し、
「珠代ちゃん!やりすぎはいかんよ!このままでは苺鈴ちゃんを殺してしまう!!」
と、珠代を諌(いさ)める。
「いっけねェ・・ついついやり過ぎちまったかぁ?支那畜がいう事聞かないから・・・」
珠代は笑いながら頭を掻(か)いた。
さすがの苺鈴も恐怖を感じたのか、下半身をもじもじと動かしながら涙ぐんでいる。
「おらぁ!立て!!支那畜!!」
珠代は苺鈴の首輪を掴んで無理矢理立たせると脱衣場へ引き立てていく。
一方、先に脱衣場へ到着していた奈緒子は苺鈴の小水に塗(まみ)れた冬服の上着を、
みさきの手伝いで脱いでいる最中だった。
肌に纏(まと)わり付く濡(ぬ)れた布地が不快なのか暗い表情のままだ。
「奈緒子ちゃん、えらい目におうてしもうたなぁ。お風呂で綺麗(きれい)にしてあげるから、
もう少し辛抱して。」
みさきは思いつく限りの言葉で奈緒子を慰めながら手早く作業を続ける。
その傍(かたわ)らでは苺鈴が珠代に脅されながら衣服を脱いでいた。
(140)へ続く さくらと厳しいお仕置き(140)
「おい苺鈴、手枷を外してやるから、服を全部脱げ!変な素振りを見せたら、また高圧電流
の刑だぞ!!判ってるだろうな!?」
と言いながら珠代は苺鈴の両手を背後で束縛していた手枷の連結金具を外した。
血行が悪くなっていたのか、苺鈴は自由になった両手で両肩を抱いて上腕の筋肉を揉み解す。
「何遊んでんだ!!さっさと脱げ!!」
珠代は怒鳴りながら苺鈴の尻の双丘を平手で叩いた。
犠牲者は顔を顰(しか)めながら、のろのろと制服の上着に手を掛け、ボタンを外し始める。
一方、奈緒子はようやくアンモニアの臭いのする上着とキャミソールを脱ぎ終わり、みさきは
脱いだ服を受け取ると準備されていたビニール袋の中に放り込む。
「酷い目に遭ってしまったなぁ、奈緒子ちゃん。私もすぐに服を脱ぐから2人でお風呂入ろう?」
作業が終わると、みさきもメイド服を手早く脱いでいく。
濃紺のワンピースの下からは純白のAAサイズのブラと可愛らしい赤いリボンの
ワンポイントが付いたパンティーが現れる。
いかにも可愛いもの好きの彼女らしい選択だったが、それをも脱ぎ捨て脱衣駕籠(かご)に
放り込み、奈緒子を誘(いざな)って風呂場へと向かう。
その頃、苺鈴はようやく上着を脱いで女児用スポーツブラに手を掛ける。
その背後で右手にスタンガンを握り締めて監視する珠代。
「変な気を起すなよ、いつでも電撃できるんだぜ。」
トーンを落とした口調で脅す。
さすがの苺鈴も大人しく従う以外に道が無かった。
彼女が全裸になったのを確認した珠代は、再び苺鈴の腕を後ろ手に拘束すると、
首輪のリードを取って風呂場へ連行する。
(141)へ続く さくらと厳しいお仕置き(141)
風呂場の入口にある例の金具に苺鈴のリード(引き綱)を結わえ付けて逃げられないように
してから、珠代は脱衣場に戻り、メイド服を脱ぎ始めた。
エプロンドレスを取り、黒のワンピースを脱ぐと、体格に比例した大きな胸を包む可憐なレース柄の
白のブラジャーとパンティーが現れ、実は乙女らしいセンスの持ち主であるという意外な側面を垣間見せる。
しかし職務に忠実な彼女らしく無造作に下着を脱ぎ、脱衣駕籠に放り込むと風呂場へ向かう。
「待たせたな、風呂へ行くぞ!!」
金具から苺鈴を繋いでいるリードを解いて手に取る珠代。
苺鈴は恨めしげに珠代を睨(にら)むが、既に反抗するだけの気力は失せている。
先に洗い場に入っていたみさきは奈緒子を例の椅子に座らせて眼鏡を外してからシャワーの
水栓を捻り、シャワーヘッドを取って背後から奈緒子の頭に近づけていく。
「奈緒子ちゃん、ちょっと目を瞑(つぶ)ってて。」
勢い良く吹き出す温水でアンモニアの臭気を放つ奈緒子の髪や顔を軽く洗い流す。
そして適量のシャンプーを掌に取って泡立て、奈緒子の髪の毛を洗いに掛かった。
奈緒子は悪臭から解放される事を期待して大人しく従っている。
一足遅れで洗い場に着いた珠代は苺鈴を椅子に座らせると、シャワーの水栓を捻り、シャワーヘッド
を取ると、苺鈴の足を左右に開かせ水流で秘裂を洗い流す。
が、先程、花芯を焙られた際の火傷に沁(し)みたのか苺鈴はすぐに股を閉じてしまう。
「世話焼かせるんじゃねぇよ!!」
珠代は語気を荒(あら)げて再び苺鈴の股を押し広げる。
そして苺鈴が顔を顰めるのもお構い無しに強い水流を陰部に浴びせた。
(うぅっ・・こんな所にいたら殺されてしまう・・・隙を見て逃げ出さなくては・・・)
(142)へ続く さくらと厳しいお仕置き(142)
痛がる苺鈴に珠代は「奴隷の肉体を清潔に保てっていう上からの命令だからな。悪く思うなよ。」
と言い放ち、花弁の洗浄を続行する。
その傍らで、みさきは奈緒子の髪を洗い流す。
アンモニアの臭気が薄れ、シャンプーの芳香剤の薫りが広がると、奈緒子は
ようやく人間らしさを取り戻したような気がした。しかし、それが一時(いっとき)の
幻想に過ぎない事に気が付くのには彼女の経験は乏しすぎたのだ。
洗浄が一段落したのか、「おい!行くぞ!!」珠代はリードを取って苺鈴を浴槽へと引き立てる。
巨大な浴槽を前に、苺鈴の脳裏には先程受けた水責めの恐怖が甦(よみがえ)り、思わずしり込みした。
珠代は立ち止まった苺鈴の背後へ回り込み、平手で尻をしたたかに打つ。
「手間取らせてんじゃねえ!!さっさと風呂に入れ!!」
怒号する珠代を横目で睨みながら苺鈴はしぶしぶ浴槽(よくそう)に片足を入れる。
一方、みさきはスポンジにボディーシャンプーを泡立て、奈緒子の体を洗い流していく。
「後で泡踊りする時に、ばっちいと私も困るんよ。」
体の隅々まで丹念な洗浄を行う。
奈緒子には意味が判らなかったが、みさきの親切だと思い少し感謝さえしていた。
ようやく両足を浴槽に入れた苺鈴だったが、それ以上は湯に入ろうとしない。
珠代は左手でリードを取り、右腕で苺鈴の体を抱きかかえると、ふくらはぎで前側から苺鈴の足を払った。
急激にバランスを崩された苺鈴は膝を折った形で浴槽にのめり込んでいく。
「素直に浸からないからだぞ!!今度言う事を聞かなかったら、このまま水責めだ。いいな!?」
強制的に浴槽へ浸(つ)けられた苺鈴の表情は恐怖に強張(こわば)る。
そこへ洗い流しを終えた、みさきと奈緒子もやって来た。
(143)へ続く さくらと厳しいお仕置き(143)
「さ、奈緒子ちゃん、一緒にお風呂入ろか。」
みさきは奈緒子を促して共に浴槽へ入る。
その和(なご)やかな景色とは正反対の苺鈴と珠代の入浴は、陰部の痛みに耐えながら
苺鈴が湯船に浸かる事でなんとか平静を保っていた。
「ええ?肩までよく浸かるんやで。」
まるで姉が妹を導くように、みさきは奈緒子の世話を焼く。
「みさきちはいいな〜。奈緒子ちゃんが素直な子でさ・・・。」
珠代が羨(うらや)ましげに呟(つぶや)く。
「私は気が小さいから、大人しい子しか、お世話出来ないんよ。」
みさきが謙遜(けんそん)する。
「いやいや、人間素直で正直なのが一番。こいつは何仕出かすかわかんないしさぁ。」
珠代は苺鈴の頭を軽く小突(こず)く。
しばらく湯船に浸かってから、みさきは「早めに切り上げんと、歓迎会が遅くなってしまうよ。」と珠代に呼びかけ、
「さ、奈緒子ちゃん、出よか。」と促して奈緒子と共に洗い場に戻る。
「よし、支那畜、私らも出るぞ!」
