【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 32-1】 課題文は本を繰り返して読むことの意味、すなわち我々が今ここでやっていることの意味に関する論述。焦点は「muchとlittle」。 なおこの文の後半のパラグラフが『ルールとパターン』《31》の練習問題として付属しており、共通題は7題目になりました。 焦点はmuch と little 及びその比較級・最上級は同時に2つの顔を持っている、という話。 一つの単語が別の分で違う品詞として機能するという話はまた別の話ですが、そちらの方を煮詰めて書かれた本が最近復刻された『英文法どっちがどっち』です。 その大半に読解課題文をつけた本が『英文解釈教室 入門編』です。これも英文は簡単なのに、驚くほど勉強になるので是非どうぞ。 本文 ・We must re-read before we can be sure ...: 「確信を持つことができる前に再読しなければならない」・・・なんか変な日本語。 この原因は"日本語の「前に」が英語のbefore とちがって、具体的な時間や場所を離れた、抽象的な関係を示すのに向いていないため、と説明しています。 You must persevere before you can succeed. 「成功できる前に忍耐しなければならない」ではなく「成功するためには忍耐しなければならない;忍耐があってはじめて成功できる;忍耐しなければ成功することは出来ない」とするのが和訳のテクニック。 類題を『ドラゴン・イングリッシュ』から。 It is dangerous to cross a busy street before the light turns green. 「交通量が多い通りを、信号が青に変わらないうちに横断するのはとても危険です」 これは「信号が青に変わる前に…」としても意味は通じますが、バタ臭いというかこなれていない日本語に感じます。 「信号が青に変わらないうちに…」の方が日本語らしいですね。 0007大学への名無しさん2018/04/29(日) 19:53:58.28ID:nQCZYq910 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 32-2】 ・... if we want to get from ...: V+M+Oです。『テーマ別』では「構文と訳出」で、課題文に出てきたこの形を拾い上げ、文法的な解説を加えてあります。 『ビジュアル』の文法編ではこれはありませんので、索引から本編をだどってゆくしかありません。ちょっと不便。 そこで『テーマ別』例文を省いて解説すると、、この形をとるのは3つ。 (1)Mが前置詞的副詞の場合、(2)Oに修飾語がついて長くなっている場合、(3)Oが名詞節である場合、です。 p. 250の解説で書いている以外付け加えることはありません。 ただ、こういうところは同種の英文を一気に読んで「形に慣れる」ということが大切なのです。 ともあれ、こういう文を読むときの「呼吸」ここに詳細に書いてあるので、よく馴染ませておきましょう。 「薄っぺらい本」ではこういうところが身につきません。
・They tell so much ...: they はとにかく指し示すものが広い、itの複数形のみならず, he も she も三人称はみんなtheyですから。ここではthese best booksです。 英作文や会話でもおちょくられますよ。 彼らと映画に行こう。→ Let's go the movies with them. 彼女たちと遊ぼう。→ Let's play with them. 「彼女たち」がthey と中々出てこないものです。「彼女たちには要注意!」(笑)。 ここもso ... that の構文ですが、「伊藤読み」していないと、見落としやすいかも。
・A further important reason for re-reading is that while ...: あ、またthat while ...です(この前は >>402 )。[(S+V)S+V] を予想します。「予想と確認と訂正(修正)」
・there is very much in great books ...: 今回の焦点の箇所。焦点と同じ説明は新しい『ルールとパターン』の囲み記事「For Study」では (p. 299) 載っています。 which we cannot avoid overlooking in youth に「ルール3」で先行詞を代入して語順を還元すると、 We cannot avoid overlooking very much in youth.
>>7 >・A further important reason for re-reading is that while ...: >あ、またthat while ...です(この前は >>402 )。[(S+V)S+V] を予想します。「予想と確認と訂正(修正)」 ↓↓↓ ・A further important reason for re-reading is that while ...: あ、またthat while ...です(この前は 【V2 30-4】(40スレ No. 944) )。[(S+V)S+V] を予想します。「予想と確認と訂正(修正)」 ---------------------------------- リンクが切れてしまったので、ご面倒ですが上のように表示します。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 33-1】 課題文は知覚の生理学・心理学といった内容。課題文は「形容詞+that-Clause」。 本文行きましょう。 ・What we see ...: 「疑問文ではないから、多分名詞節で、後にはVが来るはず」と予想すればよい、という話をNo. 28でやりました(【V2 28-1】(40スレ No. 792))。 ここでは疑問代名詞の作る名詞節にとっても、関係代名詞の作る名詞節にとっても良いと書いてありますが、ことSに関しては関係代名詞の方が圧倒的に多いような気がします。 何度も言いますが、節自体で疑問代名詞の節か、関係代名詞の節かを見分ける手段はありません。述語動詞との兼ね合いです。
・what we want and need to perceive: 久しぶりに「釣り合いのとれた読み方」です。what we { want / and need} to perceive. と読みます。疑問代名詞の訳でも関係代名詞の訳でもここもどちらでもいいです。
・If we were sensitive ..., we couldn't perceive anything: ちゃんとした仮定法過去。やろうとしても不可能なことをここでは仮想しています。not anyの全体否定。
・We don't see or hear everything: こちらは部分否定。not every。 数学や論理学を知っている方ならAとEが逆さまになった記号を知っているでしょう。あれに否定の¬記号を付けたものと全く同じですね。 論理式はヨーロッパ語がベースですから、まあ、当たり前ですが。 部分否定は【V2 28-1】(40スレ No. 792) 【V2 28-2】(40スレ No. 793)。どうしてだろう?「What-Clause+V」の話と同じ課題文です。 0019大学への名無しさん2018/04/30(月) 00:02:50.09ID:p9CPBmIt0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 33-2】 ・Pause in your reading for a second and look ...: 命令文。and か or が出てきそうです。for a second はNo. 30で出てきたfor a momentと同じタイプの表現。 and look のandはまだ、命令文に出てくるそれではなく、2つ目の命令。
・and it is only then that you see ...: itが受ける適当な名詞がない、is の後がonly then という副詞、次がthat。強調構文。 3つの条件を判断していますね。この型で「only+時の表現」の時は前から「...はじめて〜」と訳すのがよいという訳のテクニックが紹介されています。
・you see all the tiny marks on the paper that you didn't notice: 先行詞と関係詞が離れている例です。ここで「文法篇」p.273 7.の「先行詞と関係詞」例文に目を走らせましょう。有効なトレーニングになります。
・most likely when you hear certain sounds, you will try to know ...: M+M+S+V。most likely は「きっと、おそらく」どちらのMも主節のyou will try to know ...にかかります。
・you will try to know where the sounds come from and what they mean to you: 疑問詞の作る名詞節。前のwhere と同じ読み方をwhat の方もしておくべきでしょう。
・We must be aware that we are constantly selective, and that what ...: 焦点の形。 もうひとつ、ここで何気なく書かれた「and that ...とあったら前にthat を探してみる」というサブルールのようなフレーズが私は大好き(笑)。 「直読直解」、「左から右、上から下へ読んでピリオドまで来たらすべてがわかる読み方」の提唱者が、「ちょっと返り読みちしゃえよ!」とタブーに誘っています(笑)。 ちなみに、このフレーズはビジュアルでココ(p. 259)とNo. 39 (p. 311)、『ルールとパターン』[新版]では《39》(p. 374)に出てきます。マニア情報です(笑)。 0020大学への名無しさん2018/04/30(月) 00:02:59.36ID:tP0xCtLt0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 33-2】 伊藤回路さんの 悲報
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 34-1】 課題文は「記憶のいたずら」、またもや心理学的内容。焦点は「関係詞+S+V+O(or C)」、第4文型第5文型の目的語が関係詞になった時の問題点です。 いきなり脱線しますが、ベッツィおばさんのケースは"記憶のいたずら"というような生やさしいものではなく、"認知症のはじまり"なのではないか・・・。 そうみえてしまうのは私だけでしょうか・・・。 早速本文。 ・... the tricks that our memories can play on us: ルール3を当てはめて元の文を復元してみると Our memories can play tricks on us. といったところでしょうか。 日本の辞書を見るとみんな「play a trick on」と書いてあったので不安になりましたが、 LDOCEに"The girls were playing tricks on their teacher." という例文があったので、これでよいのでしょう。 なお「note という単語をto のあと、the tricks という名詞の前であることから動詞と感じられるのは大切な力」とありますが、 この能力を鍛え上げようという意図が『英文法どっちがどっち』や『解釈教室 入門編』の執筆につながったのではないかと思います。
・an American godmother, whom he calls Aunt Betsy ルール3適用して関係詞節を復元すると、He calls the American godmother Aunt Betsy. (冠詞が変わっていますが、この辺は冠詞の微妙な難しい問題がありますね。上のplay tricks onのところでもこっそりやっています。) 0039大学への名無しさん2018/04/30(月) 12:47:39.78ID:p9CPBmIt0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 34-3】 ・He enjoyed reading it ...: 目的語に準動詞をとるとき、動名詞しかとりません。Megafeps(メガフェプス)と覚えます。 M (mind, miss) e (enjoy) g (give up) a (admit, avoid) f (finish) e(escape) p(practice, put off) s (stop) こういうことはいきなり理屈から入らず、しばらくは実例で経験し、覚え、ある程度ストックが出来たら、「理屈」を読むのが効果的です。 江川『英文法解説』p. 362などが読み応えがあります。
・look forward to: 「楽しみに待つ、期待する」to は前置詞なので後ろには名詞、動名詞が来ます。よく進行形になります( be looking forward to … という形)。
・and bought Nicholas a different book: 以前書いたことですが(【V2 3-1】(40スレ No. 62))、第4文型の間接目的語は直接目的語を(何らかの形で)所有するという意味的制限があります。 ここではモロにそうです(笑)。
・yet another copy: yetにはこんな用法もあります。another, moreの前で「その上、さらに」。 0040大学への名無しさん2018/04/30(月) 12:49:09.17ID:p9CPBmIt0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 34-4】 ・... and an assurance that ...: (we received) an assurance that ...と続きます。an assurance that のthat は同格的名詞節を導く接続詞のthat。「... という保障、確約」 ・・・と『チョイス』組の奥井先生や斎藤先生なら説明するでしょう。伊藤先生のような鑑別のための説明はありません。 ですから『ビジュアル』を1回は読んでから読むべき本だと思います。 同格名詞節の名詞には冠詞 the がつくことが多く、an は珍しい。 これにも理屈があるのですが、この辺は冠詞についてガッチリやってからでないと、厳しいと思います。 今回はパスしましょう。
・an assurance that, to avoid any possibility ...: ルール 10「接続詞+M2(副詞的修飾語)+S+Vの形のM2は必ずあとの動詞へかかる。」 読み方の「呼吸」が大事。
・今回の焦点は以下のような問題と同種です。『構文詳解』p. 143から引用します。 「There is the speech a man makes when he has something to say, and the speech he endeavours to make when he has to say something. (何か言いたいことがある時にする演説もあるし、何か言わなければならない時に努力してする演説もある) という文ではhe has something to say とhe has to say something の意味の違いが文の中心になっている。 この2つの形はhe has to say something の方がhe must say something の意味で用いられるだけなのに対し、 has something to say の方は「言わなければならぬこと(言いたいこと、言えること)がある」等の広い意味を持ち、 そのいずれになるかは前後関係によって定まる。 しかし、something が関係詞になるとどちらも something which he has to say となって形の上の区別が失われる。 つまり、この種の関係詞節ではhave to = mustと速断することは不可能であって、あくまで前後関係を考慮したうえで意味を決定しなければならない」 0041大学への名無しさん2018/04/30(月) 12:58:52.54ID:p9CPBmIt0 もうすぐPart I が終わりますね! 今回改めて、『ビジュアル』に目を通し、“レトロ” も見直していますが、よく出来ています。 自画自賛。 やっぱり何かが取り憑いていたのかも知れない。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 35-1】 課題文は「環境のシステムとしてのバランスとその破壊の問題」。共通一次の問題ですが、内容は考えさせられます。 焦点は「the ―ing of ...」。 動名詞主語の Lighting torches at night is a beautiful ceremony. はほとんど同じ意味で名詞中心に The lightning of torches at night is a beautiful ceremony. と書くことができます。 動名詞を使っているので「名詞構文」という表現はしていいのか難しいところですが、極めて近いものだと思います。 the ―ing of ... の動名詞部分はof 以下の名詞に対して、V+Oの関係も、S+Vの関係もとります。 この点もより名詞構文に近い性格と思われます。通常の動名詞主語の用法ではV+Oの関係ですから。 本文行きましょう。 ・It is only during the last few years that ...: 書き出しは強調構文。has become generally aware that は「形容詞+that-Clause」。 aware that in the world of nature a most delicate balance exists はルール 10「接続詞+M2(副詞的修飾語)+S+Vの形のM2は必ずあとの動詞へかかる」。 Review 3 と同じ構造。復習事項が繰り返し次々と出てきます。
・a most delicate balance: a most です。強め。veryに近い。 0058大学への名無しさん2018/04/30(月) 21:29:53.34ID:p9CPBmIt0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 35-2】 ・No living thing can exist by itself: 全体否定。by itself 「独力で」。
・it is part of a system in which all forms of life are joined together: ルール 3を関係詞節に適応して、All forms of life are joined together in a sustem.
・in one's turn: 「今度は自分で;自分の番になって、順番が当たって」
・The cutting down of forests ...: ・The killing of weeds and insects by chemicals ...: 焦点のところです。それぞれ、 cutting down forests kill weeds and insects がもとになっている、と説明があります。後者はbyのところまで使って、 Chemicals kill weed and insectsになりますから、実質「名詞構文」ですね。 名詞構文についても、「勉強ガイド」をまとめてあります(問わず語り 名詞構文)。 ある程度知らないと、こういう話がチンプンカンプンでしょう。
・... the wide-spread poisoning of animals and birds: これは < poison animals and birds。poisonは vt. としては「毒殺する」。 poisoning 単体だと「中毒」の意味もありますが。
・The throwing of waste products: これは < throw waste products。 0059大学への名無しさん2018/04/30(月) 21:30:39.62ID:p9CPBmIt0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 35-3】 ・And so we could go on, adding ...: 仮定法が入っていますが、if節に相当するものがありません。こういう例は江川『英文法解説』p. 265。 adding ... は分詞構文。
・the struggle to control and keep within limits these harmful human activities: 「釣り合いのとれた読み方にV+M+Oが絡み合って難しい。伊藤先生曰くcontrolの「目的語はどうなったのか?」という疑問が残っていて、 keep の後もwithin limits 、「あれおかしいな」と思って初めて、control these harmful human activities と keep these harmful human activities within limits が閃いて、 the struggle to {control (V) / and keep within limits (V+M)} these harmful human activities (O) が見通せるわけです。 解説なしでこれが読めるようになるのが目標なので、一度わかった後から心して音読するのが良い方法でしょう。
・Man is very clever at ... but he is not so clever at ...: ホントそうなんですよね。未来の危険、現在の危険が未来に及ぼす影響、こういうことに人間は鈍いです。
・... he is not so clever at looking far ahead, or at thinking about what the future results of his actions might be.: この or は伊藤本には出てきませんが、『チョイス組』の本によく出てくる同格の用法の or というもので、 「つまり、即ち、言い換えれば」という訳語が当たります。それを採用すると 〈遥か前方をみること、言い換えれば自分の行動から将来どのような結果が生まれるかを考える点では、それほど賢くない〉 となります。 0060大学への名無しさん2018/04/30(月) 21:31:44.07ID:p9CPBmIt0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 35-4】 ・Man may well, in his attempt to ...: may well に関してはmay as well ... as ..., might as well ... as ...とともに山口『実況中継』第13回〜第14回にとってもわかりやすい説明がついていますから、 目を通すことをお勧めします。 伊藤先生が『ビジュアル』を書いたきっかけのひとつは旺文社のラジオ講座出演ですが、もう一つのきっかけはこの『実況中継』の出版があったと言われています。 伊藤先生は『予備校の英語』の中で『実況中継』に言及し、「説得調の参考書」と書いているのですが、 同じ言葉を「あとがき」で『ビジュアル』を形容して使っています。 この問題の中では助動詞と述語動詞の間にMが挟まっている文章が幾つかありました。これは索引では「v+M+V」で調べられます。ここを含めて4か所で演習するようです。
Home Roomでは今後の展望ということで、文と節の基本構造、HとMの基本問題はあげつくすつもりと書いています。こちらはここで余り停留せず、前に進もうと思っております。 『ビジュアル』は確かにこの辺りが、一番展望が開けず悶々とする進捗状況である、といえるかも知れません。 しかし、2周目であればそんな心配はないとは思います、うん。 0061大学への名無しさん2018/04/30(月) 21:44:03.53ID:p9CPBmIt0 はい、これで『ビジュアル Part I 』 分が何とか終わりました。 ここ迄でもしっかり身についていれば、かなり英文が読めるようになってますよね。 『ルールとパターン』も同じ。基本姿勢はかなり身についてる。
でも、省略や、倒置などが含まれる文にはまだまだ弱いんですよね、この段階では。 Part II ではそういう文章が出てきます。 つまり、大学受験のキモの部分が詰まっているのがPart II。 やらなきゃ損、です!
それから、『ルールとパターン』、『解釈教室 基礎編』などを終えたが、実力に不安を若干でも感じる人には 「ツベコベ言わず、まず Part II を読みたまえ!」と言いたいと思います。 伊藤本でやってきたのだから、その人たちに限っては Part II からの接続は全然ありです。 他の人はやめておいた方がよろしいです。 それはここまでPart I を読んできた人なら良くお分かりと思います。 0062大学への名無しさん2018/05/01(火) 08:01:46.95ID:WI1mNz1r0 (>>61 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 36-1】 課題文は民族的差異の考え方。焦点は共通関係による省略。 共通関係に関しては『解釈教室』Ch. 14「共通関係」で「釣り合い」についてさまざまに検討され、 Cは(A+B+C)(A′+C′)ということで、この省略の問題を扱っています。それから直接の関係ではないのですが、比較構文も共通関係に関連した省略の多い分野です。 発想は一緒です。 本文。 ・People differ in ...: 釣り合いを考えていきます。 ・People differ { in the color of skin /eyes / hair} { in stature / bodily proportions} { and in many other traits}
・Some of us have blue ...: 焦点のところ。しかしセンスは上のものとほとんど同じです。 { Some of us have blue} { and others [have] brown} eyes. 以下、some have prominent ..., some are tall... も構成は同様。・・・うまく表示が行くだろうか。
・It happens, however, that ...: 「しかしながら、たまたまthat以下なのである」
・It is this and similar ...: Itが受けるものが前にない。isの後が名詞、thatの代わりにwhoやwhichがくることもあるとここで説明されました。which以下にSがありません。→強調構文。
・make it possible to say that ...: 第5文型の目的語がitで、形式目的語になる形。考え方は形式主語と同様。to―が「実際上の目的語」。 前の課題文がPart Iのグランドフィナーレだったせいか、こちらはかなり負荷が軽めです。 0063大学への名無しさん2018/05/01(火) 08:06:23.10ID:WI1mNz1r0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 番外編1】
《失われたもう1つの「ルール」》
旺文社のラジオ講座の放送用原稿『ルールとパターン』から『ビジュアル』は進化しましたが、『ルールとパターン』にルールは13コありました。 『ビジュアル』は11ですので、2つ失われたわけです。そのうちの1つは「and (but, or)のあとのコンマは挿入の開始を示す。」というもので、 A and (M) B と組み合わせるとなかなか有効なルールでした。 もう1つもここで紹介しましょう。そのルールとは、 「主語と動詞の関係を含まないままで単語が多数続くときは、中心になる語は何かと考える。」 というもので一回使われました。課題文は次のようなもの。
Because work is thought of as something unpleasant, parents and others do everything in their power to help their children do as little as possible of anything resembling work. 「ワークが不快なものと考えられているので、両親をはじめとする人たちは、…」
・parents and others do everything in their power ...: 主節のS+Vで、「両親をはじめとする人たちは」do everything in their power 「力の中にあるすべてのことをする」というのは、 「できることなら何でもする」の意味。to help は「助けるために…する」。 前から訳せば、「両親をはじめとする人たちはできることなら何でもして…を助ける」となります。 help their children do はV+O+原形の形。「子供が…するのを助ける」。 0064大学への名無しさん2018/05/01(火) 08:11:44.96ID:WI1mNz1r0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 番外編2】 (番外編1のつづき) ・as little as possible of anything resembling work: 主語と動詞の関係を含まぬままで単語がこういうふうに続くときは、中心となる単語は何かを見つけようとするのが大切な考え方です。 これをルールXXとします。 ルールXX「主語と動詞の関係を含まないままで単語が多数続くときは、中心になる語は何かと考える。」 as little 以下で中心になる単語はどれでしょうか。ここは [1. Lend me as many books as possible. (< Lend me many books.+as ... as possible)] という熟語を知っていて、この文が「出来るだけたくさんの本を貸してください」と読めるかどうかがカギ。 問題文から as ... as possible を取り去れば、 [ < Their children do little of anything resembling work.] このlittle はdo の目的語になる代名詞(注:much とlittle の話はまだ出てきていない)。(注:little が中心になる単語) a が前にありませんから否定的に訳すのは、 [2. There are few men to whom love is the most important thing in the world.] の場合と同じです。「どんなことについても少しのことしかしない」。 これにas ... as possible を加えて「できるだけ少しのことしかしない」、 つまり、to help からanything までは「子供が…を出来るだけしないですますのを助ける」とすればよいのです。 (注:蛇足ながらresemblingはanying を修飾する分詞。「ワークに似ているものならなんでも」)
・and it was thought to have magical powers: it は前方照応でsalt を受けます。be+p.p.+to― だから[be+p.p.]+[Sにto―を述語動詞化もの] をつなぐ。
・using it as a flavoring: 何気なく通り過ぎてしまいますが、これも第5文型の仲間。「文法篇」p. 537 に[V+O+as] としてしっかりマークされています。
・such Roman people as General Pompey: such A as B で「BのようなA」。A such as B も同じ意味。
なおこのsuch as ... はas 以下に具体例が来て「BなどのA」といった例示を示すわけですが、 同じような例示、「〜などの…」という表現には、 〜 and other N (名詞の複数形) は「〜などのN」、 N, including 〜「〜などのN」、 N includes 〜 「Nは〜を含む、Nには〜などがある」 などがあります。 0066大学への名無しさん2018/05/01(火) 16:52:47.27ID:WI1mNz1r0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 37-2】 ・They also sprinkled it on food that they suspected might contain poison: これが焦点。連鎖関係詞の節。この文章の正体は、 [They also sprinkled it on food.]+[They suspected that the food might contain poison.] この2つの文章を関係詞で1つにしたものが答え、ということになるけど、 1. 接続詞のthat が消えている 2. 主節の一部と従属節の一部が接続詞も関係詞もなしに連結しているように見える(→they suspected might contain ... ) この2つのことが分かりにくくしている原因でしょう。
さらにもう1つ、既に1周している我々としては関係詞の格について確認しておきましょう。 that だからここでは気になりませんが、who だと以下のようになります 32-A-3 He is the man who I believe can help you. (『英ナビ』) [ He is the man. ]+[ I believe that the man can help you. ] ... can help you の主語のthe man が関係代名詞として前へ出たので主格のwho です。
次のような文では目的格whom になります。 Even the students whom I thought to be clever could not solve the problem. [I thought the students to be clever.] [ ]内は関係詞節の元になった文章です。the studentsを通常の代名詞に変えると I thought them to be clever. と目的格であるのがよくわかります。 もし[ ]内の文章が [I thought that the students were clever.] と、課題文や32-A-3と同じ形に変ったとしたら、 Even the students who I thought were clever could not solve the problem. と主格who になります。 0067大学への名無しさん2018/05/01(火) 16:53:42.67ID:WI1mNz1r0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 37-3】 ・When in doubt ...: No. 31 でやった、「接続詞+分詞, etc.」の省略です。主節のS (=a person) とbe 動詞を補います。
Home Roomは2つの話題。 ・課題文の関係詞節のsuspect の位置に他動詞以外のものが来るか?→来る Go first to those people who you are sure will help you. [Go first to those people.]+[You are sure that they will help you.]
They sprinkled it on food that it was said might contain poison. [They sprinkled it on food.]+[It was said that the food might contain poison.] のようなものが考えられる。
・ルール 10「接続詞+M2(副詞的修飾語)+S+Vの形のM2は必ずあとの動詞へかかる。」 は接続詞の話だったが、焦点でやった The office had a machine which, as envelopes were passed through it, automatically printed a stamp on them in ink. のような文の関係詞にも当てはまるのではないか→そのとおり。 実際このことを意識して『ルールとパターン』ではこのルール 10に相当するものが ルール XX「接続詞(関係詞)+M2+[S]+Vの形のM2は必ずあとの動詞へかかる。」(M2=副詞的修飾語〔句〕) と関係詞にも対応できるようになっていました。 結果ちょっと複雑になっていますが、こちらの方が広く使えると【V2 20-1】(40スレ No. 445) で紹介しました。 0068大学への名無しさん2018/05/01(火) 17:03:32.43ID:WI1mNz1r0 37番の課題文で、「塩には魔力があると考えられていた」その不思議な「塩の特性」とは、 『ルールとパターン』の《8》によると、 「塩が雪は溶かすが、一方アイスクリームを凍らせやすくする」というのを「不思議な特性」と考えていて、 この不思議な力が「前あるいは悪のどちらをも有する二重の性質」とみなされ、 「魔力」と考えられていたようですm(_ _)m 0069大学への名無しさん2018/05/01(火) 18:32:14.85ID:qh46w7vF0 (>>67 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 38-1】 課題文はconsensus (同意) という英単語に関する話。焦点は「with+O+―ing, etc.」。 新聞でいつもいつも繰り返される「誤植」が話題になります。 焦点の「with+O+―ing, etc.」は 【V2 10-2】(40スレ No. 215) でも話題にした通り、S′+P′関係、すなわちNexusを含む形です。 本文。 ・... a word that is ...―the word 'consensus.' : 同格。H= a word, A= the word 'consensus.'。
・You cannot ... without 〜: これを見ると伊藤先生は「英文解釈の公式、受験英語の公式」と言いますね。これと cannot ... too (いくら ... しても ... しきれない) はいつも(笑)。
・It is one of { the politician's and the editorial writer's} favorite words. : 釣り合いの取れた読み方。
・And yet, two or three times out of ten: 以前に「しかし」の意味のyet が出た時、and yet のことも伊藤先生、話していました。 two or three times out of ten は「10回に2, 3回は」。英作文の本に必ず出てくる表現。
・there's that odd 'c' in the middle instead of the first 's.': con's'ensus (the first 's')の代わりに(instead of )、奇妙な'c'が真ん中に(odd 'c' in the middle) 現れ、con'c'ensus と「誤植」されるわけです。 余談ですが、仕事で「コンセンサス」という言葉をよく使うのですが、使うたびにこの文章を思い出してしまいます。 0078大学への名無しさん2018/05/03(木) 00:39:27.77ID:MPdLj9Sb0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 38-2】 ・I'm inclined to think that it is because ...: it is のis は前方照応。it is ... that ...の文章はいろんな本に出てきますが、普通の「前の単語を受けるit」の入った文章は出てきません。 だから、このレスではわざと「前方照応」という難しい言葉を使ってマークしてあります。あとで検索した時に便利なはずです。
・the word ought to have something to do with ...: ought to もhave something to do with も受験でマークしておくべき語句です。
・the census―the counting of heads, the calling of a roll: 同格。H=A1+A2 のタイプ。the ―ing of はNo. 35の焦点でやった形。 ここで私が厄介に感じるのはcount heads, call a rollの意味です。 個々の単語の意味を繋ぎ合わせてもわからないし、辞書を引いても成句でなかなか見つからない。電子辞書には例文検索があるので、 "count & head"で追うと『ジーニアス』で「〈出席者・賛成者などの〉人数を数える」、 『リーダーズ』ではcount heads →count nosesをみよ→count [tell] nosesで「〈出席者[賛成者]の〉頭数を数える、頭数で事を決める」でした。 "call & roll"で追うと『ジーニアス』でcall [take] the roll (=have [make] a roll call)で「出席を取る」。『リーダーズ』ではcall the roll 「出席を取る」。 簡単な単語が並んでしかも個々の意味ではとらえられないものがあり厄介です。 以前読んだ洋書の中にも"have the runs"というのがありました。「下痢をする」という意味です。
ところで肝心なことが本編でもこのレスでも抜けました。census という単語の意味です。「国勢調査、〈主に人口の〉一斉調査」です。 0079大学への名無しさん2018/05/03(木) 00:41:35.63ID:MPdLj9Sb0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 38-3】 ・With these overtones attached to it: 焦点の所。overtoneは「倍音」。 楽器で音を出すと、最も基本の「実音」とともに、1〜数オクターブ上や下の音がわずかに加わり、その比率がその楽器特有の「音色」を生みます。 そこから派生して「付随的な意味[含み、響き]」になったわけです。be attached to は「にくっつく、結びつく、しがみつく」。
・'concensus,' with a 'c,' if it meant anything at all, would probably be ...: S [S+V] Vで仮定法過去の帰結節です。if節は真ん中の[S+V]の所に収納されています。Sが 'concensus,' with a 'c,' というのが変わったところ。
・a fairly strong word conveying the idea ...: "fairly", "strong" はa とword の間にあるから全部word にかかります(ルール 11)。 conveyningは分詞構文ではなく分詞修飾。ただし間違って分詞構文ととっても意味はほとんど変わらない。動詞がbeですから。
・'sensus', the Latin word which means 'feeling.' : 同格。'sensus'=H、the Latin word=A でH=A。H+Aと「誤植」されています。 「誤植」についての課題文の解説ページに「誤植」があるのが編集作業の奇妙な所(笑)。
・a natural word meaning 'common feeling.': "「一般的な感情」という意味の中性的な単語"と伊藤先生は訳していますが、こういう所正直ヘタですね。 "「共通の感情」という意味の中性的な単語"と訳したほうが、consensus「一致した意見、合意」との繋がりが分かり易いと思います。
Home Room は課題文中の「with+O+―ing, etc.」(With these overtones attached to it)が難しかった理由と「付帯状況」という言葉を使わない理由。 前者に関してはwith が文頭に来ているので、withの用法を保留したまま、2, 3行読んでいかなければならないから難しかったのだ、と説明しています。 一方焦点の例文 I cannot write with you standing there. は文の主要部が終わってから出てくるから、用法がすぐに決められ分かり易い、と。 後者に関しては「付帯状況」という言葉でなにも新しいことが加わらないから使わないのだ、ということでした。 分詞構文で「時」「理由」と言っても、これも「付帯状況」の一種だし、こういうカテゴリーにうまく入らないと入れられる曖昧な概念に過ぎないから(使わない)、と。 0080大学への名無しさん2018/05/03(木) 00:45:30.02ID:MPdLj9Sb0 overtone で思い出しましたが、Gibson が経営破綻しましたね。 危険だというニュースがしばらく前に報道されていましたが、まさか本当にそんな日が来るとは (T_T) 時の流れを感じます orz ... 0081大学への名無しさん2018/05/03(木) 04:37:34.89ID:soToABhx0 (>>79 からのつづき)
これをまとめた後、再び検討したら、もうひとつだけas の話に加えておいた方がよいものがったのですが、それはどこかで補足しましょう(【V2 53-5】で補足予定)。 今急に必要なものではありません。 さて本文。 ・When a Japanese friend of mine ... visited Britain and ... saw ...: When S+V and [S]+V, S+V。もう何度も出てきたから大丈夫でしょう。 ところで英語では最初に私の友人と書くとき、my friend あまり書きません。a friend of mine と書いて次に出てきたときはmy friend と書きます。 この課題文でもその約束が守られています。竹岡さんや小倉さんの英作文の本で学んでください。 0084大学への名無しさん2018/05/03(木) 10:07:20.17ID:MPdLj9Sb0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 39-2】 ・there were two or three ... lying between ...: 釣り合いの取れた読み方。以下のように略式にまとめた方が表示上は見やすいでしょうか。 {two / or three} {small / but long} red islands ... there is 構文に分詞が続くとthere is が弱まって、一方で分詞が単純な修飾語ではなく述語のように感じられてくると説明があります。 この説明は『英文解釈教室』にはありませんが、『英語構文詳解』p. 8にあります。 『英文解釈教室』をやる機会があったら、『英語構文詳解』を側に置いておくことを勧めます。
・But something was wrong: land mass and ocean had changed places: had+p.p. を見たら、過去のどの時間を基準にしての過去完了かを反射的に考えるように早くなりなさい、とおっしゃってます。 詳しくは『テーマ別』「構文と訳出」"過去完了"(p. 243)参照。 文法を一通り勉強したら、こういう"大局的な理解"も大事でしょう。 『チョイス組』の先生方の「仮定法の帰結節を見つけたら、if節に当たるものがどれかを探せ」と同じですね。"考え方"がとても大事。
・It wasn't Japan he was looking at: 前の版を書いているとき、ここの所をすっかり忘れていて、課題文を読んだとき頭の中が??となってしまいました。thatが省略できることの他に、 It was to George that he gave this ticket. ⇔ It was George that he gave this ticket to. となる場合があるのだそうです。課題文はこの形だと説明されます。文法書を読んでもあまり書いてありませんよ(笑)。
・Japan was out on the edge somewhere: これは【V2 21-3】(40スレ No. 478) の形と一緒。out= on the edge。 0085大学への名無しさん2018/05/03(木) 10:10:42.24ID:MPdLj9Sb0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 39-3】 ・Until that moment all the maps he had ...: Untilが前置詞か接続詞か、気にしながら読み始め、M+S+V でしかも、S [S+V] Vの形。
・... and had colored it red: 第5文型。これも「文法篇」p. 530 に[S+V+O+形容詞]としてしっかり収録されています。
・yet when he got to Britain, he found ...: 「しかし」と説明されている、yetや and yetは、 直前にされた言明に対して、驚きの感情を持ちながら、「にもかかわらず」(=nevertheless)といった感じで使うのだそうです(LDOCE, OALD)。 そのあとはwhen [S+V] S+V。
・and that ...: 出た出た!ボクの大好きなand that。 「and that ...とあったら前にthat を探してみる」でしたね(>>19)。 伊藤先生の「茶目っ気」を感じます。個人的にはルール 12にしたいくらい(笑)。
・What my friend had found was a displacement of his country, ...: No. 28の What S+V]+V ... の形ですね。後半は名詞構文ですね。 名詞構文の厄介なところは「名詞 of 名詞」とか「名詞's 名詞」といった形なら必ず名詞構文である、というわけではないところ。使われた名詞の性質によります。 おまけにS+Vの関係なのか、V+Oの関係なのかは意味から決まる場面が多いです。さて、 S+V関係(→His country displaces ... )なのか V+O関係(→[The map] displaces his country.)なのか 「意味の上から」考えます。ここでは後者。 名詞構文の勉強法を以前まとめました。リンク貼っておきます(問わず語り 名詞構文)。
伊藤和夫の英文解釈24【ビジュアル英文解釈教室】 http://tamae.5ch.net/test/read.cgi/kouri/1470844063/929-0086大学への名無しさん2018/05/03(木) 10:11:21.72ID:MPdLj9Sb0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 39-4】 ・That is to say, his country was no longer in its familiar place ...: that is to say 「すなわち、つまり、換言すると」。no longer 「もはや…ない」。 基本の熟語だけど、文で出たらその時に確認しておこう。そうすると忘れない。
・Our sense of ourselves and our place in the world ...: 文意によっては「釣り合い」を破った読み方がほしい。「自分自身と世界の中での自分の位置についてのわれわれの意識」
・... may not, as my friend's experience suggests, come from ...: v+M+Vは No. 35に続いて2回目。 伊藤本の良いところは、例えばこの構文に自信がなかったら、indexを利用して他の伊藤本から同種の文を簡単に拾ってくることが出来ることです。 そんな本は他にはありません。 as my friend's experience suggestsは焦点の所。
・..., for no country is ..., except as ...: for は接続詞のfor。理由を表す接続詞ですが、他と違い等位接続詞に分類されています。 従属接続詞はBecause S+V, S+V. とも、S+V because S+Vとも書けますが、for はS+V, for S+Vの順番しかない、だから等位接続詞なのだ、と考えるようです。 except as ... は前置詞が2つ繋がっていますが、from behind the curtain やtill after midnight など少ないながらこういうのがあります。 個別に出てきたときに覚えればよいでしょう。
・A map is merely a model in which we may locate ourselves: 「前置詞+関係詞」。切れ目はinの前、ルール 3で指示されたように先行詞を代入し、 We may locate ourselves in the model. を作ります。(a がthe に変わっていますが、冠詞の微妙な問題はここでは触れません)。
That is a book arranged content of English grammar important when we write English sentence in fact in order of grammar item.
