【テーマ別攻略大作戦3-1-2】
BFor this reason I was careful, ..., to let some time go by ...:
↑このように書けばbe careful to― という繋がりに気づくけど、 "For this reason I was careful, when three-year-old Jill said "teached" to me, to let some time go by ..."
と間にいろいろ入ると繋がりが見失われるということです。
「意味」{「何」に注意する(careful)のか}と「形」{be careful to― という文の構成を以前に見たことがある}の両方に意識が行き届いていることが大事と言ってます。

・To have said it right away would have seemed like too severe a correction.
would have seemed のような仮定法の帰結節を感知したら、条件節(反実仮想)に相当する箇所を見つけるように毎回問われるのが、
伊藤先生が教えていた教室の隣で、鈴木長十・奥井潔両先生およびその流れを汲む先生方が教えていた『チョイス組』のやり方でした。
予備校内部教材『Choice Exercises』は、もはや、なかなか現物を見ることは出来ないかも知れませんが、
奥井潔先生の『英文読解のナビゲーター』、斎藤雅久先生の『かつて『チョイス』という名の英語教材があった』
及びその続編『続・かつて『チョイス』という名の英語教材があった』は課題文がほとんど『Choice Exercises』から採られたものであり、
少し頑張れば今でも入手可能だと思います。伊藤本を勉強した人はいつか、これらの本も入手してほしいと思います。名著です。
ここでは当然to―が条件節に当たります。
さて、どのようなものが条件節に相当する表現なのかは江川『英文法解説』の§177で扱われていますので、ご参照ください。

・too severe a correction:
tooはsoやasと同じような挙動を取る副詞で、感嘆詞のhowも同じような挙動を取りますね。
a young personという語句に副詞が加わるときはa very young personと一般にはなりますが、so / as / tooの場合はso young a personとなります。
もうひとつ特殊な挙動をとる副詞としてsuch型のものがあり、such a young personの語順になります。
このようなものはsuch / quite /both / all そして、感嘆詞のwhatがありますね。
以上大矢復さんの『英作文講義の実況中継』にゆったりと詳しく書いてありますね。