珠代も苺鈴を急(せ)き立てて湯から上がる。
みさきは奈緒子を浴槽の近くに準備されていたマットレスの上で腹ばいにさせると、手近に
準備されていたローションの瓶から掌に適量を取り、自分の体に塗りたくって泡立てると、
奈緒子の背中に体を重ねて前後に動かし始めた。
「な、何を・・・」
奈緒子は慌てる。
「私の体をスポンジ替りにして奈緒子ちゃんの体を洗うんよ。」
みさきはにこやかに応えた。
凹凸(おうとつ)が乏しいとはいいながら、やわらかな肉体を擦(こす)りつけられて、
奈緒子は赤面した。
「かわいいなぁ、奈緒子ちゃんは。」
みさきは、そんな奈緒子の奥ゆかしさを褒(ほ)める。
大人しい読書好きの少女は初体験の性技に平常心を崩されて、言葉を失う。
背中を洗い終えると、みさきは奈緒子を促して仰向(あおむ)けの姿勢を取らせた。
(144)へ続く さくらと厳しいお仕置き(144)
既に体の前面を奈緒子の肉体との摩擦で十分に泡立てたみさきは、すぐさま奈緒子の正面から体を重ねた。
「奈緒子ちゃん、平気?これから少し激しくなるよ。」
と、声を掛けながら右膝で奈緒子の内腿を左右に割っていく。
奈緒子は抵抗する間も無く、足の付け根にある快楽の源泉を、みさきの膝で押さえられてしまう。
「!」
大人しい文学少女は、微妙な方言のアクセントが残るメイドの膝が花芯諸共(もろとも)
局部を圧迫刺激し始めたのに驚き、言葉を失った。
「どう?びっくりしてもうた?驚かすつもりは無かったんやけどなぁ・・・」
みさきは体全体を前後左右に滑らせながら奈緒子の体を泡立て、同時にぐりぐりと局部を刺激し続ける。
「...んんッ.....んッ...」
耐え切れなくなったのか、奈緒子の口から呻き声が漏れ始めた。
「まだまだや、まだ始まったばかりや。肉体の隅々まで綺麗にせぇへんとあかん。」
「...そ、そんなぁ...」
奈緒子は羞恥にくぐもった声で抗弁する。
「お風呂から上がったら、奈緒子ちゃん達6人が揃った記念に歓迎会が開かれるんよ。可能な
限り十分に洗浄する、というのが首領からの指示なんや。」
黙々と奈緒子を絶頂へ追い上げる作業を続けながら、みさきは行為の目的を語る。
しかし、羞恥と快感の渦に巻き込まれて我を失い始めている奈緒子に、どの程度理解されたかは判らない。
「...はァ...はァ...はァ..へ、変だよ...体が変だよぅ.....」
奈緒子は肌をも紅潮させて喘ぐ。
「それは大変やね、逝く前に洗わにゃいかん所があるんよ・・・」
みさきは奈緒子の股間から膝を外すと、替わりに右手をあてがい、人差し指と
薬指で秘裂を左右に押し開いて、中指で花弁をなぞる。
薄い包皮の下から屹立した花芯は容易に見つかった。
(145)へ続く さくらと厳しいお仕置き(145)
みさきは中指の腹で奈緒子の花芯を軽く押さえると、リズミカルにクルクルともてあそぶ。
「!...あぁッ..あッ、あッ...ああぁん.....」
直接、快楽の源泉を責められて奈緒子は悶える。
「ここはな、特に念入りに洗わんといかん。大事な処(ところ)やから。」
みさきの指技が激しさを増す。
「や..やぁあん...!!」
奈緒子は腕を折り曲げて、いやいやのポーズを作ったが、責めは止まなかった。
暫(しば)らくマッシュルームカットの髪を振り乱しながら、文学少女は果ててしまう。
みさきは、息も絶え絶えにマットレスに横たわる奈緒子の体に手桶で汲んだ洗い湯を掛けまわし、
ローションの泡を流し落とす。
「奈緒子ちゃん、可愛いなァ。」
にこやかに少女の表情を覗き込み、素直な感想を述べてから顔を近づけて軽くキスした。
ようやく奈緒子の呼吸が整った頃合を見計らって、みさきは奈緒子をマットレスから助け起し
珠代・苺鈴組と交代する。
珠代は苺鈴の左側に立ち、左手でリードを握って、右手で苺鈴の背中を押しながら進み出る。
「さ、今の見てただろ?お前もここへ横になれ!」
珠代は苺鈴に命令した。
が、苺鈴は恥辱が待っているだけの展開にしり込みしてしまう。
言う事を聞かぬとみるや、珠代は右手でしたたかに苺鈴の尻を叩く。
痛さに顔をしかめながら苺鈴は渋々、陵辱の舞台へ仰向けに横たわった。
「待ってろよ、今、悶絶(もんぜつ)泡地獄に引きずり込んでやるからな・・・。」
珠代は手桶で軽く体に湯を掛け流すとローションの瓶から掌一杯の液体を取り、
自身の体に塗りたくって泡立てる。
みさきと同い年ながら発育した肉体を持つ珠代は、度重なる体罰と恫喝(どうかつ)に怯える
苺鈴に覆(おお)い被(かぶ)さり、豊満なボディーをスポンジ替わりに擦(こす)りつけ始めた。
(146)へ続く いよいよ物語も終盤。
クライマックスをお楽しみに。 さくらと厳しいお仕置き(146)
珠代の肉体は格闘技で鍛えているためか、柔らかな肌の下は強靭(きょうじん)な筋肉の塊(かたまり)だった。
それは量において同じく格闘技を得意とする苺鈴を上回り、全身に弾力を与えている。
後ろ手に拘束されている苺鈴の肩を両手でがっちりと掴んで力任せに泡立つ体を擦り付けていく。
苺鈴にはまるで固いスポンジを押し付けて、ごしごしと洗っているように感じられた。
珠代の体重と自身の体重の合計が背中で互い違いに組み合わされた腕に圧し掛かる。
「い、痛ぁい!少しは加減しなさいよ!!」
苺鈴は思わず苦情を口にした。
「黙れ!!お前、まだ奴隷としての立場が判っていないみたいだな!?」
珠代は表情も険(けわ)しく威圧する。
「誰が奴隷よ!!この手さえ自由に動けばあんたなんか簡単にやっつけてやるのに!!」
「ふ〜ん、大した自信だな。じゃ、お前の自信をこなごなにしてやるよ!」
珠代は苺鈴の体から離れると、苺鈴の上半身をマットレスから引き起こし、自身は苺鈴の背後に腰を降ろした。
そして体を密着させると苺鈴の足を開かせ、自分の足を絡ませて左右に割り裂いていく。
苺鈴は抵抗したが筋力の差は歴然であり、大股開きの体勢にされて秘裂を剥き出しにされてしまう。
「どうだ?何も出来ないだろ?」
珠代は苺鈴の耳元で意地悪く囁(ささや)く。
「ううっ...まだッ!まだ負けてないッ!!」
苺鈴は意地で叫ぶが、その顔には焦りの色が浮かぶ。
珠代は左手で支えて少し後ろに体を反(そ)らせ、苺鈴の陰部に手を伸ばし易いようにすると、
右手を伸ばして人差し指と薬指で花弁を左右に押し開き、中指の腹を滑り込ませる。
「これから面白い事をしてやるよ。」
珠代の目がギラギラと脂ぎっていた。
中指で深淵の入口を探り当てると、容赦無く侵入させていく。
「い、いやぁぁあッ!!!」
強気な苺鈴も遂(つい)に悲鳴を上げる。
(147)へ続く さくらと厳しいお仕置き(147)
「ふぅん、臓物(ぞうもつ)を直接責められるのに弱いみたいだな、お前。」
珠代は中指を第2関節まで深淵に差し込んでから内壁の腹側を丹念に探る。
「はあぁッ!!」
ある部分に触れた途端、苺鈴は大きく喘いだ。
「ビンゴ!みたいだな。フフ・・・ビックリする事が起きるぞ。」
ニヤリと笑う珠代。
中指の先にその部分を捉えてゆっくりと前後に動かすと、苺鈴は小刻(こきざ)みに震えながら何かを
拒絶するように首を横に振る。
しかし珠代は責めを止(や)めない。
少しテンポを上げて、その部分を擦(こす)るようにすると苺鈴は目を見開き、全身の筋肉を
痙攣(けいれん)させて低い声で呻きだした。