Though that book is an exercise book, we are not tired of practice as exercises itself are easy. But there are plenty of explanation.
The author prefers very insistent explanation the same as Ito teacher. However there are plenty of humor in that book, and that book is easy to read. 0093大学への名無しさん2018/05/03(木) 22:16:53.63ID:qeDGaAra0 「モノをよく知っている人は、わけ知り顔で君のようなセリフを口走ることはありません。 そのくらいのことは見えてはいます、ごきげんよう m(_ _)m」
Person understanding essence of matter do not say such words that you say with face pretending to understand essence of matter. They understand something like that. See you again.
分詞構文同様、現在分詞以外に、過去分詞、形容詞、前置詞句が来ることもあります。 [なお(3)の例文は、改訂後の『700選』では *420. She stood silent, her head slightly to one side. *420. 彼女はちょっと首をかしげて、黙然とたっていた。 と前置詞on がto に変わっています。現代の用法としてはこちらの方が自然なようです。 onの文章もれっきとした出版物から取られたものですが、現代的な表現ではないのかも知れません。 出典は『チャタレー夫人の恋人』で有名な作家、D. H. Lawrenceの "The Fox" からのようです。 今回の焦点と直接関係ある話題ではありませんが、情報提供しておきます。]
焦点2. は不定詞の時制に関する話です。分詞の時制も同じように考えればよいです。 通常の不定詞、動名詞は主節の動詞と同時。完了形の不定詞、動名詞は主節の動詞より以前のことと覚えます。ただひとつだけ、 It seems that my father has given up the plan. のような主節に現在形、従属節に現在完了形が使われている文は He seems to haven given up the plan. と完了形の不定詞になることを加えます。 本文。 ・It is unusual now for father to pursue ...: It ... for ... to―の構文。これもS′+P′関係、すなわちNexusを含む形。 今回はNexusを含む形のオンパレードの様相を呈します。 0095大学への名無しさん2018/05/04(金) 12:54:32.14ID:zvznKRbs0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 40-2】 ・... and his children rarely, if ever, ...: 挿入のifです。ああそうか、ビジュアルに挿入の形式は2つだけと前に述べましたが、訂正。3つだけです。これもありました。リンク貼っときます。
・... see him at his place of work: V+O+CでCが前置詞句(at his place of work)。「文法篇」ではp. 255に収録されています。No. 55にもう一つ同型の文があります。
・Boys are ... trained to follow ...: S+be+p.p.+to― ⇒ [be+p.p.]+[Sにto―を述語動詞化した不定詞の句をつなぐ]
・and in many towns they have ...: A and (M) B。もはや説明要らないでしょ?
・they have a fairly wide choice of employment: a {fairly wide }choice of employment (ルール 11)。No. 38のa fairly strong wordと一緒(>>79)。 0096大学への名無しさん2018/05/04(金) 12:55:00.46ID:zvznKRbs0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 40-3】 ・and so do girls: 直前の文章はthey(=boys) have a fairly wide choice of employmentで、これに対してand so do girlsの4語で表している内容は "and girls have a fairly wide choice of employment" ということです。 ビジュアルの説明に用いられている文は You are young, and so am I. だけなので、『英ナビ』24-E-2〜の文例で補強しておきます。 Tom speaks Spanish, and so does Betty. A: "I can swim very well." / B: "So can I." ⇒ Bは "I swim very well." と言っている A: "I have finished the work." / B: "So have I." ⇒ Bは "I have finished the work."と言っている 結局日本語で表せば「○○もだ / ○○も同様だ」の意味です。
一方次のso (24-E-4)は語順変更がなく、伝える情報が違います。 A: "I think you are a member of the drama club." B: "So I am." ⇒ Bは "I am a member of the drama club." と言っている こちらの意味を日本語で「その通り、わたしは演劇部に入っています」となるでしょう。 「その通り、その様です」などの意味です。
・it has long been customary for mothers to go out to work: またまたIt ... for ... to―。Nexusを含む形(【V2 10-2】(40スレ No. 215))。to go out to workは>>84, 【V2 21-3】(40スレ No. 478) などと同じ形。
・a not unusual factor: ルール11でnot は鳥かごの中「珍しくはない要素」。
・the number of married women in employment having more than doubled ...: 焦点1 の所。「S′+現在分詞」でS′が長いです。分詞がhaving ... doubled (ここは焦点2 )Nexusを含む形です(【V2 10-2】(40スレ No. 215)。)。 比較的複雑な形なので、ここで慣れちゃいましょう。勉強になりますね。 0097大学への名無しさん2018/05/04(金) 12:55:49.68ID:zvznKRbs0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 40-4】 ・With mother earning and his older children drawing substantial wages: 「with+O+―ing, etc.」で、これもNexusを含む形 (【V2 10-2】(40スレ No. 215))。Nexus 祭り or オンパレード。
・the dominant figure that he still was at the beginning of the century: ルール3を適応すると、he still was the dominant figure at the beginning of the century ・・・たまには訳の話しましょうか。 「彼(=父親)は今世紀のはじめにはまだ支配的な役割をはたしていた」 これを「支配的な役割」を中心にまとめると 「彼が今世紀の初めにはまだたはしていた支配的な役割」 これでつなげば十分行けそうなんですけどね。もう一歩踏み込み 「彼が今世紀のはじめのように支配的な役割(をはたすこと)」はまれになっている とするように勧めています。
・When mother works economic advantages increase: 初めて読んだとき[S+V] S+Vの切れ目が一瞬でわからず戸惑いました。懐かしい思い出。
・something of great value: 「of+抽象名詞→形容詞」は基本事項だけど、大丈夫ですか?
・prevents her from being home to greet them: prevent ... from 〜 「... が 〜することを妨げる」from の後ろは前置詞の目的語だから名詞が来ます。being は動名詞。 being home to greet them 「家にいて子供を迎えてやる」。 こういう名詞中心の表現がこのあたりの文章になると増えてきますね。 0098大学への名無しさん2018/05/04(金) 13:18:44.65ID:ZPc7pRcD0 このスレって、生徒からの質問は、一切受け付けてないのね? 0099大学への名無しさん2018/05/04(金) 14:35:07.88ID:Fc+E13aW0>>98 伊藤回路と名乗る馬鹿が落書きする為に立てたスレ スレごと透明あぼーんしてもいい
あと、もう一息。まずは焦点から。 倒置です。「動詞の主語は前になければあとにある」とNo. 1の時に言われたらどうでしょう? ふざけんな、それじゃ「文章のどこかに主語がある」と言ってるのと同じじゃないか! そんな気になるでしょう。 でも、相当な量「Sはどれだ、Vはどれだ」とこなしてきたからこそ、動詞のあとに主語が来る M+V+S や C+be+S を 「そういう形もあるんだ!」と驚けるようになるのだと思います。 0103大学への名無しさん2018/05/05(土) 00:08:11.29ID:1quHKTVJ0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 41-2】 さて本文。 ・The ability to learn is ...: 不定詞の形容詞的用法。このH-M関係には一定の決まりがあり、(1)V O 関係、(2)S V 関係、(3)to不定詞の修飾を許す特別な名詞、の3パターンがあります。 ホントは (3) にもいくつかの場合があるのですが、ここはあまり踏み込まずにとどめます。 abilityは (3) のパターン。be able to―という派生語の文型が基礎にあるものです。【V2 1-6】(40スレ No. 10) に出てきたthe tendency (for A) to―もこのタイプなのを付け加えておきます。
・He can invent ..., which is a form of ...: 前の文の一部または全体を先行詞にする用法は , whichだけの用法です。 ルール 3で復元する際、先行詞がはっきりしないので英文法の選択問題にするやり方は、【V2 6-2】(40スレ No. 146) でやっています。 ブレずに基本を愚直なまでに繰り返すメリットを感じませんか? {○Inventing new ways of ... his needs, ×Taking care of his needs} is a form of learning from his experience. という事です。
・He can learn from the experiences ... by studying ...: V+M+MでどちらのMもVにかかります。
・Today's complex technology, with space travel, ... is a product: S (Today's complex technology) のあとに「宇宙旅行や...を伴う(with) S」、 many devices to make living easierはS V 関係を基礎とするto 不定詞の形容詞用法、 makeの第5文型の形、とその場で読んでいながらも、アタマのどこかで先頭のtechnology を主語とする動詞を探すことが大切。・・・と初めて出てきました。 この姿勢は今までも何度となくやってきましたが、ここではっきり明文化されました。 この文言は『テーマ別』や『英文解釈教室』の改訂箇所である「例題」の解説の中で盛んに繰り返される"伊藤節"です。遂にそれが顔を出しました。 0104大学への名無しさん2018/05/05(土) 00:08:37.79ID:1quHKTVJ0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 41-3】 ・Sometimes it seems that ...: it seems that はNo. 19の焦点でした。伊藤先生のS+V+X+Xをベースにした文型論は学校文法の5文型論をサポートしつつ、 別の角度からうまい具合に検討を加えられるなかなかの優れたもので、『英ナビ』の Ch.8 〜Ch. 12で詳しく扱われています。 『英文法教室』の Ch.1 〜Ch. 5ではさらに詳しく扱われていますが、多少難しめかもしれません。 『新英頻』、本書の「文法篇」は解説が必要最小限なので、最初に読むには不向きです。
さてこれによるとseemsはS+V+to― (1)動詞が自動詞の場合、として扱われ、seem, happen, turn out, proveが出てきます。 他にはS+V+to― (2)として動詞が他動詞の場合が論じられ、目的語にto―を取り、―ing は取らないものが扱われています(decide, hesitate, expect, plan). S+V+to― (3)は動詞の性質はつべこべ詮索せず、熟語として覚えるべきものとなっていて、ここではcome to, cannot afford to, fail to, managed toが扱われています。 さてseem に戻るとこの型の動詞はS seem(s) to V ⇔ It seems that S+Vに出来るわけです(prove は除く)。
・...if people apply their ability to learn to human relationships: 勉強し始めの頃はapply A to Bを知っていて、to learn をto B かと取り違う時期もあるわけですが、2周目となると流石に大丈夫でしょう。 to human relationships がapply A to Bのto Bにあたるところです。 でも読み違いって、同じようなことが、単語以外のもう少し上の枠組みで起きるのが多いのじゃないかな。
・Individuals can learn to interact with other human beings with ...: interact の後の最初のwith はinteract with のwith 、あとの3つは【V2 31-2】(40スレ No. 956) でやった「with+抽象名詞→様態の副詞」。でV+M+Mで全部Vにかかります。 0105大学への名無しさん2018/05/05(土) 00:09:14.09ID:1quHKTVJ0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 41-4】 ・It requires effort, ... and willingness to ...: It ... to―は間違い。ここは前方照応のItで前のThis learning を受けている。
・willingness to change ways of thinking: willingness を形容詞的用法のto―が修飾していますが、(3) to不定詞の修飾を許す特別な名詞でbe willing to―というbe+形容詞+to―が関係を支えています。
・This learning―learning to improve human relationships―is ...: This learning=H、learning to improve human relationship=A でH=Aの同格はもういいでしょ?
・On the ability of individuals to learn ...: ability ... to―は最初にやりました。 learn to live in harmony with others 「他の人間と調和して生きていけるようになる」。 depends 述語動詞が出ました。the future of mankind and the world. でも、主語が出ていません。dependは自動詞だから、前置詞のない名詞=目的語が来るわけがない、待てよOn が文頭にあるな、 ・・・といったことが一瞬で閃き、M+V+Sだと読めるように練習しましょう。 ちなみに『英文解釈教室』5-2-5〜5-2-7がM+V+Sです。『テーマ別』ならp. 298です。 同種の構文を大量に読む練習が出来ます。もちろん前もって課題文をこなしてからの方が better ですが。
Home Roomは「釣り合い」のとれた読み方がテーマで Today's complex technology, with space travel, computers, and many devices to make living easier のwith 以下の3つの名詞とto make ...のかかり方の話。 (A, B and C)←M と読むか、A, B and C←M とM をC だけにかけて読む のが本筋で、R君の訳(「生活を容易にするコンピューターや多く器具」)のように読むには A, and (B and C)←M のようなand の形になるはずだ、という内容。 0106大学への名無しさん2018/05/05(土) 02:38:46.15ID:7EvrBU7g0 自演でスレ伸ばして楽しい? 0107大学への名無しさん2018/05/05(土) 11:42:59.65ID:1quHKTVJ0 (>>105 からのつづき)
以上最小限に圧縮してみました。 本文。 ・On an evening in the autumn of 1935 ...: 特定の日時を示す時の前置詞はon。
・... Lev Pouishnov, one of the most famous pianists of the day: 同格、H=A。 0108大学への名無しさん2018/05/05(土) 11:44:03.77ID:1quHKTVJ0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 42-2】 ・Could I come and see him, and when would he be playing next? : 間接話法を伝達動詞を省いて書いた手法で、小説や物語で使われるときがあります。描出話法というそうです(江川、斎藤、行方)
・In a few days: 「...の後に」のin。
・He thanked me ..., invited me ..., and enclosed a ticket ...: 述語動詞がA, B and C。本編解説ではcall on ... at 〜がV+M+M、a recitalの後が関係詞の省略 (接触節) であることも触れられています。
・Before I left him I had in a mad moment of enthusiasm arranged: パターンはBefore [S+V] S+V で主節はv+M+V。この形の文を抽出しておきましょうか。
It would be unfair to make their son follow the rules if her husband does not first of all change his habits. (No. 16) Man may well, in his attempt to be too ambitious, destroy himself. (No. 35) Our sense of ourselves and our place in the world may not, as my friend's experience suggests, come from anything real or actual. (No. 39) Before I left him I had in a mad moment of enthusiasm arranged to have piano lessons from him.
同種の文型をまとめて読むと効果的なトレーニングになります。2周目以降なら効果的ですよ。 0109大学への名無しさん2018/05/05(土) 11:44:47.15ID:1quHKTVJ0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 42-3】 ・It was only when I was going back home that I came to my senses: 前にItを受ける適当なものがない、副詞成分、that(以下は完全な文)→強調構文 「only+時の表現」の時は前から「...はじめて〜」と訳すのがよい、は>>19で既出。 ここは強調されるものが節である点が違います。
・I must have been insane to land myself in such a situation: 助動詞+have+p.p.が現在から過去に向かって、推量したり (〜したかもしれない)、悔恨 (〜すべきだったのに) などを表わすという話は、 そういえば『ビジュアル』では初めて出た話ですね。今気づきました。 『ルールとパターン』では《6》という極めて早い段階で図付きで解説されていたので(p. 46)、強く印象に残り、 『ビジュアル』でも、もう履修しているものとばかり思っていました。 『英ナビ』では6-C-1〜6-D-3で扱っています。『実況中継』では第12回。『今井英文法教室』では第10講 (上p. 66)。 万が一知らなかったら、すぐ読んでください。 to land myself ... は「結果」の用法。must が目印。今回の焦点。
・I laugh at myself now to think of my colossal nerve: こちらはlaugh atに"恥ずかしく思う"「感情」が隠れているので、to―は「原因」の用法。ここも焦点
・a week or so later: ten mimute later は「10分後に」と分かるのにa week or so laterが「1週間くらい後に」と分からない生徒の謎。
・a Mozart piece: 「モーツァルトの曲(小品)」 0110大学への名無しさん2018/05/05(土) 11:45:22.93ID:1quHKTVJ0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 42-4】 ・I had delivered no more than five or six bars when ...: no more than は風呂敷を広げると鯨まで出てきて収拾がつかなくなるので(笑)、ここでは=only だけで。 「had+p.p. ... when ... 過去」の文ではwhenの前から訳す方が読みやすいと訳のコツを話しています。 He had been ill two days when the doctor was senr for. 「医者が呼ばれた時、彼は2日間病気だった」→「彼が病気になってから2日して医者が呼ばれた」。
・He was irritated beyond measure as he told me that ...: ここも訳のコツとして前から訳す方が読みやすいと書いています「彼はどうにもならぬほど頭に来て、私に ... と言った」。 接続詞asの識別は以前にまとめました。リンク貼っておきます。
・As if possessed by some demon ...: 主節の主語とbe動詞を補足して考えます。as if の後なので、原則は仮定法過去。 As if he were possessed by some demon ...
・and played the opening bars himself, uttering words of admonition all the while: himself はall と並んで同格の代名詞(>>285)。utteringは分詞構文。 all the while は「その間ずっと」。これ以外にビジュアルに出てきたwhile 関係の熟語は for a while 「しばらく」(No. 14) ←これは熟語か微妙 once in a while 「時々」(No. 48) です。 ついでに『ルールとパターン』ではquite a while 「(かなり) 長い間」『入門編』『基礎編』にはありませんでした。 『テーマ別』ではa while ago 「しばらく前に」、『解釈教室』では、意外なことですが、ありませんでした。 課題文をワープロやテキストファイルにしておくとこういう使い方ができます。 OCRとスキャナには投資しておきましょ(最近ではプリンタでスキャンできるものもあります)。 0111大学への名無しさん2018/05/05(土) 11:45:51.08ID:1quHKTVJ0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 42-5】 ・I had another go: なんとか知らなくても勘で行けそうですが、知っていた方がいい。名詞のgoに「試み、試し」の意味があります。 "I can't open this jar." "Let me have a go." 「この瓶のふたが開かない」「私がやってみましょう」
・... it was no use: これはいいよね。一応例文 It is no use crying over spilt milk. 「こぼれたミルクを嘆いてもどうにもならない」→「覆水盆に返らず」《諺》
・those famous fingers of his through his: この型は【V2 12-3】(40スレ No. 240) で既出。 "... they are lonely, lonely and feeling blue 〜♪" な〜んて歌、知ってる?
・"those famous fingers of his through his"の所に出てきたアレは、Otis Redding の名曲 "These Arms of Mine" の一節です。初めて聴いたとき、震えた。男性の歌声に震えたのはあれが初めてだったな。 0113大学への名無しさん2018/05/05(土) 12:07:35.47ID:1quHKTVJ0 【訂正】 >>111>>112 ・those famous fingers of his through his: ↓↓↓ ・those famous fingers of his:
He tries to take in with mind and senses everything he can about it. 0119大学への名無しさん2018/05/06(日) 12:52:56.91ID:MZlSzr4N0 (>>113 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 43-1】 課題文は「良い子すぎるのはビョーキ!」という話。焦点は「the 比較級..., the 比較級...」。 プレ伊藤時代、山崎貞の『新々英文解釈研究』が英文解釈参考書のメインストリームでした。これと原仙作の『英文標準問題精講』(略して『英標』)。 『英標』は置いておくとして、『新々英文解釈研究』は今日で言う"英文解釈"の公式と例文がまず載っていて、 詳しい解説がつき、後は解説なしの難しい練習問題がひたすら続くという形式でした。 最初の例文は簡単なものが多く、「the 比較級..., the 比較級...」の箇所の例文は、今回の解説に出てきた The sooner, the better. 「早ければ早いほどよい」 でした。例文の下にかなり詳しい解説が書かれているのですが、先を急ぐ受験生はこれを読まない。 手っ取り早く公式だけ覚えて試験に臨み撃沈したのでしょう。ちなみに解説はこんな感じ。
「……前のtheは一種の関係副詞で by how much などの意味、後のは一種の指示副詞でby so muchなどの意味。これを補うと The sooner you do it, the better it will be. = By how much sooner you do it, by so much better it will be. = In whatever degree sooner you do it, in that degree better it will be. ・ ・ と、どんどんと文章を難しくして説明していました(笑)。一緒に類例が載っており、 The higher up you go, the colder it becomes. ……(これもどこかで見たことがあるでしょう)」
本題に戻ると、「the がなかったら…」と考えて元の文を復元してみることが最初は大事。 howや疑問形容詞のwhatの話を思い出しましょう。 0120大学への名無しさん2018/05/06(日) 12:54:41.63ID:MZlSzr4N0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 43-2】 ・If our children were ...: If [S+V] S+V。仮定法か過去の漠然たる仮定か。そういう疑問を頭の片隅に置きながらとりあえず先へ進む。 pleasantが「喜ばせる、喜びを与える」なのに注意。when spoken to は主節の主語+be動詞を補う。ここで「修正」が入り、 If [S+V(S+V)] S+V とアタマを切りかえる。 jumped upが節内の動詞ではなく、and を見て、「やっと終わりそう」 and never talked back, ... 終わった、there would be something ... 仮定法だった。
・something very much the matter with them: something the matter with ... 「... の調子が悪い」
・They aren't born that way: 仮定法だった前文から、直説法の現在形に時制が変わってます。that way は名詞の副詞的用法。
・it is a very long time before they come to ...: 定型の言い方です。「文法篇」でもp. 543 Ch. 7 Itの構文 1. (1)の中にあります。
The Beatles の歌の中にも、It won't be long till I belong to you 〜♪というのがあるのですが、ここでは前置詞が till なんです。 こういう言い方は確かにあるのですが、受験ではもっぱら、before にするのが作法 (習わし?) のようです。 0121大学への名無しさん2018/05/06(日) 12:55:31.74ID:MZlSzr4N0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 43-3】 ・Healthy children must get dirty: 「get+形容詞」は「...なる」。get wet, get warm ... など。
・there is some virtue in what we ask of them: 意味の切れ目はsome virtue in〕〔what we ask of themで、「前置詞+関係代名詞(which)」の時とは違います。 what we ask of them はwhat の代わりにsomething を使って語順を元に戻してみると We ask something of them. です。 ask がask O to do / ask (of O) that ... の形で使われると「尋ねる」の意味にはならないで、「頼む」になるのは、【V2 10-3】(40スレ No. 216) で書きました。
・and the dirtier they get the better they like it: 焦点の所。還元作業します→They get dirtier. / They like it better. このぐらいのやさしいものなら良いけど、複雑なものはこれでずいぶん助けられます。 最終的には全部頭の中で処理出来れば理想ですが、まずは地道な努力を。
・When a child is afraid to get dirty, to ...: ここも冒頭の文と同じく、従属節のto―の数が多いですね。
・with too great an effect: with a great effect のgreat がtoo の修飾を受けると語順変更されます。 このタイプの副詞としてはso, as などがありますね。
・to the detriment of his whole life: 抽象名詞で不可算名詞として「〔…とっての〕損害、損失、不利」の意味でdetriment to 名詞、として使うようです。 some detriment to one's eyesight 「視力の何らかの障害」。 ここでの表現とほぼ同様のものがあり、 to the detriment of one's health 「健康を損ねるほど」 とほぼ成句のように使うようです。 強調する時はto the grave [great, serious] detriment of one's health とするようです。 0122大学への名無しさん2018/05/06(日) 14:59:47.49ID:MZlSzr4N0 いくつかコメントが来ていますが、ここで書いている内容とは直接関係のない質問もしくは要求なので、返答は遠慮させていただいております。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 44-1】 課題文はミツバチの情報伝達システム。焦点は「V ...... M2」。 表示のシステムの問題として、カーブを描く矢印は描けません。ですから言葉で書きます。 また、M2は副詞的修飾語ですが、ここでは単にMと表記します。 ちなみに『テーマ別』『解釈教室』でも単にMと表記してあります。 (1) I appeared [outside the door][of Pouishnov's flat]. 文構造は「S+V+M←m」で [outside the door] が M 、 [of Pouishnov's flat] が m です。 m が M を修飾しています。 (2) All dogs had to stay [in some place] [for a year]. 文構造は「S+V+M+M」で [in some place]が前の M 、[for a year] が後の M です。 どちらも V にかかります。理由は下のどちらの文も成立するからです。 All dogs had to stay in some place. All dogs had to stay for a year.
今度は m 、 M が節に変わります。節に変わると「パターン」表示の方が都合がいいです。 (1) He could not come on time [because he met with an accident] [while he was crossing the street]. 文構造は S+V [S+V (S+V)] で [because ...] が [S+V] 、[while ...] が (S+V) 。 「S+V+M←m」と S+V [S+V (S+V)] が同じ事態を表していることがわかるでしょうか? (2) Plants are breathing [just as we are] [as long as they are alive]. 文構造は S+V [S+V] [S+V] で [just as ...] が前の [S+V] 、 [as long as ...] が後の [S+V]。 どちらの[S+V] も主節のVにかかります。理由は下のどちらの文も成立するからです。 Plants are breathing just as we are. Plants are breathing as long as they are alive. 「S+V+M+M」とS+V [S+V] [S+V]が同じ事態を表していることがわかるでしょうか? (つづく) 0125大学への名無しさん2018/05/06(日) 19:50:59.75ID:MZlSzr4N0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 44-2】 (つづき) 次は節と句が混ざっていますが、最初の mM 表示で説明します。 (1) Light even shows us [what is happening] [on the other side of the earth]. 文構造は「S+V+O+O←m」で [what ...] が後の O 、[on the other...] が m です。 m が 後の O を修飾しています。 (2) He sometimes forgot [what he was talking about] [in the middle of a sentence]. 文構造は「S+V+O+M」で [what ...] が O 、[in the middle...]が M です。 M は 主節の V にかかっています。M が V にかかるという理由は O を入れ替えても、文が成立するからです。 He sometimes forgot his lines in the middle of a sentence. 「彼は時々文の真ん中でセリフを忘れた」 O が節になって長くなることで、その次に続く句が主節の動詞を修飾しているのがはっきりしなくなり、前の名詞節の修飾語と取り違えられやすいわけです。 焦点が長くなりました。難しい話ではありませんが、切り分けがキチッと出来ないと話しの内容がわからなくなるでしょう。
本文です。名詞中心の長い表現が多いです。 ・One of the most ...: 英文を読んでいる際の頭の働きが描かれています。 one of のあとには複数名詞が来るはずだからcommunication → systems の修飾構造と中心の名詞が見つかり、 found もsystem の述語動詞のはずがない、と思っているからis が見つかる、となります。 文構造はS+M+VでMが p.p. の句(S+p.p. ... +V)です。過去形とp.p.が同じ形の時の難しさ。 0126大学への名無しさん2018/05/06(日) 19:52:16.89ID:MZlSzr4N0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 44-3】 ・Imagine the evolutionary advantage ...: 命令法ですが、今度はand は来ません。the evolutionary advantage 名詞中心の表現で、定訳があるわけではありません。自分で考えるしかない。 「進化論的長所」は論外として、「生存競争の中 [or 上]で有利であること」まで意訳しなくてもいいかもしれません。「進化の上での利点」くらいでどうでしょう? 「特に豊かな蜜源のありかを仲間に伝えることが出来たとしたら、進化の上でのどんな利点が利点あるかを想像してみてごらんなさい」・・・これでも充分ですね ┐(´∀`)┌
・if it is able to communicate the location ...: it は honeybee 人以外はitで受けます。赤ちゃんも性別不明ならitで受けることもある。あんまりみませんが。前方照応のitです。 to commnicate the location 「場所を教える」ですが、誰に教えるのか、この疑問がアタマに残っていることが大切、と伊藤先生は言います。 the location of [an especially rich food source]は ルール11で[ ]の外には出られません。 to its hivemates 「同じ巣の仲間に」ですが、ここでcommunicateの所でもった疑問が生きるわけだと言います。 V+O+Mだが今のような頭の働きがあるからそう読めることになる、と。 一方でcommunicate は他動詞としては「伝える」の意味でS+V+O+Mを取り、伝える相手はto ... で示すという辞書的知識を得て読み方の正しさを確かめます。 the locationがO、of an especially rich food source が m で O にかかり、to its hivemates がMでV にかかります。
・Beekeepers had long suspected that ...: had+p.p. はコミュニケーション氏の仕組みの科学的解明がされた過去の時点を基準にして「それよりずっと前から「考えていた(疑っていた)」から。 「継続」の意味の完了形。(つづく) 0127大学への名無しさん2018/05/06(日) 19:52:53.02ID:MZlSzr4N0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 44-4】 ・bees communicated with each other ...: ここでのcommunicate は自動詞で 「〈口頭・手紙などの手段を用いて〉〔…と〕情報[意見、気持ち]を伝え合う、通信し合う、連絡を取り合う〔with〕」 で他動詞の時と微妙に意味がずれます。この感じで例文をみると I communicated with him by mail. 「私は彼と手紙で連絡を取り合った」 がより正確な意味です。 each other は副詞ではなく、代名詞なので前置詞が必要です。このことは【V2 11-7】(40スレ No. 228) 228で詳しく書きました。
・... before the properties ... were scientifically established: この節が直前の "bees communicated with each other" ではなく、 それより前の "Beekeepers had long suspected that ..." にかかることを理解するための焦点でした。 このことを文の「パターン」で示すとS+V [S+V] [S+V] になり、 mM表示にすると前の [S+V] が目的語に当たるthat節で O 、接続詞before で始まる副詞節がMにあたり、「S+V+O+M」になるわけです。 ちょっとややこしい?
