>>215
時代を支える名著というよりそれ以外に選択肢がなかった、というほうが正確なのでは?
個人的な記憶としては、英文法精解という赤い本は調べたりするのに便利だったが、
評判の高かった総解英文法はそれほどでもなかった。
軽薄なタイトルの参考書なんて昔からあったし、
それらは単に短期間で淘汰されて人々から忘れ去られただけ、
昔ぼくが書店で見たおかしなタイトルの本としては、
「見てすぐわかる英単語」なんてのがあったな。
どういう意味なんだ、このタイトルは、と中身を見たら、いたって普通のでる単仕様の単語集だった。
ギルフォード革命英単語というのもあった、
どんな革命だ!と胸踊らせて中身を見たら、
今でいうコロケーションで覚えていくという、これまた実に堅実な内容。
両方とも消えてしまったが、今も事情はそう変わらないよ。
ただ選択肢は確実に増えていて受験生が何を選べばいいのか迷っているのは逆に可哀想だと思う。