耐えられないほど刺激が強いのだろうか。
苺鈴にとって1秒が無限の長さに感じられる数分の後(のち)、ついにそれは起きた。
深淵から激しく透明な液体が迸(ほとばし)り出たのだ。
その瞬間に苺鈴は意識が混濁(こんだく)してしまい、何が起きたのかを確認する事すら出来なかったが。
「どうだ!?これがGスポット刺激って奴だ。こちとら女の体のツボは百も承知なんだぜ。
ウチの嫁で実験済みだからなぁ。」
珠代はみさきの方へ目線を送る。
が、苺鈴が朦朧(もうろう)とした反応しか示さないので自慢を止め、苺鈴の体を離して
マットレスに横たえると、気付けとばかりに湯船から汲んだ湯をぶっ掛けた。
「う...うう〜ん、な、何が起きたの!?」
ようやく意識を取り戻した苺鈴は自分が射精した事に気付いていなかった。
珠代は首輪のリードを取ると、苺鈴をマットレスから引き立て、みさきと
奈緒子の待つ浴場の入り口へ向かう。
その頃、広間ではさくら達が花芯を責められながら、苺鈴と奈緒子の帰りを待ちわびていた。
(148)へ続く さくらと厳しいお仕置き(148)
股間にバタフライマッサージャーを装着されて花芯を刺激され続けた4人の少女達は、
苺鈴と奈緒子が入浴させられている間に何回も絶頂に達していたが、床に崩れ落ちようと
する彼女達をその度に、メイド達が抱きとめて起立させ、果てしない快楽責めに引き戻していた。
あの、さくらでさえ虚(うつ)ろな目を涙で潤(うる)ませながら耐え続けるしかなかったのだ。
彼女達の希望は苺鈴と奈緒子の帰還によって責めに終止符が打たれる事だけだった。
その傍らでは黒服の男達が忙(せわ)しなく動き回り、得体のしれない器具や何かの容器を配置していた。
広間の扉が開いて2人をつれた珠代とみさきが帰って来たのを見た首領は「よし、もういいだろう。
メイド諸君、奴隷への花芯責めを止(と)めてやり給え。」と指示する。
花芯を嬲り続けていた振動が止まり、少女達は安堵(あんど)の表情を浮かべた。
しかし、それが早計に過ぎない事が次の瞬間に明らかとなる。
首領はメイドと少女達に向かって「さて、メンバーも揃った事だし、歓迎会を始めるとしようか。」と告げる。
予(あらかじ)め打ち合わせてあったのか、メイド達は少女達を伴って器具や容器の並べられた周りに
車座(くるまざ)を作り、床へ腰を降ろすと、少女を膝の上に腰掛けさせ足を左右に広げさせた。
「用意は出来たかね?メイド諸君。まずは乾杯だ。」
首領は黒服の男から酒の注がれたグラスを受け取る。
メイド達もそれぞれの目の前に置かれた深鉢(ふかばち)のグラスを手元に手繰り寄せ、注がれている酒を、グラスに
添えられた100ccの小型浣腸器に吸い上げて、その嘴管を少女の股間に近付けていく。
「では、乾杯!!」
首領が杯を上げると、メイド達はそれに合わせて酒入り浣腸器の嘴管を少女達の
秘口に差込み、シリンダーを押すと、たちまち強い酒が深淵に満ち溢れる。
粘膜から吸収されるアルコールは口から飲むのより廻りが速い。
すぐに少女達の肉体に異変が起きた。
(149)へ続く さくらと厳しいお仕置き(149)
さくらはアルコールで神経が麻痺し始めると、広間全体がゆっくりと廻っているように感じた。
浣膣(かんちつ)により粘膜から強制的に摂取(せっしゅ)させられたアルコールの力で意識が
朦朧として、知世や他の友達を気遣う余裕も無くなってしまっている。
今は唯(ただ)、だらしなく、ちぃに寄りかかる一個の肉塊に過ぎない。
他の少女達も概(おおむ)ね似たような状態でメイド達に身を委ねている。
それを見た首領は「よし、ゲームを始めよう。プレイヤーはメイド諸君、サイコロを振って一番
小さな目が出たプレイヤーが奴隷に罰ゲームを受けさせるのがルールだ。さ、ちぃ君からサイコロを
振りたまえ。」
と宣言し、黒服にちぃの元へサイコロを運ばせた。
それはバラエティー番組とかで使われる大きなサイコロの形をした縫いぐるみで当然1から6までの目がついている。
ちぃは左腕で酩酊したさくらを抱きかかえ、右手でサイコロを受け取るとめんどくさそうに投げた。
出た目は2だった。続いて、柚姫、楓、最、みさき、珠代が次々とサイコロを投じる。
しかし出る目は3以上の数字ばかりであり、ちぃが出した2が一番小さな数字だった。
「では最初の罰ゲームは、さくらちゃんに受けて貰おう。」
首領の宣告が行われ、黒服達が準備に掛かる。
ちぃは例の外科手術用手袋をはめると、既にふらふらの状態のさくらを膝の上に腹ばいの姿勢で載せ換え、
指先に軽くワセリンを塗ってから、右手の人差し指で菊門を探り当て、ゆっくりと指先を押し込んでいく。
「...ぅぅうッ...変な事しちゃ嫌だよう...」
さくらは呻いたが、抵抗する気力すら残っていない。
しばらくアナルマッサージが続くうちに、黒服たちは、ちぃの目の前に、洗面器一杯の浣腸液と
巨大な浣腸器、それにバルーンカテーテルを用意した。
括約筋が十分に解(ほぐ)れたと感じたちぃは、「ちぃ、準備出来た。さくらの浣腸お願い。」と
黒服達に告げる。
それを聞いた黒服の一人が浣腸器に薬液を吸い上げ始めた。
(150)へ続く さくらと厳しいお仕置き(150)<最終話>
ちぃと黒服は協力してさくらの動きを封じ込めた。
今、充填の終わった浣腸器はその嘴管をさくらの臀部に近付けていく。
さくらは朦朧とした意識の下で只ならぬ気配を感じたが何も出来なかった。
容量500ccの大型浣腸器、それは本来、獣医が牛馬を浣腸するのに用いるサイズのものだが、
黒服は容赦なく、さくらの菊門に嘴管を突き立て、シリンダーの内筒を押し込んでいく。
「ぅぅう.....ぅ...ぅう...」
大量の浣腸液を流し込まれたさくらは呻き声を上げるのが精一杯だ。
「...さくらちゃん...」
さくらの惨状を見続ける知世の頬を光るものが流れる。
薬液の注入が終わると、黒服は嘴管を引き抜き、再び洗面器から薬液を吸い上げ始めた。
「たっぷり1リットル入れてあげるから堪能したまえ。」
首領は不気味に笑う。
そして2本目の500cc浣腸がさくらを見舞った。急激に腹圧が高まり、薬液による刺激と
相俟(あいま)って、強烈な腹痛がさくらを責め苛(さいな)む。
「...ぅ、ぅぅ..かはぁっ!...く、苦しいよぉ...助けてぇッ!!」
さすがの元気少女も我慢の限界らしい。
しかし2本目の浣腸を空にした黒服は嘴管を引き抜くと、替わりにアナルバルーンを菊門に挿入する。
無情にポンプで送り込まれる空気は、絶対に排泄を許さない気球で直腸を塞ぎ、さくらを魔性の液体による
苦痛の世界に閉じ込めてしまう。
「これで終わりというわけじゃないんだよ、さくらちゃん。」
首領は次の段階を指示した。
数人の黒服とちぃは、さくらを無理矢理立たせると、三角形に尖(とが)った背を持つ木馬のような器具の方へと
引き立て、天井から下がっている吊り下げ用の滑車から伸びる鎖を、さくらの両腋の下から絡めると
鎖の反対側を引いて、ゆっくりとさくらの体を宙吊りにしていく。
そして、木馬がさくらの股間の真下に来るように位置を調整すると少しづつ引く手を緩め、
さくらの肉体を木馬に向けて降ろすのだった。
「お父さ〜ん!!お兄ちゃ〜ん!!助けて〜ッ!!」
事態に気付いたさくらの悲鳴が響く。
<さくらと厳しいお仕置き・完> 「さくらと厳しいお仕置き」、如何でしたか?