・For example, beekeepers noticed that if ...: that if と接続詞が二つ並んでいるので[(S+V) S+V] が「予想」されます。happen on [upon] は「偶然出くわす、…をたまたま見つける」という熟語。 a particularly rich source of foodはan especially rich food sourceとほとんど同じで言い換え。 (↑英語は同じ表現の反復を嫌い、単語や表現方法が変えられることがしばしばあります) other bees ... will soon be found that節内の主節にあたるS+Vがでて、あぁよかった、「予想」が「確認」されました。 in significant numbers 「かなりの数で」
・It was ... noted that 〜: It is ... that の結びつきの中で、... の部分にp.p. (or 形容詞)が入るこの形だけは、 Itが形式主語、that 以下が接続詞ではじまる名詞節と決めてしまって、まず狂いはない、という話は【V2 31-3】(40スレ No. 957) に理由まで含めて書きました。 「that 以下のこともまた気づかれていました」 0128大学への名無しさん2018/05/06(日) 19:53:52.31ID:MZlSzr4N0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 44-5】 ・large numbers of bees from a certain hive may all be gathering ...: a certain hiveのcertain は「ある[種の]」、allは同格のall。以前にやったことの確認が多くなってます。
・while large numbers of bees ...: while の前と後を比較対照する接続詞で、詳しい説明はしませんでしたが、No. 28 に出てきました (【V2 28-4】(40スレ No. 795))。 前から「A だが、B」である。とすっきり訳します。 ここの「パターン」は S+V [S+V (S+V)]
・This selective food gathering: his son's TV watching (【V2 16-3】(40スレ No. 323))→ His son watches TV と同様に This selective food gathering→ gathering food selectively in this way 「この様に花を選んで蜜を集めること」 a coordination of efforts on the part of the bees on the part of 「(蜜蜂)の側の」本編の説明は名詞構文的ではありますが、訳語的にはこんな感じ。
・... which could be the result of some method of communication: 先行詞がはっきりしません。こういう時はルール3の応用、文法の選択問題です(【V2 6-2】(40スレ No. 146)、>>103)。 a coordination of efforts on the part of the bees which ... ですから、ここまでの名詞を並べます。 [A coordination, Efforts, The part, The bees] could be the result of some method of communication. ・・・書くとみえるんですよね。A coordination しかありません。
[Home Room]: doubt と suspect の違い。 ・suspect that [S+V] の時はsuspect はthink と同じ。 ・doubt that [S+V] はthink that ¬[S+V] (¬は否定記号) They say his report is true, but I doubt that his report is true. They say his report is not true, but I suspect that it is true. 0129大学への名無しさん2018/05/07(月) 00:08:44.68ID:w2k0DGYi0 定年間近の池沼回路こと伊藤回路の恥ずかしい行動の歴史
155 名前:大学への名無しさん [sage] :2017/10/07(土) 11:27:03.96 ID:LoojxlYr0←池沼回路 「何番目に〜な」:例えばこの表現はそれぞれ、以下のようになっている。 『実戦活用例文555』 >Acme Steel, the country's second largest steel producer, announced plans to lay off nearly 3000 workers nation-wide, beginning next month. >国内第2位の大手鉄鋼メーカー、アクメ・スティール社は、来月より全国で3000人近い解雇を実施する計画を発表した。
『実践ロイヤル付属暗記用例文300』 >Canada is, after the Russian Federation, the second largest country in the world. >カナダはロシア連邦に次いで,世界で2番目に広い国である。 ※この本もピーターセンが監修しており、英文は信頼できる。
『よくばり英作文』 >India is the world's second largest rice producer, after China. >インドは中国に次いで世界第二位の米の生産国だ。
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
なぜだろうと考えてきて、未だ納得いく答えを見つけてはいませんが、ひとつはこの焦点で論じられている内容です。 (1) He is slow to learn. (2) He is sure to succeed. ⇔ We are sure that he will succeed. (3) He is hard to please. ⇔ It is hard to please him. 少なくとも(3)は不定詞の意味上の主語が違います。通常は不定詞の意味上の主語を兼ねる文の実際上の主語は不定詞の目的語です。 そうすると [S+to―を述語動詞化したもの] が成立しません。 「Sはto―の点で形容詞である」をなぜ勧めるのか。「直読直解」を提唱する伊藤先生が「せっせと日本語に移しかえちゃいなさい」とおっしゃる。 ルー大柴のようなもんです「彼はto learn の点でslowである」としちゃいなさいと。 ・・・これも私見なのですが、本来この公式は (1) に適応すべきものです。 ですが、間違って (2) や (3) に用いてしまっても、主語や目的語の感覚が格助詞の存在のために希薄な日本語に移してしまうことで、ケガを最小限に出来ます。 私は書きませんが (2) や (3) に間違った適用をしてみて下さい。何だかそんなに大きな間違いにならない。 ・・・そういうことなのかなぁ・・・と"半信半疑"ですが今は一応そう考えてます。 0146大学への名無しさん2018/05/07(月) 13:07:24.80ID:PYZz7SDh0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 45-2】 焦点に補足です。(2) は (2) He is sure to succeed. ⇔ We are sure that he will succeed. ⇔ 「彼は成功すると(我々は)信じている」
という説明でしたが、「彼は成功すると(彼自身が)信じている」はどう言うでしょうか? He is sure of success. といいます。 本文。 ・Only yesterday: 「つい、たった、ほんの」only が「時」の副詞を修飾するとそんな意味になります。
・the family physician: physician は内科医、the family physician でかかりつけ医、家庭医、ホームドクター。 Doctor Storm と同格 (H=A)
・was in attendance on (his wife): 「(妻)に付き添っている、の世話をしている」。 今の所登場人物はDoctor Storm、彼(=著者)の妻です。
・..., ill now in these three weeks past ...: 形容詞の後置修飾です。H-M のH は直前のhis wife 。now は「現在まで」。this week が「今週」ですから these three weeks で「ここ3週間」。 pastはthe past three weeks のように名詞を前から修飾するだけでなく、この文のように後から修飾することもあります。 完了形とともに使われることが多いですが、「過ぎたばかりの、最近の」。 ここまでわかってから短くまとめます。 0147大学への名無しさん2018/05/07(月) 13:07:39.69ID:PYZz7SDh0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 45-3】 ・with a combination of heart disease, kidney poisoning and neurosis: このwith はill with ... のwith。ill の原因になっている病気を表わします。 病気の名は軽いものは She has a bad cold. のように冠詞がつきますが重い病気は無冠詞です(冠詞はなかなか面倒)。 「心臓病と尿毒症と神経症の合併した病気」、実際問題としてあり得なさそうな合併ですし、 これで20年生きるとしたら奇跡だと思いますが、それは置いておきます(笑)。
ここまでをまとめます。 Doctor Storm [=S]←[the family physician / was in attendance on his wife] his wife←[(being) ill now for these three weeks past / with a combination of heart disease, kidney poisoning and neurosis] ↑ のようになってます。
・... took him aside and said very softly and affectionately: V がここで出ました。S 周りを処理しながらアタマの片隅にV はいつ出てくるのかと思って読んでここで見つけます。 softly 「柔らかく、静かに、優しく」 affectionately 「優しく、愛情[親しみ]をこめて、慈愛深く、(showing in a gentle way that you love someone and care about them)」
・spare his feelings: spare はなかなか意味の輪郭がとらえにくいですが、この表現は辞書によっては成句扱いしています。 所有格one's が入り、feelings は複数形で使います。「感情を傷つけないようにする(to avoid doing something that would upset someone)」 0148大学への名無しさん2018/05/07(月) 13:08:24.00ID:PYZz7SDh0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 45-4】 ここからDoctor Storm のセリフになります。 ・Tomorrow, Mr. Haymaker ...: his wife の 伴侶は Mr. Haymaker、his wife は Mrs. Haymaker です。これで登場人物は出揃いました。あとひとり、話の中に出てくる人物がいます。 テキストの挿絵はその人物まで入った明日の想像上の場面です。
・I will call in my friend, Doctor Grainger: call in 「〈医者・専門家などを〉を〔…のために〕呼ぶ〔for〕」my friend がDoctor Grainger と同格だからcall in なのです。in は前置詞的副詞。 for はどこに出てくるのでしょうか。同じ意味ですが「何のために」呼ぶのでしょうか。この疑問がアタマの片隅にある必要があります。 なお、my friendは話者と聞き手がどちらもわかっている人なら、こういう使い方をしますが、普通は最初a friend of mine と言い、次からmy friend とします。 そうしないと友達がたった一人しかいないと取られてしまうそうです。小倉、竹岡の英作文の本に出てきます。
・... my friend, Doctor Grainger, whom you know, for a consultation: コンサルテーションのために呼ぶのです。 ここではwhom you knowでDoctor StormもMr. Haymakerも以前から知っているDoctor Graingerだからmy friend でよいわけです。 You know him, Doctor Grainger. ⇔ Doctor Grainger, whom you know, ... consult は「〈専門家・権威者〉に〔…について〕意見・助言を求める; 〈医者〉に診察してもらう〔on, about〕」 ですから、ここでの意味は後の内容も考えると「(より専門的な医者に診察してもらい)助言を求めること」 が正確なコンサルテーションの意味だと思いますが、どっちにしても大きな意味のズレはありません。 0149大学への名無しさん2018/05/07(月) 13:09:01.51ID:PYZz7SDh0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 45-5】 ・He is more of an expert ...: ここも難しいですね。more of や be more of ... で検索しても辞書には出てきません。がnetで検索してみれば使われている表現なのがわかります。 本編解説の通り、sothething of a ... という言い方のほうは確かにあって、 She is something of a musician. (彼女は音楽の才能はちょっとしたものだ) という意味です(本物のmusicianには使わない)。しかしmuch of, be much of といった言い方は見つかりませんでした。 一方否定形のnot be much of a ... という言い方はあって I' m not much of a dancer, I' m afraid.(残念ながら僕はダンサーとしては好例じゃない / 残念ながら僕はダンスがあまりうまくない) のという意味になります。 さて、最近のLDOCEにはbe more of something than something という言い方が "more" の項目で載るようになりました。 be more of sth than sthの成句として 「to be one thing rather than another」の意味です。ただ例文は It was more of a holiday than a training exercise. ですから、目的語同士の比較で、課題文のように主語同士の比較としては使ってません。何となくnot so much ... as にも似てるような・・・意味は逆ですが。 以上鳥瞰するに、通常の用法以上、成句未満といったところでしょうか。何となく見えてきました。 要するにDoctor Graingerのほうが私よりこの分野では幾分[どちらかと言えば]より専門だということです。 0150大学への名無しさん2018/05/07(月) 13:09:35.20ID:PYZz7SDh0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 45-6】 ・It's been ...: it は「問題の病気」を漠然と示しています。漠然と何かを指し示すitはNo. 25に It was a pure and inoffensive curiosity. として出てきました、そこでは言及しませんでしたが。 itが前のものも後のものも受けずに、いきなり出てくるのは天候・時間・距離(寒暖・明暗・季節)がありますが、漠然と状況を指すitも突然出てきます。 この漠然と状況を指すit は話し手と聞き手にはわかっている状況で、this, that のような指示性がないものに使われるようです。 No. 25 の例では素朴な質問を沢山陽気にしてくるスペイン人の好奇心について、今回のは件の病気について、といった 話し手も聴き手もわかっているけどthis, that と指示できないことであるわけです。
・It's been a very trying case, a very stubborn one, I might say: I might say は挿入ですが、さてどこに挿入されるのか、という問題が解説されています。 挿入節は文の中の比較的自由な位置に入れることができますが、ここでは後半部に入れなければ意味がないと言っています。 a very trying case 「とてもつらい症例」 acaseは医学での使い方。tryingは「つらい、骨の折れる、やっかいな」 a very stubborn one 「とても治りにくい症例」 不定冠詞のa caseを受けるのがone。stubborn は「頑固な、強情な」とか「頑強な、断固とした」という意味がありますが、そこから転じて「(病気が)治りにくい」 つまりa very stubborn one(case)の方が a very trying case 一段重い言い方になっているので、a very stubborn oneに I might say がかかるわけです。 0151大学への名無しさん2018/05/07(月) 13:10:23.75ID:PYZz7SDh0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 45-7】 ・Still, she has a great deal of vitality ...: Still は「それでも」。 a great deal of ...は ...に不可算名詞が入って「たくさんの」。可算名詞の複数形が入るのは a large number of ...。
・... and is doing as well as could be expected ...: 比較構文の組み立ての説明には「comedy-tragedy 噺」がいつも使われ、than (as) 以下の構成がS+Vの時は主節と並べて考えてきたわけです。 『英ナビ』には「これで7割がカバーできる」と書いてあるのですが、残りの3割がここの形です。『解釈教室』だとp. 236、『テーマ別』だとp. 275にあります。 They have a wide range of meanings ( ) first come to mind. の空所に入るのは、meaningsを先行詞としてcomeの主語になる関係代名詞のwhichかthat。 下の例のようにwideが、widerに変わると、 They have a wider range of meanings than first come to mind. which[that] はthanに変わるのが約束。このthanはやはりmeaningsを先行詞としてcomeの主語になる関係代名詞と説明される。 上であげたComedy is ... の3つの文とはちがうとらえ方であるが、この種の文は、この方が理解しやすくてよい。(『テーマ別』一部改編) さて、 Things went better than had been expected. (事態は予想していたよりうまくいった) はthan の先行詞が明瞭ではないが、 Things went well, which had been expected. (事態はうまく行ったが、それは予想通りだった) という文で Things went well の全体を先行詞とするwhich と比較すればこの文の than の働きもほぼそれと等しいことがわかる。(『解釈教室』一部改編) 以上で She is doing as well as could be expected. の意味は分かったと思います。「彼女は予想した程度にはよくなっている」です。 0152大学への名無しさん2018/05/07(月) 20:58:35.78ID:w2k0DGYi0 796 名前:単語例文解釈 ◆Y7FjQgxfdo (ササクッテロレ Spfb-Hdag) :2017/11/27(月) 22:52:40.98 ID:dpLHMn6ep [馬鹿池沼回路のお馬鹿な参考書エッセイ笑笑] >メソッドが若干違う。それを解説しよう。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 45-8】 ・..., all things considered: S′+p.p.(=独立分詞構文)です。こういう形のものには定型的な表現が多いようで、『英ナビ』にも They will start early, weather permitting. (天気が良ければ) が載っていますがそれだけです。『新英頻』だと該当箇所に it being fine (天気がよいので)、other things being equal (他の条件が同じなら) が載っています。 all things considered も同じ。「すべての条件を考慮すると、いろいろ考え合わせてみると」。
・At the same time ...: ここはM+M(+M)+S+V。still I feel it my duty to warn you that ... は it(=形式目的語) ... to―。
・Not that I wish you to feel that ... No. 30 のno doubt even when it looks like glass ... の時は「It is (no doubt ...) の省略ではないか」と考えると先生にこっぴどく叱られましたが、 今回はそれでいいらしい(笑)。 (It is) not that ... but (that) ... で but (that) ... がないものもあり、という事です。 0158大学への名無しさん2018/05/07(月) 21:10:49.13ID:yHiZ+Tk40 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 45-9】 ・... she is certain to die: 焦点の所。We are certain that she won't die. ということ。
・She may get well, and probably will, and live all of twenty years more: 釣り合いは本編の図をみて下さい。all of ... 「たっぷり、十分、少なくとも」 will は三人称では未来に対し"あまり根拠はないが自信満々の予測(小倉)"を以て用いられ、 "予測が外れる可能性を認めていない(ミントン)"含みがあるそうです。 この断定の強さを弱めるため、しばしばprobably, I think, I expect とともに用いられます。それでもmay よりもずっと強い断定なわけです。 more のここでの用法は「[数詞、any のあとで]さらに」
Home Roomではここの冒頭の文が和訳が難しいのを認めた上で、この段階ではどうしても日本語にならなかったら予習段階で無理に訳さなくてもいい、 とアドバイスしています。
But physicians are finding that 〜の訳を、 >ところが、内科医はこの旧来の薬の渡し方は治療を絶望的に効き目のないものにしたり、危険なものにさえすることがあると思うようになった。 と原文を無視して、勝手に過去形に訳すという愚を犯している 特に後者は中学生レベルの誤りである 伊藤回路とは、単語のニュアンスや時制を無視し、読めた気になる妄想を抱くことを言うのだろうwwww
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 46-1】 課題文は面接心得 in English。焦点は「M→句・節・文」。 焦点は副詞総論という感じの内容です。本編にはめずらしく「文法篇」参照の指示があります。 2周目以降を想定として、本編に補足する事項を。 『新英頻』 Pt. I p. 132 に「形容詞・他の副詞・副詞句・副詞節を修飾する副詞は、その"直前"におかれる」と書いてあります。
伊藤本にはほとんど出てこない文法用語ですが、「接続副詞」とは前文または前の部分との接続関係を示す副詞を言います。 以下のようなものがありますが、ほとんどがお馴染みのはず (however, therefore, then, nevertheless, otherwise, etc.)。 本文。 ・When you are being interviewed ...: 現在進行形の受動態。受動態の現在進行形と言っても同じだが、be ... ―ing ... p.p. の順なので"進行形 ... の受動態"と言った方がいいのかなぁ?(つづく) 0164大学への名無しさん2018/05/08(火) 21:46:26.22ID:GKUz0G8I0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 46-2】 (つづき) 述語動詞beの現在形+being ... とあったら、現在進行形の受動態か、be動詞の現在進行形ということになります。 状態動詞beの進行形はかなり特殊ですが、一時的な状態を表します。現在形が習慣など恒常的な状態を表すのと対照的です。 また、be動詞の進行形の場合は故意にそうしているという含みを持つことが多いです。 He is being difficult (on purpose). 「彼はわざとすねているんだ」 Nancy is being kind for the moment. 「ナンシーは今だけ親切にしているのさ」 この特殊な場合を除いては進行形の受動態なので、瞬間的にわかるようにトレーニングしましょう。
・..., particularly in such a stress-producing situation: 本日の焦点。particularly という副詞が副詞句 in such a ... を修飾しています。 コンマが目印になっていますが、コンマの様々の役割についてまとめたことがあります。 リンク貼っておきます。参考にしてください。
有名な伊藤節は「もの言わぬコンマが雄弁に語っているのです」。これは本には書いてないですが、教壇で語っていてたそうです。YouTubeにあります。 stress-producing situation は以前出てきた plant-eating animals, life-giving raysと一緒。これらは伊藤先生が強調するのでここでは取り上げません。 0165大学への名無しさん2018/05/08(火) 21:47:03.62ID:GKUz0G8I0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 46-3】 ・There are plenty of jobs―indeed, probably most―where ...: ネイティブの人には"味"なのでしょうが、経験の少ない我々はこういう所で惑わされますよね。 indeed には"前言に事実に基づく情報を補足して"「実際は、事実はそれどころか、はっきり言うと」といった意味を表わす用法があります。ここはその用法。 probably は「たぶん、十中八九」だから、かなりの確度。 mostは「共通関係による省略」を考え、plenty of job→most of job。この用語は索引で拾えます。 where はjobs を先行詞とする関係副詞と説明されていますが、本来はあまり望ましくない用法のようです。ただgoogle で検索するとそんな使い方をするようですね。 jobs where と入れると "jobs where you can work from home" や "jobs where you work with animals" といった候補が沢山出てきます。
・where a little nervousness isn't looked at askance: googleついでに、能動態のlook askance at で「画像検索」してみて下さい。面白いですよ(笑)。
・It does help to dry a damp brow or a clammy hand: doesは強意の助動詞。緊張すると汗をかく場所って、額と手のひら、あとは脇汗ですか。
・just before meeting the interviewer: 今日の焦点。副詞→副詞句
・but otherwise, ...: otherwise にもいろいろ用法がありますが「その他の点では」という意味の用法に限ってはbut otherwise 、but と連続している例文が大変多いです。参考にしてください。 0166大学への名無しさん2018/05/08(火) 21:47:23.39ID:GKUz0G8I0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 46-4】 ・don't be too concerned ...: 昔大ヒットしたBilly Joel の Honesty に出てきますね。 "When I'm deep inside of me don't be too concerned" って。
・interviewers talk to people in order to hire: in order to は文頭に行きやすく、so as to は文頭には使わないようです。
・not because they enjoy embarrassing ...: talk to people not because ... なのであって、in order to hire not because ...ではない。つまりV ...... M。
・One way to overcome ...: 「... に打ち克つ一つの方法」。way はto―の修飾を許す特別な名詞のグループ (>>103)。
・who have something to offer their company: 先生の解説がブラックジョークです。
・It's almost as though: 漠然と状況を指すit (>>150)。ここも今日の焦点の形で副詞 (almost)→副詞節。as though 以下が仮定法になっていません。 こういう形も多くなってきているのは知ってますよね。
Home Room では代名詞のyou-your-you を訳の中にやたらと入れないという話、look askance at の受動態の話、 embarrassing uneasy applicants を「不安で人を困らせる志願者」と誤訳してしまう理由、が取り上げられています。 0167大学への名無しさん2018/05/08(火) 22:08:38.54ID:0EiR0hpy0 801 名前:名無しさん@英語勉強中 (アウアウウー Sacb-Xp/k) [sage] :2017/11/28(火) 11:49:01.58 ID:0DfhaMtua >>799-800 伊藤回路はIQというか理解する力に問題がありそうだね もしかして統合失調症だけでなく発達障害も患ってるんかなあ 0168大学への名無しさん2018/05/08(火) 22:09:05.20ID:0EiR0hpy0 ビジュアルのforの解説は大嘘www I didn't know what to do. Fot I couldn't not find it on the map. が正しい文章。For以下が独立文になるのはよくあることですwwww
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 47-1】 課題文は同一労働同一賃金特に女性の平等権の観点から、といった話。 焦点は「関係詞(目的格)...to不定詞, etc.」。目的格の関係詞節ははこの後 No. 54で出てくる 「O+S+V」の倒置と同じ語順になっています。 関係詞が省略されると特にそう見えますが、関係代名詞が特殊なものに見える(who, which, that)ためあまりそう感じないだけ。 また、Vの後に準動詞(to―, ―ing)が来て関係代名詞がそれらの目的語となるから、そこで誤解を生む要素が生まれます。 本文。 ・"Equal pay for equal work" is a phrase ...: " " がS。 used by ... はa phrase を後置修飾しており、 A phrase "is" used by the American ... といえます(ルール 7と8の確認)。
・who complain about what they feel is unjust treatment: what they feel is ...などwhat を還元するときは something which, the thing which, that which などから、都合のいい形をwhat に代入してルール 3を適用すればオーケー。 後はNo. 37でやった"連鎖関係詞"の形の処理 (>>66)、ということになります・・・まあ、それ自体が難しいんだけど。 ただ、"連鎖関係詞"の難しさって、最初理解するまでの難しさです。一度理解できたら、後は例文集などで適当なものを覚えればもう悩まないでしょう。 例えば以下の様なもの。 177. The only person (who [that]) I think is stupid is the author of this passage. (実践ロイヤル付属暗記用例文300) 353. You should do what you think is right, whether other people approve or not. (よくばり英作文) 0178大学への名無しさん2018/05/09(水) 23:52:25.08ID:qBuckiWy0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 47-2】 ・Clearly it is unfair, they say, for women to be paid ...: Clearly は「文修飾の副詞」。文修飾の副詞は知っていて「あっ!」と気づくのが大事。they sayは「挿入」。 挿入は以前にこのスレでまとめてます(挿入の基礎知識)。リンク貼っておきます。
it ... for ... to― の構文で、to be paid [less than men] [for the same work] の部分は V+M+M 。後のMもV にかかる。V ...... M 、と書いても同じことを表します。 「伊藤記号」は慣れれば便利。慣れるまでが・・・ちょっと(笑)。
・People who hold the opposite view (mainly men) have ...: People と mainly men は同格。
・a married man is expected to ...: be+p.p.+to― (>>110)。 a married man is expected to earn ... and to make ... がand の繋ぐもの。
・When wives go out to ...: 内容がなんだか No. 40 の後半に酷似しています。
・If women are encouraged by equal pay to take ... be+p.p.+to― (【V2 11-2】(40スレ No. 223))。are encouraged がto― 取ることをたくさん読んで知っていると by equal pay が間に入ってもつながりに気が付きます。
・the things they are best at doing: be good at の比較構文化したもの。
・they are best at doing: making a comfortable home and bringing up children: コロンの後は具体的な例示で、文法的には同格。 0179大学への名無しさん2018/05/09(水) 23:53:23.37ID:qBuckiWy0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 47-3】 ・This is exactly what they want to give up, the women who disagree say: 前半は今回の焦点。what はto give upの目的語。後半は挿入されたものが S [S+V] V と一段複雑な形。
・the limited place which society expects them to fill: whichは expects them to fill the place の the place が関係詞に変った形。
・to have freedom to choose between ...: They want to escape from ... , and to have freedom to ... というつながり。
・freedom to choose between a career or home life, or a mixture of the two: [A or B], or [C] と説明があるが、choose [between A or B], or [C]と適切なガイドがされているので悩まない。
・Women have the right not only to equal pay but also to equal opportunities: right もto―の修飾を許す特別な名詞(>>103)。 「文法篇」p. 552 のリストからは抜け落ちていますが、 『ルールとパターン』p. 178や『テーマ別』p.259の解説では拾っています。弘法も筆の誤り。
・These women have expressed their opinion forcefully by using ...: These women はthe women who disagree say: のwomen を指しています。 by using は文法的な説明は特段無いのですが、何か分詞構文のような「力」を感じますよね(個人的感想)。もっともこちらはby+動名詞ですが。
Home Roomには一か所誤植がありますが、どこだかわかりますか? 結構ややこしい説明中にあるので頭がしっかりしてないと、ますますわかりにくくなります。 p. 393 10行目の「which の節の一部だからread の後だけじゃなくちゃんとthrough のあと…」 の中にあり、read ではなくchosen です。ここが誤植です、read →chosen に訂正してください。 0180大学への名無しさん2018/05/10(木) 08:38:20.61ID:r36O4r2J0>>179 の『ルールとパターン』の参照ページは研究社の新版のにしてあります!
祝、復刊! 0181大学への名無しさん2018/05/10(木) 20:52:18.33ID:rnBAWcRp0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 48-1】 課題文は昔の話をされても子供は嬉しくないぞ、という話。焦点は「whatever ではじまる節」。 what と whatever が意味が違うだけなら苦労はないのですが、what にない用法がwhatever にはあります。 それは副詞節をみちびく用法。what は名詞節しか作れないのに。 Whatever I get, it is yours. Whatever book I get, it is yours. 本文に行きましょう。 ・like to hear stories about when they were younger: "when は特別な用法"と説明されていますが、関係副詞の先行詞が省略された用法です(【V2 28-5】(40スレ No. 796))。 江川『英文法解説』の例文を挙げます。 I remember (the time) when there were no electric lights. (私は伝統のなかった時代を覚えています)← Review の1.とそっくりです。 Most children do not like to hear stories about when they were younger.←ドンズバ、モロ同じ例文です!
