昭和時代と今を比べて今の受験生は出来が悪いという主張の是非が本筋だよな、
今の話の流れは。
平成になって改訂され書き加えられた記述だったら意味ないでしょ。
その記述は昭和時代の高校生や受験生は目にしてないんだから。
昭和時代の昔には曖昧にされたままだった項目に関して、
今はよりつっこんだ解説や分類がなされており、尚且つ、
それを学習者に明確に意識させるよう問題集等でもポイントとして明示されている。
山口の実況中継にしろ新・英頻にしろ、昭和時代に出版され広く使われていた当時、
そういう記述がなされていたなら自分にもちゃんと記憶として残っているはず。
両書とも学習した立場にあるがそんな記憶はまったくないな。
実況中継のメインはネクサス(英文中の隠れた主語と述語の関係)だったし、
新・英頻はpart2の前置詞の項目が奇跡の英熟語とともに白眉、
そして見開きページで左に問題、右に解説という当時としては斬新なレイアウト、
それがこの2冊の売りだった。