続編を読みたければ、ご感想などお聞かせ下さい。
では、今宵はこれにて。 >>173
もっと称賛の声が集まれば続きは貼るんだが。
少なくとも10件くらい。 「続編希望」でも、ええよ。
はよ、書き込んで〜な。 仕方ないなぁ。
ここに続編の「さくらと淫らなサバト」貼るよ。 さくらと淫らなサバト(1)<さくきびシリーズ>
鎖によって天井の滑車から吊り下げられている、さくらの体は、じりじりと
三角木馬の峰(みね)に向かって降ろされていく。
閉じていた両足も次第に木馬の両側の斜面に従って割られてしまう。
さくらは父と兄の名を呼んで悲鳴を上げたが、降下を止めることは出来なかった。
既に峰は内腿の半ばまで迫り、さくらは浣膣による酩酊(めいてい)の中で避けられぬ激痛を覚悟した。
(い...いやだよ...絶対痛いに決まってるもん...でも我慢しないと...)
ちぃは木馬の傍らに立ち、さくらの菊門からまるで尻尾の様に突き出したバルーンの送気チューブを
摘んで、着地した時に挟(はさ)まれぬよう気を付けている。
拷問具を囲む様に車座(くるまざ)を作って座っている少女とメイド達は残酷な瞬間を目の前に
息を潜(ひそ)めていた。
中でも知世は、愛するさくらが責め苦に喘ぐ有様を見て、頬を涙で濡らしながら凝視している。
(さ、さくらちゃん・・・1リットルも浣腸された上に大きな肛門栓までされて・・・きっと
お腹が張り裂けんばかりに苦しいんでしょうね・・・さらに尖った木馬の峰に座らされるなんて・・・
ああ、私(わたくし)が替わって差し上げたい・・・でも勇気が・・・さくらちゃん・・こんな私を
軽蔑して下さいまし・・・なのに何故か体の奥が熱くなってくるのはどうした事でしょう・・・)
アルコール度の高い酒で浣膣された上に淫らな拷問ショーを見せられているからなのだろうが、
まだ知世には理性で抑えきれない情欲というものが理解出来なかったのだ。
ついに木馬の峰はさくらの股間の真下まで迫ってきた。
さくらは恐怖心からか目を瞑(つぶ)り、口を結(むす)んでその瞬間に備えている。
ちぃは、さくらの臀部を横合いから抱えて秘裂が着地点に当たるよう微調整した。
(2)へ続く さくらと淫らなサバト(2)<さくきびシリーズ>
さくらの体はゆっくりと、秘裂から木馬の峰へと着地した。
直前にちぃによって位置が補正されていた為か、峰の稜線(りょうせん)と秘裂がピタリと噛(か)み合う。
木馬は表面に革(かわ)を張ってあり、直接尖った部分が肉体に食い込むという訳でも無いのだが、
それでも全体重が陰部の一点に集中すると押しつぶされるような激痛が走る。
「・・・っつ!い、痛ぁぁあいッ!!」
さくらの表情が歪み、思わず悲鳴を上げていた。
「さくらちゃんの腰を少しだけ浮かせてやれ!」
首領の指示があり黒服達は再び鎖を引いて、さくらの秘裂と木馬の峰の間に
僅かな隙間が出来るように調整する。
花弁を押しつぶされる苦痛を和らげられて一心地着いたさくらだったが、すぐさま1リットル
浣腸による激しい腹痛で身を捩(よじ)るのだった。
そんなさくらに、ちぃは「さくら、ちぃの言う事を聞かないと永遠におトイレ出来ない。ちぃの
言う事聞く?」と尋ねる。
強烈な便意に責められるさくらは、思わずちぃの言葉に首を縦に振ってしまった。
「お...お願いだよ...うんち、うんちさせてぇ.....」
搾り出すような声で懇願するさくら。
ちぃは指で木馬の稜線を指して、「さくらの大事なところ、ここに擦りつける。ちぃが許すまで。」
と、冷酷に指示した。
さくらは渋々承諾する。
ちぃは首領の方を向いて「首領、さくらの腰の位置を下げて。」と合図した。
「よし、鎖を緩めろ!」
首領の指示で黒服達は引く手を緩めて、さくらの体を木馬へと降下させる。
さくらも前回の経験から対策を考えていた。
自身の両膝の内側で木馬の左右の斜面を挟みこみ、急激な降下を食い止めたのだ。
さすがカードキャプターと言うべきか。
しかし、ちぃには織り込み済みの事のようだった。
(3)へ続く さくらと淫らなサバト(3)<さくきびシリーズ>
ちぃは両膝で降下を止めたさくらを褒めるように頭を撫で、「さくら、よく気が付いた。ちぃ、
褒めてあげる。」と言った。
しかしすぐさま、秘裂を稜線に擦(こす)りつける動きを要求する。
「じゃ、頑張って擦り付けて。」
無表情な顔に冷酷な微笑みが浮かんだ。
便意に急(せ)き立てられたさくらは、仕方なく三角木馬の峰ギリギリまで腰を落とし、
背中を丸めると、それを伸ばす反動で秘裂を峰に擦りつけ始める。
峰で花芯が擦れるとまるで電気が体の中を走り抜けたような激しい感覚が突き抜けていく。
最初の数回でさくらは思わず腰の動きを止めてしまう。
「ちぃ、怠(なま)けるの、許さない。」
ちぃは右手を振り上げて、さくらの尻をしたたかに叩いた。
「!...ぃったぁぁあぃッ!!」
フルスイングから繰り出されたスパンキングの激痛に、さくらは思わず叫び声を上げてしまう。
しかし、ちぃは無情に2発目を繰り出す為のモーションに入る。
それを見たさくらは、「お、お願い、ちゃんと擦りつけるから、ぶたないでぇ・・・」と懇願した。
ちぃは右手を振り上げたまま、さくらの様子を見守り、さくらはおどおどしながら、花芯を
木馬の峰に擦りつける動作を再開した。
ゆっくり、ゆっくりと1回づつ花芯を擦ると多少は刺激が軽減されるのだが、回数を積み重ねる
毎(ごと)に刺激は蓄積され、官能の高まりは少女の全身を紅潮させる。
(ぁぁん..こうしてるとお腹が痛いのを忘れてしまえるけど...これじゃ悪者の思う壺だよぅ...)
快感が持続している間は、腹痛が誤魔化されるという事に気付いたさくらだが、それがちぃ達の
変態じみた仕掛けに組み込まれていく事でもあると気付き、官能と理性の狭間(はざま)で苦悩する。
(4)へ続く さくらと淫らなサバト(4)<さくきびシリーズ>
三角木馬の峰の上で、さくらは花芯を擦りつける動作を続けさせられている。
大量浣腸による苦痛と、花芯への刺激から来る強要された快感に打ちひしがれながら、
少女は惨めな自分自身がいとおしく思えていた。
(わ...私...努力してるもん.....負けないもん...大丈夫、絶対大丈夫だよ.....)