・Infancy is not a blessed state ...: not … but 〜 「…ではなく〜である」有名過ぎるけど一応確認、もう終盤ですから。
・something to be grown out of and escaped from ...: ここもかつて「解説がわからない」と話題になったところです。良く考えてみてください。 (つづく) 0182大学への名無しさん2018/05/10(木) 20:52:58.32ID:rnBAWcRp0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 48-2】 (つづき) to―が後ろから名詞を修飾する場合(>>103)、 He has a large family to support. →support a large family (V+O 関係) He has no friends to support him. →Friends support him. (S+V 関係) などが H-M の基礎になっているものが多い。下の文でやってみると Infancy is something to be grown out of and escaped from. →×is grown out of something と×is escaped from something. とはなりません。to―が受動態ですから。例えばHe を主語に能動態の文を書くと He grew out of somethingとか、He escaped from something. とは言えますが。これでは不定詞の形を正しく反映していません。ここは受動態 Something is grown out of とSomething is escaped from のS+V 関係成立していると考えるのが筋です。
・そもそも受動態の文章は能動態が第3文型の場合、 He painted these pictures. (第3文型) ⇔These pictures were painted by him. (第1文型) と第1文型になるのがふつうであり、目的語はとらない。第3文型になるのは She will send every one of us a Christmas gift. (第4文型) ⇔Every one of us will be sent a Christmas gift. (第3文型) のように能動態が第4文型の文章です。ついでに第2文型になるのは They elected Mr. King president of the society. (第5文型) ⇔Mr. King was elected president of the society. (第2文型) のように能動態が第5文型の文章です。
あやふやなら『実況中継』(第9回)や『英ナビ』(p. 116)で確認を。 0183大学への名無しさん2018/05/10(木) 20:54:14.77ID:rnBAWcRp0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 48-3】 ・They don't mind ...: 「子供たちは気にしない」、何を?・・・目的語の出現を待ちます。 once in a while 「時々」。 >>110 にwhile を含む熟語を伊藤本の課題文から抽出してまとめてあります。 if we don't overdo it 「あまりやり過ぎなければ」it が受けるものがありませんが、あとから出てくるかもしれません。 our telling...、やっと出た、V+M+M+O でした。our は意味上の主語。 ここのMは例外的に両方ともOにかかります。「時々言うのなら気にしない」「言い過ぎなければ気にしない」わけです。このかかり方は例外的です。 ちょっと脱線しますが、難しい文章ってこういう例外が微妙なところにあるものが多いですね。 He is more of an expert ... that I am (No. 45) とかjobs を先行詞とする関係副詞 where (No. 46)とか。
・but that is about as much about it as they want to hear: ここも難しいですが伊藤先生の解説がわかりやすいと思いますがどうでしょう。 as much に関してはこれも大変参考になる解説が、『実況中継』の中にあります。第47回です。
・Whatever mistakes they have made ...: 今回の焦点「whatever ではじまる節」ですが、whatever 固有の副詞節ではなく、主語でした。
・... are best forgotten: この述語動詞で、主語に決まるのですがこの文がまた難しい。 Sprays containing this substance are better [best] avoided. That is best refused. refused か avoided 位しか例文がヒットしないです。 ググると曲で Better best forgotten. とか、 Some people are best ignored. といった文がヒットしました。 まあ、読み方はそこからの類推でよいと思うのですが。 0184大学への名無しさん2018/05/10(木) 21:04:34.49ID:5Jj3svBR0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 48-3】 ↓↓↓懐かしの伊藤回路のありがたいポレポレ解説↓↓↓目に毒wwwww
例題42の not 〜 but 相関と強調構文の絡みは、予想は出来ても到底確信できる内容ではない。 結局解説でも
>It is not the fact [that 〜 ] > which promotes morality, > but [that 〜 , who 〜 ]. >「道徳を促進するのは、 〜 という事実ではなく、 〜 という事実なのである」 >が訳出の骨格となるわけです
と説明説明されていて It is not the fact [that 〜 ] which promotes morality, but (the fact) [that 〜 , who 〜 ] (which promotes morality). と事実上は読んでいるわけだ。 [( )内は私が付加] 「簡単だ」詐欺は5歳くらいの子供だけでいいよ ┐(´∀`)┌ 0185大学への名無しさん2018/05/10(木) 21:05:35.52ID:5Jj3svBR0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 48-4】 ↓↓↓懐かしの伊藤回路 単語例文解釈にバトルを仕掛ける↓↓↓
734 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイW bf1e-V5k9)[sage] 投稿日:2017/11/27(月) 02:25:47.90 ID:fo7/7uC70 [8/20] 英文解釈教室の7.3.7でスッキリ解説されていましたね。 ポレポレ例文32に置きかえると It is not the fact that ----which 〜, but that ---- という事でしたか。 池沼君の補足は何だったのかしらね。
736 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ c71e-0UHp)[sage] 投稿日:2017/11/27(月) 02:29:50.70 ID:UgsWk9C+0 [11/18] ←伊藤回路 >>734 お前やっぱり足りないよ。 A が the fact that B が that だよ。 B が the fact that だったら、この相関は分かり易いけどな。
743 名前:名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイW bf1e-V5k9)[sage] 投稿日:2017/11/27(月) 02:46:25.87 ID:fo7/7uC70 [11/20] >>736 >A が the fact that >B が that >だよ。 >B が the fact that だったら、この相関は分かり易いけどな。 すげえ馬鹿だな。 お前西の解説読んでもなお Bがthe fact that とかいうのか? ほんと馬鹿だ。 0187大学への名無しさん2018/05/10(木) 22:34:37.66ID:WAMH6BpM0 (>>183 からのつづき)
【【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 49-1】 課題文はストーリーの話。焦点は「no ... 比較級 (so) ... than (as)」原級や比較級を使っているのに意味は最上級になる構文の話です。 焦点はごくあっさりと基本的な例文が紹介されていて、すぐ終わってしまいます。 一応2周目以降を想定していますので、『英ナビ』から以下の書き換え問題を紹介しておきます。 相互にスラスラと書けるようにという事です。ただし訳語は厳密に訳しわける必要なし。 (a) Time is the most precious thing.(時は最も貴重なものだ) (b) Time is as precious as anything. (時は何物にも劣らぬ貴重なものだ) (c) Nothing is so precious as time. (時ほど貴重なものはない) (c′) There is nothing so precious as time.( 〃 ) (d) Time is more precious than any other thing [anything else]. (時は他の何物よりも貴重である) (e) Nothing is more precious than time. (時ほど貴重なものはない) (e′) There is nothing more precious than time. ( 〃 ) さて、本文。 ・Few human activities are ...: いきなり今回の焦点。その後履修事項の確認が続きます。 few と a few の違い、so に対する第1感、take for granted(これは新出かも知れないけど受験生には超有名でした)、the ―ing of ...。
・No one can say how many thousands ...: いつものとおり、how がなかったらどうなるかを考えます。それが、cf. の文です。もう一つの動詞の方は Man has listened to stories [for] many thousands of years. 0188大学への名無しさん2018/05/10(木) 23:03:55.79ID:9OngtV3s0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 49-2】 ↓↓↓伊藤回路のありがたいポレポレ解説↓↓↓目に毒wwwww
It is not A but B which promotes morality. 基本はこれ これにwhich promotes morality .がズズッとAの後ろに来た AとBの中間にpromotes moralityがあることで どちらにも等しく睨みを効かせられる A promotes morality(SVO) promotes morality B(VOS) なにより一番後ろだと距離があるから なんだっけ?と繋がりに綻びが出る 0190大学への名無しさん2018/05/10(木) 23:14:36.97ID:7baIVJMC0>>188 > 訳出の骨格をよく見てみろ 「〜 という事実ではなく、 〜 という事実なのである」 > と書いてある。 > いいか、訳文になぜ事実という訳語が二回出てきているか考えてみろ、お前のバカさ加減がよくわかるぞwww
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 49-2】 ・Many stories appear to have been told for a long period before ...: ここ面白いですね。told の後が for a long period ではなくて、long だったら、M→副詞句(節)の形となり、long はbefore 以下の節にかかります。 それにMany stories appear to have been told long はおかしな文章です。 for a long period という副詞句はやはり前のappear to have veen told の方と繋がる。 同じ副詞相当語句でも形が異なると違った働きに決まるわけですね。 先生、「この文は、It appears that many had been told... と同じ意味」と書いてありますが、誤解を生みやすいですね。完全な形を書いた方がよいでしょう。 この文は、It appears that many had been told for a long period before they were written down. と同じ意味。 過去に「文字で記録された」時を基準にhad been toldと過去完了を使っているわけですね。
・By the time man learned to read and write ...: by は、after や since と違って、もっぱら前置詞として使われます。 接続詞として同じ意味を表したいときはby the time S+V, S+Vという形を使います、という説明でもよいでしょう。
・much of such wisdom as he had acquired ...: asの関係代名詞としての用法には2つあり、ひとつが以前に出てきた「挿入のas-Clause」(>>83)で、もう1つが先行詞にsuch が付いたこの形です。 such がつくことでどう意味が変わるかは以下の例文を参照(『ルールとパターン』p. 378)。 The movie that will interest him must be a good one. 「彼が興味を持つ映画はきっと良い映画だ」 Such a movie as will interest him must be a good one. 「彼が興味を持つような映画はきっと良い映画だ」 0193大学への名無しさん2018/05/11(金) 06:11:30.50ID:CtcNTQwD0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 49-3】 ・He had evidently created ―or evolved―stories ...: evidently は文修飾の副詞。辞書によると「見たところ…らしい」という意味があって、この時は文修飾の副詞ではないようです。ですが珍しいでしょう。 まずは、「あっ、evidentlyだ!・・・文修飾の副詞かな?」という認識が必要でしょう。その意味で、>>163 にリストアップしてみたわけです。
・which set forth his ideas ...: この内容を見ると、storyは日本語の「物語」よりも広く、神話・歴史まで含んでいる感じがします。
・the appetite for fiction: appetite は「食欲」。そこから転じて(なにがしかの)欲求。
・asserts itself long before ...: assert は「はっきり意見を述べる、断言する」。assert oneself で「(しっかりと)自己主張する、(物事が)表面に出てくる、現れる」。 long はbefore 以下の副詞句にかかります。M→副詞句(節)の形。前に出てきたfor a long period beforeの時とは違います。 こういうところを自信を持って読めるようになるために伊藤本を利用することを勧めます。
・long before the acquisition of the ability to read and write 「読み書きの能力が身につくずっと前から」と伊藤先生は訳しています。「読み書きの能力の獲得のずっと前に」という直訳よりずっと読みやすい。 これが名詞構文ですね。acquire the ability to ... と書いてあるがごとく訳してあります。名詞構文の学習ガイドは以下のリンクからどうぞ (問わず語り 名詞構文)。
もうひとつ、abilityは to― で修飾できる特別な名詞(>>103)。 0194大学への名無しさん2018/05/11(金) 06:12:18.93ID:CtcNTQwD0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 49-4】 ・Children are able to enjoy stories almost as soon as ...: ここもlong before the acquisition ... と同じように M→副詞句(節)の形。 ただ、訳語として「ほとんどすぐに」はマズい(笑)。「ほとんど [ほぼ] 時を同じくして」位がエレガント。
・And not simply listening to stories: ここが難しかった。前の (Children are able to enjoy) listening to stories のつながりに気づいた人は相当な学力だそうです。 久しぶりに読んで、また出来ませんでした。「くやしいです」。
・One has only to observe children to see how ...: 伊藤先生の指摘の通り、自分の持っている例文集のすべてでhave only to ... to― と「ためには」のto不定詞を伴っていました(或いはin order to)。
・It is the capacity ... which ...: 強調構文の強調される部分が長いとなかなか読みにくいです。 この延長線上にNo. 55が待ち構えています。あそこはシビレました。
Home Room は文修飾の副詞の詳しい説明。『解釈教室』p. 219 や『テーマ別』p. 207の囲み記事 "語法のファイルH"より詳しいので、熟読してください。 >>163のリスト、probably が抜けてましたm(_ _)m [certainly, clearly*, evidently*, fortunately*, happily*, luckily, normally*, presumably, probably, properly*, obviously*, rightly*] 0195大学への名無しさん2018/05/12(土) 07:39:49.92ID:VF491+Zr0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 50-1】 課題文はアメリカ人特有のアイデンティティーの話。焦点は「that-Clause+V ...」。 この話の導入って、No. 28 の「What-Clause+V」とそっくりですね。あの時の文章をコピペして、チョチョッと直すと・・・ That S (the man)+V ]+V ... と「予想」して⇒ That the man is innocent is certain. と「確認」あ〜よかった! はい一丁上がり! 本文。 ・In a gathering of friends in the United States, in a meeting of ...: 左から右に目を走らせながら、S+Vを待つ姿勢がここでも強調されています。 同じことなのですが、最初の頃よく見かけた「前置詞がついているのでここは主語ではありません」のフレーズは最近では出てきません。 表現が名詞化されると名詞 of 名詞も、V→O もあれば V←S もあり、よく内容を掴んでいないと間違いそうです。 コンマだけで、andが出てこないが、この後出てくるかな(即ち、A, B and C)などと考えます。 また a {business / or educational} organization の釣り合いのとれた読み方も重要。こういうものを処理しながらS+Vの出現を待ちます。
・... or at a public meeting, the family names of ... might reveal something ...: A, B, or C でした。ひとつ解決。 続けてthe family names ... might reveal somethingですがその前にpresent があります。 これが前から名詞を修飾する時は「現在の」という意味。後からの時は「出席している」の意味。
・The differences in nationality within the American pattern ...: The differences in nationality 「国籍(国民性)の違い」といってもオリンピックや国連の委員会での話ではなく、 「アメリカのパターン(類型)」の範囲内でのことだというけど・・・(つづく) 0196大学への名無しさん2018/05/12(土) 07:40:34.21ID:VF491+Zr0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 50-2】 (つづき) ・may be illustrated by the fact that ...: v(助動詞)+be+p.p. は意味が同じなら能動態で (【V2 13-3】(40スレ No. 244))。the fact that ... 同格名詞節。←これらは履修事項の確認。
「事実で説明できるかもしれない」。どんな事実で? ↓ ↓ ↓ the fact that it is not uncommon for one American to say to another, "What nationality are you?" 「あるアメリカ人が他のアメリカ人に『 』と尋ねることは珍しい(ありふれていない、まれな)ことではない」という事実。 ↓ ↓ ↓ 『 』内は『あなたの国籍はどこ?』と尋ねること。 直接話法でsay to ...ですが、間接話法にしたらask に書き換えるところなので、「尋ねる」という訳語を振りました。 「あるアメリカ人が他のアメリカ人に『あなたの国籍はどこ?』と尋ねることは珍しいことではない、という事実」 ↓ ↓ ↓ meaning, "What country did your ancestors come from?" 分詞構文ですが、 ここでは文法的な解釈よりも「〜という意味で」という意味合いの方が大事。 No. 38でもIt (= The word 'consensus') is a neutral word meaning 'common feeling.' という文章があり、 あそこでは分詞の名詞修飾でしたが、「consensusという語は、"共通する感情"という意味の中性的な単語なのである」 と「〜という意味の」を表していました。 ↓ ↓ ↓ 「あるアメリカ人が他のアメリカ人に『貴方の先祖はどこの国から来たのか』という意味で、『あなたの国籍はどこ?』と尋ねることは珍しいことではない、という事実」 訳の問題は別として、言っていることはそういうことだと思います。 0197大学への名無しさん2018/05/12(土) 07:41:10.16ID:VF491+Zr0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 50-3】 ・Application blanks for jobs and registration forms for schools: forms は最近では"投稿フォーム"などの外来語として日本語化し始めていますね。 applicationの方は、apply の「適用する、当てはめる、応用する」の方はアプリ (=アプリケーションソフト)の形で入ってきましたが、 「求める、志願する、申し込む」の方は日本語化してませんね。
・An American may fill in the blank with ... ここはfill in だけど、fill out で同じ意味を表すこともあります。
・neither he nor perhaps even his parents or grandparents: ここは釣り合い的にはneither { he } nor (perhaps even) { his parents or grandparents }でしょう。 基本的にneither は2者のうちの「どちらでもない」に使い、3者以上はNone of my friends has [have] come yet. とnone を使います。 ・・・あぁ、nor のところで Neither A nor (M) B になってますね!・・・書きながら気づきました。
・... may have ever gone to the Canadian side of Niagara Falls: "助動詞+ have+p.p." は意外にも、まだ2回しか出てきてません。>>529 以来2回目の登場です。 「現在から過去に向かっての推量 (〜したかもしれない)」です。 have ever gone が「完了」の意味でなく「経験」の意味で使われているのは、Home Room でG君が質問している通りですが、アメリカの英語ではこういう用法もあります。 the Canadian side of Niagara Falls ←知っているとは思いますが、知らない人はグーグルマップなどで確認しておいてください。 はっきり知ることで正確な理解につながります。 0198大学への名無しさん2018/05/12(土) 07:46:41.70ID:VF491+Zr0 【m(_ _)m 訂正 m(_ _)m】 "助動詞+ have+p.p." は意外にも、まだ2回しか出てきてません。>>529 以来2回目の登場です。 ↓ ↓ ↓ "助動詞+ have+p.p." は意外にも、まだ2回しか出てきてません。>>109 以来2回目の登場です。 0199大学への名無しさん2018/05/12(土) 07:48:03.54ID:VF491+Zr0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 50-4】 ・That these people write down ...: 今回の焦点。That these people の所で That S+V ]+V ... と「予想」し、 in which they were born ... の所でThat S+V(S+V)]+V ... へと「修正」し、 does not mean that ...で"修正予想"で正しかったことを「確認」します。
・This feeling of identity with the cultural background ... along with a pride ...: まず、with the cultural background ... の with は identity with 〜 という繋がりで、次に This feeling of (identity with the cultural background of one's ancestors) ← along with a pride ... という構造です。
・a pride in being an American: 動名詞を使った名詞的表現ですが、a pride in ... の部分は名詞構文と言ってもよいと思います。形容詞から名詞化した形です。 名詞構文の勉強法を以前まとめたもののリンクを貼っておきます (問わず語り 名詞構文)。
形容詞からの名詞化は前置詞をそのまま受け継ぐことが多いですが、そうでない例もあるようで、 ここもof から in に変わっています(be proud of から a pride in に)。 0200大学への名無しさん2018/05/12(土) 07:59:32.09ID:VF491+Zr0 正直50番の解説は噛み砕けてませんね。 あまり気に入りません。まぁ、仕方がないか・・・。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 51-1】 課題文は機械の2つの基本タイプと人間の生体機能の話。焦点は「関係詞のwhose」。 51番まで来ました。並行世界だった『ルールとパターン』とも離れ、単独の旅程で山頂を目指します。 あと11題。すでに「ルール」と「パターン」の提示もはるか昔に終わり、それを用いた反復練習も相当数やってきました。 基本姿勢も段々身についてきたのではないでしょうか。特に2周目以降の人はそうなっていることを祈ります。 40番台中盤から「難問」と呼んでもいい課題文もちらほら混じり始めました。すでに受験レベルのかなり上のところまで来ています。 55番から始まる最後の7題は特に「ビジュアルの神セブン」と呼んでもよい歯ごたえのある問題です。ここをこなして、揺るぎない実力を身につけましょう。 まず焦点。 所有格の関係代名詞の関係代名詞は関係詞節の主語にかかる所有格であればわかりやすいですが、目的語や補語にかかる所有格だと語順の変更があり、わかりにくい。 この時はhowの節、疑問形容詞のwhat の節、「the 比較級..., the 比較級...」のところでやった作戦と同じことをします。 whose がなかったら名詞が後の文のどこに入るか、を決めるプロセスをしっかりやってみることです。 また、所有格の関係代名詞に特徴的な訳しにくさがあります。その点はHome Roomで議論されています。 0209大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:40:39.56ID:gu1n8IXm0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 51-2】 本文。 ・in complete independence of what ...: う〜ん・・・なんだかわかりにくい。一体何を言いたかったんでしょうか ┐(-"-)┌ 先生の言っていることに合わせてボケてみましょう(笑) 《complete independence 「完全な独立」、A of B 「BのA」、合わせて「…の完全な独立」(ここで間違ってるのですが、トボケてそのまま進みます)。 what is going on around them はp. 261 の説明に準じてthe thing which is going on around them、 ここでのgo on は「(進行形で)=happen」の意味だから「周りで起こっていること」。 それを無理やり説明に合わせるために、「周囲で進行中のこと」と調整して準備オーケー。 最初はR君のヘタレ読みから。「知覚可能な"もの"のほんの小部分」を「知覚可能なほんの小部分」と誤読したを真似て、 「周囲で進行中の"こと"」を「周囲で進行中」に削る。やれやれ。 「<(周囲で)進行中>の完全な独立」・・・なるほど。全然ダメですね ┐(´-`)┌ what節の読み方が完全に間違っている上に、上述のように「…の完全な独立」という間違いをして2か所でペケです。
次の読み方「<(周囲で)進行中のこと>の完全な独立」・・・なるほど。「<(周囲で)進行中のこと>」は合ってるんだ。 でもindipendence of と前置詞が名詞と強く結びついていることに気づかず、「…の完全な独立」とofの辞書的訳を不用意に当てはめてしまった。》
ふぅ〜・・・他人の誤読に合わせて間違うのは結構大変(笑)。結局indepence of が「…からの独立」なので、正しくは 「<(周囲で)進行中のこと>からの完全な独立」です。 ところがここで伊藤先生は急に一段階訳を進化させ、以下のように結んだ。 「<周囲で進行中の>ことと全く無関係に<仕事をする機械>」です。 これでは一読してわかるのはムリ・・・絶対にムリです(笑)。 0210大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:41:30.34ID:gu1n8IXm0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 51-3】 ・The more perfect their insulation the better ...: 「more perfect が所有格の their の前からあとの名詞にかかるはずがないと思うと同時に…」となっていますが、ここわかりますか?・・・後で説明します、先進みましょう。 「the 比較級..., the 比較級... 」 はいいとして、最初のthe 比較級の文は be 動詞が省略されています。 このように省略が起きたり、The more perfect is their insulation のようなC+be+S 倒置がこの構文の be で起きやすいのは注意してください。 語順を還元した文はTheir insulation is more perfect. と They do their job better. です。
例外はall the booksにみられるallやboth、 such a deep perception, too severe a correction, as brave a manに見られるような少数の形容詞。 この様な例外はあるが、ここはまず原則(「冠詞」と「所有格」)をしっかり頭に入れることが大切。 ↑こういう訳で、「their の前からあとの名詞にかかるはずがない」と言っているのです。 この話はもうちょっと続けましょうか(つづく) 0211大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:42:13.88ID:movwl3qc0 ビジュアルのforの解説は大嘘www I didn't know what to do. Fot I couldn't not find it on the map. が正しい文章。For以下が独立文になるのはよくあることですwwww
We are becoming a nation incapable of distinguishing between casual, everyday symptoms and those that ... では、betweenという前置詞があとに名詞が出ることを予告するので、casualがその名詞を修飾する形容詞と感じられるのである。
(2) 修飾部の構造:冠詞や所有格と後続の名詞の間に入る単語は形容詞以外に副詞や名詞、and やbut があるが、これらが加わるとこみ入ってくる。 それでも原則を貫いて読めるように。 One may find oneself in an increasingly embarrassing situation. [冠詞 ... 名詞] の ... の部分にある言葉は、枠の外の部分と直接の関係を持つことができないというのは大切な規則。 従って、このincreasinglyはembarrassingにかけて読むのが唯一の解釈で、これをfindにかけるのは大きな誤り。 They respected highly the skillful teacher that was newly appointed. のhighlyを[the ... teacher]の枠の中のskillfulにかけて読むことができないのにも注意。 『テーマ別』では更に沢山のもっと複雑な例が課題文に含まれています。
・The less it is affected by the weather the better clock it is: 還元した文は、It is affected less by the weather.と It is the better clock. 0213大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:43:17.04ID:gu1n8IXm0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 51-5】 ・whose function it is to be as sensitive as possible to ...: 今回の焦点。whose に限り「人」だけでなく「物」を先行詞に出来ます。「whose がなかったら…」の還元操作を早速してみましょう。 It is their function to be as sensitive as possible to some kind of change in their surroundings. です。理解しやすくするために、as ... as possibleを外してみと、 It is their function to be sensitive to some kind of change in their surroundings. 大部わかりやすい形に還元できました。
・What is a virtue in a clock would be sheer incompetence in a barometer: 仮定法です。if 節に当たるのは、in a barometerですね。『チョイス』組の斎藤・奥井両先生に叩きこまれました。頭から離れません。
・both these kinds of machines: 「冠詞」、「所有格」を見たとき、ここから「修飾語→名詞」の構造がはじまると考えてよい。 ただし、例外はall the booksにみられるallやboth、と説明した例外が都合よく出てきました。伊藤マジック(笑)。でもホント伊藤本にはこういうことが多い。
・a great variety of stimuli ― light, sound, changes in temperature, etc. ― : 同格。H=A1+A2の型。
Home Roomの要約。 I know a boy whose father is a rich man. を「私は、その父親が金持ちである少年を知っている」と訳すのはどこか変な日本語。それは「少年」を受ける「その」が「少年」前にあるから。 ただ、翻訳の歴史の中で日本人がこういう文に慣れてきていることも事実。だから、この程度なら許容範囲かも知れない。 もっとも「私は、父親が金持ちの少年を知っている」の方がわかりやすい。 さらに「私は、金持ちの父親を持っている少年を知っている」、「私はある少年を知っているが、その父親は金持ちです」などが切り抜け方になる。 0214大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:45:26.39ID:gu1n8IXm0 50番とは違い、51番は『ビジュアル』の内容の要約と補完という意味では、よくできています。 こういう内容の濃淡が大きく生じるのが、素人の悲しいところです ( ;∀;) 0215大学への名無しさん2018/05/12(土) 23:33:12.74ID:movwl3qc0 池沼回路、中学生レベルの間違いを犯すw 実は文脈に沿った単語の意味を取ることや時制を無視した無神経な訳出は稀代の糞本量産型詐欺講師伊藤和夫にも見られる誤りw 詐欺講師がバレて90年代には学生から見放されて駿台のトップから転落し若い英語講師に嫉妬しながら憤死した伊藤和夫とそっくりと言えようwww
But physicians are finding that 〜の訳を、 >ところが、内科医はこの旧来の薬の渡し方は治療を絶望的に効き目のないものにしたり、危険なものにさえすることがあると思うようになった。 と原文を無視して、勝手に過去形に訳すという愚を犯している 特に後者は中学生レベルの誤りである 伊藤回路とは、単語のニュアンスや時制を無視し、読めた気になる妄想を抱くことを言うのだろうwwww
155 名前:大学への名無しさん [sage] :2017/10/07(土) 11:27:03.96 ID:LoojxlYr0←池沼回路 「何番目に〜な」:例えばこの表現はそれぞれ、以下のようになっている。 『実戦活用例文555』 >Acme Steel, the country's second largest steel producer, announced plans to lay off nearly 3000 workers nation-wide, beginning next month. >国内第2位の大手鉄鋼メーカー、アクメ・スティール社は、来月より全国で3000人近い解雇を実施する計画を発表した。
『実践ロイヤル付属暗記用例文300』 >Canada is, after the Russian Federation, the second largest country in the world. >カナダはロシア連邦に次いで,世界で2番目に広い国である。 ※この本もピーターセンが監修しており、英文は信頼できる。
『よくばり英作文』 >India is the world's second largest rice producer, after China. >インドは中国に次いで世界第二位の米の生産国だ。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 52-1】 課題文はおばあちゃんの紐解きの話。焦点は「however ではじまる節」。 疑問詞ではじまる節の総まとめです。いくつか新しいことも出てきます。 (1) Scientists do not know what happens when we speak. ⇒p. 17 (2) Scientists do not know how children learn. ⇒p. 16 (1) what は疑問代名詞、名詞節をまとめ、節の中では主語。 (2) how は疑問副詞、名詞節をまとめ、節の中では何もしない(副詞だからS, O, C にはならない)
次。 (1) Whatever I get, it is yours. ⇒p. 395 (2) Whenever we become too emotional, we are forgetting that ... ⇒p. 98 (3) However hard he may work, he cannot finish it in a day. ⇒『700選』No. 514 (1) whatever は「what と違い」、副詞節をまとめることも出来る。節の中ではgetの目的語。 (2) whenever は副詞節をまとめている、節の中では副詞。whenever 以下は完全な文。 (3) however は副詞節をまとめている、節の中では副詞だが、副詞(hard) にかかり、節の先頭に出て語順が変わっている。 (いつものように) however がなかったら、節はどういう文になるのか考えるのがコツ。
次、whatever とhowever ではじまる副詞節には省略形がある[新出]。 (1) Whatever the results, I will do my best. (2) However hard their conditions of life, they were highly optimistic. (3) However hungry, you must eat slowly. (1) Whatever the results are , I will ...の are が省略されている。 (2) However hard their conditions of life were, they were ...の were が省略されている。 (3) However hungry you are, you must ...の you are が省略されている。 0226大学への名無しさん2018/05/13(日) 09:51:38.74ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 52-2】 本文。 ・To cut the string of a parcel: To cut ... ] ...+V か、To cut ...] ... S+V か。(「予想」)
・however complicated the knot, ...: 今回の焦点。be 動詞を周りの時制と合うようにして入れます。ここではis または may be。 「however がなかったら…」の還元操作をすると The knot is complicated.
・is something a lady would not do on any account: is something のところで、To cut ... ] ...+V (名詞的用法・主語) と決まった(「確認」もしくは「修正」)。 would not do は仮定法、on any account 「どんな理由[条件]でも」がif 節に相当(『チョイス』組による調教)
・anxious though she might be ...: Young as he is, he is very prudent. 「彼はまだ若いけれども、大変用心深い」 譲歩のas が導く副詞節は倒置が起きるのが特徴。 この譲歩のas と同じ用法がthough にもあり、やはり倒置が起きる。ここはその用法。 as の多彩な用法を、比較構文を除いてまとめたものをかつて作りました。リンク貼っておきます。
anxious はあとの to discover the contentsとつながっており、be anxious to discover ... be+形容詞+to― (>>145) だから、「熱心である、(包みの中身を) 知りたい点で」 0227大学への名無しさん2018/05/13(日) 09:52:26.92ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 52-3】 ・Up until: until の強意形。
・a convenient little instrument to help them unpick ... 形容詞的用法のto―。 H-M は S+V の関係。 a convenient little instrument helps them unpick particularly knotty knots. particularly knotty knots ← particularly (副) knotty (形) knots (名) ↑形容詞を修飾する副詞は形容詞の直前に置かれる(>>163:『新英頻』 Pt. I p. 132 の情報)。
・regarded this as a form of cheating 第5文型、as は「補語のしるし」。a form of ... は「... の一形態」。 英語でカンニングのことをcheating といいます。 184. A serious student like John cannot have cheated on the exam. 「ジョンのような真面目な学生が、その試験でカンニングをしたはずがない」 (→『よくばり英作文』) rather like ... ←rather は like にかかり「...にいくらか似ている」 「クロスワードパズルの本の最後についている解答を見てしまうことにいくらか似ている」 まあ、早い話がカンニングですな。 そこまで奇を衒った訳語にしなくてもいいけど、そういう意味で使っていると知ってほしいです。
・undo: @「〈ひもなど〉をほどく;〈衣服〉をゆるめる;〈包みなど〉を開く;〈ボタンなどを〉はずす」 A「元通りにする;…を取り消す、無効にする」 B「(コンピュータ)アンドゥする、取り消す」 C「〈人・物〉を破滅させる、だめにする」 今の時代A、Bの意味に考えてしまいますが、この問題を機に@を確認しておきましょう。 Cはそんな文に出くわしたら、そこで本格的に覚えることにして、ここで一度チェックしておきましょう。 0228大学への名無しさん2018/05/13(日) 09:53:08.63ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 52-4】 ・it is wound up ...: it is wound up ... and stored, [together with ... of string], [in a special box ...] V ...... M の形です。 前の M が [together with ... of string]、後の M が[in a special box ...]、どちらも動詞にかかります。 それを示すためにコンマがついています。コンマの様々の役割についてまとめたことがあります。リンク貼っておきます。
・At the same time ...: the wrapping paper is smoothed out, ... folded and put away ...。動詞が A, B and C の形。 「伸ばして」「たたんで」「しまう(put away)」訳です。put away は手持ちの熟語集でチェック。 against the day 「その日に備えて」 1-C-23. I mustn't forget to guard against hay fever. 「花粉症対策を忘れずに」 (『起きてから寝るまで英語表現700』)
・the day when it will come in useful: 関係副詞です。先行詞のthe day、関係詞とも省略されていません。 関係副詞の導く節は名詞 the day を修飾しているのですから、形容詞節です。だから未来を表現する will が使われています。 現在形を使うのは時と条件の「副詞節」です。
Home Room はじゃれ合っています(笑)。 0229大学への名無しさん2018/05/13(日) 14:44:17.52ID:r0V3Uh0s0 池沼回路の解説の誤りを正すwwww
まず糞講師伊藤が書いたビジュアルのforの解説は大嘘www I didn't know what to do. Fot I couldn't not find it on the map. が正しい文章。For以下が独立文になるのはよくあることです、と書いてあるが大嘘wwww
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-1】 課題文は大学生活総論といったお堅い感じの文章。焦点は「転用接続詞」。 転用接続詞という用語が出てくるのは伊藤本では本書と、後は『英文法教室』だけで、 他の文法関係の本には特に断りもなく、接続詞として個々の単熟語が淡々と説明されています。 ただ読解の観点からは、あまり接続詞らしくない風貌をしているにもかかわらず、接続詞として機能するという厄介なものであるので、 「手配書」のごとく顔はよく覚えておくといいでしょう。 個別には文法関係の本、暗記用例文集などにはよく出てくるものなので、そちらからもチェックしておけばこと足りると思います。 そういうことで、列挙します(文法的には関係ないですが、同じような話の運びで「文修飾の副詞(>>163)」について書いたのを思い出しました)。 once, by the time, now [that], the moment(minute), the way,every(each) time the first (last, next) time, in case, provided(providing) [that], granted(granting) [that] 本文 ・Being at a university is ...: もうそろそろ、Being ......] V か Being ......] S+V か「予想と確認と修正」... などと仰々しくやらなくても、 スラッとBeing が主語, is が動詞とひらめいて欲しいと言ってます。 自動化すればそうなります。スポーツと一緒。 a very strange mode of existence →「とても奇妙な生活様式」くらいのあたりをつけてから辞書を引いて確認するやり方 を書いていますが、これってまだ言ってなかったですよね。 『テーマ別』では繰り返し出てくる伊藤節です。伊藤先生、何度も教えたつもりになっています。 The tricks that our memories can play on us. (No. 34) です(笑)。 0232大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:17:27.11ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-2】 ・... from anything the student will have experienced before: 最初の難所。結論を先取りして、ここは「未来完了」ではなく、「現在完了に推量の will の加わったもの」と説明してあります。 現在完了の「経験」の用法(experienceという動詞もありますがこれは偶然)。説明の例文が示唆に富むので書いておきます。 He will have arrived there by tomorrow. 「彼は明日までにはそこに着いているでしょう」 He will have arrived there by now. 「彼は今ごろはもうそこに着いているでしょう」 前者が「未来完了」、後者が「現在完了に推量の will の加わったもの」で「完了」の用法。
・... from anything he is likely to encounter afterwards: 関係詞がto― (to encounter) の目的語。
・yet provided ...: 今回の焦点。その前にyet は大体 but の意味ですが、最近の辞書では 「yetや and yetは直前にされた言明に対して、驚きの感情を持ちながら、「にもかかわらず」(=nevertheless)といった感じで使う」 と書かれています(LDOCE, OALD)。>>85でも書きました 焦点のprovided ですが、意味がif とわかれば後は簡単。 従属節中にand を含みますが、何度も怒られたのでクリアできるでしょう。 A and (M) B も予定調和のごとく出てきました。
・a testing time, ...: 「試練の時期」、test で苦しんできた私には身に沁みる響きの言葉です (^^; a trying-out of new aspects of one's personality a period of self-discovery and awakening 後に続くこれらは「同格」。H=A1 =A2タイプ。 0233大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:18:07.17ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-3】 ・..., coming as it does at the end of adolescence and ...: coming が分詞構文なのはわかるとして、そのあとのas it does が問題。今回の山場。 p. 158〜159の解説をじっくり読んでください。『英文法教室』p. 264〜265 でも、例文を含めて全く同じ解説が載っています。 ここではこの解説の後に『英文法教室』に載っている一節の要約を紹介します。 理由の接続詞as を使って書かれた次のような文を見て下さい。 As it is written in an easy style, the book is suitable for beginners. 「その書物はやさしい文体で書いてあるから初心者に向いている」 この文を分詞構文化すると Written in an easy style, the book is suitable for beginners. が出来上がりますが、この過程で抜け落ちたas it is を挿入節のように入れると Written, as it is, in an easy style, the book is suitable for beginners. 「その書物はこのように、やさしい文体で書いてあるから初心者に向いている」 となります。この形は解説に出てくる Living, as I do, so remote from towns, I rarely have visitors. と全く同じです。また、この文からコンマを除いた Written as it is in an easy style, the book is suitable for beginners. は正しい文章ですが、この形は前のNo. 52の anxious though she might be ... を説明した時の例文 Young as he is, he is very prudent. の形容詞 young をp.p.にした次のような文 Devoted as she was to him, she had always thought him rather cruel. 「彼女は彼を献身的に愛してはいたが、いつも彼はどちらかといえば残酷だと思っていた」 と形の上では区別できなくなります。 前後関係の意味から決定するしかないし、どちらともつかない文もあります。 as に関しては終わりの方でもう一度書きます。 0234大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:18:42.07ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-4】 ・Not even the most ivory-tower academic ...: 『ルールとパターン』から『ビジュアル』に進化する際に失われた2つのルールのうちの一つが、 「主語と動詞の関係を含まないままで単語が多数続くときは、中心になる語は何かと考える。」 というものであると紹介しました(>>64)。 些かまとまりの悪いルールなのでボツにされたのでしょうが、伊藤先生の解説の端々に出てきます。 ここもそれです。(ivory-tower)→ academicで更にthe mostがこれを修飾します。academicが中心の名詞。
・... would expect his students to do nothing but study night and day ...: 仮定法です。if節に当たるのは、この前に出てきた最上級the most ivory-tower academicで 「象牙の塔にいちばんふさわしい学者であったとしても…」というeven if の仮定 (譲歩)が含まれています。 『チョイス』組の齋藤・奥井両先生に感謝。 expect+目的語+to―は第5文型で、目的語がto― の基本形。 こういう類型を体系的に教えて下さった伊藤先生に感謝。 do nothing but V 「…してばかりいる」。night and day は名詞の副詞的用法
・As cannot be stressed too strongly, a university is ...: またまた as。今度はcannot be の主語ですから、関係代名詞、 such はないから挿入の用法です。 cannot ... to 〜 を見ると伊藤先生は「受験英語の…」と語り出します、条件反射(笑)。 「どんなに強調してもよいことであるが」。 同じ関係代名詞、挿入のasでやたら目にする例文を2つ挙げます(『チョイス』組の例文です)。 He came late, as is usual with him. / He came late, as usual. As is often the case with him, he was late for school.