そして数十回も動作を繰り返した頃だろうか、ついに官能の波は頂点に達し、さくらは意識を混濁させる。
その瞬間、木馬の側面を押さえて滑落を防いでいた両膝から力が抜け、さくらの体は峰へと落ちていく。
が、寸(すん)での処(ところ)で落下を防いだのは、ちぃだった。
「さくら、しっかり。このまま落ちると大事なところ、怪我する。」
首領は、その有様を見て「もういいだろう、ちぃ君、次の段階に移りたまえ。」と指示した。
ちぃと黒服達は協力して、意識が朦朧(もうろう)としたままの、さくらを三角木馬から降ろし、
床の上に横たえる。
「さて諸君、さくらちゃんは大事なところを木馬で擦って結構痛かった筈だね。諸君の中から
さくらちゃんの痛いところを舐(な)めてあげよう、という思いやりのある子はいにかな?」
首領は知世、利佳、千春、苺鈴、奈緒子の5人を見渡しながら希望者を募(つの)る。
しかし浣膣されたアルコールが廻ったのか5人ともメイドに抱きかかえられながら、ぐったりしていた。
その時、知世を抱きかかえた楓が手を挙げた。
「首領、知世ちゃんが先程、さくらちゃんが責められるのを見て泣いてました。
知世ちゃんにやらせてあげて下さい。」
提案を聞いた首領は「よし、友達を想う心に免じて、この役は知世ちゃんにやって貰おう。」
と答えるのだった。
楓は知世を起立させ、さくらとちぃの元へ向かう。
(5)へ続く さくらと淫らなサバト(5)<さくきびシリーズ>
さくらの意識は気絶する寸前で彷徨(さまよ)っていた。
木馬からは逃れられたものの、腹の中のグリセリン50%浣腸液1リットルは健在のまま、
さくらを激しい腹痛で苦しめていたのだ。
全身に脂汗を浮かべ、目線を宙に泳がせる。
(く、苦しいよォ...おトイレ...)
しかし混乱する意識の下では言葉にする事が出来なかった。
そんな時、傍らに慣れ親しんだ気配がして気配の方向に目を向けると、
そこには知世が楓に連れられて立っていた。
しかし、目は精気無く宙を泳ぎ、雰囲気がおかしい。
「ちぃさん、さくらちゃんを慰める役の知世ちゃんを連れてきたわ。さくらちゃんの両足を
開かせてちょうだい。」
楓は足元のふらつく知世を後から支えながら、ちぃに呼びかけた。
「ちぃ、わかった。さくら、大股開きにする。」
ちぃはニヤリと微笑むと、さくらの足元へ移動し両手でさくらの
両足首を掴むと左右に大きく広げた。
木馬との摩擦で赤く腫れた陰部と、惨(むご)たらしく菊門から飛び出したカテーテルの
チューブが露(あら)わになる。
知世は膣粘膜から強制的に吸収させられたアルコールに意識をかき乱されていたが、目の前に
横たわるさくらの痛々しい姿を見て、愛する人を守れなかった悔恨(つうこん)の念が込み上げてきた。
(さくらちゃん・・・申し訳ありませんわ・・私(わたくし)にもっと勇気があれば、身代わり
になって差し上げたのに・・・)
楓は知世を引き立てて、さくらの頭のある側へ向かった。
そして知世をさくらの枕元へ跪かせると、その上半身をさくらの体の方へ伸ばさせ、
知世の顔が、さくらの股間に埋まるように位置を調整した。
知世は両膝をさくらの頭の両側に着き、自身の上半身をさくらの腹の上に置く姿勢を取らされた。
いわゆるシックスナインの体位である。
「ぅう〜ッ」腹を圧迫されて、さくらが呻く。
(6)へ続く さくらと淫らなサバト(6)<さくきびシリーズ>
知世は自身が、さくらの苦しむ原因になってしまった事には気付き、この体位を強要した楓を
恨んだが、同時に始めて愛する人と直接肌を合わせられた事に感謝すらしていた。
楓はそんな知世の心の内を見透かしたように、知世の傍らに屈(かが)み込んで顔を覗きこみながら、
「知世ちゃん、ちょっと嬉しい気分かな?さくらちゃんにも嬉しさのお裾分けをしてあげなくちゃ、ね。」
知世が警戒して顔を顰(しか)めると、楓は「素直じゃないのね。貴女(あなた)がさくらちゃんに
恋してる事くらい、とっくに調査済みなんだから。」と知世を諭(さと)し、知世の顔の下にある、
さくらの秘裂を指差して「さ、ここを貴女の舌で慰(なぐさ)めてあげて。」と指示した。
知世は渋々従い、顔を下へ向けると、さくらの秘裂の端に唇を当て、舌を伸ばして花芯を舐(な)め始める。
さくらは股間にこそばゆい感触を覚えて、少し腹痛から開放される。
「と、知世ちゃん...」
さくらはか細い声で親友の名前を呼んだ。
知世は花芯を舐(ねぶ)るのを中断して「さくらちゃん・・私、さくらちゃんを助けられ
なかったから・・・せめて痛いところを舐めて差し上げようと・・・」と行為を弁解した。
(6)bへ続く さくらと淫らなサバト(6)b
「..ううん...知世ちゃんが悪いんじゃないよ...気にしないで.....」
さくらは友を攻めようとはしなかった。
が、楓には言葉の真意を見抜かれていたようだ。
「つまり、私達を捕らえて責め苛(さいな)む人たちが悪い・・と、言いたいのね?さくらちゃん。」
眼鏡の奥の瞳がキラリと光った。
ちぃも楓の尻馬に乗り、「さくら、奴隷の癖に御主人様を悪い人たちと思ってる。良くない。」と批難する。
楓は首領の方を向き「首領、知世ちゃんへのお仕置きを許可願います。」と進言した。
「よかろう。斉藤くんの裁量に委(ゆだ)ねよう。」首領はにこやかに返答する。
「...そんなぁ...なんで私が悪いのに、知世ちゃんがお仕置きされるの?.....」
さくらは途切(とぎ)れ途切れの言葉で抗弁したが、楓は答えずにさくらの頭の方へ移動する。
(7)へ続く さくらと淫らなサバト(7)<さくきびシリーズ>
楓はさくらの枕元へ屈み込み、さくらの顔を覗きこみながら「いいこと?さくらちゃん。貴女の
言った事が原因で、これからお友達の知世ちゃんが苦しまなければならなくなったのよ。奴隷には
言論の自由なんて無いの。ここにいる限り、言葉にも気を付けなさい。」と語りかける。
冷静で柔らかな物腰から発せられる、厳しく恐ろしい言葉に、さくらは止(と)め処(ど)も無く恐ろしいものを感じた。
反論しようと花芯(かしん)舐(ねぶ)りを休んでいる知世には、「知世ちゃんはクンニに集中しなさい!」と叱責が飛ぶ。
渋々、花芯に舌先を這わせる頃、知世の背後に屈んでいた楓は外科手術用の手袋をはめて、指先にワセリン
を塗りこんでいた。
一方、さくらは再開された知世の舌技に官能を高められ、頭上で行われている楓の企(たくら)みも
目に入らない状態だったので、知世に注意を促(うなが)す事さえ出来ない。
贖罪(しょくざい)意識も手伝ってか、一心不乱にさくらの花芯を舐り続ける知世は、突然
臀部にこそばゆい感触を覚えた。
作業準備を終えた楓が知世の菊門付近に指を触れたのだ。
逃(のが)れられないと覚悟した知世は臀部の力を抜き、菊門を緩(ゆる)めた。
次の瞬間には楓の指が菊門に侵入し、たちまち第3関節まで知世の体内に埋め込まれる。
楓は知世が事前に括約筋を緩めていた事に気付き、「あら?知世ちゃん、気配りができるのね。
偉いわ。」と褒める。
しかし挿入された指は容赦なく前後運動を開始し、知世は呻き声を上げた。
ようやく、さくらも頭上で手首をピストン運動させている楓に気付くが、成(な)す術(すべ)は何も無かった。
(と、知世ちゃん...ごめんね.....)