・the proverbial Jack, the dull one, who has no time for play: the proverbial Jack と the dull one は同格 (H=A)。関係詞はどちらにかかると読んでもよい。 この例文と同じような趣旨の英文が『英文解釈教室』8-2 例(1) 8-2 例(2)にあります。 もう多分読めますので、興味があったらみて下さい。 0235大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:19:40.91ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-5】 比較構文とは違うas が沢山出てきました。 このように色々な用法がある上、比較構文との絡みで、そちらも山程学習事項があるから、as はわかりにくいです。 そこで比較構文を除いたas 単体の多彩な用法を以前以下のリンクでまとめました。
「これをまとめた後、再び検討したら、もうひとつだけas の話に加えておいた方がよいものがあったのですが、それはどこかで補足しましょう。」 と>>81 で書きました。それを今しておきます。 「as+S+V」、単語3つのasの用法です。個人的には「三連のas」と呼んでいます、どうでもいい情報です(笑)。 そのうちのひとつが今日のこれ、1. です。 1. 主節と同じ主語と強調する動名詞や分詞(一般動詞の場合は代動詞 do )の動詞を使って 「こういうふうに、こんなように」と「現実」を強調する意味を出す「as+S+V」です。 He helped us greatly by holding the mob as he did. (ああいうふうに) Living, as I do, so remote from towns, I rarely have visitors. (こういうふうに) 2. 「(ところが) 実際は」の「as it be」 But for your help, I should have been drowned. As it was, I was safe. 「あなたの助けがなかったら溺れていたでしょうが、実際は(助けていただき)無事でした」 I thought things would get beeter, but, as it is, they are getting worse. 「事態は好転すると思っていたが、実際はそうでなく悪化している」 3. 「いわば、まるで」の「as it be」(=so to speak) The girl is, as it were, her father's doll. 「その女の子はいわば父親の人形です」 He is, as it were, an eternal boy.「彼はいわば、永遠の少年だ」 (つづく) 0236大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:20:29.01ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-6】 (つづき) 4. 「もとのまま、あるがまま」のas+S+be In many respects, things have remained as they were. 「多くの点で、事情はもとのままになっている」 A photograph can represent the phenomena of nature as they are. 「写真は自然現象をあるがままに映し出すことができる。」 They are content with things as they are. 「彼らはあるがままの物事に満足している。」 これら4. の例文は実は以前紹介した≪もうひとつのas≫の仲間です。 文法的に以前紹介したものはasの節中の目的格補語が欠落しているもので、今回のは主格補語が欠落しているものです。 とはいっても、説明はホント大変。以前のタイプは『テーマ別』がそれでもわかりやすかった。 今度のものは『英文法教室』を読んでもらわないとなりません。参照ページを以前のレスから拾いました。
>>235 下から6行目 I thought things would get beeter, ↓ ↓ I thought things would get better, 0240大学への名無しさん2018/05/15(火) 10:44:42.04ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 54-1】 課題文は幼児の Lisa とボールペンの話。焦点は「C+be+S と O+S+V」。 伊藤先生は「ライザ」としていますが、「リサ」の方が実際には多いんじゃないでしょうかね。焦点は倒置です。 さて本文。 ・Close by is Lisa, 16 months old, a bright and bold child: M+V+S。元の文はLisa is close by. 同時に「動詞の主語は前になければ後にある」。 ひとことつけ加えると、M+V+S という場合にはbe 動詞もVに含めます。 16 months oldはSの修飾語、a bright and bold childは同格というのは、言うだけ野暮というものです。言っちゃいましたが (^^;
・meant for ...: 「... 向けのもの」。この言葉は人間にも使われるようで、love song の歌詞には You're meant for me. なんてよく出てきますよね。「君は僕にピッタリだ」ということですね。 ここでは穴にピッタリなわけです (他意はありません^^;) 。
・Can it be that ...: It can be that ... の疑問文「... ということがありうるだろうか」 0241大学への名無しさん2018/05/15(火) 10:46:14.25ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 54-2】 ・if she sees me with the pen in my pocket: 「with+O+―ing, etc.」です。Nexus (S′+P′)を読み込むべき文章です。そういった構文にはどういったものがあるかは【V2 10-2】(40スレ No. 215)。
・she lets me know right away that: V+M+O。伊藤先生めずらしくM2の副詞的修飾語の2を忘れています。もっともこの本以外はたいていMだけなのですが。
・There is no putting her off: この構文もcannot too ... too と並んで受験英語の代表のような熟語的構文で There is no ―ing で「―することはできない」
・She is stubborn, and ...: A and (M) B。She is stubborn, and (if I pretend ... wants), she makes a scene. if I pretend ― which is a lie ― not to know what she wants, she makes a scene.← [S+V(S+V)]S+V。
・The trick, when I know ...: The trick, [when I know (I will need to use my pen)], is to have an extra one hidden in a pocket. ← S [S+V(S+V)] V です。 ビジュアルの「S+V, [S+V], (S+V) の組み合わせ」の下から2番目。
・The other day she was playing ..., hitting ..., pleased ..., and making ...: 述語動詞の構成です。疲れていたせいか分詞構文がいっぱい続いているのかな? と一瞬思ってしまった(笑)。(・・・いやいやこれでよかったみたいだよ!! 詳細は後で)(つづく) 0242大学への名無しさん2018/05/15(火) 10:47:37.32ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 54-3】 (つづき) 一つずつ見てみましょう。 The other day she was playing on the piano, 名詞の副詞的用法から、S+V。 ここでは「ピアノをひいていた」より「ピアノで遊んでいた」にします。ごもっとも。 楽器はplay the piano, play the guitar と通常the をつけますが、スポーツのジャンルは無冠詞です。play tennis, play golf etc. ↑冠詞は『英語の冠詞はここまで簡単になる』ジェームス・バーダマンを繰り返しやる。
<she was> hitting out more or less at random with both hands, outはhitにかかる強める副詞、 (more or less) → at random と読んで、hitting out にかけ、 with both hands もhitting out にかける(V ... M)。
<she was> pleased to be working the machine, 感情の原因を示す不定詞の副詞的用法で 読み方は [was pleased]+[she was working the machine] と教わったのははるか昔(No. 11)the machine は the piano のいいかえ。
and <she was> making such an interesting noise. あぁ、すっきり。
・Curious to see ...: 形容詞が主節の動詞にかかり分詞構文と同じ働きをすることがあります。『ビジュアル』ではなんと、これが初めての登場。 『ルールとパターン』では《20》で出た形でしたが。 読み方は同じ。
・whether she would imitate me ...: would は「過去から見た未来」 0243大学への名無しさん2018/05/15(火) 10:48:30.47ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 54-4】 Home Room @ Little children are less clumsy than we have always supposed. まずthan 以下が S+V だから主節の S+V と較べるのが定石。 Little children are clumsy. / We have always supposed. ・・・┐(´-`)┌ でもちょっとまって! Little children are clumsy. We have always supposed that little children are clumsy. この二つの比較で、前者の方が程度が小さいよ、と言っているのか (^ω^)
A He is less a poet than a novelist. A < B ということは 「BよりAは小さい」。同じことは「AよりBは大きい」といってもいい。「詩人であるより[むしろ]小説家だ」
B 先生は she was playing ..., hitting ..., pleased ..., and making ... とwas につながるものが4つあるように読んだけど、 she was playing に分詞構文が3つかかるという考えられないか。4つは内容の上で同じ次元じゃないような気がする。 was playing on the piano と総括的に言い、表現の次元を変えてあとの3つでそれを具体的に説明していると思うんだが。 →その通り、その解釈の方がいい。あまり細かいことにこだわると、生徒が混乱すると思って言わなかったんだ。 ・・・よかった。ぼんやりそう読んで、解説を見て慌てて書き直した。でもHome Room を読んで少し自信を取り戻しましたm(_ _)m 0244大学への名無しさん2018/05/15(火) 12:35:26.52ID:F3WjJI+90 いよいよ『ビジュアル』最後の難関、「神セブン」に入ります! 「この問題がすらすら読めるようなら、もう受験生としては一級の力だ」 と伊藤先生が言う55番から始まる最後の7題、もう少しです。ガンバロウ! 0245大学への名無しさん2018/05/15(火) 20:02:43.77ID:hIJSXfuN0 と受験生じゃないおっさんが書いてると思うと失笑せざるを得ないなwwww 0246大学への名無しさん2018/05/15(火) 21:52:30.93ID:F3WjJI+90 (>>244 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 55-1】 課題文は平均余命の増加と生活水準の向上の歴史的意義。焦点は「否定の副詞+v+S+V」。 前回の Home Room で 「C+be+S を含む文をやろう」とおっしゃっていましたが、どうやら別の倒置形も出てくるようです。 「否定の副詞+v+S+V」 の倒置形は、先頭の否定の副詞以外の語順はちょうど疑問文を作るときの語順変更ですから、大したことではありません。 基本的なパターンに出会って慣れておくことが肝要でしょう。 本文。 ・Far more important ... than the pleasures ... the motorcar is the fact ...: 文頭が形容詞。主語になれない。S がどこかと思って探していると見つからないまま is が出て、その次がthe fact。 ここで is が V、the fact が S、全体はC+be+Sとひらめくのが正しい解釈。
・is the fact that ...: 同格名詞節が第1感としてひらめくのが、英語に慣れているということ。伊藤節が続きます。でもね、それごと覚えちゃっていいんですよ。 人から物を教わるというのはそういうこと。師匠の仕草まで真似してしまうのが上達の早道です。
・... they can get the food and shelter and the medical care needed ...: that の中身。 they can get {the food and shelter / and the medical care} needed ... the がついているのはneeded 以下の限定を受けるから。 逆に言えば、{food and shelter} と {medical care} の両方に needed 以下はかかっていると解釈できる。 以下例文 208. I am still unable to sleep because of the tea I drank earlier. (『実践ロイヤル』暗記用例文300) もちろん限定を受けても特定の一つに定まらないものなら、theはつきません。
・... to keep themselves and their families in health and reasonable comfort: ここは to keep {themselves / and their families} in health and reasonable comfort とするのが釣り合いのとれた読み方。
・このタイプの訳のコツは、Cを主語のように「〜よりはるかに重要なのは、 ...」ではじめるとよい。 同格名詞節内は「... するために必要な食物と住居... を得ることが出来る」でもよいが、 ゴタゴタするので「必要な食物と住居... を得て、... ようにすることである」とまとめるとよい。 0247大学への名無しさん2018/05/15(火) 21:53:44.55ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 55-2】 ・What happened to our health ...: What S+V]+V ... ではないかが第1感(「予想」)、during the first half of this century is の所で「確認」。(【V2 28-1】(40スレ No. 792)) が初出。
・Not so striking, but of equal significance, is the fact that ...: not ... but で、 striking と of equal significance と形容詞的なものが来て is the fact that ですから冒頭の文と同じ構造。
・... that during this period of time our standard of living has continued ...: that の中身。ルール10「接続詞+M2(副詞的修飾語)+S+Vの形のM2は必ずあとの動詞へかかる」を思い出す所。 本編解説のようにthat (M) S+V と書いても同じ事。
・our standard of living has continued to increase while the population of our nation doubled: 「わが国の人口は倍増したのに、生活習慣は向上し続けた」(という事実)
・It is this demonstrated ability to maintain ...: ここですね!ここからがシビレるのであります! ability はto―の修飾を許す特別な名詞(>>103)。 this demonstrated ability とは前の「人口は倍増したのに生活水準は向上し続けた」ということ。だから、It は受けるものがない。
・to maintain a rising standard of life within a population that is confined ...: It is ... that (who, which) の ... の部分が長くなってくるとホントに読みにくいです。 to maintain a rising standard of life 「上昇する生活水準を維持する」 within a population 「人口の範囲内で」 そしてthatをみつけ、「あっ強調構文だっ!」 ・・・ええ、私もやりましたよ!私もむかし見事に引っかかりました。 蜃気楼みたいなもんです、最初にみえた水に飛びついてしまって。ただ、これだと意味が分からない。 This demonstrated ability to maintain a rising standard of life within a population is confined to a limited area. 「上昇する生活水準を人口の範囲内で維持するこの証明された能力は限局された地域に縛りつけられている」 イミフです。ここではないんです。 0248大学への名無しさん2018/05/15(火) 21:54:46.53ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 55-3】 ・to maintain a rising standard of life within a population that is confined to a limited area that a famous historian described as ...: limited area that ... を見てここで強調が終わる、ということになります。 a population that is confined to a limited area 「限られた土地に縛りつけられた人々(全体)]」とは、 食糧が足りなくなったからといって別の土地に移住を開始できるような人々ではないと言っているわけで、 その人数が増えているのに生活水準が向上している、ということは、生産そのものが人口上昇の比率を上回っていることを意味します。 それをさる有名な歴史家 (誰でしょう??) は「現代の偉大な歴史的事件」と呼んだわけです。 強調を外した形は本編を参考にしてください。それそれの語句が長い修飾語を持っていて、ゴチャゴチャしています。 describe のとる文型は describe O as ...となりますから、強調をはずした元の文は described this ... ability ... as the great historic event ... となります。 強調構文と形式主語の鑑別を論じた最近のある英文解釈参考書は、「It is ... that を外しても正しい文になるのが強調構文」と説明していました。 「馬鹿言ってんじゃないよ!」、この文をみるとそう言ってやりたくなります(笑)。
・Never before has such a thing occurred: 今回の焦点。ショボショボです(´;ω;`)
・It has given new hope to men the world over that ...: itはsuch a thing を受ける前方照応のit です。that 節が現れたのはhope が同格名詞節を取れる名詞だからです。 最初はこれにも気づかなかったんだよなぁ〜。 あとは単語の問題。 「それは、全世界の人類に、飢餓と貧困、病気、人間を堕落させる無知という恐怖を永久に追放してくれるかもしれないという新しい希望を与えてくれる。」 生産性が向上すれば食糧が確保できるわけで、それによって飢餓、貧困、病気をなくすことが出来るかもしれない、 教育も十分行き届くようになるかもしれないと筆者は言っているのです。 0249大学への名無しさん2018/05/15(火) 21:56:29.06ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 55-4】 Home Room: ・この問題がすらすら読めるようなら、もう受験生としては一級の力だそうです。 こう言ってもらえると励みになりますね。
・the food and shelter and the medical care で、なぜ shelter に the がついていないにもかかわらず 3つの名詞とも修飾を受けると考えるのかが説明されています。 ちなみに後方から修飾されても、それだけで定冠詞がつかないのは a population that is confined to a limited area が示す通りです。限定できる名詞にならなければ、定冠詞はつきません。
・最後の文It has given ... that ... を形式主語構文として読めないか?→その文だけなら読めるが、全体と繋がらない。
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-1】 課題文は写真家のとる2つの対照的な方法ついての議論。焦点は「S+V+O ... C」。 No. 51の2つの機械の基本タイプの話といい今回のこれといい、対照的な例を挙げて比較検討するのは、まぁ、「論」の基本パターンですね。 焦点は目的語と目的補語が修飾語によって離れると、えらい読みにくくなるという話です。 V+M+OでもV ... M でも、Mが長くなるにつれて飛躍的に読みにくくなりますね。 Mが短い時の基本パターンに習熟することと、修飾語の位置が孕む問題点を知っていることと、 両方から攻めなければ中々攻略できない分野だと思います。 本文。 ・There are two courses open to the photographer: 2周目以降ということで、若干補足。『構文詳解』p. 8 を多少modify して。 「There is(are) S 構文のあとに分詞が続くと、この構文の持つ「存在」の意味が薄くなり、 これに伴って分詞との関係がH とM ではなく、S と Pのように感じられてくる」として、 「There was a man coming. は「来ようとしているひとりの男がいた」ではなく 「ひとりの男が来ようとしていた」と訳すのが望ましい」と論じています。 形容詞にもこれを当てはめてよいと思います。 「写真家に開かれている道が2つある」でもよし「2つの道が写真家に開かれている (Two courses are open to the photographer)」でもよし。
・He can make the uncommon common: 結論を先取りすると His photographs make momentary events and strange occurrences all over the world our common property. の抽象化です。 the+形容詞・分詞には、大きく2つの用法があります。『チョイス』組斎藤先生の本から @「人々」の意味で、複数として扱う。 We must respect the old.「老人を尊敬しなければならぬ」 The rich are not always happy.「金持ちは必ずしも常に幸せとは限らない」 A「抽象名詞ないしは抽象名詞的な意味」で、単数として扱う。 He has an eye for the beautiful. 「彼には審美眼がある」 このthe beautifulを@のように解釈して「彼は美人たちに対して目を持っている」 →「美人に目がない」などという誤訳をしてはいけない。これは抽象名詞と考えること。 The old and the very new exist side by side in Kyoto.「京都には古いものと非常に新しいものとが共存している」 形は同じくthe oldであっても@とAとでは意味というか訳はまったく違う。 引用・要約させていただきました。the uncommon 「尋常ならざるもの」という感じでしょう。
伊藤教室の脇には『チョイス』を教える、これまた素晴らしい教室がありました。 0252大学への名無しさん2018/05/16(水) 23:11:21.08ID:QLj2g1030 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-2】 ・Or he can make uncommon the common: こっちは一段と難しい。先生はここで何とか説明してくださるけど、我々としては この箇所だけを考慮するのではなく、もう少し先を読んで、筆者が全体として、何を言いたいのかを考えてみる事により、もう一度立ち返ってみることが肝心。 わからない場合には、その箇所に止まっているのではなく、一端、判断を中止して、先を読んでから、もう一度考え直してみる。 とは、これまた『チョイス』組斎藤先生のご本からの引用です。 前のレスで、あとの方の文からの抽象化だと説明しましたが、斎藤先生の本から学んだことです。 斎藤先生、そして斎藤先生に教えていらした鈴木長十先生に感謝。
・The classic example of the photographer who "He can make the uncommon common"のタイプの説明が始まります。
・His goal is not to record the ordinary ...: His goal = to record(=C) の関係。the+形容詞がいっぱい。
・His photographs, seen by millions, make momentary events ...: S+M+Vです。【V2 16-5】(40スレ No. 325)に出てきた話です。コンマがなければSの修飾語、あれば分詞構文と考えて検討してみる、ということです。
・... make momentary events and strange occurrences all over the world our common property: 今回の焦点。momentary events and strange occurrences(=O) ... our common property(=C)です。 もうひとつ、[O (all over the world) C] Mのall over the world は[ ] から出られないわけです。 0253大学への名無しさん2018/05/16(水) 23:12:32.22ID:QLj2g1030 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-3】 ・What more striking evidence could be offered ...: 反語の疑問です。本編解説で充分です。
・The mushroom cloud, the very symbol of nuclear fission: 同格。H=Aタイプ。これで"He can make the uncommon common"のタイプはもはや間違いようがありません。 ほぼ対称形の "he can make uncommon the common" のタイプも大方見当がつくかと思います。 「普通のものを尋常ならざるもの」に変えるのかなぁ?と。
・There is another function which photography can play: "he can make uncommon the common" のタイプの説明が始まります。 which 以下ですが、ルール3を適用すると、Photography play another function. となります。play a role という熟語があるのは知ってますよね。 397. Comics play an important role in Japanese popular culture. 「漫画は日本大衆文化において大切な役割を果たしています」 (『よくばり英作文』) というような使い方をしますが、role (役、役割)と意味が近い function (機能、役割) も同じコロケーションを取ることができます。 partもそうですね。「役割を果たす」。 play にしても function, role, part にしても、中心の意味に対応する日本語と意味の広がりがだいぶ違いますね。
・This, of course, is the way of the painter: やっぱりそうですか。ここでピカソやダリの絵があなたの頭の中に浮かんでいれば「読めている」ということです。
・Time and place, so all-important to the documentary picture maker, are ...: ここもS+M+Vですが、コンマはあるものの M はV にかかるのではなく、S にかかっています。 だから、「ひとつの判断材料」(【V2 16-5】(40スレ No. 325)) で決定要因ではないのですね。 0254大学への名無しさん2018/05/16(水) 23:21:27.15ID:QLj2g1030 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-4】 ・... are of less interest to these cameramen: 「of+抽象名詞=形容詞」の形 (例えば奥井『英文読解のナビゲーター』p. 7 など)
・We are not concerned with their work as representational ... but as ...: 第5文型とほぼ同様の考え方ができるV+前置詞+O+as ... の型をとる動詞。「... としてOに関心を寄せる」。 look on O as ... (... と見なす)、think [speak] of O as ...(... と考える)、refer to O as ... (... と呼ぶ) 172. Mars, which is the 4th planet from the sun, is referred to as "the Red Planet." 「太陽から4番目の惑星である火星は,「赤い惑星」と呼ばれる」(『実践ロイヤル』暗記用例文300) ただ、ここの例と較べるとbe concerned with O as ... のasはより普通の前置詞の意味と機能を持っているように思えます。 not ... but 〜 はいいですよね。
・Not that which is shown, but how ...: No. 45に出てきた Not that の熟語構文ではなく、that which にnot ... but 〜 が絡んでいる、ということでした。 「写真に示されているものではなく、写真家が自分の周囲の世界をどのように見たかということが、このアプローチを示すいちばん簡単な方法です」
that which は 関係代名詞 what の解説文に出てくる以外はあんまり見ませんが、たまにありますね。 たとえば以下の文。 But I had no power of combining, as a public speaker should always do, that which I had studied with that which occurred to me at the moment. 「しかし私は、あらかじめ覚えてきたことと、演説するその時で思いついたことを結びつける能力が、公開の席で演説する人は常にしなければならないのだが、 全く欠けていたのである」(奥井潔『英文読解のナビゲーター』No. 7-2 / 斎藤雅久『続・かつて『チョイス』という名の英語教材があった』No.6) 0255大学への名無しさん2018/05/16(水) 23:25:11.44ID:ENPW8+hL0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-5】 ・ここでOr he can make uncommon the common. を再検討してみます。この方法は 1. 画家のやり方だということ (ピカソやダリがいちばんわかりやすい) 2. 時間や場所など客観的な事実は重要ではない 3. the uncommon で示されたものの反対だから、ありふれた、日常的なこと、見慣れたこと 4. これらのものを視覚に刺激を与える主観的なものに変えるということ。それが 「あるいは、普通なものを尋常ではないものに変えることもできる」ということの具体的な意味です。
Home Room: ・not ... but 〜 not と but それぞれのあとにつづくものは、文法的資格が同じでなくてもよい。同じでなくてはならないのはnot only ... but also 〜 の方である。
・前に受けるものがないのになぜthat which, the which なのか?→関係詞が特定しているのである。
・コロン: とセミコロン; の話。 colon → ( : ) が記号。 (1) 前に述べたことの言いかえ、要約、詳しい説明、「つまり、すなわち」 (2) 公式の手紙のあいさつなど。 Dear Sir: (拝啓) (3) 時刻の標記に 7:30 p.m. (スペースは入れない。イギリスでは7.30 p.m.) (追加情報1:スペースは単語の左側に空くように。単語の右にスペースは本当は不要です。) (時刻、比率の標記の際はスペースは不要です。) semicolon → ( ; ) が記号 (1) 対照的な内容の節を接続詞を用いずに並列する場合 The powerful are always right; the weak, always wrong. (2) 中にコンマを含む句を区切る場合。 These are my favorite flowers: violets, for their sentimentality; roses, for their color; and buttercups, for their chieerfulness. 0256大学への名無しさん2018/05/17(木) 00:30:44.54ID:L3HrlmQS0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-5】 ・ここでOr he can make uncommon the common. を再検討してみます。 1. 画家のやり方だということ 2. 時間や場所など客観的な事実は重要ではない 3. the uncommon で示されたもののふれた、日常的なこと、見慣れたこと 4. これらのもえる主観的なものに変えるということ。それが 「あるいは、普通なもの変えることもできる」ということの具体的な意味です。
Home Room: ・not ... but 〜 not と but それぞれのあと、文法的資格が同じでなくてもよい。同じでなくてはならないのはnot only ... の方である。
・前に受けるものがないのになぜthat which, the which なのか?→特定しているのである。
・セミコロン; の話。 colon → ( : ) が記号。 (1) 前に述べたことの言いかえ、要約、詳しい説明 (2) 公式の手紙のあいさつなど。 (3) 時刻の標記に 7:30 p.m. (スペース.) (追加情報1:スペースは単語の左側に空くように。単語の右にスペース) (時刻、比率の標記の際はスペース) semicolon が記号 (1) 対照的な内容の節を接続詞を並列する場合 The powerful are always right; the weak, always wrong. (2) 中にマンコを含む句を区切る場合。 These are my favorite flowers: violets, for their sentimentality; roses, for their color; and buttercups, for their chieerfulness. 0257大学への名無しさん2018/05/18(金) 19:56:58.09ID:L7mcqxdN0 (>>255 からのつづき) 埋め立てと認識されて、現在投稿が出来ないみたい (T_T)
受験生のみなさん、伊藤和夫や池沼回路のようにならないためにも昭和のゴミをわざわざ選ばないでくださいねwwww 0259大学への名無しさん2018/05/18(金) 21:05:43.92ID:L7mcqxdN0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-1】 課題文は古代エジプトの宗教の話。焦点は「[代]名詞+前置詞+関係代名詞」。 焦点の例文は He wrote many books, some of which you will read when you will read when you are older. この型の文は読みにくくはないですが、どこが切れ目か正確に把握していることが大事だと思います。 本文。 ・The sun, the wind and the animals which the Egyptians used on their land ...: ここは冠詞が先行詞の決定には役立っておらず、もっぱら後続の形容詞節の意味から判断されるところです。 The Egyptians used ( ) on their land. このuse O on one's land の意味がどうかなのですが、ここの訳は「耕作に使う」としてありました。 辞書で確認してみたのですが、はっきりわからなかったですね。 the land に「農地、農業、田園」の意味があるようで、work on the land に「農業に従事する」といった意味があるようですが。 この意味であれば、the animals しかありません。
・... were all important in Egyptian religion: oneself と並ぶ同格の代名詞 all。何度もやりました。
・The chief god was Ra ...: 太陽の化身で神の頂点のラー。 0260大学への名無しさん2018/05/18(金) 21:07:06.79ID:L7mcqxdN0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・But the Egyptians had many other gods, some of whom had the heads of animals: 今回の焦点。gods と some of whom が切れ目。多神教なのです。神様の中には頭が動物な神がいます。バストは猫の頭を持つ愛の女神。
・The Egyptians also believed in ...: believed in は「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳の修業』では「(存在や効能を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeaningは分詞構文のmeaning を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。分詞構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and (M) B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節が and で結ばれています。先行詞はthings。同じ関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞thingsは共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」の2種類があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
・「神セブン」の中では比較的やさしい課題文なのですが、内容が「神」という事で (^^; 0261大学への名無しさん2018/05/18(金) 22:33:58.33ID:isQjaYzo0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-1】 課題文は古代エジプトの宗教の話。焦点は「[代]名詞+関係代名詞」。 焦点の例文は He wrote many books, some of which you will read when you will read when you are older. この型の文は読みにくくはないですが、どこが把握していることが大事だと思います。 本文。 ・The sun, the wind and the animals which the Egyptians used on their land ...: ここは冠詞が役立っておらず、もっぱら後続の節の意味から判断されるところです。 The Egyptians used ( ) on their land. このuse O on one's land の意味がどうかなのですが、ここの訳は「耕作に使う」としてありました。 辞書で確認してみたのですが、はっきりわからなかったですね。 the land に「農地、田園」の意味があるようで、work on the land に「従事する」といった意味があるようですが。 この意味であれば、animals しかありません。
・... were all important in Egyptian religion: oneself と並ぶ同格の代名詞 all。何度もやりました。
・The chief god was Ra ...: 太陽の化身で神の頂点のラー。 0262大学への名無しさん2018/05/18(金) 22:35:18.21ID:isQjaYzo0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・But the Egyptians had many other gods, some of whom had the heads of animals: 今回の焦点。gods と whom が切れ目。多神教なのです。神様の中には頭が動物な神がいます。バストは猫の頭を持つ愛の女神。
・The Egyptians also believed in ...: believedは「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳』では「(存在や効能を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeanは分詞構文のmean を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節で結ばれています。先行詞はthings。同じ関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞thingsは共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」の2種類があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-1】 課題文は古代エジプトの宗教の話。焦点は「[代]名詞+前置詞+関係代名詞」。 焦点の例文は He wrote many books, some of which you will read when you will read when you are older. この型の文は読みにくくはないですが、どこが切れ目か正確に把握していることが大事だと思います。 本文。 ・The sun, the wind and the animals which the Egyptians used on their land ...: ここは冠詞が先行詞の決定には役立っておらず、もっぱら後続の形容詞節の意味から判断されるところです。 The Egyptians used ( ) on their land. このuse O on one's land の意味がどうかなのですが、ここの訳は「耕作に使う」としてありました。 辞書で確認してみたのですが、はっきりわからなかったですね。 the land に「農地、農業、田園」の意味があるようで、work on the land に「農業に従事する」といった意味があるようですが。 この意味であれば、the animals しかありません。
・... were all important in Egyptian religion: oneself と並ぶ同格の代名詞 all。何度もやりました。
・The chief god was Ra ...: 太陽の化身で神の頂点のラー。
・But the Egyptians had many other gods, some of whom had the heads of animals: 今回の焦点。gods と some of whom が切れ目。多神教なのです。神様の中には頭が動物な神がいます。バストは猫の頭を持つ愛の女神。 0264大学への名無しさん2018/05/18(金) 22:50:14.57ID:L7mcqxdN0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The Egyptians also believed in ...: believed in は「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳の修業』では「(存在や効能を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeaningは分詞構文のmeaning を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。分詞構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and (M) B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節が and で結ばれています。先行詞はthings。同じ関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞thingsは共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」の2種類があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-1】 課題文は古代エジプトの宗教の話。焦点は「[代]名詞+関係代名詞」。 焦点の例文は He wrote many books, some of which read when you will read when you are older. この型の文は読みにくくはないですが、どこか正確に把握していることが大事だと思います。 本文。 ・The sun, the wind and the animals which the Egyptians used on their land ...: ここは先行詞の決定には役立っておらず、もっぱら後続の節の意味から判断されるところです。 The Egyptians used ( ) on their land. このuse O on land の意味がどうかなのですが、ここの訳は「耕作に使う」としてありました。 辞書で確認してみたのですが、はっきりわからなかったですね。 land に「農地、農業、田園」の意味があるようで、work on land に「農業に従事する」といった意味があるようですが。 この意味であれば、the animals しかありません。
・... were all important in Egyptian religion: oneself と並ぶ代名詞 all。何度もやりました。
・The chief god was Ra ...: 太陽の化身で神の頂点のラー。
・But the Egyptians had many other gods, some of whom had the heads of animals: 今回の焦点。gods と some of whom が切れ目。多神教なのです。神様の中には頭が動物な神がいます。バストは猫の頭を持つ愛の女神。 0267大学への名無しさん2018/05/19(土) 00:00:53.44ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The Egyptians also believed in ...: believed は「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳の修業』では「(存在を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeanは分詞構文のmean を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節で結ばれています。先行詞はthings。関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞は共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-1】 課題文はサイン・ランゲージ。焦点は「H(=S)+V ... M1」。 伊藤記号の極致のようなすごい式です。関係詞の前にある先行詞が、修飾語その他のために遠く離れることが今までもしばしばありました。 その行き着くところ、文の主語を修飾する関係詞が述部のあとから出てくる文があります。記号も極致なら、先行詞も極地にあるというオチ。 Nothing should be done in a hurry that can be done slowly. 「ゆっくりできることならどんなことでも、いそいでやってはならない」 本文。 ・It is often possible to ...: 「〈人が〉...できる[できない]」という意味を「人」を主語にして示す形容詞はable [unable] で、It is ... to―の形をとる時は、possible [impossible] です。 I am able [unable] to go there. It is possible [impossible] to go there.
・... to make known what one wants ...: No. 57 で、He can make the uncommon common. Or he can make uncommon the common. をやったばかり。S+V+C+Oの形。 one は一般人称の代名詞、he はそれを受ける代名詞。 文法的意味合いは違いますが、読んでいる時の感覚は V+M+O とちょっと似ていると感じるのは気のせいでしょうか?
・... to make known ←{by means of gestures / without the use of words} { what one wants and what he is thinking about} 文構造を巧く表示できるでしょうか・・・。V ... M の形。 0270大学への名無しさん2018/05/19(土) 07:30:33.97ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-2】 ・There are many gestures which are ... and which almost...: >>264 でやったばかりの関係詞の反復。こちらは関係詞をそろえた普通の形。
・understand that he means "no," just as well as if ...: just は as well as を強める副詞。as well as は本来の比較。 When one shakes his head on being asked a question we understand wellと We [would have] understood well if he had spoken the word を較べているのだと考える (ちょっと難しめか?)。並べるのは難しいが意味は簡単にわかるだろう。 「質問されるとき首を横に振るのを見れば、『いいえ』と相手が言った場合とちょうど同じように、『いいえ』の意味であることが分かる」
・More than a hundred gestures have been noted which school boys and school girls sometimes use to express ideas. 今回の焦点。which の先行詞は先頭の主語 More than a hundred gestures。
・... a few of these would not be understood unless ..., or unless ...: 「it had been previously arranged that ... はit is p.p. that ... 」と何の解説も書いてありませんが、 形式主語でit is ... that の ... 部分が p.p.もしくは形容詞の時、形式主語の構文、といきなり決めつけてまず狂いはないというあの神の予言の話です。 この根拠も含めて、【V2 31-3】(40スレ No. 957) に書いてあります。 (arranged that) they should be used with a special meaning. 「提案」や「取り決め」の内容を表わすthat節の中では「...するように」の意味でのshouldを使います、として例文があります。 cf. It was proposed that we should do it at once. 「すぐにそうすることが提案された」 しかし最近の英語とくにアメリカ英語では「仮定法現在」がよく使われます。 236. He proposed that we postpone the meeting until Friday.(『実践ロイヤル』暗記用例文300) 「彼は,会議は金曜日まで延期しようと提案した」 この236. は He said, "Let's postpone the meeting until Friday." を間接話法にしたものでもあります。 0271大学への名無しさん2018/05/19(土) 07:31:17.54ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-3】 ・This sign ..., would not be understood without explanation: 仮定法です。if節にあたるのは without explanation の所。
Home Room: If I had followed your advice then, I would not be suffering like this now. 「あの時、あなたの忠告に従っていたら、いま、こんなに苦しみはしないのに」 というIf 節は仮定法過去完了(過去の反実仮想)なのに帰結節は仮定法過去(現在と反対の帰結)になるという文は、 仮定法の文法解説書に必ず載っているものです。
同じ形ですが、別の意味を持つものを課題文を改変してG君が作って見せてくれています。 Perhaps a few of these would not be understood if they had not been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されていなければ理解できないだろう」 この文は現在完了の反対を仮定して、その帰結を示している文章になる。というのは Perhaps a few of these are understood because they have been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されてしまっているから理解されている」 という文は正しい文で、この文と同じ構造の現在と反対の仮定をしたら、上の文になるのです。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-1】 課題文はサイン・ランゲージ。焦点は「H(=S)+V ... M」。 伊藤記号の極致のようなすごい式です。関係詞の前にある先行詞が、修飾語その他のために遠く離れることが今までもしばしばありました。 その行き着くところ、文の主語を修飾する関係詞が述部のあとから出てくる文があります。記号も極致なら、先行詞も極地にあるというオチ。 Nothing should be done in that can be done slowly. 「ゆっくりできることならどんなことでも、いそいでやってはならない」 本文。 ・It is often possible to ...: 「〈人が〉...できない」という意味を「人」を主語にして示す詞はable [unable] で、It is の形をとる時は、possible [impossible] です。 I am able [unable] to go there. It is possible [impossible] to go there.
・... to make known what one wants ...: No. 5 で、He can make the uncommon common. Or he can make uncommon the common. をやったばかり。S+V+C+Oの形。 一般人称の代名詞、 それを受ける代名詞。 文法的意味合いは違いますが、読んでいる時の感覚は V+M+O とちょっと似ていると感じるのは気のせいでしょうか?
・... to make known ←{by means of gestures / without the use of words} { what one wants and what he is thinking about} 文構造を巧く表示できるでしょうか・・・。V ... M の形。 0275大学への名無しさん2018/05/19(土) 09:49:16.17ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-2】 ・There are many gestures which are ... and which almost...: >>267 でやったばかりの関係詞の反復。こちらは関係詞をそろえた普通の形。
・understand that he means "no," just as well as if ...: just は as well as 副詞。as well as は本来の比較。 When one shakes his head on being asked a question we understand wellと We [would have] understood well if he had spoken the word を較べているのだと考える (ちょっと難しめか?)。並べるのは難しいが意味は簡単にわかるだろう。 「質問されるとき首を横に振るのを見れば、『いいえ』と相手が言った場合とちょうど同じように、『いいえ』の意味であることが分かる」
・More than a hundred gestures have been noted which school boys and school girls sometimes use to express ideas. 今回の焦点。先行詞は先頭の主語 a hundred gestures。
・... a few of these would not be understood unless ..., or unless ...: 「it had been previously arranged that ... はit is p.p. that ... 」と何の解説も書いてありませんが、 でit is ... that の ... 部分.もしくは形容詞の時、形式主語の構文、といきなり決めつけてまず狂いはないというあの神の予言の話です。 この根拠も含めて、【V2 31-3】(40スレ No. 957) に書いてあります。 (arranged that) they should be used with a special meaning. 「取り決め」の内容を表わすthat節の中では「...するように」の意味で使います、として例文があります。 cf. It was proposed that we should do it at once. 「すぐにそうすることが提案された」 しかし最近の英語とくにアメリカ英語では「仮定法」がよく使われます。 236. He proposed that we postpone the meeting until Friday.(『実践ロイヤル』暗記用例文300) 「彼は,会議は金曜日まで延期しようと提案した」 この236. は He said, "Let's postpone the meeting until Friday." を間接話法にしたものでもあります。 0276大学への名無しさん2018/05/19(土) 09:50:05.33ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-3】 ・This sign ..., would not be understood without explanation: 仮定法です。if節にあたるのは without explanation の所。
Home Room: If I had followed your advice then, I would not be suffering like this now. 「あの時、あなたの忠告に従っていたら、いま、こんなに苦しみはしないのに」 というIf 節は仮定法過去完了(過去の反実仮想)なのに帰結節は仮定法過去(現在の帰結)になるという文は、 仮定法の文法解説書に必ず載っているものです。
同じ形ですが、別の意味を持つものを課題文を改変してG君が作って見せてくれています。 Perhaps a few of these would not be understood if they had not been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されていなければ理解できないだろう」 この文は現在完了の反対を仮定して、その帰結を示している文章になる。というのは Perhaps a few of these are understood because they have been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されてしまっているから理解されている」 という文は正しい文で、この文と同じ構造の現在の仮定をしたら、上の文になるのです。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-1】 課題文は人間とその他の動物の情報伝達の違い。焦点は「S+V,[S+V],(S+V)ののまとめ」。 『ビジュアル』で何度も顔を出した「S+V,[S+V],(S+V)の組み合わせ」もフィナーレです。 この枠組みは前身『ルールとパターン』では「パターン」と呼ばれていました。 私も意識的に"括弧"つきで「パターン」と呼んできました。だってその方が indicate しやすいですから(笑)。 フィナーレといっても、もうこれで終わったという訳ではなく、あなたのアタマの中にある"「伊藤回路」のパーツ"として、すでに発動しているはずです。 この枠組みに新しく追加する事項はない、なぜならそれはあなたのアタマの中ですでに作動し、必要な自己強化をするであろうから、ということです。 さて本文。 ・Man alone is able to convey precise information ...: convey する機械は日本語化して「(ベルト)コンベアー」って言いますね。 世界初の電気ベースはウッドベースと違いフレットがついていて、音程が「正確」precise だったので、"プレシジョン(Precision)"という商品名になりました。 speech は「話、言葉」が中心の意味で、結婚式などの「スピーチ」は派生的な意味。 leisure は「余暇」が中心の意味で、余暇に行う娯楽の「レジャー」はこれまた派生的。 苦情を述べるのはcomplain で「クレーム」ではありません。 claim は「…であると主張する、言い張る;〈自分のものだ・当然の権利だ〉と〈物・事・金〉を要求する」という意味です。 輸入される過程で意味が随分ずれてしまった外来語があります。
・... to his fellows through speech: [to his fellows] [through speech] 2つの M は V にかかります。 0281大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:28:59.85ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-2】 ・But although only he, when hungry, can ask for the particular food he wants ...: 反射的にalthough [S+V] S+V が出るとわかるはずです。そういうのを「伊藤回路」といってみたんですが、大袈裟でしょうかね? only he, when hungry, can ask for →ここで[S+V] の「予想」を「修正」し、[S (S+V) V] に when (he is) hungry,と補い can ask for... と読んでいきます。 the particular food の particular は precise と並んで、人間と動物が異なる点を示す大事なキーワードになっています。 the particular food he wants 関係代名詞の省略もしくは接触節。だからここまでの「予想」を細かく「修正」すると although [S+V] S+V ⇒although [S(S+V)V] S+V ⇒ although {[S(S+V)V](S+V)} S+V となります。階層が深くなりすぎたので{ }を臨時で使いました。 ただ、階層が深くなって括弧をどんどん増やしても見にくくなるだけ。 多くはS+V 2つ、一部は3つのの組み合わせの応用で何とかなります。 局所局所に2つ、又は3つの組み合わせを適用し、「修正」すればいいわけです。
・many other animals can show that they are hungry, and ...: although {[S(S+V)V](S+V)} S+V はさらに although {[S(S+V)V](S+V)} S+V[S+V] となるのですが、こうしてみたところで、煩雑なだけで、読解の役には立ちません。 その後も線 (line) に沿って行きましょう。 and のところで、「ははん、A and (M) B だな」と思います。伊藤先生の解説では B の接続ポイントは文法的には3か所あるわけです。 ただ、意味を取りながら読んでいれば迷うことはないと思います。 以下に接続ポイントを [ 、Mの部分を( )で示します。 many other animals [can [show that they [are hungry, and (to that extent) have a language or means of communication. 0282大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:31:58.84ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-3】 ・The difference between ...: ここも、読みながらのパターンの「予想」と「修正」やってみましょうか。 The difference between ではじまり is, therefore, that whereas ... で、 S+V [(S+V)S+V] を予想します。 正確にはis that でS+V [S+V] を「予想」するのですが、whereasと接続詞が連続して出たとこで「修正」が入り [ ] 内の S+V が (S+V) S+V に修正されるわけです。 (S+V)を読んでいる最中に or other sign that it is ...で ( ) 内が更に S+V [S+V] になっていることに気付きます(「修正」)。 that はshow that の名詞節を導くthat。V+M+O で O が節になって長くなっているため順序が変わっています。 更に読んでゆくと、psysical state―such as hungry ... ここでsuch as 以下は例示で、後の―がたぶん出てくるはず、と思います。 ―man is able to ... に到って、「あぁ、これでいい」(「確認」)と思います。 and to indicate でto express と等位接続し、to indicate の目的語がnot only ... but (also) 〜 の形で2つ続きます。 途中show のところの V+M+O に気付かないと、other sign that ... と同格名詞節に読んでしまう危険がありますね。
Home Room では最後の to indicate に連なる 2つの not only ... but 〜 計4つの目的語の節のうち終わりのひとつ to indicate of what he is afraid という形の話が出てきましたが、これは既に説明してあります。40スレの【V2 24-2】(40スレ No. 589) を見てください。
・ここで「パターン」について少し触れておきます。S+Vが 2つの組み合わせは、3つしかありません。 S+V [S+V], [S+V] S+V, S [S+V] V の3つ。当たり前です。 この主節・従属節にS+Vがさらに加わり複雑化して、「パターン」が増えていくわけで、3つの組み合わせはもっと多くなるのですが、 3つの組み合わせの中にひとつだけ質的に異なるものがあります。わかりますか? S+V [S+V] [S+V] です。 主節に対して従属節が2つ並列に並び、どちらも主節のVを修飾します。 この型は S+V+M+M とか V ... M として説明された文の M が節 (S+V) である場合で、他の直列的な「パターン」と質が異なります。 【V2 2-1】(40スレ No. 38) で伊藤先生が『ルールとパターン』の始めの方でおっしゃっていた、 3つまでマスターしてしまえば、S+Vが4つになっても、3つのときまでの考え方で何とか理解できる という「パターン」の要点の話を書きましたが、その核心はこういうことです。
・なお、「[55]と並んで、この問題が出来れば受験生としては1級の力だね。」ということだそうです。 私もおかげさまで、スラスラできるようになっています m(_ _)m 0283大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:52:27.57ID:88Z43k210 59番に出てきた、 a lamb will bleat, a lion will roar, a dog will fawn ... などの、 a+「名詞(単数形)」は、the+「名詞(単数形)」と並んで代表単数などと呼ばれ、「〜(というもの)は」という意味になります。
なお the+「名詞(単数形)」の方は 堅い学術調の文章に使われ、〈発明品〉か〈動物〉か〈体の部分〉に使われることが多いようです。 5番に出てきた代表単数the nightingale も The nightingale comes to England in April. He is a plain-looking bird. とナイチンゲールの生態に関する内容でしたね。 0284大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:47:54.74ID:9aSSdtfc0 (>>276 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-1】 課題文は人間とその他の動物の情報伝達の違い。焦点は「S+V,[S+V],(S+V)ののまとめ」。 『ビジュアル』で何度も顔を出した「S+V,[S+V],(S+V)の組み合わせ」もフィナーレです。 この枠組みは前身『ルールとパターン』では「パターン」と呼ばれていました。 私も意識的に"括弧"つきで「パターン」と呼んできました。だってその方が indicate しやすいですから(笑)。 フィナーレといっても、もうこれで終わったという訳ではなく、あなたのアタマの中にある"「伊藤回路」のパーツ"として、すでに発動しているはずです。 この枠組みに新しく追加する事項はない、なぜならそれはあなたのアタマの中ですでに作動し、必要な自己強化をするであろうから、ということです。 さて本文。 ・Man alone is able to convey precise information ...: convey する機械は日本語化して「(ベルト)コンベアー」って言いますね。 世界初の電気ベースはウッドベースと違いフレットがついていて、「正確」precise だったので、"プレシジョン(Precision)"という商品名になりました。 speech は「話、言葉」が中心の意味で、結婚式などの「スピーチ」な意味。 leisure は「余暇」が中心の意味で、余暇に行う娯楽の「レジャー」はこれまた派生的。 苦情を述べるのはcomplain で「クレーム」ではありません。 claim は「…であると主張する、言い張る;〈自分のものだ・当然の権利だ〉と〈物・金〉を要求する」という意味です。 輸入される過程で意味が随分ずれてしまった外来語があります。
・... to his fellows through speech: [to his fellows] [through speech] 2つの M は V にかかります。 0285大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:49:47.50ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-2】 ・But although only he, when hungry, can ask for the particular food he wants ...: 反射的にalthough [S+V] S+V が出るとわかるはずです。そういうのを「伊藤回路」といってみたんですが、大袈裟でしょうかね? only he, when hungry, can ask →ここで[S+V] の「予想」を「修正」し、[S (S+V) V] に when hungry,と補い can ask for... と読んでいきます。 the particular food の particular は precise と並んで、人間が異なる点を示す大事なキーワードになっています。 the particular food he wants 関係代名詞の省略もしくは節。だからここまでの「予想」を細かく「修正」すると although [S+V] S+V ⇒although [S(S+V)V] S+V ⇒ although {[S(S+V)V](S+V)} S+V となります。階層が深くなりすぎたので{ }を臨時で使いました。 ただ、階層が深くなって括弧をどんどん増やしても見にくくなるだけ。 多くはS+V 2つ、一部は3つのの組み合わせの応用で何とかなります。 局所局所に2つ、又は3つの組み合わせを適用し、「修正」すればいいわけです。
・many other animals can show that they are hungry, and ...: although {[S(S+V)V](S+V)} S+V はさらに although {[S(S+V)V](S+V)} S+V[S+V] となるのですが、こうしてみたところで、煩雑なだけで、読解の役には立ちません。 その後も線 (line) に沿って行きましょう。 and のところで、「ははん、A and B だな」と思います。伊藤先生の解説では B の接続ポイントは文法的には3か所あるわけです。 ただ、意味を取りながら読んでいれば迷うことはないと思います。 以下に接続ポイントを [ の部分を( )で示します。 many other animals [can [show that they [are hungry, and (to that extent) have a language or means of communication. 0286大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:51:51.99ID:9aSSdtfc0 59番に出てきた、 a lamb will bleat, a lion will roar, a dog will fawn ... などの、 a+「名詞(単数形)」は、the+「名詞(単数形)」と並んで単数などと呼ばれ、「〜(というもの)」という意味になります。
なお the+「名詞(単数形)」の方は 堅い学術調の文章に使われ、〈発明品〉か〈動物〉か〈部分〉に使われることが多いようです。 5番に出てきた代表単数the nightingale も The nightingale comes to England in April. He is a plain-looking bird. とナイチンゲールの生態に関する内容でしたね。 0287大学への名無しさん2018/05/19(土) 15:17:31.38ID:9aSSdtfc0>>279 〜 >>283 ID:88Z43k210 さん、 あなたには、もはや人間として最低限の誇りもプライドもないのですねぇ〜 恥を知りましょうね ┐(´∀`)┌ 0288大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:26:39.13ID:uJ7vBrHa0 (>>283 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-1】 課題文はa bricklayer 煉瓦職人の半生といった内容、しんみりさせられます。焦点は「関係副詞の省略」。 ここでの焦点の内容は大半【V2 28-5】(40スレ No. 796) で書いてしまいました。あちら (伊藤、ピーターセン、江川から厳選です) の方がこちらより包括的なので (^^; 参考にしてください。 本文。 ・When I was younger, I considered myself fortunate fortunate to be a bricklayer: 比較級で「もっと若かった頃」、I considered myself fortunate ... は第5文型、O+C の Nexusを含む文 【V2 10-2】(40スレ No. 215)。 myself を I にして、I was fortunate to be a bricklayer. を読み取ります。
・It was a skilled occupation from which ...: 前方照応のit(= a bricklayer)。from which はルール3を適用して I derived much artistic pleasure from the skilled occupation.
・I found the job itself pleasurable ...: itself は all とともに同格の代名詞の代表(→「文法篇」p. 549 Ch. 8 5. (4))
・The latter aspect: 「後者」。late の比較級。late には2つの比較変化があり、 "時間"の方が late - later - latest / "順序"の方が late - latter -last です。中学校の知識だけど、ちょっとあやふやな人もいるかも。
・At the time I felt this the government had ...: 関係副詞の省略と説明されています。 その通りですが、これと転用接続詞のthe moment, every timeなどがとる文型が形式的には全く変わらないのは要注目。 0289大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:27:28.52ID:uJ7vBrHa0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-2】 ・Slum dwellers, I thought, ought to be served first: 挿入です。挿入について以前簡潔にまとめました(挿入の基礎知識)。リンク貼っておきます。
・a housing plan that was supposed to help ...: are supposed to ... は「... と考えられている」という文字通りの意味だけでなく、「ことになっている」のようなもっと強い意味を表すことがあります。 Review 1は前の意味。ここでは後者。
・As I've grown older, the job has become more monotonous ...: 「つれての as」。主節や従属節に、change, increase, develop など"変化"を示す動詞や "比較級" (more and more)が出てくるのがこの用法のas の目じるし。 詳しくは以前にまとめたasの文法をご参照ください。リンク貼っておきます。
・Perhaps age has something to do with it. The word ought to have something to do with the census. の時に一度出てますね。「... と多少の関係がある」。
・The employers treat me as a means to an end, seldom as a person: 前置詞の as は「... として」の意味だけと思って可。一方上に出てきたように接続詞のas は意味が多彩で、用法もそれぞれに特徴があります。 a means 「手段」はいいとして an end に「目的」の意味があるのは辞書でチェック。終点ですからね、目的の意味はあっておかしくないですね。 0290大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:28:16.21ID:uJ7vBrHa0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-3】 ・Something to be thrown away ...: 同じ使い方がありましたね。No. 48 の Infancy is not a blessed state to them, but something to be grown out of and escaped from as quickly as possible. の所の something to be grown out of / (something to be) escaped from です。S→V関係であること、受動態の形の不定詞であること、Hが something であること、全部共通ですね。 この部分は前とThe employers treat me as something to be ... と繋がりますが、慣れてないと気がつかないかも。
・Society does not seem to appreciate my efforts nor can I get any pleasure ...: nor can I get ... は否定の副詞+v+S+V
・My job could quite easily be done by machines: 仮定法で if 節に相当するものはby machines。その後直説法 (現実を表わす) で and often is by concreting techniques と書いて、 「機械にやらせることは容易にできるだろうし、コンクリート工法で現にやっている」という表現法。
・I have sold my skill, if it can still be called that, to whoever pays highest: to whoever pays highest がsold にかかることを (すなわち V ... M) 直前のコンマが示しています。 このようなコンマの意味に関しては以前まとめたことがあります。リンク貼っておきます。
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
『ルールとパターンの英文解釈』の終着点から更に20題、遂に『ビジュアル英文解釈』の終着点にたどり着きました。 さあ、まずは本文に目を通しましょうか。 ・Many a man complains bitterly that ...: many a ... 「多くの ... 」〈古い文語的表現で云々…〉」と多くの本に書かれています。 英作文には使わないほうが無難ですが、読み物には出てくる表現なので知っておくべきだと思います。単数扱いになります。 昔のフォークソングに、Many a day with you I've rambled countless hours with you I've spent ... なんて感じの哀しいラブソングがあったような気がします。
・Many a wife feels that her husband is all reason: 大昔、「それは危険だ」がなぜ "It's dangerous." なのか納得がいかず、頭が混乱した記憶があります。表現の習慣的な差で、理由はないわけですけどね。 ここはその逆で×all reasonable でなぜいけないのかには「理屈」はありません。 0301大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:06:38.60ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-2】 ・... never able to go straight to the truth as she feels she can: 「ようにのas」です。多彩な意味と用法を持つ接続詞のas です。リンクは以下の通り。
主節と並行的な構成を持っていることがas のこの用法の特徴とされますが一見似てません。 しかし as she feels she can (go straight to the truth). と補ってみると平行的な関係が見えてきます。 こういう考え方にもだいぶ慣れてきたのではないでしょうか。
・The truth is that ...: ここの説明も初めて見た時は違和感がありました。 The truth is that ... 「真実はthat 以下です」、The fact is that ... 「事実はthat 以下です」と文字通りじゃいけないんですか、 意味はそれで充分わかるじゃないですか、と(笑)。 まぁ、そんなに尖がらなくても、「そういうもんなのかなぁ?」と思っていればよかったんじゃないですか、と当時の自分に言ってやりたい(笑)。 『解釈教室』 p. 41 「3.2 that節―名詞節」冒頭に解説があります。 The result [consequence] is that ... 「その結果」、The trouble is that ... 「困ったことに」などをマークしておきましょ。
・generally speaking: 分詞構文を用いた表現の中には慣用的なものが多く、主節の主語と違っても一般的な「人」が主語の場合省略され、 これを「慣用的独立分詞構文」というそうです。 frankly speaking, judging from ..., considering ...(...を考えると), speaking of ... (...といえば), taking ... into consideration (...を考慮に入れれば)など。
一方主節の主語と分詞構文の意味上の主語が異なる場合 "S′+―ing" で表現しますが、こちらは「独立分詞構文」といいます。 何だかわかりにくい文法用語です。このためネットでもよく間違って使われていますので要注意。 0302大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:08:15.53ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-3】 ・men are rational, and women intuitive: 共通関係による省略。women (are) intuitive と補って考えます。
・Needless to say: 今度は不定詞を使った慣用表現。こちらは「独立不定詞」というのだそうです。文法用語に惑わされます┐(´-`)┌ to tell the truth, to be sure (確かに〜だが、…), strange to say, to begin with, to be frank (with you), to make matters worse (更に困ったことには) など。
・women are no more guided exclusively by intuition than men are by reason: 「鯨の構文」です。「かつては受験英語の代表のように言われた熟語的構文」と伊藤先生も紹介しています。 このニックネームの命名者は伊藤先生の先代の駿台英語課主任、鈴木長十先生だというもっぱらの噂です(笑)。 A whale is no more a fish than a horse (is). 「馬が魚でないのと同様に、鯨も魚ではない」 この例文が有名になり「鯨の構文」と言われるようになったわけ。これと呼応する形で有名になったのは She is no less beautiful than Cleopatra. 「彼女はクレオバトラと同じように美しい」 で、こちらは「美人の構文」と言うらしいです(笑)。これは鈴木先生が名付けたのかどうかは不明。 それぞれの意味は「比較構文」を調べて各自勉強してください。どの文法書でも必ず載っています。有名ですから。 例えば『英ナビ』なら29-C-2、『実況中継』なら第53回。 than 以下に否定語が出てこないのも特徴ですが、こちらも否定される内容なのが理解しにくいところです。 この文の簡潔形が『実践ロイヤルの暗記例文300』にあって以下の通りです。 276. She is no more a genius than I.(彼女は,私と同様,決して天才ではない) 277. Truth is no less strange than fiction.(事実は小説に劣らず不思議なものである) こっちの短文を理屈抜きで意味の方から覚えてしまって、上述の文法書で理屈の方から納得してと二重に固めておくとガッチガチに固まります。 0303大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:09:51.96ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-4】 ・There are women whose make-up includes an almost masculine approach to life: スルーしてもいいでしょ?
・If the husband will keep this fact in mind: 「時」と「条件」をあらわす副詞節の中では、単純未来の代わりに現在形を使うので、この副詞節は未来を表しているのではないわけです。 「主語の意思」をwill が表わしています。名詞のwillが「意志」を表すというのは言うだけ野暮でしょうか。「〜しようとすれば」。 『実践ロイヤル付属暗記用例文300』にも簡単な解説と例文があります 125. If you will go, I'll give you everything you need. 「もし行ってくださるのでしたら,必要なものは何でも差し上げます。」 *これは,「もしあなたにその意志がおありなら」という感じなので,〈If you will …〉とする。
・The wife who feels deeply about something or other may well feel like screaming: ... or other 「...かなにか」。... は「some+名詞」か some の複合語で、or other は不確実さを表すために付加したもの、と『ジーニアス』には書かれています。 someにはもともと不確実性がありますから、それを強めるものという説明もできます。 some は「存在はするが、はっきりしない、あるなにか」、anyは「ないかもしれないが、もしあれば何でもいいからなにか」 だと竹岡さんのどこかの本に書いてありましたね。 may well はここから始まってmay as well ... as, might as well ... as まで山口先生の『実況中継』第13回〜第14回にわかりやすく出ているので、ぜひ。 ここではさわりの所だけ。 She may say so. 「彼女はそんなふうに言うかもしれない」あるいは「言ってもよろしい」 それにただ well という副詞が付いただけなのが She may well say so. (= She has good reason to say so. / She has every reason to say so.) で「そう言っても十分よろしい (するのも当然だ)」という事になる。may のもう一つの意味から「たぶん〜だろう」と意味にもなる。 とこんな感じの内容が独特のゆるゆるムードで解説されています(笑) 0304大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:11:04.79ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-5】 ・and indeed may do so, if she is confronted with a series of arguments, however logical they may be: S+V [S+V] [S+V] の「パターン」。
・Indeed, the more persuasive ..., the more irritating they are ...: 「the 比較級..., the 比較級... 」。最初のthe 比較級の節は be 動詞が省略されています。ここのthey は arguments。
・He will accept the undeniable fact that it is a quality which ...: the (undeniable) fact that は同格名詞節、it は前方照応(= a woman's intuition)。
・He will seek to understand his wife, not to try to make: B, not A。not A but B / B, and not A 、色んな形がありました。
・try to make her reason as he does: make her reason は make+O+原型不定詞なのはいいとして、as he does がどの用法なのか悩ましい。 本編では解説されていませんが、訳文は「自分と同じように」となっているので、「ようにのas」だと思われますが、 主節のどこと並行的な関係なんでしょうか? make himself reason, なのでしょうね、多分・・・。
・The greater the understanding, the deeper the admiration: ここも「the 比較級..., the 比較級... 」。前節、後節ともbe 動詞が省略されています。 0305大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:12:24.05ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-6】 ・There will grow a feeling of wonder that ...: やっと今回の焦点。A feeling will grow ... と同じと考えて意味を取る。 同格名詞節はa feeling (of wonder) that ...。
・problems which a reasoning brain can work on for hours and still not answer: ルール3 で還元作業をすると a reasoning brain can work on problems for hours and still not answear.