さくらは心の中で詫びる。
歯を食い縛って、菊門をいじられる違和感に耐える知世に、「ほら!クンニを続けて!!」
と楓は強要する。仕方なく、知世はのろのろと再びさくらの花芯に舌を伸ばすのだった。
そこへちぃが洗面器一杯の浣腸液と例の500cc浣腸器を持って近付いていく。
(8)へ続く さくらと淫らなサバト(8)<さくきびシリーズ>
ちぃが傍(かたわ)らに洗面器に入った大型浣腸器を置くと、知世は慌てた。
「か、楓さん・・・まさか・・・」
楓の方に振り向いた顔が蒼(あお)ざめている。
「そう、その『まさか』よ。知世ちゃんのお尻が解(ほぐ)れたところで500ccのお薬を入れますからね。」
にこやかな表情のまま答える楓が怖い。
知世は哀願の視線を送ったが、楓の表情に変化は無い。
「ほらほら、知世ちゃんは、さくらちゃんを慰(なぐさ)めるのに集中して。」
指の動きを前後から横方向の円運動に切り替えながら、楓は知世の哀願を拒絶した。
知世は諦めて、再びさくらの股間に顔を埋めにいく。
その間にも、さくらは腹痛と快感の間の織り成す性の煉獄(れんごく)を彷徨(さまよ)っている。
1リットルの50%グリセリン溶液は、さくらの腸(はらわた)を極限まで刺激し、すでに
耐えられる限界を超えた排泄欲求は菊門を開かせていたが、門の内側で腸壁ぴったりに膨らんだ
バルーンが排泄を許さなかった。
このバルーンが広がっている限り、さくらが腹痛の原因から開放される事は無いのだ。
それだけでも辛いのに、腹部の上に知世の体が乗り、重みを掛けているため苦痛は倍化している。
さくらは親友に心配を掛けまいと必死に堪えているが、体中から苦しさを示す脂汗(あぶらあせ)が滲んでいた。
さらに知世の舌が執拗(しつよう)に花芯を舐(ねぶ)り回(まわ)す。
性感の源泉を嬲(なぶ)られている間は腹痛が紛れるのだが、
背徳的な性愛への後ろめたさが、さくらの心を暗くする。
(知世ちゃんは大事なお友達だもん・・・こんな事させて、私、恥ずかしいよ・・・)
朦朧(もうろう)とした意識の底で、さくらは知世を思いやり続けていたのだ。
それから数分も経っただろうか。アナルマッサージを続けていた楓は動作を止めて菊門から
指を引き抜く。
「もういいでしょう。十分に解れた筈だわ。」
(9)へ続く さくらと淫らなサバト(9)<さくきびシリーズ>
今しがたまで指で掻き回されていた菊門は括約筋が解れた事を示すように、ぽっかりと穴を開けている。
まるで体内まで覗き込めるような感じだ。
楓はちぃが準備していた大型浣腸器に洗面器から薬液を充填(じゅうてん)する。
知世にも薄々予感できたが、振り向いても防ぐ事は出来ない、という諦観から振り向こうともしない。
500ccの魔性の液体を込めた浣腸器は、洗面器の中からその鎌首を持ち上げ、知世の臀部へ
ゆっくりと近付いていく。
知世は苦痛に耐える為に目をつむり、さくらの花芯を舐るのに神経を集中した。
間も無く浣腸器の嘴管が菊門に触れる感触がして、ゴム製に異物が容赦なく体に入ってくる。
そして楓は容赦なくシリンダーの内筒を押し、知世の直腸に体温よりやや高めの温度に調整
した液体を注入していく。
一連の行為は仰向けに寝かされ、知世の舌技と強烈な腹痛に朦朧とした意識で、ぼんやりと
天井を見上げているさくらの顔の上で行われているのだ。
もう、彼女に知世を守る力も気力も残ってはいないが、強烈な罪の意識は彼女の心を苛(さいな)んだ。
(...知世ちゃん.....ごめん.....私に..私に力さえあれば...こんな事には...)
情けなさに涙が溢(あふ)れ、頬を濡らす。
知世は流し込まれた浣腸液に腹圧を高められ顔をしかめる。
そして聡明な彼女は楓の企みに気が付いた。
(私が我慢出来なければ...さくらちゃんの顔に...!!)
「知世ちゃんは頭がいいから、私が何を考えているか判るでしょ?愛しい人を守る為には
精神力だけで我慢しなくちゃいけないの。さぞや苦しいでしょうね。」
話しかける楓の顔は優しげなままだが、その口元にはサディスティックな微笑みが浮かんでいる。
(10)へ続く さくらと淫らなサバト(10)<さくきびシリーズ>
まるで背中を向けている知世の表情を想像して楽しむかのように微笑みながら、楓はゆっくりと
魔性の液体を注入するシリンダーを押していく。
知世はグリセリン液の異物反応で高まる腹痛に顔をしかめ、さくらの花芯を舐る舌先を止めてしまう。
彼女の目の前に跪いて監視していたちぃは、それを見て「知世、怠けてる。もっとさくらを責めて。」
と急(せ)き立てる。
しかし今の知世に、ちぃの要求に応える余力など有りはしなかった。
歯を食い縛って浣腸に耐えるのが精一杯なのである。
小さな肩が震えていた。
ちぃは端正な顔を歪めて耐えている知世の目を覗き込み、「ちぃの言う事、聞けないなら
替わりにちぃがさくらを責める。」と告げて、エプロンドレスのポケットから例の棒が付いた
ローターを取り出し、さくらの花芯にあてがうと、弱でスイッチを入れた。
まるで電流が走ったかのように、さくらの両足がピクリと動く。
既に知世の舌技で極致まで屹立している花芯は低周波刺激を敏感に感じ取り、耐え切れぬほどの
官能を、さくらの脳へ伝える。
「ぅぅう〜ん...はぁ、はぁ.....ぅぅぅ〜ッ.....」
もはや感覚を言語化できないまでに、さくらの理性は追い詰められていた。
低い呻き声と息苦しそうな喘ぎが断続的に口から漏れてくる。
知世はさくらを守れない自分自身の不甲斐なさが口惜(くや)しかった。
(ああ、さくらちゃん、私が舐り続けていれば少しは加減してあげられる筈なのに・・・)
しかし今の彼女は楓の手による大量浣腸の真っ最中であり、自分が苦痛に耐える
のに精一杯の状態なのである。
作業は終盤に差し掛かっていたが容赦なく続けられた。
浣腸器の内筒を最後まで押し終えると楓は「さて、知世ちゃん。我慢大会の始まりよ。」と
微笑みかけ、嘴管をゆっくり知世の菊門から引き抜いていく。
(11)へ続く さくらと淫らなサバト(11)
知世は500ccの大量浣腸の影響を、もろに受けて激しい腹痛に襲われていた。
まるで腸全体が内側に向かって急激に収縮(しゅうしゅく)するような痛みである。
しかし彼女の尻の下には、愛しいさくらの顔がある。
何としても我慢しなくてはならなかった。
浣腸器を片付けている楓は、横目で知世の苦しむ有様を覗(うかが)っている。
いつまでも耐えられるものではないと判断した知世は恥を忍んで楓に訴えかけた。
「か、楓さん...お願い、バルーンを、アナルバルーンを使って下さいませ...」
「あら?肛門栓に頼りたいの?でもダメよ。ここは貴女の精神力だけで乗り切りなさい。」
「そ、そんなァ.....も、漏れそうなんです.....」
「道具の力に頼ると人間弱くなってしまうわ。さくらちゃんを愛しているなら耐えられる筈よ。」
「.....」
これ以上の哀願は無駄のようだと判断した知世は沈黙した。
どうやら彼女の、さくらへの愛情を逆手に取った責めのようだった。
彼女の体の下では、さくらがローター責めに喘ぎ続けていた。
ローターを操るちぃは、既に何回もさくらをいかせた経験から責めのポイントを掴み、それを
活用しているらしい。
ローターを花芯に押し付けたり、微妙に離したりしながら、さくらが
一本調子に絶頂へ達しないように、焦(じら)らしながら責める。
「.....んんッ...んッ...ぁぁぁあん...ハァ、ハァ、ハァ.....」
さくらは朦朧とした意識の下で耐えたり、喘いだりしている。
彼女の花芯は責めに反応して最大限まで屹立し、まるで低周波刺激に歓喜して
いるかの如(ごと)く充血していた。
さくらは強烈な腹痛も忘れ、全身が快楽に溶けていくような感覚に陶酔していく。
(な...なんだろう...とっても恥ずかしくて口惜しい筈なのに...凄く気持ちいい...)