Home Room: ・この本を何度も読み、ここで書かれたとおりのアタマの動かし方・基本の考え方を身につけてもらいたい。 そうすれば、現代の英文なら、単語の知識が増え、英文の内容から考える力が身につけば、たいていの英文ならなんとかこなせると思う。
・no more ... than はやったけど、これと似た特殊な構文や、関係詞の特殊な用法など、まだまだやってないことも多い。 ただ、そういう形はたまにしか出てこないし、また、ちょっと調べたり説明を聞いたりすれば分かる。 英語を読むときの基本姿勢は、この本で確立されたのだ。
・英語の基礎は、主語と動詞の結びつきに代表される5文型と、修飾する言葉とされる言葉、H と M の結びつき、あと1つは節の使用による分の複雑化にある。 ただ、教えるとき、これを最初から表に出してテキストを体系的に組み立てる必要はない。 全体の見通しが教師の頭の中にあれば、学生は個々の例題を通して、単純なものから複雑なものへと、 知識がラセン状に組み立てられてゆくのが望ましいというのが最近の僕の考え方。
・僕のアタマの中にあったシステムがどのようなものかをその中心部だけでも最後にハッキリ示しておくことは有益だと思った。 Part II を終えて「文法篇」を読んで、参照ページをたんねんにたどって行けば、僕が本当は何を教えたくて、 あちこちで色々な伏線を張ったり「仕組んだり」していたか、どの部分とどの部分が有機的に関連するかが分かる。 (註:どの部分を回収し忘れたのかはこの投稿をみればわかりますが (^^; ) それが力がつくということなのかもしれない。
・「文法篇」の例文の大部分はPart I と Part II から採ってある。ということは、読んで分からなくちゃいけない。 少なくともどういう前後関係で出てきた文なのか、連想というか、思い出はなくちゃいけない。それがないようなら復習が足りないということ。
『ルールとパターンの英文解釈』の終着点から更に20題、遂に『ビジュアル英文解釈』の終着点にたどり着きました。 さあ、まずは本文に目を通しましょうか。 ・Many a man complains bitterly that ...: many a ... 「多くの ... 」〈表現で云々…〉」と多くの本に書かれています。 英作文には使わないほうが無難ですが、読み物には出てくる表現なので知っておくべきだと思います。単数扱いになります。 昔のフォークソングに、Many a day with you I've rambled countless hours with you I've spent ... なんて感じの哀しいラブソングがあったような気がします。
・Many a wife feels that her husband is all reason: 大昔、「それは危険だ」がなぜ "dangerous." なのか納得がいかず、頭が混乱した記憶があります。表現の習慣的な差で、理由はないわけですけどね。 ここはその逆で×reasonable でなぜいけないのかには「理屈」はありません。 0310大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:15:13.25ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-2】 ・... never able to go straight to the truth as she feels she can: 「ように」です。多彩な意味と用法を持つ接続詞です。リンクは以下の通り。
主節と並行的な構成を持っていることがas のこの用法の特徴とされますが一見似てません。 しかし as she feels she can (go straight to the truth). と補ってみると関係が見えてきます。 こういう考え方にもだいぶ慣れてきたのではないでしょうか。
・The truth is that ...: ここの説明も初めて見た時は違和感がありました。 The truth is that ... 「that 以下です」、The fact is that ... 「事実はthat 以下です」と文字通りじゃいけないんですか、 意味はそれで充分わかるじゃないですか、と(笑)。 まぁ、そんなに尖がらなくても、「そういうもんなのかなぁ?」と思っていればよかったんじゃないですか、と当時の自分に言ってやりたい(笑)。 『解釈教室』 p. 41 「3.2 that節―名詞節」冒頭に解説があります。 The result [consequence] is that ... 「結果」、The trouble is that ... 「困った」などをマークしておきましょ。
・generally speaking: 構文を用いた表現の中にはものが多く、主節の主語と違っても一般的な「人」が主語の場合省略され、 これを「独立分詞構文」というそうです。 frankly speaking, jdging from ..., considering ...(...を考えると), sperking of ... (...といえば), taking ... into consideration (...を考慮に入れれば)など。
一方主節の主語と分詞構文の意味上の主語が異なる場合 "S′+―ing" で表現しますが、こちらは「分詞構文」といいます。 何だかわかりにくい文法用語です。このためネットでもよく間違って使われていますので要注意。 0311大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:16:57.01ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-3】 ・men are rational, and women intuitive: 関係による省略。women (are) intuitive と補って考えます。
・Needless to say: 今度は不定詞を使った表現。こちらは「不定詞」というのだそうです。文法用語に惑わされます┐(´-`)┌ to tell the truth, to be sure (確かに〜、…), strange to say, to begin with, to be frank (with you), to make matters worse (困ったことには) など。
・women are no more guided exclusively by intuition than men are by reason: 「鯨の構文」です。「かつては受験英語の代表のように言われた構文」と伊藤先生も紹介しています。 このニックネームの命名者は伊藤先生の先代の駿台英語課主任、鈴木長十先生だというもっぱらの噂です(笑)。 A whale is no more a fish than a horse (is). 「馬が魚でないのと同様に、鯨も魚ではない」 この例文が有名になり「鯨の構文」と言われるようになったわけ。これと形で有名になったのは She is no less beautiful than Cleopatra. 「彼女はクレオバトラと同じように美しい」 で、こちらは「美人」と言うらしいです(笑)。これは鈴木先生が名付けたのかどうかは不明。 それぞれの意味は「比較」を調べて各自勉強してください。どの文法書でも必ず載っています。有名ですから。 例えば『英ナビ』なら29-C-2、『実況中継』なら第53回。 than 以下に語が出てこないのも特徴ですが、こちらも否定される内容なのが理解しにくいところです。 この文の簡潔形が『実践ロイヤルの暗記例文300』にあって以下の通りです。 276. She is no more a genius than I.(彼女は,私と同様,決して天才ではない) 277. Truth is no less strange than fiction.(事実は小説に劣らず不思議なものである) こっちの短文を抜きで意味の方から覚えてしまって、上述の文法書で理屈の方から納得してと二重に固めておくとガッチガチに固まります。 0312大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:17:07.07ID:QlrbStsF0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 改訂作業のおわりに】 2016年の12月末から2017年1月にかけて約3週間で一気に書き上げた『レトロスペクティブにみたビジュアル』。 今回その改訂作業に入ったのは2018年4月7日ですから、すでに6週間が経っています。 久しぶりに『ビジュアル』に目を通しましたが、その緻密な構成に改めて驚かされました。 初学者に背後の体系を感じさせず、順を追ってこなして行けば、気付けば高みに立っている ・・・そんな構成の見事さに感嘆します。
何かの役に立つとは思いますので、ここに情報を置いておきますm(_ _)m 0313大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:18:29.61ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-4】 ・There are women whose make-up includes an almost masculine approach to life: スルーしてもいいでしょ?
・If the husband will keep this fact in mind: 「時」と「条件」をあらわす副詞節の中では、未来の代わりに現在形を使うので、この節は未来を表しているのではないわけです。 「主語」をwill が表わしています。名詞のwillが「意志」を表すというのは言うだけ野暮でしょうか。「〜ようとすれば」。 『実践ロイヤル付属暗記用例文300』にも簡単な解説と例文があります 125. If you will go, I'll give you everything you need. 「もし行ってくださるのでしたら,必要なものは何でも差し上げます。」 *これは,「もしあなたにその意志がおありなら」という感じなので,〈 you will …〉とする。
・The wife who feels deeply about something or other may well feel like screaming: ... or other 「...かなにか」。... は「some+名詞」か some の複合語で、other は不確実さを表すために付加したもの、と『ジーニアス』には書かれています。 someにはもともと確実性がありますから、それを強めるものという説明もできます。 some は「存在はするが、はっきりしない、なにか」、anyは「かもしれないが、もしあれば何でもいいからなにか」 だと竹岡さんのどこかの本に書いてありましたね。 may well はここから始まってmay as well ... as, might as well ... as まで山口先生の『実況中継』第13回〜第14回にわかりやすく出ているので、ぜひ。 ここではさわりの所だけ。 She may say so. 「彼女はそんなふうに言うかもしれない」あるいは「言ってもよろしい」 それにただ well とが付いただけなのが She may well say so. (= She has good reason to say so. / She has every reason to say so.) で「そう言っても十分よろしい (のも当然だ)」という事になる。may のもう一つの意味から「たぶん〜だろう」と意味にもなる。 とこんな感じの内容が独特のゆるゆるムードで解説されています(笑) 0314大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:19:48.47ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-5】 ・and indeed may do so, if she is confronted with a series of arguments, however logical they may be: S+V [S+V] [S+V] の「パターン」。
・Indeed, the more persuasive ..., the more irritating they are ...: 「the 比較級..., the 比較級... 」。最初のthe 比較級の節は 動詞が省略されています。ここのthey は arguments。
・He will accept the undeniable fact that it is a quality which ...: the (undeniable) fact that は名詞節、it は前方応(= a woman's intuition)。
・He will seek to understand his wife, not to try to make: B, not A。not A but B / B, and not A 、色んな形がありました。
・try to make her reason as he does: make her reason は make+O+不定詞なのはいいとして、as he does がどの用法なのか悩ましい。 本編では解説されていませんが、訳文は「自分と同じように」となっているので、「ように」だと思われますが、 主節のどこと関係なんでしょうか? make himself reason, なのでしょうね、多分・・・。
・The greater the understanding, the deeper the admiration: ここも「the 比較級..., the 比較級... 」。前節、後節ともbe 動詞が省略されています。 0315大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:20:45.35ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-6】 ・There will grow a feeling of wonder that ...: やっと今回の焦点。A feeling will grow ... と同じと考えて意味を取る。 名詞節はa feeling (wonder) that ...。
・problems which a reasoning brain can work on for hours and still not answer: ルール3 で作業をすると a reasoning brain can work on problems for hours and still not answear.
Home Room: ・この本を何度も読み、ここで書かれたとおりのアタマの動かし方・基本の考え方を身につけてもらいたい。 そうすれば、現代の英文なら、単語の知識が増え、英文の内容から考える力が身につけば、たいていの英文ならなんとかこなせると思う。
・no more ... than はやったけど、これと似た特殊な構文や、関係詞の特殊な用法など、まだまだやってないことも多い。 ただ、そういう形はたまにしか出てこないし、また、ちょっと調べたり説明を聞いたりすれば分かる。 英語を読むときの基本姿勢は、この本で確立されたのだ。
But physicians are finding that 〜の訳を、 >ところが、内科医はこの旧来の薬の渡し方は治療を絶望的に効き目のないものにしたり、危険なものにさえすることがあると思うようになった。 と原文を無視して、勝手に過去形に訳すという愚を犯している 特に後者は中学生レベルの誤りである 伊藤回路とは、単語のニュアンスや時制を無視し、読めた気になる妄想を抱くことを言うのだろうwwww
>さあ、まずは本文に目を通しましょうか。 >・Many a man complains bitterly that ...: >many a ... 「多くの ... 」〈表現で云々…〉」と多くの本に書かれています。 >英作文には使わないほうが無難ですが、読み物には出てくる表現なので知っておくべきだと思います。単数扱いになります。
>昔のフォークソングに、Many a day with you I've rambled countless hours with you I've spent ... なんて感じの哀しいラブソングがあったような気がします
お前はこの歌詞の意味は全くわからないだろうなwwww
>・Many a wife feels that her husband is all reason: >大昔、「それは危険だ」がなぜ "dangerous." なのか納得がいかず、頭が混乱した記憶があります。表現の習慣的な差で、理由はないわけですけどね。 >ここはその逆で×reasonable でなぜいけないのかには「理屈」はありません。
155 名前:大学への名無しさん [sage] :2017/10/07(土) 11:27:03.96 ID:LoojxlYr0←池沼回路 「何番目に〜な」:例えばこの表現はそれぞれ、以下のようになっている。 『実戦活用例文555』 >Acme Steel, the country's second largest steel producer, announced plans to lay off nearly 3000 workers nation-wide, beginning next month. >国内第2位の大手鉄鋼メーカー、アクメ・スティール社は、来月より全国で3000人近い解雇を実施する計画を発表した。
『実践ロイヤル付属暗記用例文300』 >Canada is, after the Russian Federation, the second largest country in the world. >カナダはロシア連邦に次いで,世界で2番目に広い国である。 ※この本もピーターセンが監修しており、英文は信頼できる。
『よくばり英作文』 >India is the world's second largest rice producer, after China. >インドは中国に次いで世界第二位の米の生産国だ。
【レトロスペクティブをしゃぶり尽くす! No.1】 せっかくだから味わい尽くしましょう。 −釣り合いのとれた読み方− 「釣り合い」という言葉で [レトロ…] 全体に検索をかけると、釣り合いのとれた読み方に言及した個所が見つかります。一番最初が抜けているのは御愛嬌ということで。 該当する文のところだけ抜き出して置きますので、本編と突き合わせて一気に読んでみて下さい。 No. 3 It gives us pictures and movies of distant people and places. No. 10 My father ... decided to leave England and start a new life in a different country. No. 11 This symbolized their wish for a life of wealth and happiness for the young couple. No. 15 When ... children, we cry when we lose, and shout with joy when we win. No. 16 He has ..., suggesting that it might be more fun to go outside and play or to read an exciting adventure story. No. 19 Instead of working they spend most of their time socializing with friends, attending cooking and sewing classes, and helping their mother at home. No. 21 They found it is round by watching the sun and the stars come up in the east and go down in the west, day after day, year after year. No. 33 What we see (or hear, smell and so on) depends on what we want and need to perceive. No. 35 ... we might feel like giving up the struggle to control and keep within limits these harmful human activities. No. 36 People differ in the color of skin, eyes, hair, in stature, bodily proportions, and in many other traits. / Some of us have blue and others brown eyes, some have prominent and others flat noses, some are tall and others short. No. 38 It is one of the politician's and the editorial writer's favorite words. No. 39 ... there were two or three small but long red islands lying between an ocean and a continent. / Our sense of ourselves and our place in the world may not, as my friend's experience suggests, come from anything real or actual, ... (文意によっては釣り合いを破る読み方) No. 41 Today's complex technology, with space travel, computers, and many devices to make living easier, is ... No. 45 She may get well, and probably will, and live all of twenty years more. No. 50 In a gathering of friends in the United States, in a meeting of a business or educational organization, or at a public meeting, the family names of the people present might reveal something about the diversity of national backgrounds that they represent. /... and neither he nor perhaps even his parents or grandparents may have ever gone to the Canadian side of Niagara Falls. No. 55 ... they can get the food and shelter and the medical care needed to keep themselves and their families in health and reasonable comfort. 0333大学への名無しさん2018/05/20(日) 22:48:34.77ID:gRJ5g0L20 【レトロスペクティブをしゃぶり尽くす! No.1】 私、テーマ別推しはここ一年は、英文を発信出来るようにするためのNHKのトレーニング講座を中心に勉強していました。 現在では伊藤先生より英作文ができると自負しております。 年間50本くらい約半ページの日本語文をみながら英文を書くという作業をやっていました。
155 名前:大学への名無しさん [sage] :2017/10/07(土) 11:27:03.96 ID:LoojxlYr0←池沼回路 「何番目に〜な」:例えばこの表現はそれぞれ、以下のようになっている。 『実戦活用例文555』 >Acme Steel, the country's second largest steel producer, announced plans to lay off nearly 3000 workers nation-wide, beginning next month. >国内第2位の大手鉄鋼メーカー、アクメ・スティール社は、来月より全国で3000人近い解雇を実施する計画を発表した。
『実践ロイヤル付属暗記用例文300』 >Canada is, after the Russian Federation, the second largest country in the world. >カナダはロシア連邦に次いで,世界で2番目に広い国である。 ※この本もピーターセンが監修しており、英文は信頼できる。
『よくばり英作文』 >India is the world's second largest rice producer, after China. >インドは中国に次いで世界第二位の米の生産国だ。
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
But physicians are finding that 〜の訳を、 >ところが、内科医はこの旧来の薬の渡し方は治療を絶望的に効き目のないものにしたり、危険なものにさえすることがあると思うようになった。 と原文を無視して、勝手に過去形に訳すという愚を犯している 特に後者は中学生レベルの誤りである 伊藤回路とは、単語のニュアンスや時制を無視し、読めた気になる妄想を抱くことを言うのだろうwwww
・only by using words ...: 「前置詞+動名詞」の表現。この用法にも何らかの名前と説明があった方がよいとつくづく思います。結構厄介な箇所ですから。 『ビジュアル』の難解な箇所、 I used to run round the corner away from the garden, where I could cry without anyone seeing it. 【V2 15-5】(40スレNo. 306) や If I am now a comparatively calm and placid person, able to cope tolerably well with those problems that life always presents us with, it is, I firmly believe, due to the fact that I was allowed to grow up without too much fuss being made of me. 【V2 15-5】(40スレNo. 306) などはいずれもこの用法が使われています。こちらは更に意味上の主語が加わっていますが。 0467大学への名無しさん2018/05/27(日) 05:30:24.19ID:1kfadfwi0 【テーマ別攻略大作戦1-1-4】 Cof necessity: 「of+抽象名詞」=「形容詞」という「公式」の例外。necessarilyという副詞と同じ働きをしています。
Dthese novelties of meaning: noveltyという単語は比較的英語でよく出てくるけど、日本語になりにくいですね。 Unlike many other countries, in Japan, cash is still king, so the restaurant in quite a novelty. この文は新しく東京にできたキャッシュレスのレストランについてのニュース記事だけど、 「ほかの多くの国とは違って、日本では現金(払い)がまだ王様(最も重要)なので、そのレストランはかなり目新しいです。」 という意味。名詞としてピタッとは訳せない。 ・but when ...: 「接続詞が二つ並んでいるからこの後は [S+V] S+Vなるのではないか」と「予想し確認し、(必要があれば)修正する」というのが『ビジュアル』からの約束。 A new application of a word「新しい単語の使い方」。happens to―「たまたま―する」。 supply a generally felt wantは「冠詞(副詞→過去分詞→)名詞」([ルール11])。「一般に感じられている必要に応じる〈ものであれば〉」。 It becomes が探していた主節のS+V(のひとつ)。 and mayのmayもitを主語にする助動詞で、本動詞を探して、(in its turn,) (by a repetition of the same process,) give rise to ... と読んでいってもう一個の述語動詞を見つけます。 ちなみに助動詞から本動詞までのv+M+Vの読み方も『ビジュアル』でp. 128, 278, 312, 342 とやってます。 副詞成分を( ) ( ) と括弧で括ってゆくのは『ポレポレ』流のやり方。 ちゃっかり使ってみました(笑)。 今回は「構文と訳出」の「6. 冠詞[所有格] ... 名詞」を読み込みましょう! give rise to と後半に出てくるgive them birth をセットで覚えなさいとは伊藤先生の親心です(笑)、ありがたい。失うとそれがしみじみわかります。 0468大学への名無しさん2018/05/27(日) 05:32:38.21ID:1kfadfwi0 【テーマ別攻略大作戦1-1-5】 Eremain in use: be in useなら「使われている」。is がremainsに変わって「依然として使われている」。第2文型の考え方。 along with ... は『ビジュアル』では50番で出てきました。 This feeling of identity with the cultural background of one's ancestors along with a pride in being an American has long been a characteristic of the American people. ……思い出しましたか? ・exchange A for B: 「AをBと交換する」Aが長くなるとforを忘れがち。訓練が必要。 ・a number of 〜 : 「いくつかの〜」 ---------------------------------------------------------- 以上のように、「単体」としてではなく、「『ビジュアル』の続編」として読んでゆくと、もうバネ仕掛けのようにポンポン、ポンポン、次から次へと既習事項がくり返し出てきます。 『ビジュアル』自体がこれら既習事項の偶然の反復によって学習効果が高まるタイプの演習書でしたから、その環境を陸続きで『テーマ別』に持ち込めるのです。 また、伊藤流の読み方を当て嵌め読んでいくには具体的にどうすればよいか、しっかり解説してあるわけです。 ビジュアルの復習をメインにやりながら、 週に1題程度『テーマ別』をやってゆくと、『ビジュアル』履修で身についた"力"をサビ付かせずピッカピカのまま保つことが出来るのがわかったと思います。 繰り返しますが、最後まで終わらす必要はありません、是非お試しあれ! 0469大学への名無しさん2018/05/27(日) 05:40:53.02ID:1kfadfwi0 【訂正 m(_ _)m】 >>467 スペルミスです m(_ _)m
in→is に訂正です。
>noveltyという単語は比較的英語でよく出てくるけど、日本語になりにくいですね。 >Unlike many other countries, in Japan, cash is still king, so the restaurant in quite a novelty. ↓ ↓ ↓ >noveltyという単語は比較的英語でよく出てくるけど、日本語になりにくいですね。 >Unlike many other countries, in Japan, cash is still king, so the restaurant is quite a novelty. 0470大学への名無しさん2018/05/27(日) 06:01:43.32ID:1kfadfwi0 まあ、そういうことで、あまり急ぎません。時々新しいのをつけ加えて行こうと思います。 そういうゆっくりしたペースでやりながら、『ビジュアル』で培った「読解力」をメンテナンスしてゆきましょう。
Ato take the case of the verb: 「独立不定詞」です。これは【V2 レトロスペクティブ… 61-3】(>>302)にも書きましたが、同じような副詞句でも分詞構文の場合は「慣用的独立分詞構文」と言い、 「独立分詞構文」という用語は、"S′+―ing" タイプの分詞構文のことを指すようです(【V2 61-2】 >>301)。用語が錯綜してますな。
・as used in Mary means well it implies that ...: 英文で英単語や英文法など言語的なことを話題にしたいとき、当然のことながら、例文が示される場合があります。 ここでは "Mary means well" の部分が例文に当たり、イタリックでわかりやすく示されています。あとに出てくる、 That red flag means danger. Smoke means fire. Mary means trouble. などのイタリックもそれ。ちなみに『ビジュアル』38番の "consensus" についての課題文も単語を話題としたものでした。 こちらは例文ではなく、「単語の綴り」でしたが。ここでザッと目を通しても(=音読しても)いい勉強になりますよ。 なお接続詞のas は最も特徴のない「ときに」のasです。 0493大学への名無しさん2018/05/30(水) 21:40:16.37ID:vfNXRSxR0 【テーマ別攻略大作戦1-2-2】 BThis notion of intention would ... be lacking ...: 助動詞の過去+動詞の原型 or have+p.p. などを見たら、仮定法を感知し、同時に反実仮想の条件節にあたる部分はどこかを探し出せ、 と『チョイス』組の先生(奥井・斎藤両先生の著書)たちからは事ある毎に指導されました。 would はこの仮定法の用法からさらに進化し、弱い婉曲表現もしくは丁寧表現にしか感じられない用法にシームレスに移行していきます。 過去形の表現を「遠い表現」と考え、時間や現実から遠くなるという考察を読んだのは入不二基義さんの『思考する英文読解』が最初でしたが、 最近では小倉弘さんの『和文英訳教本(赤)』で、時間や現実、人間関係の3つを統一的に説明する方法として援用されているのを読みました。 オリジナルが誰なのかは…よく知らない (^^;
CIn saying this, one would not be suggesting that ...: oneは、「人」を一般的に受ける用法で、訳さずに済ますことを最初に考える、という事になりますが、「読むこと」に関して言えばどうでもいいことです。 「訳す」場合には重要です。would は先ほどと同じ用法、「構文と訳出」p. 247に詳しい解説があります。 今回読み込むのはココですかね? 先ほど出てきたimplyや今回のsuggest はconnote などと共に「暗示する」という意味の動詞の仲間、反復を嫌う英語ではよく動詞が変わります。
・... one would be drawing attention to the fact that a red flag is conventionally employed to indicate that ...: the fact thatは同格名詞節(⇒p. 252)。『ビジュアル』でも何度もやりました(【V2 26-2】(40スレ No. 735)など)。 indicateは前のimply, suggest とは違って、「明示する」方の動詞。関連する単語が出てきやすいので、単語は文章の中で覚えると能率的。
・... some peril in the surrounding environment, such as a crevasse ...: [名詞], such as ... と具体的に例示をする表現だけど、ここではsome peril (in the surrounding environment), such as a crevasse ... でsome perilの具体例がa crevasseであることに注意。 crevasse という単語も『ビジュアル』31番に出て来てますね。 One should always use a climbing rope when crossing Himalayan glaciers because there are crevasses hidden beneath the snow. ・・・思い出しましたか? 0494大学への名無しさん2018/05/30(水) 21:43:52.75ID:vfNXRSxR0 【テーマ別攻略大作戦1-2-3】 DSimilar to ...: 形容詞が分詞構文のような働きをすることがあり、『ビジュアル』では54番 Curious to see whether she would imitate me ... 『ルールとパターン』では《20》 Builders, anxious to make fortunes out of ... で出てきましたが、これが「思い浮かぶ」のが筋だと思います。それが裏切られ、ハッと驚き、そしてパッとアタマを切りかえることになります。 (こういう「予想」ならば、この後S+Vが出てくるはずなのに、代わりにis its use ... が出て来て予想が裏切られます。 「パッとアタマを切りかえ」て「修正」、ここはC+be+Sという倒置形でした。 このC+be+S型の倒置に関しては『ポレポレ』p. 13で西きょうじさんが、『和文英訳教本(赤)』p. 216で小倉弘さんがそれぞれ、 「英語では"旧情報⇒新情報という流れ"があって、文末に新情報がくるように倒置されるのだ」という説明をしています。 情報構造について書かれた本なら多分色々出ていると思います。 訳も倒置のまま行うのがよい場合が多いのもこのことと関連があるでしょう。
EIn both cases one thing is said to be a sign of ... : とくに説明していませんが、『ビジュアル』で何度も念を押されたbe+p.p. +to―の構文ですね。[is said] +[S+to―]と捕らえるのでしたね。
・from the presence of the sign, a red flag or smoke ...: the signとa red flag or smokeが同格であることと、後半の the existence of what it signifies, danger or fire のwhat it signifiesとdanger or fireが同格なことを掴むことが意味を把握するうえで大事です。 the presence of ... とthe existence of ... が似ていることも把握を助けます。
GWhereas [S+V], S+Vという構造「予想」とともに読んでいきます。内容が抽象的なので、伊藤先生も簡単な例を示して理解を促します。 a culturally established symbol はルール11(>>466)。 0495大学への名無しさん2018/05/30(水) 21:46:13.42ID:vfNXRSxR0 【テーマ別攻略大作戦1-2-4】 §2 @That the verb ... 『ビジュアル』50番でやった That [S+V] V の形。 何の前置きもなくいきなり提示されてすぐにここまで予想が立てば「相当な学力の持ち主」ということだそうです。自信を持ちましょう!(笑) ・・・と同時にぜひ50番の復習を。>>199の所です。
・... is being employed in different senses in the examples ...: is being employedは「受動態の現在進行形」。『ビジュアル』46番の時は、「現在進行形の受動態」と解説されてました(>>163)。 まぁ、どっちでもいいということですね(笑)。 in the examplesは、is being employedにかかるM2、即ちV ... Mの関係。『ビジュアル』54番以降に頻出した形です。
・in the examples that I have used so far ...: thatはthe examples を先行詞とした目的格の関係代名詞ですが、 so far は「以前伊藤本でやったなぁ」と思いつつ『ビジュアル』を探しましたがありませんでした。 「いや、どっかでみたよ!」と思って『ルールとパターン』を見てみると、ありました!《11》と《33》で2回も。 トリビア情報ですが、『ルールとパターン』の例文は研究社の『ライトハウス英和辞典』から取られたものでしたね。 こういう熟語の紹介の時、引用されていました。まぁ、どうでもいい話。
・... is evident from the fact that ...: ここは伊藤先生の例示が面白いので、お読みください(笑)。 0496大学への名無しさん2018/05/30(水) 21:48:23.87ID:vfNXRSxR0 【テーマ別攻略大作戦1-2-5】 AIndeed ...: 「それどころか」。【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 46-3】の私の解説も読んでみて下さい(>>165)。 in the way that ...: 関係副詞については実用的な立場から【V2 46-3】 (40スレ No. 796) 解説してあります。ちょっと見といてください。 さて、Mary を巡る伊藤先生の妄想の暴走をひき続きお楽しみください(笑)。
BMost language-utterances, we shall see, depend for their interpretation upon ...: we shall see, ... は挿入節ですが、以前挿入に関する伊藤本の記載をまとめたことがあります。 リンク貼っときます(挿入の基礎知識)。
・... depend for their interpretation upon the context in which they are used. 形式としては違いますが、ここを読むときの呼吸はV+M+Oの構成をもつ文章を読むときとよく似てます。 ・・・次に出てくるはずの要素を辛抱強くじっと待つ感じです。
Cthe vast majority of them have a wider range of meanings ...: 比較構文を説明するとき、伊藤先生はおなじみの「comedy-tragedy 噺」をよく使います。覚えていますか? than (as) 以下の構成がS+Vの時は主節S+Vと並べて考えるのですが、これで7割カバー出来て、残りの3割がこの形という話です。 【V2 45-7】(>>151) で詳しく書きましたのでリンク先を参照して下さいね。
DUtterances containing the word 'meaning' (or the verb 'mean') are no different from ...: "be+形容詞の否定形はbe not+形容詞が普通だが、differentにはbe no differentの形もある"と説明があり、 文末のin this respectもこの叙述部にかかるとしています。これもV ... Mの形。 今回は「構文と訳出」の「23. V ... M」(p. 295)にも目を通しておいた方がよさそうです。 0497大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:10:08.48ID:vfNXRSxR0 第1テーマが終わりました! それほど明確なビジョンを持って始めたわけではなく、何となくの勘だったのですが、早くも1-1で、『ビジュアル』とのリンクを積極的に取り上げる、 1-2で、『ビジュアル』の復習箇所を挙げてみる、という方針が立ちました。 ただ漠然と2周、3周するより効果的だと思います。 採用されている課題文の質の高さが素晴らしいですね。
Ato take the case of the verb: 「不定詞」です。これは【V2 レトロスペクティブ… 21-3】(>>201)にも書きましたが、同じような句でも分詞構文の場合は「独立分詞構文」と言い、 「分詞構文」という用語は、"S′+―ing" タイプの分詞構文のことを指すようです(【V2 61-2】 >>201)。用語が錯綜してますな。
・as used in Mary means well it implies that ...: 英文で英単語や英文法など言語的なことを話題にしたいとき、当然のことながら、例文が示される場合があります。 ここでは "Mary means well" の部分が例文に当たり、イタリックでわかりやすく示されています。あとに出てくる、 That red flag means danger. Smoke means fire. Mary means trouble. などのイタリックもそれ。ちなみに『ビジュアル』38番の "consensus" についての課題文も単語を話題としたものでした。 こちらは例文ではなく、「単語の綴り」でしたが。ここでザッと目を通しても(=音読しても)いい勉強になりますよ。 なお接続詞のas は最も特徴のない「ときに」のasです。 0500大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:25:48.83ID:OxeKZovI0 【テーマ別攻略大作戦1-2-2】 BThis notion of intention would ... be lacking ...: 助動詞の過去+動詞の原型 or have+p.p. などを見たら、仮定法を感知し、同時に反実仮想の条件節にあたる部分はどこかを探し出せ、 と『チョイス』組の先生(奥井・斎藤両先生の著書)たちからは事ある毎に指導されました。 would はこの仮定法の用法からさらに進化し、弱い婉曲表現もしくは丁寧表現にしか感じられない用法にシームレスに移行していきます。 過去形の表現を「遠い表現」と考え、時間や現実から遠くなるという考察を読んだのは入不二基義さんの『思考する英文読解』が最初でしたが、 最近では小倉弘さんの『和文英訳教本(赤)』で、時間や現実、人間関係の3つを統一的に説明する方法として援用されているのを読みました。 オリジナルが誰なのかは…よく知らない (^^;
CIn saying this, one would not be suggesting that ...: oneは、「人」を一般的に受ける用法で、訳さずに済ますことを最初に考える、という事になりますが、「読むこと」に関して言えばどうでもいいことです。 「訳す」場合には重要です。would は先ほどと同じ用法、「構文と訳出」p. 247に詳しい解説があります。 今回読み込むのはココですかね? 先ほど出てきたimplyや今回のsuggest はconnote などと共に「暗示する」という意味の動詞の仲間、反復を嫌う英語ではよく動詞が変わります。
・... some peril in the surrounding environment, such as a crevasse ...: [名詞], such as ... と具体的に例示をする表現だけど、ここではsome peril (in the surrounding environment), such as a crevasse ... でsome perilの具体例がa crevasseであることに注意。 crevasse という単語も『ビジュアル』31番に出て来てますね。 One should always use a climbing rope when crossing Himalayan glaciers because there are crevasses hidden beneath the snow. ・・・思い出しましたか? 0501大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:26:21.08ID:QgOP9tKN0 あ 0502大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:26:53.74ID:QgOP9tKN0 ら 0503大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:27:07.93ID:OxeKZovI0 【テーマ別攻略大作戦1-2-3】 DSimilar to ...: 形容詞が分詞構文のような働きをすることがあり、『ビジュアル』では54番 Curious to see whether she would imitate me ... 『ルールとパターン』では《20》 Builders, anxious to make fortunes out of ... で出てきましたが、これが「思い浮かぶ」のが筋だと思います。それが裏切られ、ハッと驚き、そしてパッとアタマを切りかえることになります。 (こういう「予想」ならば、この後S+Vが出てくるはずなのに、代わりにis use ... が出て来て予想が裏切られます。 「パッとアタマを切りかえ」て、ここはC+be+Sという倒置形でした。 このC+be+S型の倒置に関しては『ポレポレ』p. 13で西きょうじさんが、『和文英訳教本(赤)』p. 216で小倉弘さんがそれぞれ、 「英語では"旧情報⇒新情報という流れ"があって、文末に新情報がくるように倒置されるのだ」という説明をしています。 情報構造について書かれた本なら多分色々出ていると思います。 訳も倒置のまま行うのがよい場合が多いのもこのことと関連があるでしょう。
EIn both cases one thing is said to be a sign of ... : とくに説明していませんが、『ビジュアル』で何度も念を押されたbe+p.p. +to―の構文ですね。[is said] +[S+to―]と捕らえるのでしたね。
・from the presence of the sign, a red flag or smoke ...: the signとa red flag or smokeが同格であることと、後半の the existence what it signifies, danger or fire のwhat it signifiesとdanger or fireが同格なことを掴むことが意味を把握するうえで大事です。 the presence of ... とthe existence of ... が似ていることも把握を助けます。
GWhereas [S+V], S+Vという構造「予想」とともに読んでいきます。内容が抽象的なので、伊藤先生も簡単な例を示して理解を促します。 a culturally established symbol はルール11(>>366)。 0504大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:28:15.72ID:QgOP9tKN0 ま 0505大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:28:17.37ID:OxeKZovI0 【テーマ別攻略大作戦1-2-4】 §2 @That the verb ... 『ビジュアル』50番でやった [S+V] V の形。 何の前置きもなくいきなり提示されてすぐにここまで予想が立てば「相当な学力の持ち主」ということだそうです。自信を持ちましょう!(笑) ・・・と同時にぜひ50番の復習を。>>299の所です。
・... is being employed in different senses in the examples ...: is being employedは「受動態の現在進行形」。『ビジュアル』46番の時は、「現在進行形の受動態」と解説されてました(>>263)。 まぁ、どっちでもいいということですね(笑)。 in the examplesは、is being employedにかかるM2、即ち Mの関係。『ビジュアル』54番以降に頻出した形です。
・in the examples that I have used so far ...: thatはthe examples を先行詞とした目的格の関係代名詞ですが、 「いや、どっかでみたよ!」と思って『ルールとパターン』を見てみると、ありました!《11》と《33》で2回も。 トリビア情報ですが、『ルールとパターン』の例文は研究社の『ライトハウス英和辞典』から取られたものでしたね。 こういう熟語の紹介の時、引用されていました。まぁ、どうでもいい話。
・... is evident from the fact that ...: ここは伊藤先生の例示が面白いので、お読みください(笑)。 0506大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:29:05.15ID:QgOP9tKN0 た 0507大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:31:22.11ID:OxeKZovI0 【テーマ別攻略大作戦1-2-5】 AIndeed ...: 「それどころか」。【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 36-3】の私の解説も読んでみて下さい(>>265)。 in the way that ...: 副詞については実用的な立場から【V2 56-3】 (40スレ No. 796) 解説してあります。ちょっと見といてください。 さて、Mary を巡る伊藤先生の妄想の暴走をひき続きお楽しみください(笑)。
BMost language-utterances, we shall see, depend for their interpretation upon ...: we shall see, ... は挿入節ですが、以前挿入に関する伊藤本の記載をまとめたことがあります。 リンク貼っときます(挿入の男女関係)。
・... depend for their interpretation upon the context in which they are used. 形式としては違いますが、ここを読むときの呼吸はV+Oの構成をもつ文章を読むときとよく似てます。 ・・・次に出てくるはずの要素を辛抱強くじっと待つ感じです。
Cthe vast majority of them have a wider range of meanings ...: 構文を説明するとき、伊藤先生はおなじみの伊藤回路の秘儀をよく使います。覚えていますか? than (as) 以下の構成がS+Vの時は主節S+Vと並べて考えるのですが、これで7割カバー出来て、残りの3割がこの形という話です。 【V2 45-7】(>>251) で詳しく書きましたのでリンク先を参照して下さいね。
DUtterances containing the word 'meaning' (or the verb 'mean') are no different from ...: "be+形容詞句の否定形はbe not+形容詞が普通だが、differentにはbe no differentの形もある"と説明があり、 文末のin this respectもこの叙述部にかかるとしています。これもV ... Mの形。 今回は「構文と訳出」の「23. V ... M」(p. 295)にも目を通しておいた方がよさそうです。 0508大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:32:05.42ID:QgOP9tKN0 じゃまされた! 0509大学への名無しさん2018/05/30(水) 22:33:21.39ID:OxeKZovI0 第1テーマが終わりました! それほど明確なビジョンを持って始めたわけではなく、何となくの勘だったのですが、早くも1-1で、『ビジュアル』とのリンクを積極的に取り上げる、 1-2で、『ビジュアル』の復習箇所を挙げてみる、という方針が立ちました。 ただ漠然と2周、3周するより効果的だと思います。 採用されている課題文の質の高さが素晴らしいですね。
155 名前:大学への名無しさん [sage] :2017/10/07(土) 11:27:03.96 ID:LoojxlYr0←池沼回路 「何番目に〜な」:例えばこの表現はそれぞれ、以下のようになっている。 『実戦活用例文555』 >Acme Steel, the country's second largest steel producer, announced plans to lay off nearly 3000 workers nation-wide, beginning next month. >国内第2位の大手鉄鋼メーカー、アクメ・スティール社は、来月より全国で3000人近い解雇を実施する計画を発表した。
『実践ロイヤル付属暗記用例文300』 >Canada is, after the Russian Federation, the second largest country in the world. >カナダはロシア連邦に次いで,世界で2番目に広い国である。 ※この本もピーターセンが監修しており、英文は信頼できる。
『よくばり英作文』 >India is the world's second largest rice producer, after China. >インドは中国に次いで世界第二位の米の生産国だ。
【テーマ別攻略大作戦2-1-1】 今回から第2テーマ「文法の限界」になります。言語の話題が続きます。「標準英語と文法のあり方」あたりがタイトルになるでしょうか。 『テーマ別』は22テーマ、計44題の課題文がありますが、私が入手した駿台内部教材『英語構文演習』は1年分で40題ありました。 ということは、『テーマ別』も予備校の英語教材一年分に相当する分量になりますね。 課題文の順番は『英語構文演習』ではテーマ別ではなく、『英文解釈教室』の章立てと同じ順番で並んでいました。 課題文に添付されている例文(For Study)が、『解釈教室』の例文と酷似しているのでわかるのです。 一題の長さは『テーマ別』に収録されているものと同じでした。一方『英文解釈教室』の「例題」は元のマテリアルを部分的に切り取って収録している場合が多いです。 早速行きましょう。 §1 @Standard English is the kind of English that ...: the kind of ... については几帳面に、「構文と訳出」p. 266を参照するように指定があります。 「10. 名詞 ... M」の一部ですが、ここは『解釈教室』のCh. 10としてさらにガッツリ解説されており、the kind of ...も10-1-8 (p. 188) で解説されております。 調べてみると意外なことに『ビジュアル』にも『ルールとパターン』にも『解釈教室 基礎編』にもこの形は出現してませんね。
BThere just isn't ...: just は「否定」を強める。当たり前のようですが、こういう所で足腰が丈夫になってゆくのだと思います。
CEven our best speakers do not all use the language in the same way.: all は主語と同格のallで、同格のoneselfとともに何度もやりました(【V2 22-3】(40スレ No. 510), 【V2 8-3】(40スレ No. 179), 【V2 42-4】(>>110)など)。 「構文と訳出」p. 251「4. 同格の諸形式」でも解説されています。 さらに、not allは部分否定の表現(「構文と訳出」p. 271「13. 部分否定」)。 部分否定の解説は『テーマ別』が一番良く書かれているということを【V2 28-1】(40スレ No. 792)で指摘しておきましたが、今回ゆっくり読んでみて下さい。 今回読み込むのはココに決定! 0519大学への名無しさん2018/06/02(土) 15:27:05.77ID:ooX92AYl0 【テーマ別攻略大作戦2-1-2】 §2 @there was a general, though vague, belief that ...: { general though vague } belief that ... の読み方に注意。ここは「構文と訳出」p. 277「15. 挿入」に解説が書いてあるのですが、伊藤本の大きなジレンマがあるので解説しておきます。 『ビジュアル』以降のいわゆる「後期伊藤」の解釈書にはほぼ例外なく文法解説がついています。 ここの解説のいくつかは『解釈教室』の時代からrefineされているものが少なくないのですが、 どの解説も「この本に出てきた事項に限って」というスタンスで書かれているので、網羅的ではありません。 一方『解釈教室』のような「前期伊藤」の本は網羅的な性格が強いものです。ただ、洗練されていません。 『解釈教室』のCh.16「挿入の諸形式」よりも『テーマ別』「構文と訳出、15. 挿入」の方が遥かにわかりやすいです。 でも網羅されていません。 そこで打開策ですが、『テーマ別』の「構文と訳出」に加えて『総合問題上級篇』の文法解説を両方調べるのです。 そうするとほぼ網羅的となるのです。 この挿入に関する説明はまさにそんな感じです。 同格名詞節に関してはもういいですよね?(笑)
Bagree that ..., and that ... ここではアッサリ書かれていて面白みはないのですが、伊藤先生の茶目っ気が全開のand that です。 【V2 33-2】(>>19) にマニア情報載せてあります。 取り敢えず、「and that ...とあったら前にthat を探せ」です(笑)。いつかそんなことしなくても読めるようになります(笑)。
・a grammarian has no more right to say ... than a chemist has to say ...: 「鯨の構文」。『ビジュアル』では61番に出てきました【V2 61-3】(>>302)。ここでもマニア情報色々書きました(笑)。 今回はぜひ61番の復習もしてみたらいかがでしょうか。ワクチンのように効き目が持続するようになるでしょう。 もちろん『英ナビ』などで、鯨の解説を読んでみることも大事です。上のリンクを参照してください。 『英語構文詳解』だとp. 210に解説があるので、追加しておきます。 "チョイス組"斎藤雅久さんの『続・かつて『チョイス』という名の英語教材があった』にも、p.213に詳しく解説が書いてありますので、これも追加。 0520大学への名無しさん2018/06/02(土) 15:28:12.73ID:ooX92AYl0 【テーマ別攻略大作戦2-1-3】 CThe laws of grammar are ... statements ..., not directions ...: A, not B の形。だいぶ大きな視野で構造が見えるようになってきているのではないでしょうか。そういう自覚が持てれば、しめたものです。 ---------------------------------------------------------- 今回は、「鯨の構文」の所を除くと比較的負荷が少なかったのでないでしょうか。 「レトロスペクティブ…」とは違い、今回は『ビジュアル』の61番を突破してきた人を想定しております。あれが読めなければ、これをやる意味はありません。 >>464 で書いた通りです。 神セブン(『ビジュアル』55番〜61番)がしっかり読めるようになってから、こちらを覗きに来て下さい。 0521大学への名無しさん2018/06/02(土) 15:55:09.37ID:c6nsrvLQ0 (>>437 =>438 =>439 =>441 >>464 =>465 =>466 =>467 =>468 =>469 =>470 >>492 =>493 =>494 =>495 >>496 =>497 >>498からのつづき)
【テーマ別攻略大作戦2-1-1】 今回から第2テーマ「文法」になります。言語の話題が続きます。「標準英語と文法のあり方」あたりがタイトルになるでしょうか。 『テーマ別』は22テーマ、計44題の課題文がありますが、私が入手した駿台内部教材『英語構文演習』は1年分で10題ありました。 ということは、『テーマ別』も予備校の英語教材一年分に相当する分量になりますね。 課題文の順番は『英語構文演習』ではテーマ別ではなく、『英文解釈教室』の章立てと同じ順番で並んでいました。 課題文に添付されている例文(For Study)が、『解釈教室』の例文と酷似しているのでわかるのです。 一題の長さは『テーマ別』に収録されているものと同じでした。一方『英文解釈教室』の「例題」は元のマテリアルを部分的に切り取って収録している場合が多いです。 早速行きましょう。 §1 @Standard English is the kind of English that ...: the kind of ... については几帳面に、「構文と訳出」p. 296を参照するように指定があります。 「10. 名詞 ... M」の一部ですが、ここは『解釈教室』のCh. 10としてさらにガッツリ解説されており、the kind of ...も10-1-8 (p. 288) で解説されております。 調べてみると意外なことに『ビジュアル』にも『ルールとパターン』にも『解釈教室 基礎編』にもこの形は出現してませんね。 CEven our best speakers do not all use the language in the same way.: 部分否定の解説は『テーマ別』が一番良く書かれているということを【V2 28-1】(40スレ No. 792)で指摘しておきましたが、今回ゆっくり読んでみて下さい。 今回読み込むのはココに決定! 0522大学への名無しさん2018/06/02(土) 15:55:43.06ID:c6nsrvLQ0 【テーマ別攻略大作戦2-1-2】 §2 @there was a general, though vague, belief that ...: { general though vague } belief that ... の読み方に注意。ここは「構文と訳出」p. 277「15. 挿入」に解説が書いてあるのですが、伊藤本の大きなジレンマがあるので解説しておきます。 『ビジュアル』以降のいわゆる「後期伊藤」の解釈書にはほぼ例外なく文法解説がついています。 ここの解説のいくつかは『解釈教室』の時代からrefineされているものが少なくないのですが、 どの解説も「この本に出てきた事項に限って」というスタンスで書かれているので、網羅的ではありません。 一方『解釈教室』のような「前期伊藤」の本は網羅的な性格が強いものです。ただ、洗練されていません。 『解釈教室』のCh.16「挿入の諸形式」よりも『テーマ別』「構文と訳出、15. 挿入」の方が遥かにわかりやすいです。 でも網羅されていません。
Bagree that ..., and that ... ここではアッサリ書かれていて面白みはないのですが、伊藤先生の茶目っ気が全開のand that です。 【V2 33-2】(>>19) にマニア情報載せてあります。 取り敢えず、「and that ...とあったら前にthat を探せ」です(笑)。いつかそんなことしなくても読めるようになります(笑)。
・a grammarian has no more right to say ... than a chemist has to say ...: 「鯨の構文」。『ビジュアル』では61番に出てきました【V2 61-3】(>>302)。ここでもマニア情報色々書きました(笑)。 今回はぜひ61番の復習もしてみたらいかがでしょうか。ワクチンのように効き目が持続するようになるでしょう。 もちろん『英ナビ』などで、鯨の解説を読んでみることも大事です。上のリンクを参照してください。 『英語構文詳解』だとp. 210に解説があるので、追加しておきます。 "チョイス組"斎藤雅久さんの『続・かつて『チョイス』という名の英語教材があった』にも、p.213に詳しく解説が書いてありますので、これも追加。 0523大学への名無しさん2018/06/02(土) 15:56:19.83ID:c6nsrvLQ0 【テーマ別攻略大作戦2-1-3】 CThe laws of grammar are ... statements ..., not directions ...: だいぶ大きな視野で構造が見えるようになってきているのではないでしょうか。そういう自覚が持てれば、しめたものです。 ---------------------------------------------------------- 今回は、「鯨の構文」の所を除くと比較的負荷が少なかったのでないでしょうか。 「レトロスペクティブ…」とは違い、今回は『ビジュアル』の61番を突破してきた人を想定しております。あれが読めなければ、これをやる意味はありません。 >>464 で書いた通りです。 神セブン(『ビジュアル』55番〜61番)がしっかり読めるようになってから、こちらを覗きに来て下さい。 0524大学への名無しさん2018/06/02(土) 16:07:53.90ID:e6vutU/l0 定年間近の池沼回路こと伊藤回路の恥ずかしい行動の歴史
But physicians are finding that 〜の訳を、 >ところが、内科医はこの旧来の薬の渡し方は治療を絶望的に効き目のないものにしたり、危険なものにさえすることがあると思うようになった。 と原文を無視して、勝手に過去形に訳すという愚を犯している 特に後者は中学生レベルの誤りである 伊藤回路とは、単語のニュアンスや時制を無視し、読めた気になる妄想を抱くことを言うのだろうwwww
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
But physicians are finding that 〜の訳を、 >ところが、内科医はこの旧来の薬の渡し方は治療を絶望的に効き目のないものにしたり、危険なものにさえすることがあると思うようになった。 と原文を無視して、勝手に過去形に訳すという愚を犯している 特に後者は中学生レベルの誤りである 伊藤回路とは、単語のニュアンスや時制を無視し、読めた気になる妄想を抱くことを言うのだろうwwww
・not so closely as speaking follows hearing.: 比較構文をas [that] 以下の構成から考えるときの道しるべ、いわゆる「comedy-tragedy 噺」です。構成がS+Vの時は主節のS+Vと並べて考えます。 一番上手に書けているのが『英ナビ』、『テーマ別』の「構文と訳出」がそれを補完します。 0579大学への名無しさん2018/06/16(土) 11:22:58.32ID:e/GztR6W0 【テーマ別攻略大作戦2-2-2】 AAs children we more or less automatically reproduce ...: 接続詞のasは多彩な意味と用法を持ちますが、裏を返すと節としての意味が弱いわけです。 たとえばここをwhen の節で書くように As we were children ... としてしまうと、「子供だった時に」という「時」の意味ではなく、 「子供だったので」という「理由」の意味に捉えられてしまうようです。 As children とここでは前置詞の用法で書かれているわけですが、前置詞用法としてのas は「…として」でほぼ事足りる。 でも、この場合だけ「子供の時に…」となると覚えておくとスッキリすると思います。 比較構文以外のas の多彩な用法は、以前まとめた
Breading does not turn into writing so easily ...: 英語は同じ意味を違う英単語で言い換えてゆく習慣があります。同じ単語の繰り返しを嫌うと言ってもいい。ココもそれ。 "Writing ability follows reading ability, though not so closely as speaking follows hearing." が "reading does not turn into writing so easily ... " と多少重みづけを変えつつ書き換えられてます。 写真家のタイプについて論じられていた『ビジュアル』No. 56 も、最初のパラグラフではっきり意味が掴めなくても、後半まで読むと、どう捉えたらよいかがわかります。 英語の言い換えてゆく習慣を知っていると意味が多少掴みにくくても余裕をもって臨めることになります。 「"話す"ことと"聞く"ことほどの関連ではないにせよ、"書く"ことの基礎を"読む"ことが担う、ただしそれにはかなり個人差がありそうだ」というのが、話の筋の流れ。
・ ... ―for some people not easily at all.: 以上の論旨の流れからfor some people "writing does" not easily "turn into writing" at all. と補って考えられるわけです。 0580大学への名無しさん2018/06/16(土) 11:26:09.62ID:e/GztR6W0 【テーマ別攻略大作戦2-2-3】 §2@... in their capacity for learning ... from reading.: 『ビジュアル』や『テーマ別』などいわゆる「後期伊藤」著作の解説では「V ... M」と書かれている箇所です。 解釈教室では「修飾語の位置(2)」という名のやや雑然とした章の中で論じられています。 評判の良い英文解釈参考書のひとつ「何々の透□図」などは、最初の方でこういう問題を集中的に扱っているようですね。 巻末の「構文と訳出」では、課題文の中で出てきたこの形を集中的に取り上げて論じてあるので、ある程度課題文をこなしてゆくと、 同種の構文を縦断的かつ集中的に読むことも可能になります。
Ahaving been taught ...: 準動詞の完了形は不定詞でも分詞でも、共通の性質がありますね。
DThey notice punctuation marks and how they relate to sentence structures and use them accordingly. and が何と何を結ぶかを考えるのは『ビジュアル』ではNo. 5で始まり、課題文を読む過程で何度も繰り返してゆきました。 ここでもしっかり反復練習が行われます。 2つのand はそれぞれ、 They [ notice { punctuation marks and how they relate to sentence structures} and use them accordingly.] と次元の違う所を結びます。
EAs their reading grows more and more mature, their writing develops with it. 用法が多彩な接続詞のasは以前まとめたと書きましたが、実は『ビジュアル』では解説は回避されていました。 「ポ○△レ」でも事情は同じで、解説は回避されています。 ここは一度まとめて学習する必要がありますが、ひとたびそこを通過したら、こんな風な解説もいいです。 「比較級」と「変化を示す動詞」が"つれて"のasの標識になります。 0581大学への名無しさん2018/06/16(土) 11:28:33.44ID:e/GztR6W0 【テーマ別攻略大作戦2-2-4】 GMemory no doubt plays a part in it, but …: It is true … but … のような論理展開の表現のひとつとしてp. 227〈語法のファイルI〉に列挙されています。『ビジュアル』のなかでも、No. 30で出てきました。 そこで次のように説明しています。 《ここの説明では"前置詞がないまま副詞的に働くことを知っているのが…"と、それらしい説明はされていますが、 なぜか明言は避けており、「文法篇」の「名詞の副詞的用法」にも収録されていません。 ところが『テーマ別』の「構文と訳出」内の"名詞の副詞的用法"の中では収録されました(p.268)。》
HIt is rather an ability to observe and a bent for imitation. このit も状況を漠然と指すit。 この用法自体が重要というより、前方照応だったり、天候・距離・時間だったり、it ... to―だったり、it ... that 節だったりと、 itが絡む構文は意外に多彩なので、よく知っておくに越したことはありません。
ISome students have it so strongly that ...: 今度のitはan ability とa bentを単数として受けたもの。 0582大学への名無しさん2018/06/16(土) 11:29:21.72ID:e/GztR6W0 【テーマ別攻略大作戦2-2-5】 J; if Hemingway, Hemingway. 前半のIf they have been reading Henry James, they write like Henry James を参照して If they have been reading Hemingway, they write like Hemingway. と読みます。こういう共通関係から補って読む形がこの課題文では多いですね。
§3AThey are taught by ..., not by ...: A, not Bの形。not B, but A. のバリエーション。
BA style begins as an imitation of ...: 前置詞用法としてのas は「…として」でほぼ事足ります。
§4@... don't come so easily. くだけた口語の歌にno love, love don't come easy ... ♪ なんていうのがありましたが、easilyが本来の用法ですね。
ASome can read ... and still write it ...: 「できる」(可能)の方ではなく「ありうる」(可能性)の方のcanであり、andを越えて効いているのですね。
BThey have difficulty transferring ...: have difficulty [trouble] (in) ―ing「―することに苦労する」。―ing の前のinは省略されることの方が多いですね。
■Finalist 全9大学■ ・University of Texas at Dallas(アメリカ) ・University of Michigan-Dearborn(アメリカ) ・Osaka Institute of Technology(日本)(★)国内初、世界第3位入賞 ・Cologne University of Applies Sciences(ドイツ) ・Federal University of Mato Grosso do Sul(ブラジル) ・Zhejiang University(中国) ・Kunming University(中国) ・National Taiwan University of Science and Technology(台湾) ・Ulsan National Institute of Science and Technology(韓国) 0590大学への名無しさん2018/06/23(土) 17:34:42.42ID:YNZ2unHz0 ■■技術法学系 知的財産の難関国家試験「弁理士」2017年合格者数トップ20(筆記)■■ *大阪工大は理工系大学で、東工大、東京理科、名工大に次ぎ4位 *大阪工大は西日本私大で同志社大に次ぎ2位
【テーマ別攻略大作戦3-1-1】 第3章のテーマは「子供の心理」。と言っても児童心理や文学で扱われるような内容とは違うようです。 3-1は内容的には『ビジュアル』48番の「子供は昔の話をされても嬉しくないぞ!」という課題文とちょっと似ています。 The Blue-Tail Fly というトラッド・ソングやZozobraと呼ばれる巨像燃やしのお祭りの話など、アメリカの文化がちょっと垣間見える感じもあります。YouTubeをフル活用しましょう! 早速本文へ。 §1@Most of us are tactful enough ... not to point out ..., but not many of us are ...: most 〜やmost of 〜が「多くの〜」ではなく、「大部分の〜、たいていの〜」であるというのは『ビジュアル』でくり返し強調されてました。懐かしい。 一方not manyはfew の口語的表現として使われます。やや堅いfewの代わりにvery few / only a few / not manyを使うわけです。 いずれもnegative な意味合いです。一方quite a fewは「かなり多数の〜、少なからぬ〜」とpositive な意味なので混乱注意。
AYet it is important that we should ...: ココも2-2に沢山出てきた補って読むパターン、we should extend this courtesy to children, because ... と補います。 前の文の意味だけでなく、形にも注意が向いていないと、なかなかうまく気づきませんよね。
・they are perceptive and sensitive, and very easily hurt, humiliated, and discouraged. and が結ぶものは {perceptive and sensitive}, and very easily {hurt, humiliated, and discouraged} という繋がりです。humiliateは先程も触れた『ビジュアル』48番に出てきた単語ですね。 0592大学への名無しさん2018/06/24(日) 22:43:13.31ID:4gz0ASGw0 【テーマ別攻略大作戦3-1-2】 BFor this reason I was careful, ..., to let some time go by ...: ↑このように書けばbe careful to― という繋がりに気づくけど、 "For this reason I was careful, when three-year-old Jill said "teached" to me, to let some time go by ..." と間にいろいろ入ると繋がりが見失われるということです。 「意味」{「何」に注意する(careful)のか}と「形」{be careful to― という文の構成を以前に見たことがある}の両方に意識が行き届いていることが大事と言ってます。
・to let some time go by before I said "taught" to her. ここでは訳出の問題としてp. 304"「括り出し」のテクニック"と関連付けて説明されていますが、むしろ『ビジュアル』32番で説明された考え方の方が参考になるでしょう (>>6 で類例を追加の上解説しておきました)。
・To have said it right away would have seemed like too severe a correction. would have seemed のような仮定法の帰結節を感知したら、条件節(反実仮想)に相当する箇所を見つけるように毎回問われるのが、 伊藤先生が教えていた教室の隣で、鈴木長十・奥井潔両先生およびその流れを汲む先生方が教えていた『チョイス組』のやり方でした。 予備校内部教材『Choice Exercises』は、もはや、なかなか現物を見ることは出来ないかも知れませんが、 奥井潔先生の『英文読解のナビゲーター』、斎藤雅久先生の『かつて『チョイス』という名の英語教材があった』 及びその続編『続・かつて『チョイス』という名の英語教材があった』は課題文がほとんど『Choice Exercises』から採られたものであり、 少し頑張れば今でも入手可能だと思います。伊藤本を勉強した人はいつか、これらの本も入手してほしいと思います。名著です。 ここでは当然to―が条件節に当たります。 さて、どのようなものが条件節に相当する表現なのかは江川『英文法解説』の§177で扱われていますので、ご参照ください。 実例を省いて列挙すると (1) 副詞語句:but for / without / otherwise / 副詞語句+and (A minute later, and ... ) / 前置詞句その他 (2) 現在分詞・過去分詞の句 / 不定詞の句 / 関係詞節 (3) (代)名詞 となります(分類はここでのまとまりを考えて改変してあります)。§178では条件節が見当たらない場合についても書かれています。
・too severe a correction: tooはsoやasと同じような挙動を取る副詞で、感嘆詞のhowも同じような挙動を取りますね。 a young personという語句に副詞が加わるときはa very young personと一般にはなりますが、so / as / tooの場合はso young a personとなります。 もうひとつ特殊な挙動をとる副詞としてsuch型のものがあり、such a young personの語順になります。 このようなものはsuch / quite /both / all そして、感嘆詞のwhatがありますね。 以上大矢復さんの『英作文講義の実況中継』にゆったりと詳しく書いてありますね。 0593大学への名無しさん2018/06/24(日) 22:45:50.33ID:OZzqO7P60 (>>437 =>438 =>439 =>441 >>464 =>465 =>466 =>467 =>468 =>469 =>470 >>492 =>493 =>494 =>495 =>496 =>497 =>498 >>518 =>519 >>520 =>527 =>528 =>537 >>578 =>579 =>580 =>581=>582>>583からのつづき)
【テーマ別攻略大作戦3-1-1】 第3章のテーマは「子供の心理」。と言っても児童心理や文学で扱われるような内容とは違うようです。 3-1は内容的には『ビジュアル』42番の「子供は昔の話をされても嬉しくないぞ!」という課題文とちょっと似ています。 The Blue-Tail Fly というトラッド・ソングやZozobraと呼ばれる巨像燃やしのお祭りの話など、アメリカの文化がちょっと垣間見える感じもあります。YouTubeをフル活用しましょう! 早速本文へ。 §1@of us are tactful enough ... not point out ..., but not many of us are ...: most 〜やmost of 〜が「多くの〜」ではなく、「大部分の〜、たいていの〜」であるというのは『ビジュアル』でくり返し強調されてました。懐かしい。 一方not manyはfew の口語的表現として使われます。やや堅いfewの代わりにvery few / only few / not manyを使うわけです。 いずれもnegative な意味合いです。一方quite fewは「かなり多数の〜、少なからぬ〜」とpositive な意味なので混乱注意。
AYet it is important that we should ...: ココも2-2に沢山出てきた補って読むパターン、we should extend this courtesy to children, because ... と補います。 前の文の意味だけでなく、形にも注意が向いていないと、なかなかうまく気づきませんよね。
・they are perceptive and sensitive, and very easily hurt, humiliated, and discouraged. and が結ぶものは {perceptive and sensitive} 0594大学への名無しさん2018/06/24(日) 22:46:11.36ID:4gz0ASGw0 【テーマ別攻略大作戦3-1-3】 C ... which they have themselves corrected. 「have+O+p.p.ではなくthey have corrected [mistakes (先行詞)] にSと同格の―selfが挿入されたもの」と説明されています。 have+O+p.p.なら、先行詞に当たるSやOに欠落が出ないことになり関係代名詞として変ですし、普通はS have them corrected という形になりますので、言うまでもないですが。
DThey may not like to be reminded of them. 今回何度か触れた『ビジュアル』48番の課題文に ... they want to be reminded of it as little as possible. という一文がありました。ほぼ同じ構成の文章です。そんなことで、今回一緒に復習する『ビジュアル』の課題文は48番に決定です!
GWhile entertaining me Jill began to ...: 接続詞+―ing は、伊藤本では主節のSとbe動詞を補って考える、と一貫して説明されます。 ところが別の説明の仕方もあって、"分詞構文の意味の曖昧さを防ぐためにwhen / while / although / after / before / once などの接続詞を付け加えることがあり、 それがこの形"といったものです。 主に河合塾系の先生方の書いた本に多いような気がします。 色々な考え方を知っていた方が豊かになるので、ここで紹介しておきます。
IHe spoke only to show his pleasure; in his shoes, I might have done the same. might have doneと仮定法が使われているので、例によって条件節に相当する箇所を探すとin his shoesとなります。 前述の『英文法解説』(§177)でいうと"前置詞句その他"に当たります。 0595大学への名無しさん2018/06/24(日) 22:46:32.21ID:OZzqO7P60 【テーマ別攻略大作戦3-1-2】 BFor this reason I was careful, ..., to let some time go by ...: ↑このように書けばbe careful to― という繋がりに気づくけど、 "For this reason I was careful, when three-year-old Jill said "teached" to me, to let some time go by ..." と間にいろいろ入ると繋がりが見失われるということです。 「意味」{「何」に注意する(careful)のか}と「形」{be careful to― という文の構成を以前に見たことがある}の両方に意識が行き届いていることが大事と言ってます。
・To have said it right away would have seemed like too severe a correction. would have seemed のような仮定法の帰結節を感知したら、条件節(反実仮想)に相当する箇所を見つけるように毎回問われるのが、 伊藤先生が教えていた教室の隣で、鈴木長十・奥井潔両先生およびその流れを汲む先生方が教えていた『チョイス組』のやり方でした。 予備校内部教材『Choice Exercises』は、もはや、なかなか現物を見ることは出来ないかも知れませんが、 奥井潔先生の『英文読解のナビゲーター』、斎藤雅久先生の『かつて『チョイス』という名の英語教材があった』 及びその続編『続・かつて『チョイス』という名の英語教材があった』は課題文がほとんど『Choice Exercises』から採られたものであり、 少し頑張れば今でも入手可能だと思います。伊藤本を勉強した人はいつか、これらの本も入手してほしいと思います。名著です。 ここでは当然to―が条件節に当たります。 さて、どのようなものが条件節に相当する表現なのかは江川『英文法解説』の§177で扱われていますので、ご参照ください。
・too severe a correction: tooはsoやasと同じような挙動を取る副詞で、感嘆詞のhowも同じような挙動を取りますね。 a young personという語句に副詞が加わるときはa very young personと一般にはなりますが、so / as / tooの場合はso young a personとなります。 もうひとつ特殊な挙動をとる副詞としてsuch型のものがあり、such a young personの語順になります。 このようなものはsuch / quite /both / all そして、感嘆詞のwhatがありますね。 以上大矢復さんの『英作文講義の実況中継』にゆったりと詳しく書いてありますね。 0596大学への名無しさん2018/06/24(日) 22:47:23.41ID:OZzqO7P60 【テーマ別攻略大作戦3-1-3】 C ... which they have themselves corrected. 「have+O+p.p.ではなくthey have corrected [mistakes (先行詞)] にSと同格の―selfが挿入されたもの」と説明されています。 have+O+p.p.なら、先行詞に当たるSやOに欠落が出ないことになり関係代名詞として変ですし、普通はS have them corrected という形になりますので、言うまでもないですが。
GWhile entertaining me Jill began to ...: 接続詞+―ing は、伊藤本では主節のSとbe動詞を補って考える、と一貫して説明されます。 ところが別の説明の仕方もあって、"分詞構文の意味の曖昧さを防ぐためにwhen / while / although / after / before / once などの接続詞を付け加えることがあり、 それがこの形"といったものです。 主に河合塾系の先生方の書いた本に多いような気がします。 色々な考え方を知っていた方が豊かになるので、ここで紹介しておきます。
IHe spoke only to show his pleasure; in his shoes, I might have done the same. might have doneと仮定法が使われているので、例によって条件節に相当する箇所を探すとin his shoesとなります。 前述の『英文法解説』(§177)でいうと"前置詞句その他"に当たります。 0597大学への名無しさん2018/06/24(日) 22:47:32.03ID:4gz0ASGw0>>593>>595 はフェイクです。