(12)へ続く | |
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r、fl_fl |_l________,l_|─┐ fl、_/j__
_,. -─ ヾr‐`\‐────┤ l├───┴------ /、_j,)ソ´_
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\ ヽ | l│ , -─' ,/
\ `r'彡三ミミ-‐'´ ̄ _,. -‐'´
ヽjjリ',,`ヾゞ ト、〃/´
ヾi,へfjン' j
|.ト 。 l 。 、l
| トミ 主 彡'/
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|ノ 、 ' , 1
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/ノ、ノ_,∠-= イ
T_,、_,jヽ、rソ
lj ヽ !ノ ノ
わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。 イザヤ43:4 さくらと淫らなサバト(12)
まるで脳を蕩(とろ)かすような快感は、未(いま)だ男を知らぬ幼女の花弁に蜜を溢(あふ)
れさせ、これ以上は無い程に花開かせてしまった。
鮮やかなピンク色に蜜による照り返しが眩(まぶ)しく、痛々しい。
知世は眼下に、さくらの肉体が開花していくのを見ながらエロチックな気分に浸(ひた)るより、大量
浣腸による腹痛との闘いを優先しなくてはいけなかった。
なにしろ彼女の尻の下には、愛(いと)しいさくらの顔がある。
一滴でも腸の内容物を出すわけにはいかない、と必死に菊門を閉じる為に
括約筋に力を込める。
(さ、さくらちゃん、今度こそお守りしますわ・・・)
「..ぁ...ぁぁ...ぁぁあ...ん...あんッ!...あ〜んッ.....ああぁぁぁ〜ッ!!」
親友の尻の下で、さくらは悶え喘ぎながら、ついに絶頂を迎えた。
それを見た首領は「もういいだろう。さくらちゃんに、おトイレをさせて上げなさい。」と
指示を出す。
黒服の男2,3人がさくら達の所に近寄り、楓、ちぃと協力して、さくらに寝たまま排便させる準備を始めた。
2人の黒服がさくらの左右の足首を掴んで吊るし上げ、床と腰の間に隙間を
作ると、もう1人は腰の下にビニールシートを敷く。
シートを敷き終わると、ちぃは空(す)かさず小さなクッションをその隙間に差し込んで腰枕(こしまくら)にした。
すると、さくらの体は下半身の側がせり上がる形になった。
当然、さくらの上に逆方向で体を乗せている知世も姿勢が変わる。
上半身がせり上がる形になって腹部に圧力が掛かってしまう。
ただでさえ激しい腹痛に苦しんでいるのにである。
「ううっ」
腸の内容物が菊門の方へ寄ったのか、知世は耐える為に歯を食い縛った。
楓は洗面器を持って、さくらの尻の下へ差し込み、カテーテルの送気球にあるバルブを緩めていく。
(13)へ続く さくらと淫らなサバト(13)
菊門の内側で直径いっぱいまで広がっていたバルーンは、気圧を逃がされる事で急激に萎(しぼ)んでいく。
同時にバルーンによって堰(せ)き止められていたものが菊門の方へ押し出される。
最低でも15分以上我慢させられていた為、さくらの腹部の内圧はまるで高圧ボンベのように高まっていた。
もう意思でコントロールできる段階では無い。
洗面器を構えている楓は激しい噴出を見越したかの様に、容器に傾きを与えている。
完全に空気が抜けた事を確認すると手際よくバルーンを菊門から引き抜いた。
ほぼ同時に、まず透明なグリセリン溶液が勢いよく吹き出し、洗面器の底を叩く。
「あらあら、勢いのいいこと。」
楓はにこやかに感想を述べた。
そして泥流のような液便が菊門から溢れ出す。
固形物がほとんど含まれていないのは、この数日何も食べていないからだろう。
しかし強烈な臭気はさくらの股間の上に頭を乗せている知世を直撃した。
あまりの刺激臭に目を開いていられなかった。
咽(むせ)込んで腹圧がさらに上昇し、苦しい。
が、いかなる状況であろうとも、愛するさくらの顔に自分の排泄物をぶちまけるわけにはいかなかった。
慌てて呼吸を止めて臭気を防ごうとする。
「むッ..むむむ.....うううっ.....」
下腹(したはら)に力を込めて、体内にある酸素だけでしばらく持ち堪(こた)える筈だった。
が、それは腸の内圧を高め、いよいよ排便を促(うなが)す結果を引き寄せてしまう。
(こ、このままでは....は、早くさくらちゃんの体を私(わたくし)の下から引き出して...)
思わず顔が引きつり、顔面蒼白となる知世。
楓はそんな彼女を「あら?大分余裕が無くなってきたようですわね、知世様。」と、からかうのだった。
(14)へ続く さくらと淫らなサバト(14)
さくらの菊門からの泥流の噴出が止まったのを確認すると、楓はトイレットペーパーを使って後始末を始めた。
まるで菊門を紙で愛撫するかのように、ゆっくりと丹念に拭き取っていく。
呼吸を止めていた知世も、ついに息が続かなくなり、大きな吐息を吐き出した。
残酷な事に知世の体は不足していた分の酸素を補う為に、忙(せわ)しない呼吸を始めてしまう。
それがさらに腹圧を高め、知世を苦しめる結果になった。
「ん〜ッ!もう、もう!限界です!!おトイレへ、おトイレへ行かせて下さいまし!!」
前髪を振り乱しながら哀願する知世。
が、誰も彼女の言う事を聞いてはくれない。
露骨な無視にあって知世は奴隷としての立場がどういう事なのか再確認する事になった。
もう、彼女に残された道は、肛門括約筋の力で排泄を阻止する事だけなのだ。
再び菊門に力を込めると、臀部全体から脂汗が滲(にじ)み出す。
一方、その尻の下で、さくらはようやく正気を取り戻し始めていた。
腹痛の原因だった500ccのグリセリン溶液が排泄された結果、ようやく人間らしい、
清々(すがすが)しい気分が戻ってきたのだ。
が、目の前に鎮座する知世の尻を見て、親友の菊門が膨らんだり、萎(しぼ)んだりして
いる意味が、排泄欲求との戦いなのだと気付くと慌てた。
「い、いやぁ!!知世ちゃん!は、早くどいてぇ!!」
自分の顔が糞便に直撃される位置にあると知って、必死に叫ぶ。
しかし知世の頭の方からは苦しげな呻き声が聞こえてくるばかりである。
果たして知世は、さくらを守りぬく事ができるのか!?
(15)へ続く さくらと淫らなサバト(15)
もはや知世に残されたものは精神力だけだった。
菊門を内側から押し開こうとする圧力を括約筋を締めることでなんとか食い止める、
それを何度と無く繰り返していた。
が、確実に限界点は近付いている。
今の知世には1秒が無限大の長さに感じられた。
知世の表情から限界を見て取った首領は黒服を呼ぶと何事かを耳打ちする。
一方、さくらは楓に排泄の後始末をしてもらいながら、不安げに知世の菊門の収縮を見つめていた。
そんな時、ちぃが、さくらの顔を覗きこみながら語りかける。
「知世、500cc浣腸を肛門栓無しで耐えてる。さくらを愛してるから・・・。
でも、さくら、不安の思ってるだけ。知世、可哀想・・・。」
意識を回復して初めて親友の苦境を知り、糞便を浴びる事だけを恐れていた自らを恥じるさくら。
(と、知世ちゃん、ごめんね・・・。さくら、我儘(わがまま)だったよ・・・。)
ようやく尻の始末が終わると、楓は首領に合図した。
「よし、準備完了だな。やれ!」
首領は黒服達に指示を出す。
黒服の1人が、さくらの体の上に逆方向でうつ伏せになっている知世の上半身を持ち上げる。
「えっ?何を・・・」
と知世は驚くが、同時に2人の黒服が知世の体の下から、さくらの体を引っ張り出した。
楓はさくらが出したものがそのまま入った洗面器を持って知世の背後に回りこみ、両足の間に
洗面器をセットすると、知世の長い髪をまとめて持っているように、ちぃに指示を出す。
尻の周りに髪が掛からなくなったのを確認した楓は、知世の上半身を支えている黒服に合図した。
黒服は知世の上半身を垂直方向に立て直すと、尻が洗面器の上に来るように膝を折り曲げて
位置を調整する。
破水への準備は整(ととの)った。
(16)へ続く さくらと淫らなサバト(16)
洗面器を跨(また)ぐ形でしゃがみ込む知世に、楓は「さ、知世ちゃん、出していいのよ。」と告げる。
知世は待ちかねたように括約筋の力を緩めて菊門を開放した。
激しい勢いで吹き出した浣腸液が洗面器にぶちまけられる。
続いて泥流の噴出。
知世は安堵と羞恥のあまり意識を失い、前のめりになるが、即座に楓が横合いから体を支えた。
「よほど恥ずかしかったのね。でも苦しみの原因は体の外へ出てしまったわ。安心して。」
知世の耳元へ囁きかける楓。
が、知世の反応は無い。
一方、さくらは黒服達に連れられて、知世の恥辱を検分(けんぶん)させられていた。
(知世ちゃん・・・ごめん・・・私、どうやって謝ればいいか、わからない・・・)
自分を守る為に我が身を犠牲にした親友への一瞬の疑いと非難が、さくらに悔恨の情を抱かせている。
泥流が止むと楓は後始末に取り掛かる。
しかし未(いま)だ知世の意識は回復していない。
「知世ちゃんは余程無理をしていたようだねぇ。さくらちゃんは自分自身の責任をどう思っているのかね?」
首領がニヤニヤしながら話しかけてくる。
さくらは痛いところを突かれて返答する事が出来なかった。
しばらくして、楓は知世の菊門の清拭を終えると汚物の入った洗面器を持って退席し、黒服の
男達は近場にマットレスを敷くと、その上に失神したままの知世の体を運んで横たえた。
ちぃはさくらの元へ歩み寄り、「知世、さくらを守った。今度はさくらが知世にお返しする番。
さくら、知世をキスで優しく起す。」と語りかける。
さくらは恥ずかしげに小さく頷(うなず)くと、ちぃと共に横たわる知世の元へ急いだ。
「今回だけ特別に手枷外してあげる。」
ちぃはさくらの両腕を背中で拘束していた革製の手枷を連結する金具を外して自由にしてやった。
(17)へ続く さくらと淫らなサバト(17)
まだ落ち着きを取り戻せないのか、知世の体は肩を上下させながら荒い呼吸を繰り返している。
親友は自分を守る為に、ここまで無理をしてきたのだ、と思うと、さくらは知世をいとおしく感じ、
込み上げる熱い想いに瞳を潤(うる)ませる。
そして横たわる知世に覆い被さるように顔を近付けると「・・・知世ちゃん、ありがとう・・・」と語りかけ、
友の頬に熱い涙を零(こぼ)す。
さくらは自発的に知世と唇を重ねた。
それは感謝の印(しるし)と言っても良かった。
柔らかくて暖かな感触が知世の意識を回復させたのか、うっすらと目を開ける。
(あ、あれ?...さ、さくらちゃん.....このこそばゆい感覚は.....)
知世が目覚めた事に気付いた、さくらがキスを止めて「知世ちゃん、意識が戻ったんだね。
さくらを守ってくれてありがとう。」と目の前で話しかけて、初めてキスされていた事を知る。
(...ああっ...至福(しふく)ですわ...さくらちゃんが私にキスを.....)
思わず顔を上気させて「さくらちゃん、もう一度キスを...」とせがんでしまう。
応えるように、さくらは知世の上半身を抱きしめ「知世ちゃん...」と短く名前を呼び、
再び唇を重ねた。
それは愛情を意識させるキスだった。
知世も愛に応えるように、さくらの唇を求め、歯の間から舌先を出して、さくらの唇に触れさせ、
舌を絡めようと要求する。
さくらは知世の求めの従って、顔の角度を変え、唇を密着させてから舌を伸ばし、知世の舌と絡み合わせた。
こそばゆい感覚と共に甘い香りが伝わってくる。
知世は顔といわず肌全体を紅潮させて、最愛の人とのキスを楽しんでいるようだった。
(ここがこの世の地獄でも、さくらちゃんとキスできるなら天国以上ですわ.....)
(18)へ続く さくらと淫らなサバト(18)
知世とさくらは舌を絡めたキスでお互いを求め合った。
テクニックこそ、ここへ連れてこられてから強制的の憶えさせられたもので稚拙なレベルだったが、
求め方に熱烈な愛情が込められ、テクニック以上の効果を発揮していた。
(はにゃ〜ん、舌ベロがくすぐったいよォ...知世ちゃん、すっごく激しい...)
(...さくらちゃん...さくらちゃん.....私(わたくし)...私、今とても幸せですわぁ.....)
2人の激しいキスシーンは周りで見学させられている利佳達に興奮と劣情を引き起こす程だった。
利佳は担当メイドの柚姫に股間を探られ、「利佳さま、濡れてますね。」とからかわれ、赤面した。
が内心、目の前で展開されている情事に興奮してしまっているのも事実なのだ。
(凄いなァ、さくらちゃん...私にはとても出来そうにないけど.....)
千春も目を見開いて情事に見入っている。
(知世ちゃん、大人しそうに見えたけど随分大胆で積極的なんだぁ.....)
そんな千春を抱きしめながら今は亡き妹に想いを馳せる最。
(鈴が生きていたらちょうどこの子くらいの年頃だろうか・・・。ああ・・・)
別の角度からは苺鈴を押さえつけている珠代と、奈緒子を背後から支えているみさきの4人が
情事の成り行きを見守っていた。
苺鈴はまだ女同士のキスシーンに慣れていないらしく、嫌悪感を示している。
(倭人って、こんな事平気なのかしら。私は真っ平御免だわ。汚らわしい.....)
その表情から考えを読み取ったのか、珠代はニヤリと笑う。
(こいつ、まだ反抗したいらしいな。まぁいいさ、その分、楽しみが増える。)
既に苺鈴を痛めつける手筈(てはず)を考えているようだ。
(19)へ続く さくらと淫らなサバト(19)
さくらと知世の熱く、執拗なキスは続いていた。
息継(いきつ)ぎの技術の未熟さからお互いの舌を噛んだり、合わせた歯をぶつけ合いながらも、
次第に相手の体に慣れて、求め合う技量を磨(みが)いているようだ。
それはすでに強要されて行うレベルを超えた愛情表現だった。
互いの口の周りを唾液で濡(ぬ)らしながらディープキスに興(きょう)じる様は
恋人同士のそれと遜色(そんしょく)無かった。
奈緒子は激しいラブシーンの毒気に当てられたかのように呆然と2人の有様を見守っている。
(...凄いなぁ...女の子同士でもこんな事出来るんだぁ.....)
みさきはそんな奈緒子を抱きかかえながら同じく目の前の情事に視線を釘付けにされている。
(激しい・・・なんて激しいんやろ・・・珠代ちゃんでもここまでやらへんのに・・・)
が、愛し合う2人には周囲の視線など気にならないのか、キスは続く。
その有様を満足げに見守る首領は呟く。
「友情と気配り、これこそ『美しい国ニッポン』」
なんか違うような気はするが・・・。
ようやく息切れしたのか、さくらは知世から唇を離す。
「...はぁ..はぁ..と、知世ちゃん、大丈夫?...息は苦しくない?」
肩で呼吸しながら知世を気遣(きずか)う。
「...だ、..大丈夫ですわ...ゴホッ、ゴフォッ.....」
返事をしようと焦って気管に唾液が入ったらしく咽(むせ)返っている。
慌てて、さくらは知世の胸を擦(さす)る。
「無理しないで...」
その時、首領が言葉を発した。
「よく頑張った。感動した。が、今回の御褒美(ごほうび)はここまでだ。2人を元の席へ戻したまえ。」
ちぃはさくらを、楓は知世を助け起し、三角木馬を囲む車座の空席へ引き立てようとする。
知世は名残り惜しそうに「さくらちゃん、愛してますわ...」と呼びかけた。
(20)へ続く 魔法少女のようにお金が稼げる方法
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